建国のアルトラ ~魔界の天使 (?)の国造り奮闘譚~

ヒロノF

文字の大きさ
565 / 591
第19章 土の国ヒュプノベルフェ探訪・アルトラの解呪編

第555話 解呪刀の返還

しおりを挟む
 【ゲート】で寺院内にある人気ひとけの無いところへ出現。
 寺院に戻ってみると、刀が盗まれてから五、六時間ほど経っているため訪問客が少なくなって大分閑散としていた。

「『刀が盗まれた』って情報が広まれば、そりゃ解散って話にもなるか」
「メインイベントが無くなれば居る意味も無いと考える者もおるだろうしのう」

 と言うのはグルグル巻きにされたタマモ。

「当事者がどの口で言ってんだ」
「ワハハハ」

 クジ引きも一旦休止され、さっきまで階段にズラっと並んでいたヒトたちもどこへやら。
 現在は寺院内部の仏像や関連する美術品を見物に行く客ばかりになっている。諦めて帰った者も相当数いると思われる。
 とは言え、私はこの例祭初めてだし、延べ二十万人も来ているらしいし階段にヒトが減っただけで訪問客そのものが減ったようには感じない。
 その代わり、同じ服装をしたヒトたち数人から十数人が忙しなく出たり入ったりしている。多分盗まれた時点で通報が行ってるだろうから、警察関係か軍関係のヒトたちだろう。

「寺院近くにナナトスらはらんようだな」
「遊ぶためのお金渡しておいたし、多分下の出店の方に居るんじゃない?」

 ヒトを肩に担いできたフレアハルトが注目され、周囲が少しどよめく中、近くに居た僧に話しかけた。

「『祓魔ふつまくろがね』を取り返してきました」

 と言いながら、刀を差し出した。

「…………は? …………え? …………奪われた解呪刀ですか!? ま、まさか……本物ですか!?」

 僧は目を白黒させながら、私とフレアハルト、そしてフレアハルトが担いでいるタマモを交互に見回す。

「しょ、少々お待ちください!」

 僧は奥に引っ込み、数分してから恐らく偉い階級であろう僧とムラマサ寺院の警備員、それと警察?軍関係者?が複数人やってきた。

「『祓魔ふつまくろがね』を取り返していただけたそうですが……」
「はい、ここに」

 『祓魔ふつまくろがね』を手渡した。
 高位らしき僧はすぐに少しだけ鞘から引き抜いて確かめる。

「おお、確かに! 感謝致します! しかし……一回分減っているようですが……」
「この者に既に使われた後であった」

 と、左肩に担いだタマモの所為であるように言うフレアハルト。
 作戦とは言え、実行すると決めたら、躊躇無くそれに忠実に言ってのけるところが凄い。私ならきっとしどろもどろだ。

「刀を盗んで行った犯人で間違い無いか?」

 僧が警備員に訊ね、警備員は――

「恐らく……間違い無いと思います。素顔については分かりませんが、この服装とキツネの面には見覚えがあります」

 ――と答える。彼はどうやら盗まれる現場でタマモを取り押さえようとした警備員の一人らしい。

「では犯人はこちらで引き取ります」

 フレアハルトが左肩から下ろして、地面に横たえる。

「面を改めさせてもらうぞ」
「え? あ……!」
「何か?」
「いえ……」

 しまったな……お面を取るというところで動揺して声を上げてしまった……少し怪しまれる要素を与えてしまったかも……
 お面取られちゃうのか……そりゃそうだよな……顔バレしちゃうけど大丈夫かしら?

 しかし、お面を取った顔に少しだけ驚いた。

「あれ?」
「どうか致しましたか?」
「いえ……」

 さっきと顔が違う……変化へんげしてるのか?
 本当の顔を知られてしまうと、この後脱走した後に見つけられて追いかけ回される可能性があるから別人の顔になっているのかも。そもそも私たちが対面していた顔が本当の顔かどうかも分からないが……
 盗賊団の頭なんだから捕まるのが筋なんだろうけど、ちょっとだけ安心した。

「どこで捕まえたかお聞かせ願えますか?」

 なるほど……『どこで捕まえたか?』。
 この質問を想定して、市役所のような往来が多いところで捕まる演技をしたわけか。私たちが捕まえたという証拠を作るためと、自身が奪った物を大声で口にすることで目撃者にソレが何であるかを印象付けるために。
 市役所前のように目撃者が多い場所なら裏取りも簡単になるって理由もあるかもしれない。“私たちとタマモが無関係”というアリバイを作るには適した場所だったわけか。
 しかも、盗まれて六時間も経っていれば探し回った末にたまたま見つけて拘束したようにも見える。
 これで、私たちとタマモはグルではないってことを明確にしたわけだ。
 もしあの演技のために市役所へ赴かなければ、土地勘の無い私では答えることができない質問だった。

「え~と……解呪刀を盗まれたのを目の前で見ていたので、私たちも犯人を捕まえてやろうと探し回った末にルガイアの市役所前で見つけて拘束しました」

 目の前で刀を盗まれたのを見ていたヒトたちの中には、『探して取り返してやる!』と息巻いていたヒトを何人か見た。私たちもその内の一人と考えれば、この言い訳もそれほど苦しいものではないはずだ。

「おい、裏取りしに行ってくれ、市役所前なら目撃者も多いだろ」
「了解!」

 警察官?軍?の上司が部下へ命令。
 盗まれたのが宝具だったためなのか行動も迅速。

「お名前とどこから来たかを伺っても?」

 これも聞かれるとは思っていたが……少々難関だ。身分明かすわけにもいかないし……

「『カイ』と言います。アルトラルサンズから来た旅行者です」
「『フレハル』だ。同じくアルトラルサンズから来た」

 とりあえず偽名を名乗っておこう。後でバレてもそういう身分でしたと言い訳はできるだろう。
 しかし、咄嗟のことでゾンビ討伐の名前と同じものを言ってしまった……大丈夫だろうか……?
 タマモも偽名で討伐報告したって言ってたし、辿られることは無いとは思うが……

「ほほう、珍しい。現在話題の新興国からの旅行者ですか」
「え、ええ。私たちも解呪刀目当てで来たので目の前で盗まれたのが悔しくて、私の手でとっ捕まえてやろうと思っていたら偶然市役所前に居るのを見つけたので……」

 ボロが出てしまうかもしれないし、あまり余計なことは話さない方が良いな。ここら辺でやめておくか。

「なるほど、素晴らしい働きでした! ご協力感謝致します! では帰っていただいて結構です。おっと、その前に連絡先を教えていただけますか?」

 えっ!?

「往来の多い場所で捕まえたとのことなので裏取りも簡単だとは思いますが、一応ということで」
「あ、ああ……はい、今日泊まる予定の宿泊施設の住所です……」

 渋々ながら泊まる予定だった宿泊施設を教える。

「あ、明日の九時頃にはチェックアウトするので、その時までに来ていただければお話できると思います」
「了解しました。ご協力感謝致します!」

 な、何も怪しいところが出てこなきゃ良いけど……

 事情聴取が済んで、『祓魔ふつまくろがね』を手渡した高位らしき僧に再び話しかける。

「あの……」
「はい?」
「捕まえた時に聞いた話、何やら回数が減っていたことには彼女なりの深い事情があるらしくて――」

 と話し出したところ、タマモが小さく首を横に振り『余計なことを言うな!』という目で睨まれた。
 でも減った回数をこのままにすると当たりクジと解呪刀の使用回数が合わず、どうしても一回分少ないことになってしまう。これを誤魔化すにはここで私のクジで相殺する他無い。

「――彼女の罪を軽減することはできないかもしれませんが、せめて私の当たりクジでその減った一回分を相殺できませんか?」

 カイベルに当ててもらったクジを差し出してお願いする。

「それは……寺院側としても願っても無いですが……よろしいのですか?」
「はい……」
「分かりました。謹んでお受け取り致します」

 クジを寺院側へお返しして、その場を後にする。

「本当に良かったのかアルトラ? お主が補填することはなかったのではないか?」
「事情を知ってる私が補填しない限り、どうしてもクジと解呪刀の使用回数が合わないからね……仕方ないんだ。一回分使用回数が合わないとなると誰かが損をするわけだからね」
「わざわざお主がその損を引き受けんでも……」
「まあ……来年もう一回挑戦するよ」

 ああ……自分で決めたこととは言え……勿体ないことをした……
 来年もう一度カイベルに当ててもらおう……今回は縁が無かったということで……

   ◇

 下に行くとナナトスらはやはり露店付近に居た。

「あ! アルトラ様おかえりなさいッス!」
「ああ……ただいま……」
「フレハルさんも」
「ああ」

「刀は見付けたのですか?」

 とタナカさん。

「はい、取り返して、今寺院に返してきました」
「流石ですね……」

 その直後に、寺院側からの広報。

『本日十時より休止していたクジ引きですが、『祓魔ふつまくろがね』が無事戻ってきましたので、再開したいと思います! 奪われていた時間を鑑み、クジを引ける期間を延長して翌日の五時までとさせていただきます! 当たりは残り二百七十九本となります! なお、解呪の儀式については予定通り明日の十時からとなります!』

「あ、どうやら再開するようですね」

 再開されるのか。
 もう一度カイベルにお願いして並んでもらおうか?
 でも二回も同じヒトが当たり引くってのも……流石に怪しすぎる。
 二十万分の三を二回連続で引ける確率 (※)っていくつなんだろう? まあとんでもなく低い確率であることは間違い無い。
 イカサマを疑われてしまうかもしれないし、今回は諦めるか……
   (※二十万分の三を二回連続で引ける確率:四百億分の九。数字で表すと9/40000000000。天文学的数字だ……)

「それで、何でそんなにしょぼくれてるんスか?」
「取り返す過程で解呪刀を使われてしまっていてな、その使われた一回分をカイベルが当てたクジで補填したのだ」

 と説明するのはフレアハルト。
 タマモに対する配慮か、『既にタマモに使われていた』という設定をきちんと踏襲してくれている。

「別にアルトラ様が補填する必要なんてないんじゃないッスか?」
「そうだけど、良いんだよ。ちょっと同情するところもあったし」
「じゃあ今回の儀式には参加できないんスか!? そりゃ残念ッスね!」
「しょうがないね……」
「フッ……」

 今ナナトス鼻で笑った?

「じゃあそんなアルトラ様に朗報ッスよ! クジが休止する前にもう一回引きに行ったところ…………俺っち! なぁ~んと! 『解呪の権利』当てちまいました~!」
「ホ、ホントに!!?」

 二十万分の三を引き当てたってこと!?
 約〇.〇〇一五パーセントの確率を!?

「そ、それを私にくれるの!? ありがとう!」
「え~、どうしようかなぁ~ッス」

 あ、条件があるのね、そりゃそうか。

「じゃあ……樹の国のショップにもう一度行きたいッス」
「え? それだけで良いの? もっと『沢山お金欲しい』とか言われるかと思ったけど……しかるべきところに譲れば数千万の価値だよ?」
「え? そうなんスか? じゃあやっぱりやめようかなぁ~……」

 しまった……言わなきゃ良かったか……
 でも言っておかないとフェアじゃないし。

「…………まあ、今お金貰ったところでアルトレリアじゃまだまだ使い道無いッスし、それなら外国行って買い物するのが良いかなって」

 なるほど……確かに現状のアルトレリアでは、物が増えたとは言え行商人が持ってくる物だけで、言わば押し付けられてるようなもの。自分で選んでるって感覚が薄いのかもしれない。

「それに俺っちの勘が言ってるんスよ、アルトラ様に恩を売っておいた方が後々得だって」

 ちゃっかり損得も考えてる。確かに、自画自賛になるけど私は周辺国から見て有望株みたいだし。

「お金沢山貰ったらヨンにーやゴトにーみたいに店とか開けるかもしれないッスけど、俺っちまだ店持つようなもの考えられないッスからね」
「冬に作ってた氷像の造形が凄かったし、あっちの方を目指してみたら良いんじゃない?」 (第243話参照)
「じゃあ候補には入れておくッス。あと――」

 あ、まだ何かあるのね。

「――サンにーとヨンにーとゴトにーの店を贔屓ひいきしてくれれば……」

 ゴトスのスイーツ店は割と贔屓ひいきしている。あの店のものはよく食べるし。フィンツさんも手土産に選んだくらいだから美味しい。
 でも他は……サントスは建築会社、ヨントスは雑貨工房だったから、ヨントスの方は家で使うものをたまに買う。
 サントスは……まあ今後何かの時にお願いすれば良いか。

「分かったよ。そんなことで良いならお安い御用だ」
「じゃあ、はいッス」

 当たりクジを受け取った。
 受け取ったクジを広げてよ~く見てみる。

 疑ってたわけじゃないけど、本当に『解呪の権利』って書いてある。
 当たりクジだ……すげぇなナナトス……流石『超吉』の男……

「それでこれ貰ってどこへ行けば良いの?」
「あ、そうだ忘れてたッス。当たりクジ引いた後に案内書を一緒に渡されたッス」
「案内書があるの?」

 懐を探るナナトス。

 さっきカイベルからは受け取ってないな……カイベルに頼りっきりだったから、そんなものあるなんて頭に無かった。
 後日解呪の儀式に行かなきゃならないんだから、そりゃ当然案内書くらいあるよね……

「え~と……ああ、あったあった、コレッス!」

 案内書を受け取り、三つ折りにされた紙を開いてみるとムラマサ寺院の見取り図が描かれており、印がされている。

「大広間みたいなところでやるみたいね」

 案内書には説明も書かれていた。

 ┌──────────────────────────────────┐

  当寺院のクジにて解呪の権利を当てた剛運を持つ方へ
  まずはおめでとうございます!

  つきましては冥陰暦9993年12月1日の10時より、
  解呪の儀式を執り行います。
  時間に余裕を持ってお越しください。

 └──────────────────────────────────┘

 と共通魔界文字で書かれており、その後に極太の赤文字で――

 ┌──────────────────────────────────┐

  なお、時間に遅れて儀式に参加できなかった場合、本年の解呪の権利は
  無効とさせていただきますのでご了承ください。

 └──────────────────────────────────┘

 ――と書いてある。

 あの刀で一人一人目の前に呼んで斬り付けるのだろうか?
 そんな調子で二百九十九人分やると考えると、結構な時間がかかりそうだな。
 そんなに多いなら少しくらい遅れて行っても大丈夫だと思うんだけど……十時で受け付けを締め切ってしまうってことかしら?

「ちゃんと確認したッスか? 十時ッスよ?」
「うん、ありがとう」

 とは言え、『無効になる』と書かれている以上、絶対遅れないように行かないとな……

「そうだカイベル、『黒の同期リンク』のアドバイス役に立ったよ、ありがとう」
「役だったのなら何よりです」
「ところでナナトス、お主何食っておるのだ?」
「さっき通り過ぎた虫屋の食べ物ッスよ」
「ゲェ!! あんなもの食っておるのか!? 不味くないのか!?」
「見た目に騙されちゃダメッスよ。生きてなければただの食事ッス。コリコリしてクリーミーで美味いッスよ。エビみたいッス」

 昔からゲテモノ食べる番組で虫食べるロケ見てて『クリーミー』って単語が出てくると疑問に思うんだけど……『クリーミー』って、一体何の部分なのかしらね……?
 虫からカニクリームコロッケみたいなクリームが出てるわけないし。

 さて、儀式は明日の十時だから、明日まで待たないといけないんだよね。
 今日泊まる場所はタナカさんが手配してくれてるって話。これはクジに当たっても当たらなくても一泊するのは決定していた。
 もっとも……カイベルが引く以上、“私だけは当たること前提で”考えていたわけだけど……

 タナカさんの方を見ると腕時計で時間を確かめてる。

「それでは皆様、そろそろ良い頃合いになりましたし本日の宿泊予定の宿にご案内します。その前に先ほど話題に出た、第二首都ルガイア第一首都アーテラスの境目を見に行ってから宿へ行きましょう」
「あ、それでしたら私一度行ってるので【ゲート】で行けますよ?」

 と言ったところ、フレアハルトとナナトスの様子がおかしい。

「おい、ナナトスよ、あんなこと言っておるぞ?」
「アルトラ様は何も分かってないッスねぇ」
「ムッ、何か言いたいことがあるの?」

 今の一言のどこにおかしかったことがあったのか分からない。何が彼らにとってダメなところを刺激したのかしら?

「せっかく旅に来てるのに、【ゲート】一発で一瞬で現場に行くのはどうかと思うが?」
「俺っちたちアルトレリアから出ること少ないんスから、町並みを見ながら行きたいんスよ!」
「な、なるほど! それは気付かずごめん」
「では、歩いて参りましょうか」
しおりを挟む
感想 10

あなたにおすすめの小説

美化係の聖女様

しずもり
ファンタジー
毒親の仕打ち、親友と恋人の裏切り、人生最悪のどん底でやけ酒を煽り何を思ったのか深夜に突然掃除を始めたら床がドンドンって大きく鳴った。 ゴメン、五月蝿かった? 掃除は止めにしよう、そう思った瞬間、床に現れた円のようなものが光りだした。 気づいたらゴミと掃除道具と一緒に何故か森の中。 地面には気を失う前に見た円が直径3メートルぐらいの大きさで光ってる。 何コレ、どうすればいい? 一方、魔王復活の兆しに聖女を召喚した王城では召喚された筈の聖女の姿が見当たらない。 召喚した手応えはあったものの目の前の床に描かれた魔法陣には誰も居ない。 もしかして召喚先を間違えた? 魔力の残滓で聖女が召喚された場所に辿り着いてみれば聖女はおらず。 それでも魔王復活は待ってはくれない。 それならば聖女を探しながら魔王討伐の旅へ見切り発車で旅する第二王子一行。 「もしかしたら聖女様はいきなり召喚された事にお怒りなのかも知れない、、、、。」 「いや、もしかしたら健気な聖女様は我らの足手まといにならぬ様に一人で浄化の旅をしているのかも知れません。」 「己の使命を理解し果敢に試練に立ち向かう聖女様を早く見つけださねばなりません。」 「もしかして聖女様、自分が聖女って気づいて無いんじゃない?」 「「「・・・・・・・・。」」」 何だかよく分からない状況下で主人公が聖女の自覚が無いまま『異世界に来てしまった理由』を探してフラリと旅をする。 ここ、結構汚れていません?ちょっと掃除しますから待ってて下さいね。掃除好きの聖女は無自覚浄化の旅になっている事にいつ気付くのか? そして聖女を追って旅する第二王子一行と果たして出会う事はあるのか!? 魔王はどこに? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 不定期更新になります。 主人公は自分が聖女だとは気づいていません。 恋愛要素薄めです。 なんちゃって異世界の独自設定になります。 誤字脱字は見つけ次第修正する予定です。 R指定は無しの予定です。

銀眼の左遷王ケントの素人領地開拓&未踏遺跡攻略~だけど、領民はゼロで土地は死んでるし、遺跡は結界で入れない~

雪野湯
ファンタジー
王立錬金研究所の研究員であった元貴族ケントは政治家に転向するも、政争に敗れ左遷された。 左遷先は領民のいない呪われた大地を抱く廃城。 この瓦礫に埋もれた城に、世界で唯一無二の不思議な銀眼を持つ男は夢も希望も埋めて、その謎と共に朽ち果てるつもりでいた。 しかし、運命のいたずらか、彼のもとに素晴らしき仲間が集う。 彼らの力を借り、様々な種族と交流し、呪われた大地の原因である未踏遺跡の攻略を目指す。 その過程で遺跡に眠っていた世界の秘密を知った。 遺跡の力は世界を滅亡へと導くが、彼は銀眼と仲間たちの力を借りて立ち向かう。 様々な苦難を乗り越え、左遷王と揶揄された若き青年は世界に新たな道を示し、本物の王となる。

【完結】竜騎士の私は竜の番になりました!

胡蝶花れん
ファンタジー
ここは、アルス・アーツ大陸。  主に5大国家から成り立つ大陸である。  この世界は、人間、亜人(獣に変身することができる。)、エルフ、ドワーフ、魔獣、魔女、魔人、竜などの、いろんな種族がおり、また魔法が当たり前のように使える世界でもあった。  この物語の舞台はその5大国家の内の一つ、竜騎士発祥の地となるフェリス王国から始まる、王国初の女竜騎士の物語となる。 かくして、竜に番(つがい)認定されてしまった『氷の人形』と呼ばれる初の女竜騎士と竜の恋模様はこれいかに?! 竜の番の意味とは?恋愛要素含むファンタジーモノです。 ※毎日更新(平日)しています!(年末年始はお休みです!) ※1話当たり、1200~2000文字前後です。

目を覚ますと雑魚キャラになっていたけど、何故か最強なんです・・・

Seabolt
ファンタジー
目を覚ますと雑魚キャラに何の因果か知らないけど、俺は最強の超能力者だった・・・ 転生した世界の主流は魔力であって、中にはその魔力で貴族にまでなっている奴もいるという。 そんな世界をこれから冒険するんだけど、俺は何と雑魚キャラ。設定は村人となっている。 <script src="//accaii.com/genta/script.js" async></script><noscript><img src="//accaii.com/genta/script?guid=on"></noscript>

【完結】海外在住だったので、異世界転移なんてなんともありません

ソニエッタ
ファンタジー
言葉が通じない? それ、日常でした。 文化が違う? 慣れてます。 命の危機? まあ、それはちょっと驚きましたけど。 NGO調整員として、砂漠の難民キャンプから、宗教対立がくすぶる交渉の現場まで――。 いろんな修羅場をくぐってきた私が、今度は魔族の村に“神託の者”として召喚されました。 スーツケース一つで、どこにでも行ける体質なんです。 今回の目的地が、たまたま魔王のいる世界だっただけ。 「聖剣? 魔法? それよりまず、水と食糧と、宗教的禁忌の確認ですね」 ちょっとズレてて、でもやたらと現場慣れしてる。 そんな“救世主”、エミリの異世界ロジカル生活、はじまります。

精霊が俺の事を気に入ってくれているらしく過剰に尽くしてくれる!が、周囲には精霊が見えず俺の評価はよろしくない

よっしぃ
ファンタジー
俺には僅かながら魔力がある。この世界で魔力を持った人は少ないからそれだけで貴重な存在のはずなんだが、俺の場合そうじゃないらしい。 魔力があっても普通の魔法が使えない俺。 そんな俺が唯一使える魔法・・・・そんなのねーよ! 因みに俺の周囲には何故か精霊が頻繁にやってくる。 任意の精霊を召還するのは実はスキルなんだが、召喚した精霊をその場に留め使役するには魔力が必要だが、俺にスキルはないぞ。 極稀にスキルを所持している冒険者がいるが、引く手あまたでウラヤマ! そうそう俺の総魔力量は少なく、精霊が俺の周囲で顕現化しても何かをさせる程の魔力がないから直ぐに姿が消えてしまう。 そんなある日転機が訪れる。 いつもの如く精霊が俺の魔力をねだって頂いちゃう訳だが、大抵俺はその場で気を失う。 昔ひょんな事から助けた精霊が俺の所に現れたんだが、この時俺はたまたまうつ伏せで倒れた。因みに顔面ダイブで鼻血が出たのは内緒だ。 そして当然ながら意識を失ったが、ふと目を覚ますと俺の周囲にはものすごい数の魔石やら素材があって驚いた。 精霊曰く御礼だってさ。 どうやら俺の魔力は非常に良いらしい。美味しいのか効果が高いのかは知らんが、精霊の好みらしい。 何故この日に限って精霊がずっと顕現化しているんだ? どうやら俺がうつ伏せで地面に倒れたのが良かったらしい。 俺と地脈と繋がって、魔力が無限増殖状態だったようだ。 そしてこれが俺が冒険者として活動する時のスタイルになっていくんだが、理解しがたい体勢での活動に周囲の理解は得られなかった。 そんなある日、1人の女性が俺とパーティーを組みたいとやってきた。 ついでに精霊に彼女が呪われているのが分かったので解呪しておいた。 そんなある日、俺は所属しているパーティーから追放されてしまった。 そりゃあ戦闘中だろうがお構いなしに地面に寝そべってしまうんだから、あいつは一体何をしているんだ!となってしまうのは仕方がないが、これでも貢献していたんだぜ? 何せそうしている間は精霊達が勝手に魔物を仕留め、素材を集めてくれるし、俺の身をしっかり守ってくれているんだが、精霊が視えないメンバーには俺がただ寝ているだけにしか見えないらしい。 因みにダンジョンのボス部屋に1人放り込まれたんだが、俺と先にパーティーを組んでいたエレンは俺を助けにボス部屋へ突入してくれた。 流石にダンジョン中層でも深層のボス部屋、2人ではなあ。 俺はダンジョンの真っただ中に追放された訳だが、くしくも追放直後に俺の何かが変化した。 因みに寝そべっていなくてはいけない理由は顔面と心臓、そして掌を地面にくっつける事で地脈と繋がるらしい。地脈って何だ?

病弱少女、転生して健康な肉体(最強)を手に入れる~友達が欲しくて魔境を旅立ちましたが、どうやら私の魔法は少しおかしいようです~

アトハ
ファンタジー
【短いあらすじ】 普通を勘違いした魔界育ちの少女が、王都に旅立ちうっかり無双してしまう話(前世は病院少女なので、本人は「超健康な身体すごい!!」と無邪気に喜んでます) 【まじめなあらすじ】  主人公のフィアナは、前世では一生を病院で過ごした病弱少女であったが……、 「健康な身体って凄い! 神さま、ありがとう!(ドラゴンをワンパンしながら)」  転生して、超健康な身体(最強!)を手に入れてしまう。  魔界で育ったフィアナには、この世界の普通が分からない。  友達を作るため、王都の学園へと旅立つことになるのだが……、 「なるほど! 王都では、ドラゴンを狩るには許可が必要なんですね!」 「「「違う、そうじゃない!!」」」  これは魔界で育った超健康な少女が、うっかり無双してしまうお話である。 ※他サイトにも投稿中 ※旧タイトル 病弱少女、転生して健康な肉体(最強)を手に入れる~友達が欲しくて魔境を旅立ちましたが、どうやら私の魔法は少しおかしいようです~

ヒロイン? 玉の輿? 興味ありませんわ! お嬢様はお仕事がしたい様です。

彩世幻夜
ファンタジー
「働きもせずぐうたら三昧なんてつまんないわ!」 お嬢様はご不満の様です。 海に面した豊かな国。その港から船で一泊二日の距離にある少々大きな離島を領地に持つとある伯爵家。 名前こそ辺境伯だが、両親も現当主の祖父母夫妻も王都から戻って来ない。 使用人と領民しか居ない田舎の島ですくすく育った精霊姫に、『玉の輿』と羨まれる様な縁談が持ち込まれるが……。 王道中の王道の俺様王子様と地元民のイケメンと。そして隠された王子と。 乙女ゲームのヒロインとして生まれながら、その役を拒否するお嬢様が選ぶのは果たして誰だ? ※5/4完結しました。 新作 【あやかしたちのとまり木の日常】 連載開始しました

処理中です...