487 / 591
第17章 風の国ストムゼブブ『暴食』の大罪騒乱編
第478話 首都ボレアース崖下に出現した特殊個体
しおりを挟む
そして舞台は最終局面、アルトラへと移る――
「私たちも向かいましょう!」
ティナリスにそう促され、マップD-3地点に向かおうとしたところ、またも近くに空間の裂け目が出現。
「これって……ゲート? 今度は誰?」
そこから現れたのはアスタロトと、彼が引き連れた数人の部下たち。そしてゲート発動者である空間魔術師の女の子だった。
「ベルゼビュート様、状況はどうでしょうか? 今日十二パーセントとの話でしたが、援軍は間に合いましたか?」
ベストタイミング! こんなバッチリのタイミングで現れるなんて!
「ちょうど今襲撃があったところよ! 加勢して!」
「了解しました! イルリースとエアリア! あなたたちはここに留まり、引き続き空間魔法でカゼハナから可能な限り援軍の補充を! それと可能であればヴァントウに行ったアリアエールも引き戻して援軍補充の手伝いをさせてください」
「「了解しました!」」
「ある程度援軍が召喚できれば、あとは精鋭部隊が主導で動いてくれるはずです」
イルリースさんはお世話になっているが、エアリアさんとアリアエールさんは私にとっては新しい名前。
この場にアリアエールさんが揃えば風の国の空間魔術師三人が揃い踏みってところか。 (エアリアについては第468話を、アリアエールについては第457話を参照)
「さあ襲撃ポイントへ急ぎましょう!」
アスタロトと援軍を引き連れてマップD-3へ向かう。
その道中、素早く移動しながらもティナリスに話しかけられる。
「ベルゼビュート様、手身近に紹介します。私の夫のロックスです」
「あなたが?」
旦那さんも巨鳥ルフ族らしく、結構ゴツめのしっかりした肉体を持つ。
フレアハルトらと同様に、人型形態、鳥人形態、怪鳥形態の三形態があるらしく、現在は鳥人形態で飛翔。両腕が巨大な翼になっており羽ばたく姿は、しなやかなティナリスとは対照的で雄々しい。
二人とも槍を武器として使うが、両腕が翼に変わる鳥人形態では手で持てないから槍を足で掴んで運ぶか、風で覆って空中に浮かせて運ぶらしい。このまま風を操って追尾槍のような性能も持たせられるとか。
これが風の国の双璧であるルフ夫婦か。
「よろしくお願いね」
「はぁ、よろしく頼みます」
何か素っ気ないな……あまり歓迎されてない?
「ロックス! きちんと挨拶してよ! すみません、最近私がベルゼビュート様の話題をよく口にするのでちょっと拗ねてるみたいなんです」
「ああ、そう……」
何だ……ただのバカップルか。
「まあ何はともあれ、ロックスさん期待してます」
そうこう話しながら移動しているうちにD-3地点に着くと、既に戦闘が始まっていた。
だが、何かおかしい。
「アリはどこに?」
空中から見回してみるがそれらしい巨大な虫がいない。
ジャイアントアントがどれほど威圧的なのか、生きているものを初めて見られると思っていたが、そこには働きアリの姿すら見えなかった。
「どういうことだ? アリらしき虫はいないし、亜人同士で戦ってるじゃないか!」
なぜ亜人同士で戦いあってるのか分からないが、風の国で私に付いてくれた部下と灰色の鎧を着た亜人の集団が戦っていた。
何が起きているか整理もできない中、下から声をかけられる。
「アルトラ様! アスタロト様も!」
声をかけたのは主要感知要員に据えた、土の精霊アーシャだった。
「緊急連絡したのはあなたよね? どういうことなの?」
「と、突然あの灰色の鎧の者たちが土の中から襲撃してきたんです! それにアイツらはどんどん味方を増やしている状態で……」
焦って話し出すアーシャ。
その後、別の方向から声がした。
「あなた方がこの方たちの援軍ですか?」
そちらを見ると全身灰色の亜人が立っていた。
「誰だ貴様!?」
その異様な姿に、槍を構えてロックスが声を張り上げる。
ティナリスがそれに続いて槍を構えた。
「貴様は誰だ!? 亜人か!?」
「お初にお目にかかります。わたくし、あなた方がジャイアントアントと呼んでいる種族でございます。女王様には『デュプリケート』と名付けられました」
と、流暢な言葉で話し出す。
「ジャ、ジャイアントアントがヒトの言葉を……?」
「さっきフレアハルト殿とフレイムハルト殿が倒した敵はしゃべることなんかなかったぞ!」
ロックスの口からフレアハルトたちの名前が出てきた。
あっちでも敵と戦ってたのか。
倒したってことは、フレアハルトたちが勝ったってことか。じゃあカゼハナはもう鎮圧されたってことなのかな?
「倒した敵って?」
アスタロトに説明を求めると、
「赤黒色の異形の姿で、全身を高熱で覆われたアリが現れたんです。それをお二人の力で倒してもらったんですが……それが……いえ、すみません、今言うのは止しておきます。後ほど」
最後、何か言い淀んだような感じがするが、まずはアリの対処が先決だし今言いたくないのなら後で聞くか。
「ああ……『ブレイズタイラント』は倒されてしまったのですね。亜人ごときがあれを倒せるとは思いませんでしたよ。いやぁ、凄い凄い。あれは私などより遥かに破壊力で勝りますから」
パンパンと拍手をしながらしゃべり続ける。
「『ブレイズタイラント』? それは燃えるアリのことか? ヤツらに名前があるのか!?」
「働きアリや兵隊アリにはありません。彼女らは所詮あなた方で言うところの奴隷でしかありませんから。しかし、私のように存分に魔力を与えられて大事に大事に育てられた高位の存在は違います。それぞれ名前があるのですよ。誇らしい名前がね。我が種族で最高高度を持つ『マキシマムハードネス』、植物の成長を早め実りをもたらしてくれる『プラントメタボリズム』、電撃を完全に無効化し、ゴムのようにしなやかな身体を持つ『ラバーソウル』、そして今後世界征服のために移動の要となる『ディメンショナルオーバー』が今生まれている高位の存在です。まだまだ弟や妹はおりますから楽しみにしていると良いですよ?」
そ、そんなに特殊個体がいるのか……?
デスキラービーの時はたった三体ですら、多くの犠牲者が出たのに……
しかし、何だか名前が随分記号的な感じがするが……
もしかして名前がそのまま能力を示しているのか?
コイツの名前は『デュプリケート』……デュプリケートは確か『複製』とか『複写』とか、そういう意味だったはず。
「『デュプリケート』……あなたの能力はコピー能力ですか?」
アスタロトが私より先に相手に聞いた。
コピーってことは、私の【スキルドレイン】と似たような能力? どんな発動条件があるんだろう? 私と同じように魔力の吸収か対象の捕食か?
これだと『暴食』の大罪にかなり近い性能ってことになるけど。
「おや? 能力とは名前で分かってしまうものなのですか?」
「いや、聞いている限り名前がそのままの能力が多いようでしたので」
「そうですか、女王様でも亜人の文化はまだよく分からないので、能力で名付けられたのでしょう。それは名前で能力が判別されないように女王に進言しておかなければなりませんね。まあ問題ありません。何せ複製と言っても自分自身を複製するものですから」
話してる最中に、デュプリケートから不定形の肉の塊のようなものが飛び出した。
「な、何!?」
「何だアレは!?」
肉の塊は徐々にデュプリケートと同じ姿に変化していく。
「あなた方の部下が戦っているものは、これと同じものですよ」
周囲を見回してみると、確かに同じ姿のものと兵士たちが戦っている。
「私と同じ姿に固着するのに少々時間がかかるのですが、まあそれはあなた方から隠れて増殖すれば全くデメリットにはなりません。ちなみに――」
デュプリケートがそう話しながら再び自身から肉の塊を生み出す。
そして近くに倒れていた兵士の遺体に覆いかぶさった。
「貴様! 遺体とは言え、我らの部下に何をするつもりだ!!」
いたずらに遺体を弄ぼうとするさまに、ロックスが怒りの声を上げる。
「うるさい方ですね、今わざわざ説明しているのだから黙っていてください。固着する前に別の要素を混ぜれば――」
肉の塊は兵士の遺体を取り込み、徐々に人型を成していく。
「――このように、少し姿の違う『私』が出来ます。この方法で増殖した『私』は、元々の私が持たない能力も得られましてね、この方を取り込んだ場合『複製』とは別に風の能力を得られたようですね。そら、この通り」
複製されたデュプリケートは、その場で両手を振り払い、一陣の突風を発生させた。
「なるほど、使ってみて分かりましたが風をもっと沢山集めれば切れ味の鋭い風も生み出せるようですね。自分の持たない能力を得るというのは楽しいですねぇ」
「貴様~~……」
「くっ……」
「我々騎士団員の身体を材料にしたということか……」
兵士の遺体をアリに取り込まれ、更に新たな能力まで与えてしまったと分かり、この場の全員が絶句。
「私たちも向かいましょう!」
ティナリスにそう促され、マップD-3地点に向かおうとしたところ、またも近くに空間の裂け目が出現。
「これって……ゲート? 今度は誰?」
そこから現れたのはアスタロトと、彼が引き連れた数人の部下たち。そしてゲート発動者である空間魔術師の女の子だった。
「ベルゼビュート様、状況はどうでしょうか? 今日十二パーセントとの話でしたが、援軍は間に合いましたか?」
ベストタイミング! こんなバッチリのタイミングで現れるなんて!
「ちょうど今襲撃があったところよ! 加勢して!」
「了解しました! イルリースとエアリア! あなたたちはここに留まり、引き続き空間魔法でカゼハナから可能な限り援軍の補充を! それと可能であればヴァントウに行ったアリアエールも引き戻して援軍補充の手伝いをさせてください」
「「了解しました!」」
「ある程度援軍が召喚できれば、あとは精鋭部隊が主導で動いてくれるはずです」
イルリースさんはお世話になっているが、エアリアさんとアリアエールさんは私にとっては新しい名前。
この場にアリアエールさんが揃えば風の国の空間魔術師三人が揃い踏みってところか。 (エアリアについては第468話を、アリアエールについては第457話を参照)
「さあ襲撃ポイントへ急ぎましょう!」
アスタロトと援軍を引き連れてマップD-3へ向かう。
その道中、素早く移動しながらもティナリスに話しかけられる。
「ベルゼビュート様、手身近に紹介します。私の夫のロックスです」
「あなたが?」
旦那さんも巨鳥ルフ族らしく、結構ゴツめのしっかりした肉体を持つ。
フレアハルトらと同様に、人型形態、鳥人形態、怪鳥形態の三形態があるらしく、現在は鳥人形態で飛翔。両腕が巨大な翼になっており羽ばたく姿は、しなやかなティナリスとは対照的で雄々しい。
二人とも槍を武器として使うが、両腕が翼に変わる鳥人形態では手で持てないから槍を足で掴んで運ぶか、風で覆って空中に浮かせて運ぶらしい。このまま風を操って追尾槍のような性能も持たせられるとか。
これが風の国の双璧であるルフ夫婦か。
「よろしくお願いね」
「はぁ、よろしく頼みます」
何か素っ気ないな……あまり歓迎されてない?
「ロックス! きちんと挨拶してよ! すみません、最近私がベルゼビュート様の話題をよく口にするのでちょっと拗ねてるみたいなんです」
「ああ、そう……」
何だ……ただのバカップルか。
「まあ何はともあれ、ロックスさん期待してます」
そうこう話しながら移動しているうちにD-3地点に着くと、既に戦闘が始まっていた。
だが、何かおかしい。
「アリはどこに?」
空中から見回してみるがそれらしい巨大な虫がいない。
ジャイアントアントがどれほど威圧的なのか、生きているものを初めて見られると思っていたが、そこには働きアリの姿すら見えなかった。
「どういうことだ? アリらしき虫はいないし、亜人同士で戦ってるじゃないか!」
なぜ亜人同士で戦いあってるのか分からないが、風の国で私に付いてくれた部下と灰色の鎧を着た亜人の集団が戦っていた。
何が起きているか整理もできない中、下から声をかけられる。
「アルトラ様! アスタロト様も!」
声をかけたのは主要感知要員に据えた、土の精霊アーシャだった。
「緊急連絡したのはあなたよね? どういうことなの?」
「と、突然あの灰色の鎧の者たちが土の中から襲撃してきたんです! それにアイツらはどんどん味方を増やしている状態で……」
焦って話し出すアーシャ。
その後、別の方向から声がした。
「あなた方がこの方たちの援軍ですか?」
そちらを見ると全身灰色の亜人が立っていた。
「誰だ貴様!?」
その異様な姿に、槍を構えてロックスが声を張り上げる。
ティナリスがそれに続いて槍を構えた。
「貴様は誰だ!? 亜人か!?」
「お初にお目にかかります。わたくし、あなた方がジャイアントアントと呼んでいる種族でございます。女王様には『デュプリケート』と名付けられました」
と、流暢な言葉で話し出す。
「ジャ、ジャイアントアントがヒトの言葉を……?」
「さっきフレアハルト殿とフレイムハルト殿が倒した敵はしゃべることなんかなかったぞ!」
ロックスの口からフレアハルトたちの名前が出てきた。
あっちでも敵と戦ってたのか。
倒したってことは、フレアハルトたちが勝ったってことか。じゃあカゼハナはもう鎮圧されたってことなのかな?
「倒した敵って?」
アスタロトに説明を求めると、
「赤黒色の異形の姿で、全身を高熱で覆われたアリが現れたんです。それをお二人の力で倒してもらったんですが……それが……いえ、すみません、今言うのは止しておきます。後ほど」
最後、何か言い淀んだような感じがするが、まずはアリの対処が先決だし今言いたくないのなら後で聞くか。
「ああ……『ブレイズタイラント』は倒されてしまったのですね。亜人ごときがあれを倒せるとは思いませんでしたよ。いやぁ、凄い凄い。あれは私などより遥かに破壊力で勝りますから」
パンパンと拍手をしながらしゃべり続ける。
「『ブレイズタイラント』? それは燃えるアリのことか? ヤツらに名前があるのか!?」
「働きアリや兵隊アリにはありません。彼女らは所詮あなた方で言うところの奴隷でしかありませんから。しかし、私のように存分に魔力を与えられて大事に大事に育てられた高位の存在は違います。それぞれ名前があるのですよ。誇らしい名前がね。我が種族で最高高度を持つ『マキシマムハードネス』、植物の成長を早め実りをもたらしてくれる『プラントメタボリズム』、電撃を完全に無効化し、ゴムのようにしなやかな身体を持つ『ラバーソウル』、そして今後世界征服のために移動の要となる『ディメンショナルオーバー』が今生まれている高位の存在です。まだまだ弟や妹はおりますから楽しみにしていると良いですよ?」
そ、そんなに特殊個体がいるのか……?
デスキラービーの時はたった三体ですら、多くの犠牲者が出たのに……
しかし、何だか名前が随分記号的な感じがするが……
もしかして名前がそのまま能力を示しているのか?
コイツの名前は『デュプリケート』……デュプリケートは確か『複製』とか『複写』とか、そういう意味だったはず。
「『デュプリケート』……あなたの能力はコピー能力ですか?」
アスタロトが私より先に相手に聞いた。
コピーってことは、私の【スキルドレイン】と似たような能力? どんな発動条件があるんだろう? 私と同じように魔力の吸収か対象の捕食か?
これだと『暴食』の大罪にかなり近い性能ってことになるけど。
「おや? 能力とは名前で分かってしまうものなのですか?」
「いや、聞いている限り名前がそのままの能力が多いようでしたので」
「そうですか、女王様でも亜人の文化はまだよく分からないので、能力で名付けられたのでしょう。それは名前で能力が判別されないように女王に進言しておかなければなりませんね。まあ問題ありません。何せ複製と言っても自分自身を複製するものですから」
話してる最中に、デュプリケートから不定形の肉の塊のようなものが飛び出した。
「な、何!?」
「何だアレは!?」
肉の塊は徐々にデュプリケートと同じ姿に変化していく。
「あなた方の部下が戦っているものは、これと同じものですよ」
周囲を見回してみると、確かに同じ姿のものと兵士たちが戦っている。
「私と同じ姿に固着するのに少々時間がかかるのですが、まあそれはあなた方から隠れて増殖すれば全くデメリットにはなりません。ちなみに――」
デュプリケートがそう話しながら再び自身から肉の塊を生み出す。
そして近くに倒れていた兵士の遺体に覆いかぶさった。
「貴様! 遺体とは言え、我らの部下に何をするつもりだ!!」
いたずらに遺体を弄ぼうとするさまに、ロックスが怒りの声を上げる。
「うるさい方ですね、今わざわざ説明しているのだから黙っていてください。固着する前に別の要素を混ぜれば――」
肉の塊は兵士の遺体を取り込み、徐々に人型を成していく。
「――このように、少し姿の違う『私』が出来ます。この方法で増殖した『私』は、元々の私が持たない能力も得られましてね、この方を取り込んだ場合『複製』とは別に風の能力を得られたようですね。そら、この通り」
複製されたデュプリケートは、その場で両手を振り払い、一陣の突風を発生させた。
「なるほど、使ってみて分かりましたが風をもっと沢山集めれば切れ味の鋭い風も生み出せるようですね。自分の持たない能力を得るというのは楽しいですねぇ」
「貴様~~……」
「くっ……」
「我々騎士団員の身体を材料にしたということか……」
兵士の遺体をアリに取り込まれ、更に新たな能力まで与えてしまったと分かり、この場の全員が絶句。
1
あなたにおすすめの小説
美化係の聖女様
しずもり
ファンタジー
毒親の仕打ち、親友と恋人の裏切り、人生最悪のどん底でやけ酒を煽り何を思ったのか深夜に突然掃除を始めたら床がドンドンって大きく鳴った。
ゴメン、五月蝿かった?
掃除は止めにしよう、そう思った瞬間、床に現れた円のようなものが光りだした。
気づいたらゴミと掃除道具と一緒に何故か森の中。
地面には気を失う前に見た円が直径3メートルぐらいの大きさで光ってる。
何コレ、どうすればいい?
一方、魔王復活の兆しに聖女を召喚した王城では召喚された筈の聖女の姿が見当たらない。
召喚した手応えはあったものの目の前の床に描かれた魔法陣には誰も居ない。
もしかして召喚先を間違えた?
魔力の残滓で聖女が召喚された場所に辿り着いてみれば聖女はおらず。
それでも魔王復活は待ってはくれない。
それならば聖女を探しながら魔王討伐の旅へ見切り発車で旅する第二王子一行。
「もしかしたら聖女様はいきなり召喚された事にお怒りなのかも知れない、、、、。」
「いや、もしかしたら健気な聖女様は我らの足手まといにならぬ様に一人で浄化の旅をしているのかも知れません。」
「己の使命を理解し果敢に試練に立ち向かう聖女様を早く見つけださねばなりません。」
「もしかして聖女様、自分が聖女って気づいて無いんじゃない?」
「「「・・・・・・・・。」」」
何だかよく分からない状況下で主人公が聖女の自覚が無いまま『異世界に来てしまった理由』を探してフラリと旅をする。
ここ、結構汚れていません?ちょっと掃除しますから待ってて下さいね。掃除好きの聖女は無自覚浄化の旅になっている事にいつ気付くのか?
そして聖女を追って旅する第二王子一行と果たして出会う事はあるのか!?
魔王はどこに?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
不定期更新になります。
主人公は自分が聖女だとは気づいていません。
恋愛要素薄めです。
なんちゃって異世界の独自設定になります。
誤字脱字は見つけ次第修正する予定です。
R指定は無しの予定です。
銀眼の左遷王ケントの素人領地開拓&未踏遺跡攻略~だけど、領民はゼロで土地は死んでるし、遺跡は結界で入れない~
雪野湯
ファンタジー
王立錬金研究所の研究員であった元貴族ケントは政治家に転向するも、政争に敗れ左遷された。
左遷先は領民のいない呪われた大地を抱く廃城。
この瓦礫に埋もれた城に、世界で唯一無二の不思議な銀眼を持つ男は夢も希望も埋めて、その謎と共に朽ち果てるつもりでいた。
しかし、運命のいたずらか、彼のもとに素晴らしき仲間が集う。
彼らの力を借り、様々な種族と交流し、呪われた大地の原因である未踏遺跡の攻略を目指す。
その過程で遺跡に眠っていた世界の秘密を知った。
遺跡の力は世界を滅亡へと導くが、彼は銀眼と仲間たちの力を借りて立ち向かう。
様々な苦難を乗り越え、左遷王と揶揄された若き青年は世界に新たな道を示し、本物の王となる。
【完結】竜騎士の私は竜の番になりました!
胡蝶花れん
ファンタジー
ここは、アルス・アーツ大陸。
主に5大国家から成り立つ大陸である。
この世界は、人間、亜人(獣に変身することができる。)、エルフ、ドワーフ、魔獣、魔女、魔人、竜などの、いろんな種族がおり、また魔法が当たり前のように使える世界でもあった。
この物語の舞台はその5大国家の内の一つ、竜騎士発祥の地となるフェリス王国から始まる、王国初の女竜騎士の物語となる。
かくして、竜に番(つがい)認定されてしまった『氷の人形』と呼ばれる初の女竜騎士と竜の恋模様はこれいかに?! 竜の番の意味とは?恋愛要素含むファンタジーモノです。
※毎日更新(平日)しています!(年末年始はお休みです!)
※1話当たり、1200~2000文字前後です。
目を覚ますと雑魚キャラになっていたけど、何故か最強なんです・・・
Seabolt
ファンタジー
目を覚ますと雑魚キャラに何の因果か知らないけど、俺は最強の超能力者だった・・・
転生した世界の主流は魔力であって、中にはその魔力で貴族にまでなっている奴もいるという。
そんな世界をこれから冒険するんだけど、俺は何と雑魚キャラ。設定は村人となっている。
<script src="//accaii.com/genta/script.js" async></script><noscript><img src="//accaii.com/genta/script?guid=on"></noscript>
【完結】海外在住だったので、異世界転移なんてなんともありません
ソニエッタ
ファンタジー
言葉が通じない? それ、日常でした。
文化が違う? 慣れてます。
命の危機? まあ、それはちょっと驚きましたけど。
NGO調整員として、砂漠の難民キャンプから、宗教対立がくすぶる交渉の現場まで――。
いろんな修羅場をくぐってきた私が、今度は魔族の村に“神託の者”として召喚されました。
スーツケース一つで、どこにでも行ける体質なんです。
今回の目的地が、たまたま魔王のいる世界だっただけ。
「聖剣? 魔法? それよりまず、水と食糧と、宗教的禁忌の確認ですね」
ちょっとズレてて、でもやたらと現場慣れしてる。
そんな“救世主”、エミリの異世界ロジカル生活、はじまります。
精霊が俺の事を気に入ってくれているらしく過剰に尽くしてくれる!が、周囲には精霊が見えず俺の評価はよろしくない
よっしぃ
ファンタジー
俺には僅かながら魔力がある。この世界で魔力を持った人は少ないからそれだけで貴重な存在のはずなんだが、俺の場合そうじゃないらしい。
魔力があっても普通の魔法が使えない俺。
そんな俺が唯一使える魔法・・・・そんなのねーよ!
因みに俺の周囲には何故か精霊が頻繁にやってくる。
任意の精霊を召還するのは実はスキルなんだが、召喚した精霊をその場に留め使役するには魔力が必要だが、俺にスキルはないぞ。
極稀にスキルを所持している冒険者がいるが、引く手あまたでウラヤマ!
そうそう俺の総魔力量は少なく、精霊が俺の周囲で顕現化しても何かをさせる程の魔力がないから直ぐに姿が消えてしまう。
そんなある日転機が訪れる。
いつもの如く精霊が俺の魔力をねだって頂いちゃう訳だが、大抵俺はその場で気を失う。
昔ひょんな事から助けた精霊が俺の所に現れたんだが、この時俺はたまたまうつ伏せで倒れた。因みに顔面ダイブで鼻血が出たのは内緒だ。
そして当然ながら意識を失ったが、ふと目を覚ますと俺の周囲にはものすごい数の魔石やら素材があって驚いた。
精霊曰く御礼だってさ。
どうやら俺の魔力は非常に良いらしい。美味しいのか効果が高いのかは知らんが、精霊の好みらしい。
何故この日に限って精霊がずっと顕現化しているんだ?
どうやら俺がうつ伏せで地面に倒れたのが良かったらしい。
俺と地脈と繋がって、魔力が無限増殖状態だったようだ。
そしてこれが俺が冒険者として活動する時のスタイルになっていくんだが、理解しがたい体勢での活動に周囲の理解は得られなかった。
そんなある日、1人の女性が俺とパーティーを組みたいとやってきた。
ついでに精霊に彼女が呪われているのが分かったので解呪しておいた。
そんなある日、俺は所属しているパーティーから追放されてしまった。
そりゃあ戦闘中だろうがお構いなしに地面に寝そべってしまうんだから、あいつは一体何をしているんだ!となってしまうのは仕方がないが、これでも貢献していたんだぜ?
何せそうしている間は精霊達が勝手に魔物を仕留め、素材を集めてくれるし、俺の身をしっかり守ってくれているんだが、精霊が視えないメンバーには俺がただ寝ているだけにしか見えないらしい。
因みにダンジョンのボス部屋に1人放り込まれたんだが、俺と先にパーティーを組んでいたエレンは俺を助けにボス部屋へ突入してくれた。
流石にダンジョン中層でも深層のボス部屋、2人ではなあ。
俺はダンジョンの真っただ中に追放された訳だが、くしくも追放直後に俺の何かが変化した。
因みに寝そべっていなくてはいけない理由は顔面と心臓、そして掌を地面にくっつける事で地脈と繋がるらしい。地脈って何だ?
病弱少女、転生して健康な肉体(最強)を手に入れる~友達が欲しくて魔境を旅立ちましたが、どうやら私の魔法は少しおかしいようです~
アトハ
ファンタジー
【短いあらすじ】
普通を勘違いした魔界育ちの少女が、王都に旅立ちうっかり無双してしまう話(前世は病院少女なので、本人は「超健康な身体すごい!!」と無邪気に喜んでます)
【まじめなあらすじ】
主人公のフィアナは、前世では一生を病院で過ごした病弱少女であったが……、
「健康な身体って凄い! 神さま、ありがとう!(ドラゴンをワンパンしながら)」
転生して、超健康な身体(最強!)を手に入れてしまう。
魔界で育ったフィアナには、この世界の普通が分からない。
友達を作るため、王都の学園へと旅立つことになるのだが……、
「なるほど! 王都では、ドラゴンを狩るには許可が必要なんですね!」
「「「違う、そうじゃない!!」」」
これは魔界で育った超健康な少女が、うっかり無双してしまうお話である。
※他サイトにも投稿中
※旧タイトル
病弱少女、転生して健康な肉体(最強)を手に入れる~友達が欲しくて魔境を旅立ちましたが、どうやら私の魔法は少しおかしいようです~
ヒロイン? 玉の輿? 興味ありませんわ! お嬢様はお仕事がしたい様です。
彩世幻夜
ファンタジー
「働きもせずぐうたら三昧なんてつまんないわ!」
お嬢様はご不満の様です。
海に面した豊かな国。その港から船で一泊二日の距離にある少々大きな離島を領地に持つとある伯爵家。
名前こそ辺境伯だが、両親も現当主の祖父母夫妻も王都から戻って来ない。
使用人と領民しか居ない田舎の島ですくすく育った精霊姫に、『玉の輿』と羨まれる様な縁談が持ち込まれるが……。
王道中の王道の俺様王子様と地元民のイケメンと。そして隠された王子と。
乙女ゲームのヒロインとして生まれながら、その役を拒否するお嬢様が選ぶのは果たして誰だ?
※5/4完結しました。
新作
【あやかしたちのとまり木の日常】
連載開始しました
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる