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第13章 樹の国ユグドマンモン探検偏
第338話 第五部隊の作戦会議でのいざこざ その2
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樹の国の兵士の中で一番体格の良い牛のようなツノを持つ獣人を指名。
「俺か!?」
樹の国の兵士の中で一番体格の良い牛のようなツノを持つ獣人を指名。
かなり体格をしており、身長は恐らく二メートルをゆうに超える。
本当はドラゴニュートであるアランドラ隊長を指名しようかとも思ったが、隊長に対して視覚情報で印象付けた方が分かりやすいと考えた。
「今トリニアさんがやったのと同じように、その剣で私の身体のどこでも良いので、思いっきり斬り付けてください」
「「「はあぁぁ~~?」」」
トリニアさんの時とは違い、今度はこの場にいるほぼ全員が素っ頓狂な声を上げる。
「何言ってんだ、この小娘は!?」
「今のはトリックで斬れないようにしてただけだろ? お遊びじゃないんだぞ!?」
「そいつ獣人だから普通の亜人より力が強いんだぞ!? 正気か!? 頭おかしいんじゃないのか!?」
「あんた体格差分かってて言ってるのか!? コイツは二百二十センチ、あんたはせいぜい百五十程度だろ!? 剣なんかで斬られたら真っ二つだぞ!?」
残念、多分まだそこまで無い。身長伸びてたとしても百四十前半くらいかな。 (第221話参照)
心配する声と罵倒する声が入り混じる。
が、今はそんな声は無視する。
「あ、待ってください、思いっきりやるとあなたの手の方が負傷してしまうので、そこそこ思いっきりやってください」
と言われた牛の特徴のある獣人はムッと来たのか、鼻っ柱と眉間にシワが寄り、ちょっと怒りが混じった表情に変わった。
あれ? 私なんか失礼なこと言っちゃったかな?
「女子供を切り刻む趣味は無いが、挑発してまで俺にやらせたいってことなのか? 本当に死んでも知らないぞ?」
挑発?
そんなことした覚えは無いが……
今言ったことを思い返すと――
「思いっきりやるとあなたの手の方が負傷してしまうので」辺りが挑発と取られたか……歴戦の兵士が小娘にこんなこと言われたら確かに腹立つかも……
百パーセント善意のつもりで、負傷しないように言ったことだったんだけど、挑発と取られてしまったらしい。
言葉って難しいな……
「ちょ、ちょっと待ってください! 決して挑発したわけでは……」
「じゃあどういうつもりで言ったんだ? まさか本当に剣で斬られて死なないとでも思ってるのか? だとしたらお前の頭は相当イカレてる。それとも子供特有の万能感か? この駆除作戦は遊びじゃない、命が懸かってるんだ! そんな夢見がちなセリフは夢の中でやってくれ」
『イカレてる』まで言わんでも良いのに……
それに『夢見がちなセリフ』って……
今度は私の方がちょっとムッと来た。
「ええ! 死にませんね! 私は剣で斬られたくらいじゃ死にません! 疑うならやってみたらどうですか?」
売り言葉に買い言葉。
私が啖呵を切ったことにより、周りが騒ぎ出す。
「おお! そこまで言われてどうするどうする?」
「それだけのこと言わせたのに、逃げるのかぁ?」
「果たしてボルヴァンは本当に嬢ちゃんを斬ってしまうのか!? 乞うご期待!」
「ちょ、やめましょうよ! ホントに死んだらシャレにならないんだから!」
煽り立てる者と茶化す者と止めに入る者。
ボルヴァンと呼ばれた獣人はかなりご立腹の様子。火に油を注いでしまったらしい。
「トリニア殿、このお嬢さん、どこかの国の国主らしいが本当に良いんだな? 提案したのはあんただが、国際問題になったらあんたが収めてくれるんだろうな?」
「はい、問題ありません」
「いや、よせ! 本当に死んでしまうぞ!」
隊長さんは止めようとするが、私が言葉で制止する。
「構いません。どこを斬られても絶対に死にませんので」
「し、しかしアルトラ殿! あなたはそう思っていても万が一ということが!」
「大丈夫です!」
「トリニア殿! あなたも国の代表なら止めてください!」
「大丈夫ですよ?」
「………………」
樹の国の代表者に『大丈夫』と言われてしまっては止めるのも無意味かと思ったのか、それ以降隊長さんは何も言葉を発さなくなり、黙って事の顛末を見守ることにしたらしい。
「そこまで断言するならやってやるよ! 死んだ後に後悔するなよ!?」
と言いながら剣を振り上げる。
「本当に振り下ろすぞ? 良いんだな?」
「ええ、どうぞ」
、そして袈裟掛けに全力で斬り下ろされる。
剣はトリニアさんの時同様、肩と首の間ほどに斜めに当たり、ガギギィン!っという金属音が響く中、刀身が中ほどから砕け宙を舞うのが見えた。
「ボルヴァンのやつ、ホントに斬ったぞ!」
「嬢ちゃんは大丈夫か!?」
「何で二人とも動かないんだ?」
少し経ってうめき声。
「ううぁぁ……痛ってぇぇ……」
私が直立不動を保つ中、ボルヴァンはその場にうずくまってしまった。
握っていた剣の柄は、彼の手を離れてカランッという音を立てて石畳に転がった。強い力で叩きつけたため、ボルヴァン自身がその反動をモロに喰らってしまい、両手の肉が裂け、手のひらは血に染まり、ポタポタと血が滴り落ちる。
周囲で煽り立てていた樹の国と風の国の兵士たちは、何が起こったのか理解が追い付かず唖然。
場はシンと静まり返り、ボルヴァンのうめき声だけがこだまする。
……
…………
………………
「…………は?」
少しの静寂の後、見物していた兵士の一人が声を発したことにより場が騒然とし出す。
「何だ? 何があったんだ!?」
「何でボルヴァンがうずくまって痛みを訴えてるんだ!?」
「ずっと見てたが嬢ちゃんが何かした様子は無かったぞ? ただ動かず突っ立ってただけだ!」
「……おい! 見て見ろ! 剣が二つに折れてるぞ!?」
目の前で繰り広げられた光景に、徐々に理解が追い付いて来たのか、その後に動揺が広がる。
そしてうめき声を上げる中、直立不動の私を見上げ、声を絞り出すボルヴァン。
「ぅう……な……何なんだアンタは……」
「そういう特異体質なんです。手、見せてください、回復します!」
「よせ! 俺の判断ミスだ! 施しは受けない!」
あぁ……強情さが表情に出ている。
多分、小娘に対して全くダメージを与えられなかったという恥ずかしさも手伝ってのことなのだろう。
少し発破をかけてみるか。
「では、職務放棄するつもりですか?」
「放棄するわけがないだろ!」
「その手で剣を振れるのですか? 相当痛そうですけど?」
「うっく……」
「残念ですけど……その怪我では十分な戦力とは言い難いですね……あなたほどの守護志士が怪我で参戦できないとなると、死傷者の数もそれ相応に多くなってしまうかもしれませんね……ホントに残念です……」
「…………くそっ……分かった、回復してくれ!」
少々のおだてが効いたのか、こちらの言うことも聞き入れてくれた。
思いっきり斬りかかったためか、手の肉が裂けて骨が少し露出している。幸いにも指や手のひらの骨折にまでは至っていないみたいだ。
ボルヴァンの両手に【癒しの水球】を施した。
「う……痛みが和らいだ……これは?」
「痛みを伴わない回復魔法です。そのまま少し安静にしていてください。短い時間で傷が塞がるはずです」
ここに来て、静観していたアランドラ隊長が声を上げる。
「驚いた……本当に剣で斬って死なないどころか、斬った方に怪我を負わせる生物がいるとは…………これは駆除隊に組み込むのも納得せざるを得ない。我々は随分と驕っていたようだ。その身体なら本当にデスキラービーの針すら通らないかもしれない。トリニア殿の言われる通り、十分な戦力になり得る。これからよろしくお願いする」
「はい」
ボルヴァンの傷を治しながらこちらから謝る言葉をかける。
「その……そういう意図は無かったとは言え、挑発するような言葉になってしまってごめんなさい」
「いや、俺の方も大人げなかった。驚いたよ……アンタのような特異体質がいるとは、こちらこそ侮る発言をしてしまってすまない。アンタの身体の頑強さは認めざるを得ない。死者は少しでも少なくしたいのは俺も同じだ。俺からもよろしく頼む」
何とか大きな不和も起こらず、認めてもらえたみたいだ。
「あ、それとみなさん、私のこの体質については他の方々にはご内密に」
一応吹聴されないように釘を刺しておかないと、まあ……人の口に戸は立てられないからどの程度効果があるか分からないけど……
しかしこの頃の私は、この一件が原因でのちに『鉄の乙女』という、地球人の考えからしたらあまり付けられたくないような二つ名で呼ばれることになろうとは夢にも思っていなかった……
余談だけど、剣を選ぶ時に『使い古した物』を指定したのは、相手の傷が浅く済むようにするため。
これが新品や頑丈に作られた剣であった場合、剣が折れず、骨折などより大きな傷を負う可能性があっただろう。
「俺か!?」
樹の国の兵士の中で一番体格の良い牛のようなツノを持つ獣人を指名。
かなり体格をしており、身長は恐らく二メートルをゆうに超える。
本当はドラゴニュートであるアランドラ隊長を指名しようかとも思ったが、隊長に対して視覚情報で印象付けた方が分かりやすいと考えた。
「今トリニアさんがやったのと同じように、その剣で私の身体のどこでも良いので、思いっきり斬り付けてください」
「「「はあぁぁ~~?」」」
トリニアさんの時とは違い、今度はこの場にいるほぼ全員が素っ頓狂な声を上げる。
「何言ってんだ、この小娘は!?」
「今のはトリックで斬れないようにしてただけだろ? お遊びじゃないんだぞ!?」
「そいつ獣人だから普通の亜人より力が強いんだぞ!? 正気か!? 頭おかしいんじゃないのか!?」
「あんた体格差分かってて言ってるのか!? コイツは二百二十センチ、あんたはせいぜい百五十程度だろ!? 剣なんかで斬られたら真っ二つだぞ!?」
残念、多分まだそこまで無い。身長伸びてたとしても百四十前半くらいかな。 (第221話参照)
心配する声と罵倒する声が入り混じる。
が、今はそんな声は無視する。
「あ、待ってください、思いっきりやるとあなたの手の方が負傷してしまうので、そこそこ思いっきりやってください」
と言われた牛の特徴のある獣人はムッと来たのか、鼻っ柱と眉間にシワが寄り、ちょっと怒りが混じった表情に変わった。
あれ? 私なんか失礼なこと言っちゃったかな?
「女子供を切り刻む趣味は無いが、挑発してまで俺にやらせたいってことなのか? 本当に死んでも知らないぞ?」
挑発?
そんなことした覚えは無いが……
今言ったことを思い返すと――
「思いっきりやるとあなたの手の方が負傷してしまうので」辺りが挑発と取られたか……歴戦の兵士が小娘にこんなこと言われたら確かに腹立つかも……
百パーセント善意のつもりで、負傷しないように言ったことだったんだけど、挑発と取られてしまったらしい。
言葉って難しいな……
「ちょ、ちょっと待ってください! 決して挑発したわけでは……」
「じゃあどういうつもりで言ったんだ? まさか本当に剣で斬られて死なないとでも思ってるのか? だとしたらお前の頭は相当イカレてる。それとも子供特有の万能感か? この駆除作戦は遊びじゃない、命が懸かってるんだ! そんな夢見がちなセリフは夢の中でやってくれ」
『イカレてる』まで言わんでも良いのに……
それに『夢見がちなセリフ』って……
今度は私の方がちょっとムッと来た。
「ええ! 死にませんね! 私は剣で斬られたくらいじゃ死にません! 疑うならやってみたらどうですか?」
売り言葉に買い言葉。
私が啖呵を切ったことにより、周りが騒ぎ出す。
「おお! そこまで言われてどうするどうする?」
「それだけのこと言わせたのに、逃げるのかぁ?」
「果たしてボルヴァンは本当に嬢ちゃんを斬ってしまうのか!? 乞うご期待!」
「ちょ、やめましょうよ! ホントに死んだらシャレにならないんだから!」
煽り立てる者と茶化す者と止めに入る者。
ボルヴァンと呼ばれた獣人はかなりご立腹の様子。火に油を注いでしまったらしい。
「トリニア殿、このお嬢さん、どこかの国の国主らしいが本当に良いんだな? 提案したのはあんただが、国際問題になったらあんたが収めてくれるんだろうな?」
「はい、問題ありません」
「いや、よせ! 本当に死んでしまうぞ!」
隊長さんは止めようとするが、私が言葉で制止する。
「構いません。どこを斬られても絶対に死にませんので」
「し、しかしアルトラ殿! あなたはそう思っていても万が一ということが!」
「大丈夫です!」
「トリニア殿! あなたも国の代表なら止めてください!」
「大丈夫ですよ?」
「………………」
樹の国の代表者に『大丈夫』と言われてしまっては止めるのも無意味かと思ったのか、それ以降隊長さんは何も言葉を発さなくなり、黙って事の顛末を見守ることにしたらしい。
「そこまで断言するならやってやるよ! 死んだ後に後悔するなよ!?」
と言いながら剣を振り上げる。
「本当に振り下ろすぞ? 良いんだな?」
「ええ、どうぞ」
、そして袈裟掛けに全力で斬り下ろされる。
剣はトリニアさんの時同様、肩と首の間ほどに斜めに当たり、ガギギィン!っという金属音が響く中、刀身が中ほどから砕け宙を舞うのが見えた。
「ボルヴァンのやつ、ホントに斬ったぞ!」
「嬢ちゃんは大丈夫か!?」
「何で二人とも動かないんだ?」
少し経ってうめき声。
「ううぁぁ……痛ってぇぇ……」
私が直立不動を保つ中、ボルヴァンはその場にうずくまってしまった。
握っていた剣の柄は、彼の手を離れてカランッという音を立てて石畳に転がった。強い力で叩きつけたため、ボルヴァン自身がその反動をモロに喰らってしまい、両手の肉が裂け、手のひらは血に染まり、ポタポタと血が滴り落ちる。
周囲で煽り立てていた樹の国と風の国の兵士たちは、何が起こったのか理解が追い付かず唖然。
場はシンと静まり返り、ボルヴァンのうめき声だけがこだまする。
……
…………
………………
「…………は?」
少しの静寂の後、見物していた兵士の一人が声を発したことにより場が騒然とし出す。
「何だ? 何があったんだ!?」
「何でボルヴァンがうずくまって痛みを訴えてるんだ!?」
「ずっと見てたが嬢ちゃんが何かした様子は無かったぞ? ただ動かず突っ立ってただけだ!」
「……おい! 見て見ろ! 剣が二つに折れてるぞ!?」
目の前で繰り広げられた光景に、徐々に理解が追い付いて来たのか、その後に動揺が広がる。
そしてうめき声を上げる中、直立不動の私を見上げ、声を絞り出すボルヴァン。
「ぅう……な……何なんだアンタは……」
「そういう特異体質なんです。手、見せてください、回復します!」
「よせ! 俺の判断ミスだ! 施しは受けない!」
あぁ……強情さが表情に出ている。
多分、小娘に対して全くダメージを与えられなかったという恥ずかしさも手伝ってのことなのだろう。
少し発破をかけてみるか。
「では、職務放棄するつもりですか?」
「放棄するわけがないだろ!」
「その手で剣を振れるのですか? 相当痛そうですけど?」
「うっく……」
「残念ですけど……その怪我では十分な戦力とは言い難いですね……あなたほどの守護志士が怪我で参戦できないとなると、死傷者の数もそれ相応に多くなってしまうかもしれませんね……ホントに残念です……」
「…………くそっ……分かった、回復してくれ!」
少々のおだてが効いたのか、こちらの言うことも聞き入れてくれた。
思いっきり斬りかかったためか、手の肉が裂けて骨が少し露出している。幸いにも指や手のひらの骨折にまでは至っていないみたいだ。
ボルヴァンの両手に【癒しの水球】を施した。
「う……痛みが和らいだ……これは?」
「痛みを伴わない回復魔法です。そのまま少し安静にしていてください。短い時間で傷が塞がるはずです」
ここに来て、静観していたアランドラ隊長が声を上げる。
「驚いた……本当に剣で斬って死なないどころか、斬った方に怪我を負わせる生物がいるとは…………これは駆除隊に組み込むのも納得せざるを得ない。我々は随分と驕っていたようだ。その身体なら本当にデスキラービーの針すら通らないかもしれない。トリニア殿の言われる通り、十分な戦力になり得る。これからよろしくお願いする」
「はい」
ボルヴァンの傷を治しながらこちらから謝る言葉をかける。
「その……そういう意図は無かったとは言え、挑発するような言葉になってしまってごめんなさい」
「いや、俺の方も大人げなかった。驚いたよ……アンタのような特異体質がいるとは、こちらこそ侮る発言をしてしまってすまない。アンタの身体の頑強さは認めざるを得ない。死者は少しでも少なくしたいのは俺も同じだ。俺からもよろしく頼む」
何とか大きな不和も起こらず、認めてもらえたみたいだ。
「あ、それとみなさん、私のこの体質については他の方々にはご内密に」
一応吹聴されないように釘を刺しておかないと、まあ……人の口に戸は立てられないからどの程度効果があるか分からないけど……
しかしこの頃の私は、この一件が原因でのちに『鉄の乙女』という、地球人の考えからしたらあまり付けられたくないような二つ名で呼ばれることになろうとは夢にも思っていなかった……
余談だけど、剣を選ぶ時に『使い古した物』を指定したのは、相手の傷が浅く済むようにするため。
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