147 / 591
第6章 アルトラの村役所長代理編
第146話 美味しいものを運ぶ虫がやってきた!
しおりを挟む
「変な虫が居いついてしまったようで困っています」
「変な虫? と言うか、その顔どうしたんですか?」
「その虫に刺されてしまいました。最初はただの虫と思い、自分で駆除しようとしたんですが、集団で襲って来られまして……」
「どんな虫ですか?」
刺すってことは毒持ってるやつか、すぐに対処した方が良いかも。
「黄色と黒のシマシマで――」
あ~、それどう考えても蜂よね……
刺された量はそれほどでもない……ように見える。ということはもしかしたら有用なアイツかも。
「――見てもらうのが一番早いと思います!!」
と言うわけでその場所へ移動。
その場所と言うのが……村の中にある街路樹の一つ。
何か沢山人集まって……あっ! 何か火が見える!!
「ちょ、ちょっと、ちょっと、何やってんの!?」
「あ、アルトラ様。いえ、何やら毒を持っているそうなので、早めに対処しようと焼いてしまおうかと思いまして」
「そんなことしたら街路樹が炎上しちゃうでしょっ!?」
「ではどうしたら……?」
「とりあえず私に任せて!」
街路樹を見上げる。
あ~、アレか~、確かに黄色と黒のシマシマ模様。お尻に針がある。
あの胸のふわふわ加減……見た目からすると思った通りミツバチっぽいな。でも日本のより少し大きいような……魔界サイズかな?
最近は、この辺りも勝手に草木や花が生えてくるようになったから、こういう虫も出てくるようになってきたか~。
トロルがどれくらい毒に強いかはわからないけど、依頼者の様子を見たところ、それほどの毒は無さそうね。
この蜂の様子からすると、多分今引っ越しの真っ最中みたいだ。
「ちょっと準備してくるので手を出さないようにして、挙動を監視しててください」
「すぐ駆除しないんですか?」
「うん、この虫、実は美味しいものを作ってくれる種類だから、この村で飼いたいと思う」
「え!? こんなの飼えるんですか!?」
「そのための準備をしてくるから、もしここからどこかへ逃げてしまったら教えて!」
上手く行けばこの村で蜂蜜が獲れるようになるかも?
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
我が家へ帰って来た。
「カイベル! ちょっと来てもらえる?」
ちょっと村のはずれへカイベルを連れて来た。
「この辺で良いか」
「こんなところへ連れて来てどうしたのですか?」
「今ミツバチを見つけたから、巣箱を作りたい! 作り方を教えて! と言うか……急ぐから作ってもらえる?」
「創成魔法で作った方が早いのではないですか?」
「巣箱って複雑だから、ちゃんとしたイメージが湧かない。私にとっては機械にも近いと言っても過言ではないから再現が難しいと思う」
「日本のミツバチと同じですか?」
「ちょっと大きいみたいだけど」
「了解しました」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
あっという間に巣箱を作ってしまった……
ホントに有能……
巣箱が出来たので、蜂が居た街路樹へ戻る。
「あ、戻って来た!」
「様子は変わってない?」
「ずっと動いてません」
「じゃあ、みんな監視をありがとう。今からこれの対処をします。ちょっと怒らせるかもしれない。危険だと思うので、みんなは離れてください」
私の言葉を聞いた後、近くに居た全員が街路樹から離れる。
全員が離れたのを確認してから、木に群がっている蜂球を手で掻き分ける。
「あれ何やってるんですか?」
「あの中にいる女王を探しているのですよ」
「女王?」
「女王を捕まえれば、他の蜂も付いてくるので、今はその女王を探している状態です」
「刺されませんか?」
「刺されると思いますよ。しかしアルトラ様の身体には針が通らないので問題無いと思います」
う~ん……これだけいるとどれが女王かわからないな……
そもそも見たことも無いからどんな見た目なのかわからない……
他の働き蜂と見た目が違うって話は聞いたことがある。どんな姿かわからないけど、とりあえず見た目が違うやつを探すか。
女王を探している間、攻撃的になった蜂が攻撃してくるが、私の身体には全く刺さらない。
集団で刺しに来てるから、頻繁にカンカンカンカン音が鳴る。相変わらず人体から鳴ってるとは思えない音だけど……
私は鳥にたかられたり、蜂にたかられたり、よくいろんなものにたかられる……
「カイベルさん、アルトラ様、虫の集団に頭を突っ込んだまま、全く動いてないように見えるんですが、あれ本当に大丈夫なんですか?」
「問題ありません」
あ、見つけた! 多分コレだ! 他のよりちょっと大きくて、色が違う。
その女王と思しき蜂を掴むと、そのまま街路樹を飛び降りた。
「あ、動き出した!」
「「「おお~~!!」」」
女王が移動したため、蜂の集団も私に纏わりつく。
「うわ~!」
「もっと離れろ!」
「あ、あ、あれ大丈夫なんですか!? 明らかに異常事態ですけど!? アルトラ様の姿形に虫にたかられてますよ!?」
「問題ありません」
このまま村の中歩くのも危険ね、多くの蜂は私に纏わりついてるけど、はぐれた蜂が誰かを刺すかもしれないし。ゲートを使うか。
ゲートでさっきの巣箱の位置へ空間転移。
「あ、アルトラ様いなくなりましたけど、何匹か残りましたよ?」
「問題ありません、女王が近くにいないので、すぐにいなくなりますから」
さて、女王を捕まえて巣箱のところへ来た。
この中に入れて、と。
私に纏わりついていた蜂も巣箱へ移った。
これでここに住み付いてくれれば良いんだけど。
ミツバチはあまり刺さないって話だけど、それでも危険を感じれば刺すらしいから、村の人たちには近付かないように言っておかないとね。
私にはなぜか外交関係のお客さんがよく来るから、誰かに養蜂をお願いしたいところだけど、流石に危険だから私とカイベルでやるか。分身体使えば、本体が別のことやってても面倒見られるでしょ。
現状、村内にハチミツの有用性も知られてないから、多分誰もやりたがらないだろうし。
ハチミツが出来て、味わってもらって、改めてやってみたいって人が現れたら任せよう。
依頼者へ対処が終わった旨を報告する。
「虫と一緒にどこかへ行ってしまいましたけど、どこへ行ってたんですか?」
「村はずれにあの虫のお家を作ったから、そこに住んでもらうようにした」
「危なくないですか?」
「そのための村はずれよ。あの虫は刺しはするけど大人しい種類だから、近付いたり刺激しなければ襲って来ない。でも怒れば刺すことには変わりないから、周りには近付かないように言っておいて。こちらからも回覧板で注意喚起するから」
「わ、わかりました。ご対応ありがとうございました」
何とか蜂騒動も一件落着か。
こういう依頼を逐一こなして、リーヴァントも役所のみんなも大変だな。
「変な虫? と言うか、その顔どうしたんですか?」
「その虫に刺されてしまいました。最初はただの虫と思い、自分で駆除しようとしたんですが、集団で襲って来られまして……」
「どんな虫ですか?」
刺すってことは毒持ってるやつか、すぐに対処した方が良いかも。
「黄色と黒のシマシマで――」
あ~、それどう考えても蜂よね……
刺された量はそれほどでもない……ように見える。ということはもしかしたら有用なアイツかも。
「――見てもらうのが一番早いと思います!!」
と言うわけでその場所へ移動。
その場所と言うのが……村の中にある街路樹の一つ。
何か沢山人集まって……あっ! 何か火が見える!!
「ちょ、ちょっと、ちょっと、何やってんの!?」
「あ、アルトラ様。いえ、何やら毒を持っているそうなので、早めに対処しようと焼いてしまおうかと思いまして」
「そんなことしたら街路樹が炎上しちゃうでしょっ!?」
「ではどうしたら……?」
「とりあえず私に任せて!」
街路樹を見上げる。
あ~、アレか~、確かに黄色と黒のシマシマ模様。お尻に針がある。
あの胸のふわふわ加減……見た目からすると思った通りミツバチっぽいな。でも日本のより少し大きいような……魔界サイズかな?
最近は、この辺りも勝手に草木や花が生えてくるようになったから、こういう虫も出てくるようになってきたか~。
トロルがどれくらい毒に強いかはわからないけど、依頼者の様子を見たところ、それほどの毒は無さそうね。
この蜂の様子からすると、多分今引っ越しの真っ最中みたいだ。
「ちょっと準備してくるので手を出さないようにして、挙動を監視しててください」
「すぐ駆除しないんですか?」
「うん、この虫、実は美味しいものを作ってくれる種類だから、この村で飼いたいと思う」
「え!? こんなの飼えるんですか!?」
「そのための準備をしてくるから、もしここからどこかへ逃げてしまったら教えて!」
上手く行けばこの村で蜂蜜が獲れるようになるかも?
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
我が家へ帰って来た。
「カイベル! ちょっと来てもらえる?」
ちょっと村のはずれへカイベルを連れて来た。
「この辺で良いか」
「こんなところへ連れて来てどうしたのですか?」
「今ミツバチを見つけたから、巣箱を作りたい! 作り方を教えて! と言うか……急ぐから作ってもらえる?」
「創成魔法で作った方が早いのではないですか?」
「巣箱って複雑だから、ちゃんとしたイメージが湧かない。私にとっては機械にも近いと言っても過言ではないから再現が難しいと思う」
「日本のミツバチと同じですか?」
「ちょっと大きいみたいだけど」
「了解しました」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
あっという間に巣箱を作ってしまった……
ホントに有能……
巣箱が出来たので、蜂が居た街路樹へ戻る。
「あ、戻って来た!」
「様子は変わってない?」
「ずっと動いてません」
「じゃあ、みんな監視をありがとう。今からこれの対処をします。ちょっと怒らせるかもしれない。危険だと思うので、みんなは離れてください」
私の言葉を聞いた後、近くに居た全員が街路樹から離れる。
全員が離れたのを確認してから、木に群がっている蜂球を手で掻き分ける。
「あれ何やってるんですか?」
「あの中にいる女王を探しているのですよ」
「女王?」
「女王を捕まえれば、他の蜂も付いてくるので、今はその女王を探している状態です」
「刺されませんか?」
「刺されると思いますよ。しかしアルトラ様の身体には針が通らないので問題無いと思います」
う~ん……これだけいるとどれが女王かわからないな……
そもそも見たことも無いからどんな見た目なのかわからない……
他の働き蜂と見た目が違うって話は聞いたことがある。どんな姿かわからないけど、とりあえず見た目が違うやつを探すか。
女王を探している間、攻撃的になった蜂が攻撃してくるが、私の身体には全く刺さらない。
集団で刺しに来てるから、頻繁にカンカンカンカン音が鳴る。相変わらず人体から鳴ってるとは思えない音だけど……
私は鳥にたかられたり、蜂にたかられたり、よくいろんなものにたかられる……
「カイベルさん、アルトラ様、虫の集団に頭を突っ込んだまま、全く動いてないように見えるんですが、あれ本当に大丈夫なんですか?」
「問題ありません」
あ、見つけた! 多分コレだ! 他のよりちょっと大きくて、色が違う。
その女王と思しき蜂を掴むと、そのまま街路樹を飛び降りた。
「あ、動き出した!」
「「「おお~~!!」」」
女王が移動したため、蜂の集団も私に纏わりつく。
「うわ~!」
「もっと離れろ!」
「あ、あ、あれ大丈夫なんですか!? 明らかに異常事態ですけど!? アルトラ様の姿形に虫にたかられてますよ!?」
「問題ありません」
このまま村の中歩くのも危険ね、多くの蜂は私に纏わりついてるけど、はぐれた蜂が誰かを刺すかもしれないし。ゲートを使うか。
ゲートでさっきの巣箱の位置へ空間転移。
「あ、アルトラ様いなくなりましたけど、何匹か残りましたよ?」
「問題ありません、女王が近くにいないので、すぐにいなくなりますから」
さて、女王を捕まえて巣箱のところへ来た。
この中に入れて、と。
私に纏わりついていた蜂も巣箱へ移った。
これでここに住み付いてくれれば良いんだけど。
ミツバチはあまり刺さないって話だけど、それでも危険を感じれば刺すらしいから、村の人たちには近付かないように言っておかないとね。
私にはなぜか外交関係のお客さんがよく来るから、誰かに養蜂をお願いしたいところだけど、流石に危険だから私とカイベルでやるか。分身体使えば、本体が別のことやってても面倒見られるでしょ。
現状、村内にハチミツの有用性も知られてないから、多分誰もやりたがらないだろうし。
ハチミツが出来て、味わってもらって、改めてやってみたいって人が現れたら任せよう。
依頼者へ対処が終わった旨を報告する。
「虫と一緒にどこかへ行ってしまいましたけど、どこへ行ってたんですか?」
「村はずれにあの虫のお家を作ったから、そこに住んでもらうようにした」
「危なくないですか?」
「そのための村はずれよ。あの虫は刺しはするけど大人しい種類だから、近付いたり刺激しなければ襲って来ない。でも怒れば刺すことには変わりないから、周りには近付かないように言っておいて。こちらからも回覧板で注意喚起するから」
「わ、わかりました。ご対応ありがとうございました」
何とか蜂騒動も一件落着か。
こういう依頼を逐一こなして、リーヴァントも役所のみんなも大変だな。
1
あなたにおすすめの小説
美化係の聖女様
しずもり
ファンタジー
毒親の仕打ち、親友と恋人の裏切り、人生最悪のどん底でやけ酒を煽り何を思ったのか深夜に突然掃除を始めたら床がドンドンって大きく鳴った。
ゴメン、五月蝿かった?
掃除は止めにしよう、そう思った瞬間、床に現れた円のようなものが光りだした。
気づいたらゴミと掃除道具と一緒に何故か森の中。
地面には気を失う前に見た円が直径3メートルぐらいの大きさで光ってる。
何コレ、どうすればいい?
一方、魔王復活の兆しに聖女を召喚した王城では召喚された筈の聖女の姿が見当たらない。
召喚した手応えはあったものの目の前の床に描かれた魔法陣には誰も居ない。
もしかして召喚先を間違えた?
魔力の残滓で聖女が召喚された場所に辿り着いてみれば聖女はおらず。
それでも魔王復活は待ってはくれない。
それならば聖女を探しながら魔王討伐の旅へ見切り発車で旅する第二王子一行。
「もしかしたら聖女様はいきなり召喚された事にお怒りなのかも知れない、、、、。」
「いや、もしかしたら健気な聖女様は我らの足手まといにならぬ様に一人で浄化の旅をしているのかも知れません。」
「己の使命を理解し果敢に試練に立ち向かう聖女様を早く見つけださねばなりません。」
「もしかして聖女様、自分が聖女って気づいて無いんじゃない?」
「「「・・・・・・・・。」」」
何だかよく分からない状況下で主人公が聖女の自覚が無いまま『異世界に来てしまった理由』を探してフラリと旅をする。
ここ、結構汚れていません?ちょっと掃除しますから待ってて下さいね。掃除好きの聖女は無自覚浄化の旅になっている事にいつ気付くのか?
そして聖女を追って旅する第二王子一行と果たして出会う事はあるのか!?
魔王はどこに?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
不定期更新になります。
主人公は自分が聖女だとは気づいていません。
恋愛要素薄めです。
なんちゃって異世界の独自設定になります。
誤字脱字は見つけ次第修正する予定です。
R指定は無しの予定です。
【完結】私の結婚支度金で借金を支払うそうですけど…?
まりぃべる
ファンタジー
私の両親は典型的貴族。見栄っ張り。
うちは伯爵領を賜っているけれど、借金がたまりにたまって…。その日暮らしていけるのが不思議な位。
私、マーガレットは、今年16歳。
この度、結婚の申し込みが舞い込みました。
私の結婚支度金でたまった借金を返すってウキウキしながら言うけれど…。
支度、はしなくてよろしいのでしょうか。
☆世界観は、小説の中での世界観となっています。現実とは違う所もありますので、よろしくお願いします。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
銀眼の左遷王ケントの素人領地開拓&未踏遺跡攻略~だけど、領民はゼロで土地は死んでるし、遺跡は結界で入れない~
雪野湯
ファンタジー
王立錬金研究所の研究員であった元貴族ケントは政治家に転向するも、政争に敗れ左遷された。
左遷先は領民のいない呪われた大地を抱く廃城。
この瓦礫に埋もれた城に、世界で唯一無二の不思議な銀眼を持つ男は夢も希望も埋めて、その謎と共に朽ち果てるつもりでいた。
しかし、運命のいたずらか、彼のもとに素晴らしき仲間が集う。
彼らの力を借り、様々な種族と交流し、呪われた大地の原因である未踏遺跡の攻略を目指す。
その過程で遺跡に眠っていた世界の秘密を知った。
遺跡の力は世界を滅亡へと導くが、彼は銀眼と仲間たちの力を借りて立ち向かう。
様々な苦難を乗り越え、左遷王と揶揄された若き青年は世界に新たな道を示し、本物の王となる。
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
【完結】海外在住だったので、異世界転移なんてなんともありません
ソニエッタ
ファンタジー
言葉が通じない? それ、日常でした。
文化が違う? 慣れてます。
命の危機? まあ、それはちょっと驚きましたけど。
NGO調整員として、砂漠の難民キャンプから、宗教対立がくすぶる交渉の現場まで――。
いろんな修羅場をくぐってきた私が、今度は魔族の村に“神託の者”として召喚されました。
スーツケース一つで、どこにでも行ける体質なんです。
今回の目的地が、たまたま魔王のいる世界だっただけ。
「聖剣? 魔法? それよりまず、水と食糧と、宗教的禁忌の確認ですね」
ちょっとズレてて、でもやたらと現場慣れしてる。
そんな“救世主”、エミリの異世界ロジカル生活、はじまります。
神々に見捨てられし者、自力で最強へ
九頭七尾
ファンタジー
三大貴族の一角、アルベール家の長子として生まれた少年、ライズ。だが「祝福の儀」で何の天職も授かることができなかった彼は、『神々に見捨てられた者』と蔑まれ、一族を追放されてしまう。
「天職なし。最高じゃないか」
しかし彼は逆にこの状況を喜んだ。というのも、実はこの世界は、前世で彼がやり込んでいたゲーム【グランドワールド】にそっくりだったのだ。
天職を取得せずにゲームを始める「超ハードモード」こそが最強になれる道だと知るライズは、前世の知識を活かして成り上がっていく。
【完結】竜騎士の私は竜の番になりました!
胡蝶花れん
ファンタジー
ここは、アルス・アーツ大陸。
主に5大国家から成り立つ大陸である。
この世界は、人間、亜人(獣に変身することができる。)、エルフ、ドワーフ、魔獣、魔女、魔人、竜などの、いろんな種族がおり、また魔法が当たり前のように使える世界でもあった。
この物語の舞台はその5大国家の内の一つ、竜騎士発祥の地となるフェリス王国から始まる、王国初の女竜騎士の物語となる。
かくして、竜に番(つがい)認定されてしまった『氷の人形』と呼ばれる初の女竜騎士と竜の恋模様はこれいかに?! 竜の番の意味とは?恋愛要素含むファンタジーモノです。
※毎日更新(平日)しています!(年末年始はお休みです!)
※1話当たり、1200~2000文字前後です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる