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生方蒼甫の譚
蹂躙
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どのくらいの時間がたっただろう。
数秒?ということはなさそうだが、大して長くはないと思う。1~2分ほどか。
サトシに言われるがまま、大きく息を吸って呼吸を止めていた。まだ息が続いていることから考えればそのくらいの時間だろう。
体にはマッサージくらいの程よい振動が絶え間なく撃ち込まれる。痛み5倍はどこ行った?というのが正直な感想だった。
身動きはできんが、金縛りって感じでもない。狭い隙間に落ち込んだ感じ?周囲も真っ暗だ。
そんなことを考えていると、マッサージが終わった。
あたりが静寂に包まれると、急に目の前が明るくなった。
俺は仰向けで倒れているようで、視線の先には雲一つないきれいな空が見えた。
どうやら首だけは動くようになったようだ。頭を起こして体の様子を見てみる。
なに?これ。
土偶?俺の体が手足を伸ばした土偶みたいになってる。
どおりで体が動かないわけだ。体にぴったりフィットする人型の入れ物に入っている状態だった。
「ああ、サトシか。これ、超合金?」
ようやく状況が飲み込めた。サトシが俺たちを守るために、イモータライトで外殻を作ってくれたようだ。この防御策は功を奏したようで、周囲の状況はひどいものだった。蹂躙と呼ぶにふさわしい。超合金の防塁や防壁は残っているが、見える範囲にそれ以外のものは何もない。そう。なにも。
畑も、田んぼも。発電所や送電線。サトシたちが一生懸命作った文明の利器がことごとく破壊されていた。閑静な住宅街だった場所も、今はただの荒れ地になっている。
ここまでされちまうんだな。確かにチート抑制にはいいかもしれんが……された方はたまったもんじゃないな。
ぐるっと周囲を見渡していると、足元にサトシの後ろ姿が見えた。
サトシは何やらごそごそと動いていた。
で、いつになったらサトシは俺を自由にしてくれるんだろう。
『あ~。サトシ?ありがとう。助かったよ。ところでこれ消してもらえる?』
返答がない。
『え~と。サトシ?聞こえてる?』
『ちょっと待ってください。いま、アイが……』
サトシは切羽詰っているようだった。いや。確かに最後アイの悲鳴が聞こえた。何かあったかもしれん。
『おい、俺も何かできる事があるんじゃないか?』
途端に手足の拘束が解かれる。超合金の土偶が消えたようだ。俺はさっと飛び起きると、サトシの元へ向かう。
サトシはアイに心臓マッサージをしているようだった。
「どうした?何があった」
「アイが……目を覚まさないんです」
アイの周りを見るとおびただしい血の量だ。しかし外傷があるようには思えない。
「この血は?傷はないのか?」
「傷は俺が治しました。でも出血が多すぎたのか……意識も、心肺も……」
アイのステータスを確認する。
「損傷個所無し」
死亡とは書かれていない。これはある意味厄介かもしれない。死んでいるなら蘇生させればいい。あくまでゲームだ。そのあたりは大した問題じゃない。が、死んでいないが応答がないというのが厄介だ。どうしたものか……と悩んでいると
「うるさい!!」
サトシが大声で叫ぶ。
「どうした?何があった」
「いえ。すいません。頭の中でごちゃごちゃアナウンスが流れるんで……」
「俺には聞こえないが……」
今までのアナウンスはだいたい俺にも聞こえていた。サトシだけに聞こえるアナウンスって一体?
サトシのステータスも確認してみる。するとステータスの下に
「脆弱接続を発見できませんでした。第3段階(フェーズ)より再演算を行います。」
という表示が点滅している。これか……
どういうことだ。脆弱接続ってなんだ。第3段階(フェーズ)って
いや、今はそれどころじゃないな。こんなにテンパったサトシを見るのは初めてだ。まあ、それもそうだろう。今となってはアイが唯一の家族みたいなもんだからな。従業員や俺たちの事も大事に思ってくれているだろうが、あくまで友人とか同僚と言った関係だ。この世界で同じ逆境を乗り越えてきた本当の家族はアイしかいないんだろう。それを失うことはサトシの精神が壊れる恐れがある。それだけは避けたい。
「観測者」
俺の手に天命の書板が現れる。そこには
「創造神による魂の拘束」
と書かれていた。
は?
もっと俺にわかる言葉で説明してくれよ。
と思ったとき表示が切り替わる。
「チート行為幇助によるキャラクター削除処理中。現在管理者による承認待ち」
へ?削除中!?承認待ち!?
承認待ちってどういうこと?
と思ったら、タブレットにPCのデスクトップらしき表示が現れる。あれ、見覚え有るなこの画面……
あ!これ俺の研究室にあるPCの画面だ。
そう、ゲーム画面である。タブレットに表示されたその画面中央にはダイアログが表示されていて、そこには
「チート行為に加担したNPCを削除しますか? Yes No 」
と書かれていた。
わお!俺の承認待ちだ!!
「サトシ!ちょっと待ってろ。今対策を打つ!」
そう言いつつ、俺は王都の部屋に転移する。
王都の部屋は特に被害を受けていないようだ。そのまま
「ログアウト」
と、宣言し研究室へと戻る。
HMDを外して目の前のPCを見ると、確かに天命の書板に映し出されていたダイアログがそこにあった。
「マジか。俺管理者扱いか」
まあ、確かに今俺の管理下にあるよな、このゲーム。そう言う面では管理者扱いか。ならもっと自由にさせろよ。なんで管理者がチーター扱いで粛清されてんだよ。
そんな文句言ってても仕方ない。取り敢えず「No」を選択する。すると
「チート行為に加担したNPC131体及び特殊NPC1体を初期化しますか? Yes No」
いやいや、初期化すんなよ。ようやく仕事憶えてくれたのに。まあサトシとテンスが居れば大丈夫そうだけどな……
と、思ったところでドキリとする。テンスは?テンスは無事か?
キャラクター名で検索をかけ、所在地を確認する。
ふう。居た。何とか地下に逃げ込んだようだ。どうやらエンドゥの石油精製施設も天使たちの総攻撃を受けてたみたいで、すでに更地になっている。
ホント容赦ないな。まあ、仕方ない。再建頑張ろう。
再び「No」を選択する。
「このままではNPCへの粛清が行われません。よろしいですか? Yes No 」
良いっつってんだろ!俺たちがやらせてるんだよ。チキショウ。
「Yes」を選択し、その後のダイアログを確認する。
特段問題はないようだ。アイのステータスを確認すると、グレーアウトが解除されていた。これで一安心だ。
再びHMDを被ってログインする。
王都の部屋から、まずはエンドゥ北の製油所に向かう。
……
見事な更地だな。所々黒煙が上がっている。再建には時間が掛かりそうだ。
そのままヨウトへ転移する。
と、
そこには抱き合う……というか、アイを抱きしめるサトシが居た。
ん~。お邪魔だったかな。
サトシはこちらに背中を向けているが、抱きしめられているアイと目が合った。おう。みるみる顔が赤くなっていく。サトシに気づかせようと背中に回した手をバンバン叩きつけている。
ほほえましいねぇ。
「は!か、帰って来てたんですか!?」
気づいたサトシが振り返り、慌てて体裁ぶる
「ああ、お邪魔だったね」
俺は努めてにこやかに語りかける。
「いや。その。アイが無事で……ほっとして。その。あの」
「良い。いいよ。大丈夫。俺の事は気にするな」
「うるさい!!」
アイが叫ぶが、その声すらほほえましい。
「うん。そうだね。いいよ」
まあ、自分で言ってて何が良いのかよくわからんが、何にせよほほえましい。よかった。
とはいえ、この見渡す限りの更地。どうしよう。また一から出直しだな。
数秒?ということはなさそうだが、大して長くはないと思う。1~2分ほどか。
サトシに言われるがまま、大きく息を吸って呼吸を止めていた。まだ息が続いていることから考えればそのくらいの時間だろう。
体にはマッサージくらいの程よい振動が絶え間なく撃ち込まれる。痛み5倍はどこ行った?というのが正直な感想だった。
身動きはできんが、金縛りって感じでもない。狭い隙間に落ち込んだ感じ?周囲も真っ暗だ。
そんなことを考えていると、マッサージが終わった。
あたりが静寂に包まれると、急に目の前が明るくなった。
俺は仰向けで倒れているようで、視線の先には雲一つないきれいな空が見えた。
どうやら首だけは動くようになったようだ。頭を起こして体の様子を見てみる。
なに?これ。
土偶?俺の体が手足を伸ばした土偶みたいになってる。
どおりで体が動かないわけだ。体にぴったりフィットする人型の入れ物に入っている状態だった。
「ああ、サトシか。これ、超合金?」
ようやく状況が飲み込めた。サトシが俺たちを守るために、イモータライトで外殻を作ってくれたようだ。この防御策は功を奏したようで、周囲の状況はひどいものだった。蹂躙と呼ぶにふさわしい。超合金の防塁や防壁は残っているが、見える範囲にそれ以外のものは何もない。そう。なにも。
畑も、田んぼも。発電所や送電線。サトシたちが一生懸命作った文明の利器がことごとく破壊されていた。閑静な住宅街だった場所も、今はただの荒れ地になっている。
ここまでされちまうんだな。確かにチート抑制にはいいかもしれんが……された方はたまったもんじゃないな。
ぐるっと周囲を見渡していると、足元にサトシの後ろ姿が見えた。
サトシは何やらごそごそと動いていた。
で、いつになったらサトシは俺を自由にしてくれるんだろう。
『あ~。サトシ?ありがとう。助かったよ。ところでこれ消してもらえる?』
返答がない。
『え~と。サトシ?聞こえてる?』
『ちょっと待ってください。いま、アイが……』
サトシは切羽詰っているようだった。いや。確かに最後アイの悲鳴が聞こえた。何かあったかもしれん。
『おい、俺も何かできる事があるんじゃないか?』
途端に手足の拘束が解かれる。超合金の土偶が消えたようだ。俺はさっと飛び起きると、サトシの元へ向かう。
サトシはアイに心臓マッサージをしているようだった。
「どうした?何があった」
「アイが……目を覚まさないんです」
アイの周りを見るとおびただしい血の量だ。しかし外傷があるようには思えない。
「この血は?傷はないのか?」
「傷は俺が治しました。でも出血が多すぎたのか……意識も、心肺も……」
アイのステータスを確認する。
「損傷個所無し」
死亡とは書かれていない。これはある意味厄介かもしれない。死んでいるなら蘇生させればいい。あくまでゲームだ。そのあたりは大した問題じゃない。が、死んでいないが応答がないというのが厄介だ。どうしたものか……と悩んでいると
「うるさい!!」
サトシが大声で叫ぶ。
「どうした?何があった」
「いえ。すいません。頭の中でごちゃごちゃアナウンスが流れるんで……」
「俺には聞こえないが……」
今までのアナウンスはだいたい俺にも聞こえていた。サトシだけに聞こえるアナウンスって一体?
サトシのステータスも確認してみる。するとステータスの下に
「脆弱接続を発見できませんでした。第3段階(フェーズ)より再演算を行います。」
という表示が点滅している。これか……
どういうことだ。脆弱接続ってなんだ。第3段階(フェーズ)って
いや、今はそれどころじゃないな。こんなにテンパったサトシを見るのは初めてだ。まあ、それもそうだろう。今となってはアイが唯一の家族みたいなもんだからな。従業員や俺たちの事も大事に思ってくれているだろうが、あくまで友人とか同僚と言った関係だ。この世界で同じ逆境を乗り越えてきた本当の家族はアイしかいないんだろう。それを失うことはサトシの精神が壊れる恐れがある。それだけは避けたい。
「観測者」
俺の手に天命の書板が現れる。そこには
「創造神による魂の拘束」
と書かれていた。
は?
もっと俺にわかる言葉で説明してくれよ。
と思ったとき表示が切り替わる。
「チート行為幇助によるキャラクター削除処理中。現在管理者による承認待ち」
へ?削除中!?承認待ち!?
承認待ちってどういうこと?
と思ったら、タブレットにPCのデスクトップらしき表示が現れる。あれ、見覚え有るなこの画面……
あ!これ俺の研究室にあるPCの画面だ。
そう、ゲーム画面である。タブレットに表示されたその画面中央にはダイアログが表示されていて、そこには
「チート行為に加担したNPCを削除しますか? Yes No 」
と書かれていた。
わお!俺の承認待ちだ!!
「サトシ!ちょっと待ってろ。今対策を打つ!」
そう言いつつ、俺は王都の部屋に転移する。
王都の部屋は特に被害を受けていないようだ。そのまま
「ログアウト」
と、宣言し研究室へと戻る。
HMDを外して目の前のPCを見ると、確かに天命の書板に映し出されていたダイアログがそこにあった。
「マジか。俺管理者扱いか」
まあ、確かに今俺の管理下にあるよな、このゲーム。そう言う面では管理者扱いか。ならもっと自由にさせろよ。なんで管理者がチーター扱いで粛清されてんだよ。
そんな文句言ってても仕方ない。取り敢えず「No」を選択する。すると
「チート行為に加担したNPC131体及び特殊NPC1体を初期化しますか? Yes No」
いやいや、初期化すんなよ。ようやく仕事憶えてくれたのに。まあサトシとテンスが居れば大丈夫そうだけどな……
と、思ったところでドキリとする。テンスは?テンスは無事か?
キャラクター名で検索をかけ、所在地を確認する。
ふう。居た。何とか地下に逃げ込んだようだ。どうやらエンドゥの石油精製施設も天使たちの総攻撃を受けてたみたいで、すでに更地になっている。
ホント容赦ないな。まあ、仕方ない。再建頑張ろう。
再び「No」を選択する。
「このままではNPCへの粛清が行われません。よろしいですか? Yes No 」
良いっつってんだろ!俺たちがやらせてるんだよ。チキショウ。
「Yes」を選択し、その後のダイアログを確認する。
特段問題はないようだ。アイのステータスを確認すると、グレーアウトが解除されていた。これで一安心だ。
再びHMDを被ってログインする。
王都の部屋から、まずはエンドゥ北の製油所に向かう。
……
見事な更地だな。所々黒煙が上がっている。再建には時間が掛かりそうだ。
そのままヨウトへ転移する。
と、
そこには抱き合う……というか、アイを抱きしめるサトシが居た。
ん~。お邪魔だったかな。
サトシはこちらに背中を向けているが、抱きしめられているアイと目が合った。おう。みるみる顔が赤くなっていく。サトシに気づかせようと背中に回した手をバンバン叩きつけている。
ほほえましいねぇ。
「は!か、帰って来てたんですか!?」
気づいたサトシが振り返り、慌てて体裁ぶる
「ああ、お邪魔だったね」
俺は努めてにこやかに語りかける。
「いや。その。アイが無事で……ほっとして。その。あの」
「良い。いいよ。大丈夫。俺の事は気にするな」
「うるさい!!」
アイが叫ぶが、その声すらほほえましい。
「うん。そうだね。いいよ」
まあ、自分で言ってて何が良いのかよくわからんが、何にせよほほえましい。よかった。
とはいえ、この見渡す限りの更地。どうしよう。また一から出直しだな。
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