358 / 591
第13章 樹の国ユグドマンモン探検偏
第350話 駆除作戦の幕引き
しおりを挟む
「感知班! 逃げた女王を追跡できるか?」
「追跡はできません! 既に近くにはいないようで、我々の魔力感知能力で知れる範囲にはいないようです」
「感知範囲はどの程度だ?」
「一番遠くまで感知できる者でも確実に感知できるのは半径一.五キロ程度です」
「わかった。みなにはすまないが、動ける駆除隊員は半径一.五キロから先をローラー作戦で捜索してくれ! 早く見つけ出さないと、再び蜂を産むようになって大変なことになりかねない。総動員して捜索に当たってくれ!」
「エルフか木の精霊種はいるか?」
「はい」
「私は対策本部を建てるから、大森林内の全ての樹人にも捜索に参加するよう伝達してくれ」
司令官マルクが全駆除隊員に告げる。
◇
「アルトラ殿、お疲れ様でした」
マルクの全駆除隊員への通達後、アランドラ隊長と第五部隊員に労われたものの……
「すみません、私の詰めが甘く女王を逃がしてしまいました」
「いえ、そこまで予想していませんでしたから仕方ないと言うしかないですね……我々も女王に到達する寸前のことでしたし。しかし、厄介なヤツを野放しにしてしまいました……」
「白と黒のシマシマがある女王か……初めて見たな」
「あの女王、魔力の蓄えが凄まじかったですね……」
「俺にもあれは野放しにしてはヤバイと分かるくらいの魔力量だった」
精霊や魔力感知に優れた者にとっては、あの白色の女王蜂の魔力が従来の女王蜂と比べて明らかに違うのが分かったらしい。
それは魔力感知がそれほど得意ではない私にも分かるほど、ここまで潰してきた他の八体の女王蜂とは一線を画すものだった。
「さて……逃げられてしまったのではどうしようもない。女王を空間魔法で逃がした黒い個体は、恐らくこの大森林の範囲くらいが行動範囲でしょうから、大森林内に転移させたのだと思います。樹人に巡回を強化させて、コロニーが大きく成長する前に見つけなければならない」
「しかし、あれは明らかに進化した女王でした。あの個体から生まれる働き蜂は今までとは格が違うのではないでしょうか? もしかしたらアレが産む次世代の女王蜂も白色、もしくは全く別の色で生まれてくる可能性だってあります」
「それに第四、第五の親衛蜂が生まれる可能性が高いですね。そうなると本格的に我々亜人や魔人たちの危機の時代に突入してしまいます。それだけは絶対に阻止せねばなりません」
「よし! では第五部隊のみんなも捜索に参加してくれ」
「アランドラ隊長は?」
「俺とルシガンは対策会議に呼ばれているから後で捜索に合流する!」
厄介なヤツを逃がした……これは一旦我が家に戻ってカイベルに助言を仰いだ方が良いかも……
「トリニアさん、ちょっと席を外しますね」
「あ、はい」
◇
ゲートで我が家に帰って来た。
「あれ? アルトラ帰ってきたのカ? おかえリ、今回は長い出張だったナ」
「まだ終わってないからもう一度行ってくる。カイベル、進化したデスキラービーの女王を逃がしてしまったんだけど、何とか見つけられない?」
「はい、可能です」
「ホント!?」
流石カイベル! 聞いてみるもんだ。
「じゃあどこにいるか分かる?」
そう聞いたところ、白い紙に大森林の地図をマッピングし始めた。
「この場所が現在アルトラ様他、駆除作戦で集まった方々がいるエルフヴィレッジです。その西にあるのがデスキラービーの発生したエルフたちの隠し渓谷。そして女王蜂はその場所から北東に二十キロほど離れたこの湖に浮かぶ小島に転移されたようです」
カイベルが指し示したのは、エルフヴィレッジ近くにあった私たちが水浴びした湖。
女王蜂が居るのはその湖畔に浮かぶ小島の一つで、木々が生い茂っているとか。
島であることから船、もしくは翼のある亜人にしか近寄ることが出来ず、更に無人島であるらしく身を隠すにはまさに打ってつけ。湖付近まではゲートで行くことができそうだ。
「女王蜂は駆除作戦によって疲れていて、身体を休めている最中のようです。卵を持っていますが、これはもう巣が無いので恐らく切り捨てるでしょう。二、三日後にはまた巣作りを開始し、二週間ほどで卵を産む活動を再開すると思います。駆除するなら今が最適かと」
「ありがと……つくづくあなたが私のメイドで良かったわ……逃がしてしまった時にはどうしようかと思ってた。進化したデスキラービーが新たな巨大災害に発展してしまうんじゃないかと脅威に感じてたから。じゃあちょっと退治してくるわ」
◇
先日水浴びした湖に来た。
女王はどうやらここから見えるあの小島に身を潜めているらしい。
湖岸から飛んで小島に上陸。
「さて、異質な魔力反応を辿りますか」
と思ったが、私の下手な魔力感知では中々分からない。
ただ、微弱だが他とは違う魔力反応があるので、それに当たりを付けることにする。
◇
異質の魔力反応は島にある洞窟からする。
「サバイバルのセオリー通り、洞窟をねぐらに選んだわけね」
無人島だから人が来る可能性も無いし、雨風も凌げる。繁殖するには申し分ない場所かも。
洞窟を入って、少し進んだところで見つけた!
と思ったら向こうにも気付かれた……
「トゥートゥートゥートゥー!!」
「これは何の音? 女王蜂とそれ以外じゃ警告音が違うのかしら?」
警告音の直後に光線のような魔法を撃たれた。
手で防御したがダメージは無し。さっき倒した黒い近衛蜂 (黒い個体)の方が強いみたいだ。
魔力を蓄えてるって言っても、それは次世代のための栄養で、自身の能力としては使わないのか、使えないのか。
私が近付くと、腹に抱えていた卵を切り離して洞窟の奥へ逃げようとする。
さっきカイベルは『卵は切り捨てるでしょう』って言ってたけど平気で子供を切り捨てて逃げるんだな。まあ働き蜂は全部女王の子供だし、虫の考えは哺乳類には理解し難いか。
逃げられる前に【風切りの刃】で切り裂いた。
女王は親衛蜂ほどの身体の硬度は持っておらず、斬治癒丸を使う必要も無かった。
「ごめんね、あなたが今後強力な蜂を産み出すことを考えると、亜人史が終わっちゃうくらい危険だから」
女王はしばらくすると動かなくなった。
「これで終幕かな?」
それにしても、この女王が第何世代目なのか分からないけど、親衛蜂ほどの強さでなかったのは幸いだった。この次の世代の女王だったら全世界で協力して総攻撃するくらいじゃないと倒せないほどの脅威になっていたかもしれない。
「あ……独断で女王倒しに来ちゃったけど大丈夫だったかしら……? とりあえず証拠として女王の死骸は持って帰るか、みんな女王が生きてるか死んでるか分からないと不安だろうし」
こうして、幕切れとしては呆気ないものの、デスキラービーの女王は私の手で退治した。
◇
ゲートでエルフヴィレッジに戻った。
第九コロニー付近の現場から一旦我が家へ帰ったから知らなかったが、エルフヴィレッジ内は現在野戦病院さながらの様相を呈している。
恐らく、北側で緑の個体と紫の個体にやられた者が多いのだろうが重傷者が多い。
「血清は?」
「ここにあります!」
「こっちの亜人の方が重傷です! こっちを優先して!」
エルフの看護師に当たる者や、外部から来た衛生兵に当たる者たちが大忙しで動き回っている。
「マルクさんはどこにいますか?」
忙しく動いてる人たちに訊くのもどうかと思い、近くに居た比較的軽傷の駆除隊員に聞いてみたところ――
「あれ? アルトラ殿!? 作戦会議に出席しているのではないのですか!?」
「あ、いえ、ちょっと所用で席を外していたので……今会議中なんですか?」
「現在作戦会議の最中です! あなたは重要人物の一人ですので、一刻も早く会議に出席をお願いします!」
荒い口調で捲し立てられた。
作戦会議ってことは、駆除作戦開始前に最終会議に使ったあの部屋か。
「ありがとうございます」
駆除隊員にお礼を言い、会議室へ向かった。
「追跡はできません! 既に近くにはいないようで、我々の魔力感知能力で知れる範囲にはいないようです」
「感知範囲はどの程度だ?」
「一番遠くまで感知できる者でも確実に感知できるのは半径一.五キロ程度です」
「わかった。みなにはすまないが、動ける駆除隊員は半径一.五キロから先をローラー作戦で捜索してくれ! 早く見つけ出さないと、再び蜂を産むようになって大変なことになりかねない。総動員して捜索に当たってくれ!」
「エルフか木の精霊種はいるか?」
「はい」
「私は対策本部を建てるから、大森林内の全ての樹人にも捜索に参加するよう伝達してくれ」
司令官マルクが全駆除隊員に告げる。
◇
「アルトラ殿、お疲れ様でした」
マルクの全駆除隊員への通達後、アランドラ隊長と第五部隊員に労われたものの……
「すみません、私の詰めが甘く女王を逃がしてしまいました」
「いえ、そこまで予想していませんでしたから仕方ないと言うしかないですね……我々も女王に到達する寸前のことでしたし。しかし、厄介なヤツを野放しにしてしまいました……」
「白と黒のシマシマがある女王か……初めて見たな」
「あの女王、魔力の蓄えが凄まじかったですね……」
「俺にもあれは野放しにしてはヤバイと分かるくらいの魔力量だった」
精霊や魔力感知に優れた者にとっては、あの白色の女王蜂の魔力が従来の女王蜂と比べて明らかに違うのが分かったらしい。
それは魔力感知がそれほど得意ではない私にも分かるほど、ここまで潰してきた他の八体の女王蜂とは一線を画すものだった。
「さて……逃げられてしまったのではどうしようもない。女王を空間魔法で逃がした黒い個体は、恐らくこの大森林の範囲くらいが行動範囲でしょうから、大森林内に転移させたのだと思います。樹人に巡回を強化させて、コロニーが大きく成長する前に見つけなければならない」
「しかし、あれは明らかに進化した女王でした。あの個体から生まれる働き蜂は今までとは格が違うのではないでしょうか? もしかしたらアレが産む次世代の女王蜂も白色、もしくは全く別の色で生まれてくる可能性だってあります」
「それに第四、第五の親衛蜂が生まれる可能性が高いですね。そうなると本格的に我々亜人や魔人たちの危機の時代に突入してしまいます。それだけは絶対に阻止せねばなりません」
「よし! では第五部隊のみんなも捜索に参加してくれ」
「アランドラ隊長は?」
「俺とルシガンは対策会議に呼ばれているから後で捜索に合流する!」
厄介なヤツを逃がした……これは一旦我が家に戻ってカイベルに助言を仰いだ方が良いかも……
「トリニアさん、ちょっと席を外しますね」
「あ、はい」
◇
ゲートで我が家に帰って来た。
「あれ? アルトラ帰ってきたのカ? おかえリ、今回は長い出張だったナ」
「まだ終わってないからもう一度行ってくる。カイベル、進化したデスキラービーの女王を逃がしてしまったんだけど、何とか見つけられない?」
「はい、可能です」
「ホント!?」
流石カイベル! 聞いてみるもんだ。
「じゃあどこにいるか分かる?」
そう聞いたところ、白い紙に大森林の地図をマッピングし始めた。
「この場所が現在アルトラ様他、駆除作戦で集まった方々がいるエルフヴィレッジです。その西にあるのがデスキラービーの発生したエルフたちの隠し渓谷。そして女王蜂はその場所から北東に二十キロほど離れたこの湖に浮かぶ小島に転移されたようです」
カイベルが指し示したのは、エルフヴィレッジ近くにあった私たちが水浴びした湖。
女王蜂が居るのはその湖畔に浮かぶ小島の一つで、木々が生い茂っているとか。
島であることから船、もしくは翼のある亜人にしか近寄ることが出来ず、更に無人島であるらしく身を隠すにはまさに打ってつけ。湖付近まではゲートで行くことができそうだ。
「女王蜂は駆除作戦によって疲れていて、身体を休めている最中のようです。卵を持っていますが、これはもう巣が無いので恐らく切り捨てるでしょう。二、三日後にはまた巣作りを開始し、二週間ほどで卵を産む活動を再開すると思います。駆除するなら今が最適かと」
「ありがと……つくづくあなたが私のメイドで良かったわ……逃がしてしまった時にはどうしようかと思ってた。進化したデスキラービーが新たな巨大災害に発展してしまうんじゃないかと脅威に感じてたから。じゃあちょっと退治してくるわ」
◇
先日水浴びした湖に来た。
女王はどうやらここから見えるあの小島に身を潜めているらしい。
湖岸から飛んで小島に上陸。
「さて、異質な魔力反応を辿りますか」
と思ったが、私の下手な魔力感知では中々分からない。
ただ、微弱だが他とは違う魔力反応があるので、それに当たりを付けることにする。
◇
異質の魔力反応は島にある洞窟からする。
「サバイバルのセオリー通り、洞窟をねぐらに選んだわけね」
無人島だから人が来る可能性も無いし、雨風も凌げる。繁殖するには申し分ない場所かも。
洞窟を入って、少し進んだところで見つけた!
と思ったら向こうにも気付かれた……
「トゥートゥートゥートゥー!!」
「これは何の音? 女王蜂とそれ以外じゃ警告音が違うのかしら?」
警告音の直後に光線のような魔法を撃たれた。
手で防御したがダメージは無し。さっき倒した黒い近衛蜂 (黒い個体)の方が強いみたいだ。
魔力を蓄えてるって言っても、それは次世代のための栄養で、自身の能力としては使わないのか、使えないのか。
私が近付くと、腹に抱えていた卵を切り離して洞窟の奥へ逃げようとする。
さっきカイベルは『卵は切り捨てるでしょう』って言ってたけど平気で子供を切り捨てて逃げるんだな。まあ働き蜂は全部女王の子供だし、虫の考えは哺乳類には理解し難いか。
逃げられる前に【風切りの刃】で切り裂いた。
女王は親衛蜂ほどの身体の硬度は持っておらず、斬治癒丸を使う必要も無かった。
「ごめんね、あなたが今後強力な蜂を産み出すことを考えると、亜人史が終わっちゃうくらい危険だから」
女王はしばらくすると動かなくなった。
「これで終幕かな?」
それにしても、この女王が第何世代目なのか分からないけど、親衛蜂ほどの強さでなかったのは幸いだった。この次の世代の女王だったら全世界で協力して総攻撃するくらいじゃないと倒せないほどの脅威になっていたかもしれない。
「あ……独断で女王倒しに来ちゃったけど大丈夫だったかしら……? とりあえず証拠として女王の死骸は持って帰るか、みんな女王が生きてるか死んでるか分からないと不安だろうし」
こうして、幕切れとしては呆気ないものの、デスキラービーの女王は私の手で退治した。
◇
ゲートでエルフヴィレッジに戻った。
第九コロニー付近の現場から一旦我が家へ帰ったから知らなかったが、エルフヴィレッジ内は現在野戦病院さながらの様相を呈している。
恐らく、北側で緑の個体と紫の個体にやられた者が多いのだろうが重傷者が多い。
「血清は?」
「ここにあります!」
「こっちの亜人の方が重傷です! こっちを優先して!」
エルフの看護師に当たる者や、外部から来た衛生兵に当たる者たちが大忙しで動き回っている。
「マルクさんはどこにいますか?」
忙しく動いてる人たちに訊くのもどうかと思い、近くに居た比較的軽傷の駆除隊員に聞いてみたところ――
「あれ? アルトラ殿!? 作戦会議に出席しているのではないのですか!?」
「あ、いえ、ちょっと所用で席を外していたので……今会議中なんですか?」
「現在作戦会議の最中です! あなたは重要人物の一人ですので、一刻も早く会議に出席をお願いします!」
荒い口調で捲し立てられた。
作戦会議ってことは、駆除作戦開始前に最終会議に使ったあの部屋か。
「ありがとうございます」
駆除隊員にお礼を言い、会議室へ向かった。
1
あなたにおすすめの小説
美化係の聖女様
しずもり
ファンタジー
毒親の仕打ち、親友と恋人の裏切り、人生最悪のどん底でやけ酒を煽り何を思ったのか深夜に突然掃除を始めたら床がドンドンって大きく鳴った。
ゴメン、五月蝿かった?
掃除は止めにしよう、そう思った瞬間、床に現れた円のようなものが光りだした。
気づいたらゴミと掃除道具と一緒に何故か森の中。
地面には気を失う前に見た円が直径3メートルぐらいの大きさで光ってる。
何コレ、どうすればいい?
一方、魔王復活の兆しに聖女を召喚した王城では召喚された筈の聖女の姿が見当たらない。
召喚した手応えはあったものの目の前の床に描かれた魔法陣には誰も居ない。
もしかして召喚先を間違えた?
魔力の残滓で聖女が召喚された場所に辿り着いてみれば聖女はおらず。
それでも魔王復活は待ってはくれない。
それならば聖女を探しながら魔王討伐の旅へ見切り発車で旅する第二王子一行。
「もしかしたら聖女様はいきなり召喚された事にお怒りなのかも知れない、、、、。」
「いや、もしかしたら健気な聖女様は我らの足手まといにならぬ様に一人で浄化の旅をしているのかも知れません。」
「己の使命を理解し果敢に試練に立ち向かう聖女様を早く見つけださねばなりません。」
「もしかして聖女様、自分が聖女って気づいて無いんじゃない?」
「「「・・・・・・・・。」」」
何だかよく分からない状況下で主人公が聖女の自覚が無いまま『異世界に来てしまった理由』を探してフラリと旅をする。
ここ、結構汚れていません?ちょっと掃除しますから待ってて下さいね。掃除好きの聖女は無自覚浄化の旅になっている事にいつ気付くのか?
そして聖女を追って旅する第二王子一行と果たして出会う事はあるのか!?
魔王はどこに?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
不定期更新になります。
主人公は自分が聖女だとは気づいていません。
恋愛要素薄めです。
なんちゃって異世界の独自設定になります。
誤字脱字は見つけ次第修正する予定です。
R指定は無しの予定です。
【完結】竜騎士の私は竜の番になりました!
胡蝶花れん
ファンタジー
ここは、アルス・アーツ大陸。
主に5大国家から成り立つ大陸である。
この世界は、人間、亜人(獣に変身することができる。)、エルフ、ドワーフ、魔獣、魔女、魔人、竜などの、いろんな種族がおり、また魔法が当たり前のように使える世界でもあった。
この物語の舞台はその5大国家の内の一つ、竜騎士発祥の地となるフェリス王国から始まる、王国初の女竜騎士の物語となる。
かくして、竜に番(つがい)認定されてしまった『氷の人形』と呼ばれる初の女竜騎士と竜の恋模様はこれいかに?! 竜の番の意味とは?恋愛要素含むファンタジーモノです。
※毎日更新(平日)しています!(年末年始はお休みです!)
※1話当たり、1200~2000文字前後です。
銀眼の左遷王ケントの素人領地開拓&未踏遺跡攻略~だけど、領民はゼロで土地は死んでるし、遺跡は結界で入れない~
雪野湯
ファンタジー
王立錬金研究所の研究員であった元貴族ケントは政治家に転向するも、政争に敗れ左遷された。
左遷先は領民のいない呪われた大地を抱く廃城。
この瓦礫に埋もれた城に、世界で唯一無二の不思議な銀眼を持つ男は夢も希望も埋めて、その謎と共に朽ち果てるつもりでいた。
しかし、運命のいたずらか、彼のもとに素晴らしき仲間が集う。
彼らの力を借り、様々な種族と交流し、呪われた大地の原因である未踏遺跡の攻略を目指す。
その過程で遺跡に眠っていた世界の秘密を知った。
遺跡の力は世界を滅亡へと導くが、彼は銀眼と仲間たちの力を借りて立ち向かう。
様々な苦難を乗り越え、左遷王と揶揄された若き青年は世界に新たな道を示し、本物の王となる。
目を覚ますと雑魚キャラになっていたけど、何故か最強なんです・・・
Seabolt
ファンタジー
目を覚ますと雑魚キャラに何の因果か知らないけど、俺は最強の超能力者だった・・・
転生した世界の主流は魔力であって、中にはその魔力で貴族にまでなっている奴もいるという。
そんな世界をこれから冒険するんだけど、俺は何と雑魚キャラ。設定は村人となっている。
<script src="//accaii.com/genta/script.js" async></script><noscript><img src="//accaii.com/genta/script?guid=on"></noscript>
精霊が俺の事を気に入ってくれているらしく過剰に尽くしてくれる!が、周囲には精霊が見えず俺の評価はよろしくない
よっしぃ
ファンタジー
俺には僅かながら魔力がある。この世界で魔力を持った人は少ないからそれだけで貴重な存在のはずなんだが、俺の場合そうじゃないらしい。
魔力があっても普通の魔法が使えない俺。
そんな俺が唯一使える魔法・・・・そんなのねーよ!
因みに俺の周囲には何故か精霊が頻繁にやってくる。
任意の精霊を召還するのは実はスキルなんだが、召喚した精霊をその場に留め使役するには魔力が必要だが、俺にスキルはないぞ。
極稀にスキルを所持している冒険者がいるが、引く手あまたでウラヤマ!
そうそう俺の総魔力量は少なく、精霊が俺の周囲で顕現化しても何かをさせる程の魔力がないから直ぐに姿が消えてしまう。
そんなある日転機が訪れる。
いつもの如く精霊が俺の魔力をねだって頂いちゃう訳だが、大抵俺はその場で気を失う。
昔ひょんな事から助けた精霊が俺の所に現れたんだが、この時俺はたまたまうつ伏せで倒れた。因みに顔面ダイブで鼻血が出たのは内緒だ。
そして当然ながら意識を失ったが、ふと目を覚ますと俺の周囲にはものすごい数の魔石やら素材があって驚いた。
精霊曰く御礼だってさ。
どうやら俺の魔力は非常に良いらしい。美味しいのか効果が高いのかは知らんが、精霊の好みらしい。
何故この日に限って精霊がずっと顕現化しているんだ?
どうやら俺がうつ伏せで地面に倒れたのが良かったらしい。
俺と地脈と繋がって、魔力が無限増殖状態だったようだ。
そしてこれが俺が冒険者として活動する時のスタイルになっていくんだが、理解しがたい体勢での活動に周囲の理解は得られなかった。
そんなある日、1人の女性が俺とパーティーを組みたいとやってきた。
ついでに精霊に彼女が呪われているのが分かったので解呪しておいた。
そんなある日、俺は所属しているパーティーから追放されてしまった。
そりゃあ戦闘中だろうがお構いなしに地面に寝そべってしまうんだから、あいつは一体何をしているんだ!となってしまうのは仕方がないが、これでも貢献していたんだぜ?
何せそうしている間は精霊達が勝手に魔物を仕留め、素材を集めてくれるし、俺の身をしっかり守ってくれているんだが、精霊が視えないメンバーには俺がただ寝ているだけにしか見えないらしい。
因みにダンジョンのボス部屋に1人放り込まれたんだが、俺と先にパーティーを組んでいたエレンは俺を助けにボス部屋へ突入してくれた。
流石にダンジョン中層でも深層のボス部屋、2人ではなあ。
俺はダンジョンの真っただ中に追放された訳だが、くしくも追放直後に俺の何かが変化した。
因みに寝そべっていなくてはいけない理由は顔面と心臓、そして掌を地面にくっつける事で地脈と繋がるらしい。地脈って何だ?
悪役令嬢らしいのですが、務まらないので途中退場を望みます
水姫
ファンタジー
ある日突然、「悪役令嬢!」って言われたらどうしますか?
私は、逃げます!
えっ?途中退場はなし?
無理です!私には務まりません!
悪役令嬢と言われた少女は虚弱過ぎて途中退場をお望みのようです。
一話一話は短めにして、毎日投稿を目指します。お付き合い頂けると嬉しいです。
病弱少女、転生して健康な肉体(最強)を手に入れる~友達が欲しくて魔境を旅立ちましたが、どうやら私の魔法は少しおかしいようです~
アトハ
ファンタジー
【短いあらすじ】
普通を勘違いした魔界育ちの少女が、王都に旅立ちうっかり無双してしまう話(前世は病院少女なので、本人は「超健康な身体すごい!!」と無邪気に喜んでます)
【まじめなあらすじ】
主人公のフィアナは、前世では一生を病院で過ごした病弱少女であったが……、
「健康な身体って凄い! 神さま、ありがとう!(ドラゴンをワンパンしながら)」
転生して、超健康な身体(最強!)を手に入れてしまう。
魔界で育ったフィアナには、この世界の普通が分からない。
友達を作るため、王都の学園へと旅立つことになるのだが……、
「なるほど! 王都では、ドラゴンを狩るには許可が必要なんですね!」
「「「違う、そうじゃない!!」」」
これは魔界で育った超健康な少女が、うっかり無双してしまうお話である。
※他サイトにも投稿中
※旧タイトル
病弱少女、転生して健康な肉体(最強)を手に入れる~友達が欲しくて魔境を旅立ちましたが、どうやら私の魔法は少しおかしいようです~
【完結】海外在住だったので、異世界転移なんてなんともありません
ソニエッタ
ファンタジー
言葉が通じない? それ、日常でした。
文化が違う? 慣れてます。
命の危機? まあ、それはちょっと驚きましたけど。
NGO調整員として、砂漠の難民キャンプから、宗教対立がくすぶる交渉の現場まで――。
いろんな修羅場をくぐってきた私が、今度は魔族の村に“神託の者”として召喚されました。
スーツケース一つで、どこにでも行ける体質なんです。
今回の目的地が、たまたま魔王のいる世界だっただけ。
「聖剣? 魔法? それよりまず、水と食糧と、宗教的禁忌の確認ですね」
ちょっとズレてて、でもやたらと現場慣れしてる。
そんな“救世主”、エミリの異世界ロジカル生活、はじまります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる