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第2章 トロル集落の生活改善編
第42話 vsレッドドラゴン・プリンス
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!!?
気付かなかった、私が湖底を調査している間に、赤いドラゴンが三体来ていた!
いつの間に!?
「何をしに来た! 去れ、亜人!」
亜人? 私のことか?
魔界には人間がいないから、私のことも亜人だと思ってるのかな?
「ちょっと待ってください、あなたたちはこの山の主かなにかですか?」
「我らはこの七つの山を住処にするレッドドラゴン族だ。普段誰も訪れないここに強い魔力を感じたから来た。貴様……以前空から大量の水を降らせた者だな?」
大量の水……この間洪水を引き起こした (と思われる)豪雨のことか、何でそれを降らせたのが私だってわかったんだろう?
「大量の水? 何であれが私の仕業だと思ったんですか?」
「我らドラゴン族は魔力感知に長けた種族、貴様からあの水と同じ魔力の波長を感じる」
ああ……そんなことでもバレることあるんだなぁ……
「我らはあの水によって住処を追われ、七つあった住処が今や一つになってしまい、迷惑している!」
やっぱり迷惑かけちゃった種族がいたか……
「そして遂に残ったたった一つの活火山まで消しにきおったな!」
え? ちょっと話が飛躍し過ぎじゃない? 何でそんな結論に?
「それは誤解です! あの活火山に手を出す気はありません!」
元々火山を鎮めるのが目的だったから、ちょっと苦しいかもしれないけど……
でももうホントに残った火山に手を出すつもりはない。
「嘘を吐くな!! 去らぬというのならやむを得ぬ、貴様ら亜人がこの山に二度と入る気を無くすように、貴様を殺して見せしめに死体を晒してやる!」
マジか……ただ調査に来ただけなのに、いきなりドラゴン三体を相手に戦わないといけないの?
「ま、待って!」
「問答無用!!」
言い終える前にレッドドラゴンが回転し始めた。
視界の外から何か大きいものが私を襲う!
ガキンッ!!
「キャァッ!!」
頂上にいたのに大分下の方まで吹き飛ばされていた。
どうやら尻尾で振り払われたみたいだ。
痛みは無いけど、突然攻撃されたから腹立った!
「なにすんのよ!」
強化魔法を乗せた拳で反撃。
「ぐっ! 貴様!」
ゴオオォォォ!!
レッドドラゴンが火炎を吐き出した。
でもこの手のことはもうケルベロスで経験してるから、私に効かないのは実証済みよ!
ん? 何か熱い?
「あちゃちゃちゃちゃちゃっっ!!」
ザパーン
たまらずすぐカルデラ湖に飛び込んで消火する。
「ぷはっ!」
何で!? この身体炎効かないはずじゃ……?
まさか属性レベルって10以上がある!?
それほど長時間炎を浴びたわけでもないのに体中に軽度の火傷を負った。
今までどんな攻撃喰らってもノーダメージだったから、人間だった頃以来、久しぶりの痛みだ。ヒリヒリする。
「ほう……下等な亜人ごときがよくぞ我がファイアブレスに耐えたな。このまま引き下がり、二度とここに来ぬと言うなら逃がしてやっても良いぞ?」
羽根を使って湖から脱出。
「貴様、飛べる亜人か……中々珍しいな」
「お願い! 少し話を聞いて!」
「我らの住処を奪った者の話など、聞く価値は無いな、レッドコメット」
無数の炎弾が私に向けて降り注ぐ。
「熱っ!」
全弾直撃は避けたが、かなりの熱さを感じる。『熱感知』の範囲を逸脱しているはずなのに、無効化できていない。
これもう気のせいじゃない! コイツの攻撃は私にダメージを与える!
炎の弾数も多かったためか、周囲を火の海にされている。
たまらず再びカルデラ湖へ避難。
「水の中に避難したと言っても、その水を沸騰させてしまえばひとたまりもあるまい」
沸騰しても全くダメージは無いけど、水が干上がるほどの炎を浴びせかけられたらヤバイな……
「最後のチャンスだぞ? ここから去れ、そして二度と来ないと誓約しろ」
「残念だけど、こっちも引けない事情があるのよ!」
水から上がりながらしゃべる。
これだけの火を吐く生物だから、水とか氷とか冷たいものには極端に弱いはず。
「じゃあ、今度はこっちから仕掛けさせてもらうわ! 超限定的集中豪雨」
レッドドラゴンの真上、しかも交戦中のレッドドラゴンのいる範囲だけに限定して、集中豪雨を降らせた。
「グアアァァァアアァ!!」
上空からレーザーのような雨柱がレッドドラゴンを襲う!
「「フレアハルト様!!」」
ただの雨柱ではない、集中豪雨を極小範囲に限定して降らせたものだ。それだけの大量の水で上から押さえつけられたら動くことはおろか立っていることすらできはしない。
分類上は雨とは言え、これだけ範囲を限定すればバカにできない水圧がかかる。水圧によりレッドドラゴンが地面に沈み込んでいく。ドラゴンほど強靭な肉体でなければ圧し潰されてるかもしれない。
「グアアァァァアアァ!!」
1分ほどの超集中豪雨を終えると、疲弊し切ったレッドドラゴンの姿があった。
「くっ……貴様……我を本気で怒らせたな!!」
あ、何かヤバイ、ブチギレてる感じだ……
口に高エネルギーが集中しているのがわかる。あのまま吐かれるとどこかしら消し飛んでしまうかもしれない。
いや、それだけじゃない。もし本当に属性レベルに10以上があるなら私自身も消し飛んでしまうかもしれない。
「ヤバイヤバイ! 早く火耐性魔法を! 火属性無効! いや火属性吸収の方が良いか!」
あと魔法防御魔法!
「魔法防御障壁 (極大)」
あと反射魔法で上へ反射を!……ああ……これはもう作り出す時間が無い!
「死ね!!」
エネルギーが充填されて、レッドドラゴンの口が白く輝く。
「インフェルノ・ブレス!」
超高温の炎が照射される!
ええい、炎には炎だ! 反射魔法で溜めた魔力をそのまま攻撃魔法へ転じる。
「灼熱照射砲」
高密度の水魔法を使うと爆発すると瞬時に判断し、向かってくる炎のレーザーに似たような魔法をぶつけ、斜め上空へと押し出した。
「あちちち!!」
危なかった……あれがどこか大地に落ちていたら大爆発が起こってた。大穴が開いてたかも。
私の火属性Lv10の魔法で、レッドドラゴンの (多分)火属性Lv10+αに対抗できて良かった……魔力自体は私の方が強かったみたいだ。
「う……な……何なのだ貴様……その小さい身体でドラゴン相手にこの立ち回り……しかも我より強いブレスを……」
「私はまだ十分余力を残してるけど、あなたはどうかしら?」
正直言うと結構しんどい……
あっちはあっちで強力な水魔法と火魔法を立て続けに喰らってるから、かなり疲弊してるはずだ……
これで聞く耳を持ってくれれば良いのだけど……
気付かなかった、私が湖底を調査している間に、赤いドラゴンが三体来ていた!
いつの間に!?
「何をしに来た! 去れ、亜人!」
亜人? 私のことか?
魔界には人間がいないから、私のことも亜人だと思ってるのかな?
「ちょっと待ってください、あなたたちはこの山の主かなにかですか?」
「我らはこの七つの山を住処にするレッドドラゴン族だ。普段誰も訪れないここに強い魔力を感じたから来た。貴様……以前空から大量の水を降らせた者だな?」
大量の水……この間洪水を引き起こした (と思われる)豪雨のことか、何でそれを降らせたのが私だってわかったんだろう?
「大量の水? 何であれが私の仕業だと思ったんですか?」
「我らドラゴン族は魔力感知に長けた種族、貴様からあの水と同じ魔力の波長を感じる」
ああ……そんなことでもバレることあるんだなぁ……
「我らはあの水によって住処を追われ、七つあった住処が今や一つになってしまい、迷惑している!」
やっぱり迷惑かけちゃった種族がいたか……
「そして遂に残ったたった一つの活火山まで消しにきおったな!」
え? ちょっと話が飛躍し過ぎじゃない? 何でそんな結論に?
「それは誤解です! あの活火山に手を出す気はありません!」
元々火山を鎮めるのが目的だったから、ちょっと苦しいかもしれないけど……
でももうホントに残った火山に手を出すつもりはない。
「嘘を吐くな!! 去らぬというのならやむを得ぬ、貴様ら亜人がこの山に二度と入る気を無くすように、貴様を殺して見せしめに死体を晒してやる!」
マジか……ただ調査に来ただけなのに、いきなりドラゴン三体を相手に戦わないといけないの?
「ま、待って!」
「問答無用!!」
言い終える前にレッドドラゴンが回転し始めた。
視界の外から何か大きいものが私を襲う!
ガキンッ!!
「キャァッ!!」
頂上にいたのに大分下の方まで吹き飛ばされていた。
どうやら尻尾で振り払われたみたいだ。
痛みは無いけど、突然攻撃されたから腹立った!
「なにすんのよ!」
強化魔法を乗せた拳で反撃。
「ぐっ! 貴様!」
ゴオオォォォ!!
レッドドラゴンが火炎を吐き出した。
でもこの手のことはもうケルベロスで経験してるから、私に効かないのは実証済みよ!
ん? 何か熱い?
「あちゃちゃちゃちゃちゃっっ!!」
ザパーン
たまらずすぐカルデラ湖に飛び込んで消火する。
「ぷはっ!」
何で!? この身体炎効かないはずじゃ……?
まさか属性レベルって10以上がある!?
それほど長時間炎を浴びたわけでもないのに体中に軽度の火傷を負った。
今までどんな攻撃喰らってもノーダメージだったから、人間だった頃以来、久しぶりの痛みだ。ヒリヒリする。
「ほう……下等な亜人ごときがよくぞ我がファイアブレスに耐えたな。このまま引き下がり、二度とここに来ぬと言うなら逃がしてやっても良いぞ?」
羽根を使って湖から脱出。
「貴様、飛べる亜人か……中々珍しいな」
「お願い! 少し話を聞いて!」
「我らの住処を奪った者の話など、聞く価値は無いな、レッドコメット」
無数の炎弾が私に向けて降り注ぐ。
「熱っ!」
全弾直撃は避けたが、かなりの熱さを感じる。『熱感知』の範囲を逸脱しているはずなのに、無効化できていない。
これもう気のせいじゃない! コイツの攻撃は私にダメージを与える!
炎の弾数も多かったためか、周囲を火の海にされている。
たまらず再びカルデラ湖へ避難。
「水の中に避難したと言っても、その水を沸騰させてしまえばひとたまりもあるまい」
沸騰しても全くダメージは無いけど、水が干上がるほどの炎を浴びせかけられたらヤバイな……
「最後のチャンスだぞ? ここから去れ、そして二度と来ないと誓約しろ」
「残念だけど、こっちも引けない事情があるのよ!」
水から上がりながらしゃべる。
これだけの火を吐く生物だから、水とか氷とか冷たいものには極端に弱いはず。
「じゃあ、今度はこっちから仕掛けさせてもらうわ! 超限定的集中豪雨」
レッドドラゴンの真上、しかも交戦中のレッドドラゴンのいる範囲だけに限定して、集中豪雨を降らせた。
「グアアァァァアアァ!!」
上空からレーザーのような雨柱がレッドドラゴンを襲う!
「「フレアハルト様!!」」
ただの雨柱ではない、集中豪雨を極小範囲に限定して降らせたものだ。それだけの大量の水で上から押さえつけられたら動くことはおろか立っていることすらできはしない。
分類上は雨とは言え、これだけ範囲を限定すればバカにできない水圧がかかる。水圧によりレッドドラゴンが地面に沈み込んでいく。ドラゴンほど強靭な肉体でなければ圧し潰されてるかもしれない。
「グアアァァァアアァ!!」
1分ほどの超集中豪雨を終えると、疲弊し切ったレッドドラゴンの姿があった。
「くっ……貴様……我を本気で怒らせたな!!」
あ、何かヤバイ、ブチギレてる感じだ……
口に高エネルギーが集中しているのがわかる。あのまま吐かれるとどこかしら消し飛んでしまうかもしれない。
いや、それだけじゃない。もし本当に属性レベルに10以上があるなら私自身も消し飛んでしまうかもしれない。
「ヤバイヤバイ! 早く火耐性魔法を! 火属性無効! いや火属性吸収の方が良いか!」
あと魔法防御魔法!
「魔法防御障壁 (極大)」
あと反射魔法で上へ反射を!……ああ……これはもう作り出す時間が無い!
「死ね!!」
エネルギーが充填されて、レッドドラゴンの口が白く輝く。
「インフェルノ・ブレス!」
超高温の炎が照射される!
ええい、炎には炎だ! 反射魔法で溜めた魔力をそのまま攻撃魔法へ転じる。
「灼熱照射砲」
高密度の水魔法を使うと爆発すると瞬時に判断し、向かってくる炎のレーザーに似たような魔法をぶつけ、斜め上空へと押し出した。
「あちちち!!」
危なかった……あれがどこか大地に落ちていたら大爆発が起こってた。大穴が開いてたかも。
私の火属性Lv10の魔法で、レッドドラゴンの (多分)火属性Lv10+αに対抗できて良かった……魔力自体は私の方が強かったみたいだ。
「う……な……何なのだ貴様……その小さい身体でドラゴン相手にこの立ち回り……しかも我より強いブレスを……」
「私はまだ十分余力を残してるけど、あなたはどうかしら?」
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