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閑話 妹・アリス 3
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「……ん」
夜中にアリスは目を覚ました。
なんだか懐かしい夢を見ていた気がする。大切な、忘れてはいけない……でも、どこか悲しい。そんな夢を。
「んん、」
なにやら喉が渇いたような、お腹も空いているような。微妙な感じがするアリス。
こういうとき、どうすればいいのかアリスは知っていた。
――厨房に忍び込んで、砂糖をなめよう。
そう決意したアリスは、(幼女にとっては)夜遅くに部屋を抜け出し、厨房に忍び込むことにした。
砂糖はまだまだ高級品だが、貴族の娘がつまみ食いできる程度には普及しているのだ。
……もちろん、リーナはそんなことすら許されないのだが。
リーナと違い何かと可愛がられているアリスは、夜であってもメイドが隣の部屋に侍っている。しかし、物音を立てなければ部屋を抜け出してもバレないことを経験で知っていた。
そーっと、そーっと。アリスが細心の注意を払って部屋の扉を開け、廊下に出たところで、
「――あれー? お嬢様、何をやっているんですか?」
アリスの背中から、そんな声が掛けられた。
「ひっ!?」
思わずすくみ上がったアリスが後ろを振り返ると……そこにいたのは副メイド長のフィナだった。
まるで猫のように気まぐれで、いつも上機嫌。常に笑顔を絶やさない、厄介だけど楽しい人物。と、いうのがフィナの評価だと思う。
でも、アリスはその瞳の奥に、なにか冷たいものを常々感じていた。
(きっと、わたくしのことが嫌いなんですわ)
そう察しているアリスだが、どうするべきかは分からない。家族からも、使用人たちからも愛を注がれているアリスは、敵意を持つ人間に対してどうすればいいのか分かっていないのだ。
そもそも、ここで何とかできるなら、同じくアリスに敵意を抱いていたリーナに対してももっと上手い対応ができたのだ。
……さらに言えば、リーナから敵意を向けられていると分かっていたからこそ。あのとき、頭から水をかけられたのに笑顔で近づいて来たリーナに恐怖しか感じられなかったのだが。
とにかく。ここはごまかそうと決めたアリスだ。
「しょ、少々お手洗いに……」
「嘘っすね。お嬢様、夜トイレに行くときはメイドを起こすじゃないですか。一緒に付いてきてくださいまし、って」
「ぐっ」
厨房まで行くのは怖くないが、夜のトイレは怖い。大人からすればどちらも同じく感じられるだろうが、アリスにとっては大きな違いがあるのだった。
「どうせまた厨房に忍び込んで砂糖でもなめようとしたんでしょう?」
「う゛」
図星を突かれて変な声を上げるアリス。そんな彼女に構うことなくフィナは歩き始めてしまう。
その先にあるのは階段。おそらく厨房まで同行してくれるのだろう。
「お嬢様を一人歩かせてはあたしが叱られるっすからね。早く着いてきてください」
振り向くことなくフィナは歩き続け、
「――ったく。リーナ様はそんな余裕もないってのに」
小さく、小さく吐き捨てるフィナだった。
どういう意味か、アリスには分からなかった。
◇
厨房に近づくと、まだ明かりが付いていた。アリスにとっては信じられないことだが、大人はまだ働いているらしい。
「――しっかし、旦那様もひでぇことをするじゃねぇか」
夜中ということもあり安心しているのか、厨房に残っている料理人たちが雑談しているらしい。
「だな。まさかリーナお嬢様を別邸に押し込むとはなぁ」
「あんな良い子に対して、何考えているんだか」
……良い子?
リーナお姉様は、悪い子のはずでは?
だって、お父様も、お母様も、専属メイドも、みんなそう言っているのだから。
理解できないとばかりに首をかしげるアリス。そんな彼女に盗み聞きされているとは気づきもせず料理人たちが不満をぶちまけ続けた。
「しかも、食事の量も減らしてなぁ」
「ただでさえギリギリだったってのに、あれじゃあ本気で餓死しちまうぜ」
「しかも、食事を持って行っているメイドがつまみ食いしているんじゃないかって話だぜ」
「けっ、奥様に気に入られているからって調子に乗りやがって。クズが」
だんだんと会話に熱が入ってくる料理人たち。
そんな彼らの間に、フィナが割って入った。アリスをその場に放置したまま。
「――はいはい、そこまで。旦那様と奥様の悪口を言っていたとバレたらクビになっちゃいますよ?」
「げっ、フィナ」
「聞いてたのかよ」
「はい、聞いてたっすよ。心優しいあたしで良かったっすね」
「へいへい。よかったよかった。で? 口止めには何が欲しいんだ?」
「へっへっへ、嫌ですねぇそれじゃ私が脅しているみたいじゃないっすか~。でもまぁもらえるならお砂糖を少々……」
「ったく、しょうがねぇなぁ。高いんだから取り過ぎるなよ?」
「さっすが~、話が分かるっすね~」
順調に砂糖を得るフィナの声を聞きながら、アリスは状況を必死に理解しようとしていた。
食事の量を減らす?
餓死?
メイドがつまみ食い?
リーナは悪い子だから一緒に食事をできないだけじゃなくて、食事の量も減らされている?
餓死とは、お腹が空きすぎて死んでしまうことだったはずだ。
そんな危険があるほど食事を減らされているのに、さらにメイドがつまみ食いをしている……?
「お父様に――」
お願いしようとしたアリスは、服の首元を掴まれた。厨房から戻ってきたフィナだ。
「はい。止めましょうね。そんなことをしても状況は良くなりません」
「……なぜ? わたくしが頼んでも駄目なんですか?」
「駄目っすね。むしろ余計なことを言うとお嬢様が叱られるかもしれませんよ?」
「……お父様が、わたくしを叱るのですか?」
「はははっ、あの男が、まだ『子供に優しい』と思っているんですか? アリス様が可愛いから、ワガママを許しているだけですよアレは。アリス様が思い通りにならなくなったら『修正』しようとするでしょう。可愛い可愛い、自分の言うことを素直に聞くお人形さんになるように、ね」
フィナがアリスの顔を覗き込んでくる。
いつもの笑顔などまるで感じられない、冷たい、冷たい瞳だ。
「ややこしくなるんで、余計なことをしないでください。リーナ様のことは、あたしたちが助けますんで」
夜中にアリスは目を覚ました。
なんだか懐かしい夢を見ていた気がする。大切な、忘れてはいけない……でも、どこか悲しい。そんな夢を。
「んん、」
なにやら喉が渇いたような、お腹も空いているような。微妙な感じがするアリス。
こういうとき、どうすればいいのかアリスは知っていた。
――厨房に忍び込んで、砂糖をなめよう。
そう決意したアリスは、(幼女にとっては)夜遅くに部屋を抜け出し、厨房に忍び込むことにした。
砂糖はまだまだ高級品だが、貴族の娘がつまみ食いできる程度には普及しているのだ。
……もちろん、リーナはそんなことすら許されないのだが。
リーナと違い何かと可愛がられているアリスは、夜であってもメイドが隣の部屋に侍っている。しかし、物音を立てなければ部屋を抜け出してもバレないことを経験で知っていた。
そーっと、そーっと。アリスが細心の注意を払って部屋の扉を開け、廊下に出たところで、
「――あれー? お嬢様、何をやっているんですか?」
アリスの背中から、そんな声が掛けられた。
「ひっ!?」
思わずすくみ上がったアリスが後ろを振り返ると……そこにいたのは副メイド長のフィナだった。
まるで猫のように気まぐれで、いつも上機嫌。常に笑顔を絶やさない、厄介だけど楽しい人物。と、いうのがフィナの評価だと思う。
でも、アリスはその瞳の奥に、なにか冷たいものを常々感じていた。
(きっと、わたくしのことが嫌いなんですわ)
そう察しているアリスだが、どうするべきかは分からない。家族からも、使用人たちからも愛を注がれているアリスは、敵意を持つ人間に対してどうすればいいのか分かっていないのだ。
そもそも、ここで何とかできるなら、同じくアリスに敵意を抱いていたリーナに対してももっと上手い対応ができたのだ。
……さらに言えば、リーナから敵意を向けられていると分かっていたからこそ。あのとき、頭から水をかけられたのに笑顔で近づいて来たリーナに恐怖しか感じられなかったのだが。
とにかく。ここはごまかそうと決めたアリスだ。
「しょ、少々お手洗いに……」
「嘘っすね。お嬢様、夜トイレに行くときはメイドを起こすじゃないですか。一緒に付いてきてくださいまし、って」
「ぐっ」
厨房まで行くのは怖くないが、夜のトイレは怖い。大人からすればどちらも同じく感じられるだろうが、アリスにとっては大きな違いがあるのだった。
「どうせまた厨房に忍び込んで砂糖でもなめようとしたんでしょう?」
「う゛」
図星を突かれて変な声を上げるアリス。そんな彼女に構うことなくフィナは歩き始めてしまう。
その先にあるのは階段。おそらく厨房まで同行してくれるのだろう。
「お嬢様を一人歩かせてはあたしが叱られるっすからね。早く着いてきてください」
振り向くことなくフィナは歩き続け、
「――ったく。リーナ様はそんな余裕もないってのに」
小さく、小さく吐き捨てるフィナだった。
どういう意味か、アリスには分からなかった。
◇
厨房に近づくと、まだ明かりが付いていた。アリスにとっては信じられないことだが、大人はまだ働いているらしい。
「――しっかし、旦那様もひでぇことをするじゃねぇか」
夜中ということもあり安心しているのか、厨房に残っている料理人たちが雑談しているらしい。
「だな。まさかリーナお嬢様を別邸に押し込むとはなぁ」
「あんな良い子に対して、何考えているんだか」
……良い子?
リーナお姉様は、悪い子のはずでは?
だって、お父様も、お母様も、専属メイドも、みんなそう言っているのだから。
理解できないとばかりに首をかしげるアリス。そんな彼女に盗み聞きされているとは気づきもせず料理人たちが不満をぶちまけ続けた。
「しかも、食事の量も減らしてなぁ」
「ただでさえギリギリだったってのに、あれじゃあ本気で餓死しちまうぜ」
「しかも、食事を持って行っているメイドがつまみ食いしているんじゃないかって話だぜ」
「けっ、奥様に気に入られているからって調子に乗りやがって。クズが」
だんだんと会話に熱が入ってくる料理人たち。
そんな彼らの間に、フィナが割って入った。アリスをその場に放置したまま。
「――はいはい、そこまで。旦那様と奥様の悪口を言っていたとバレたらクビになっちゃいますよ?」
「げっ、フィナ」
「聞いてたのかよ」
「はい、聞いてたっすよ。心優しいあたしで良かったっすね」
「へいへい。よかったよかった。で? 口止めには何が欲しいんだ?」
「へっへっへ、嫌ですねぇそれじゃ私が脅しているみたいじゃないっすか~。でもまぁもらえるならお砂糖を少々……」
「ったく、しょうがねぇなぁ。高いんだから取り過ぎるなよ?」
「さっすが~、話が分かるっすね~」
順調に砂糖を得るフィナの声を聞きながら、アリスは状況を必死に理解しようとしていた。
食事の量を減らす?
餓死?
メイドがつまみ食い?
リーナは悪い子だから一緒に食事をできないだけじゃなくて、食事の量も減らされている?
餓死とは、お腹が空きすぎて死んでしまうことだったはずだ。
そんな危険があるほど食事を減らされているのに、さらにメイドがつまみ食いをしている……?
「お父様に――」
お願いしようとしたアリスは、服の首元を掴まれた。厨房から戻ってきたフィナだ。
「はい。止めましょうね。そんなことをしても状況は良くなりません」
「……なぜ? わたくしが頼んでも駄目なんですか?」
「駄目っすね。むしろ余計なことを言うとお嬢様が叱られるかもしれませんよ?」
「……お父様が、わたくしを叱るのですか?」
「はははっ、あの男が、まだ『子供に優しい』と思っているんですか? アリス様が可愛いから、ワガママを許しているだけですよアレは。アリス様が思い通りにならなくなったら『修正』しようとするでしょう。可愛い可愛い、自分の言うことを素直に聞くお人形さんになるように、ね」
フィナがアリスの顔を覗き込んでくる。
いつもの笑顔などまるで感じられない、冷たい、冷たい瞳だ。
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