異世界に来ちゃったよ!?

いがむり

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第2章

(41)私、平民なんですけど!?

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目が覚めて、私は元の小さい姿に戻ってたの。思ったけど……もう少しあの姿でも良かったかも。ちょっと勿体なかったかな。











「こんにちは~!」

今日は奴隷から解放された5人に会うために教会に来たよ!

「この声は……」

「ソフィア様!」

「えっ、ソフィア様!?」

「いらっしゃってるの?」

「ど、どちらに??」

ソフィアの声を聞き、掃除をしていた5人は周囲をキョロキョロと見回す。

「ソフィア様、ようこそいらっしゃいました!ご加減は…いかがですか?」

「はい!神父様、もう元気になりました」

「それは良かったです!あんな形で誕生祭を行うことになり、本当に申し訳なく…………」

項垂れた神父をソフィアは慌てて慰める。

「いえいえ!!あの詩の朗読をさせていただいただけでも、とても良い経験をさせて貰いましたよ??たまたま!偶然!あんな出来事があっただけなんです!!」

「そうでしょうか……?」

「そうですよ!」










「「「「「ソフィア様!!」」」」」

神父と話している間に5人がやってきた。5人ともあのボロボロのメイド服ではなく、髪型も整った清楚なシスター姿になっていた。

「皆さん!あれ、でも私元の小さい姿に戻ってるのに……?」

「それはすぐに分かりますよ」

「だって「「ソフィア様ですもの!」」」

「そ、そうなんだー?」

「彼女達は今、ここで療養がてらシスターとして働いて貰ってます。他のシスター達がよく働いてくれるので助かると、とても喜んでおりました」

「私達は全く怪我もありません。それよりもソフィア様の方が……!」

彼女達はソフィアの腕の傷を気にしていた。

「私は大丈夫ですよ!ほら」

ソフィアは両腕を見せる。その腕は傷1つなかった。5人はほっと胸を撫で下ろした。

「これから皆さんはどうするんですか?」

「私とこの子はこのまま、この教会で働きたいです!」

「です!」

「私達はこの国にいる家族の元へ帰ります」

「はい、帰りたいです!」

「私は…………」

1番背の高い女の人……確か、ベラさん。5人のうち、最後まで虚ろな目をしていたけど、解放されて少しは表情が明るくなったと思う。

「私は、ソフィア様にこの御恩をお返ししたいのです。しかし、奴隷だった時間が長く、どのようにお返しすれば良いのかあまり分かりません。なので…………私はこの身をソフィア様に捧げることにしました」

「えっ!?わ……私はただ、皆さんに縛られたままじゃ行けないと思っただけで、これからは自由に生きて欲しいだけなんですよ」

「私に与えて下さった自由、ならば自由にさせて貰っても構いませんよね?」

さすがにそう言われると、否定出来ない……恐るべし、ベラさん。

「分かりました!では、ベラさんよろしくお願いします」

「はい!ご主人様!」

ご、ご主人様……いやいや、私貴族じゃないよ!?

「ご主人様はちょっと……」

「では、ソフィア様?」

様付けは…………様付けは……様───ベラさん、そんな懇願の眼差しで見られても困るよ……

「では、それで…」

「はい!」

『これで、専属のメイドが出来たな』

「メ、メイド!?」

『そうよ。ソフィアが主で主従契約もされてるわよ?』

いつの間に……人と契約しちゃったよ?っていうか、ある意味奴隷じゃない?!大丈夫なの?

「契約ってことは、ベラさん奴隷になっちゃったの…?」

「いえ、違います。奴隷は基本枷を付けております。今回は貴重に珍しい場合ですが、主人が死ぬまでが契約期限なので中々する人がいないんです」

マイルさんが教えてくれた。けど……そりゃいないよ!!死ぬまで縛られるのは主人は良いかもしれないけど、相手は良いことないよね!?

『凄いわ!ソフィア』

《貴族ではないが、貴族並みじゃのう》

みんな何でもないように言ってるけど、メイドにとっては良いことないよね!?

「ベラさん、本当にこれで良かったんですか?」

「はい」

満面の笑み……私も心を決めないとね!

「分かりました!改めて、よろしくお願いします」

「はい!ソフィア様!」
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