ヒノキの棒と布の服

とめきち

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第二十六話 レジオ崩壊その③

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 おやくそくの小芝居をこなした俺は、ちょっと考え込んだ。
 魔物千匹やっつけたが、レジオになだれ込んだ魔物たちはどうなっているんだろうか。
 魔物の性格として、そのまま居座るとも思えないが、食い物があるうちは移動しないのではないかな?
 どのくらいの魔物が居座っているんだろう?
 そう思うと、なにやら興味が湧いてきた。

 一方、当のレジオでは、徐々に魔物が移動を始めていた。
 異常な事態に強制移動させられた、小型の魔物はエサがなくなって、ぞろぞろと城門を出て森に入って行く。
「ぎゃぎゃぎゃ!」
「ごごごごごご」
 雑食性とは言え、粉などには見向きもしない。
 家畜となっていた小型のドードー鳥などは、すでに一羽もいない。
 もちろん、人間の死体もなくなっている。
 わずか一日で、人々の生活と言うものは根こそぎ破壊されてしまったのだ。

 人間と言うものは、いかに脆弱な地盤の上で生きているのかがうかがい知れる。
 ほんの少しのウイルスに右往左往したあげく、まともな対抗策が一年半たっても進んでいないとか。
 隣接する森の異常に気が付かないとか。

 考えて見れば、この人間の住む環境と言うものは、実に狭い領域であることがわかる。

 だいたい、気温だってマイナス三〇℃~プラス四〇℃くらいの間でなければ生きられない。

 それを越えたら即座に死が待っている。
 あれ?
 それじゃウイルスと同レベルじゃないか。

 ここ、イシュタール大陸であっても、人間の生息区域と言うものは、森から離れた数平方キロの城壁の中。

 あらあら、なんだか弱い生き物だねえ。

 さて、男爵邸の中庭には、集められた人間の死体が山積みになっている。
 男爵邸の中には、オークキングを筆頭にロード・ナイト・コマンダー・ソルジャーなどと言った冠もちがうろうろ。
 人間をかじりながら広間でくつろいでいる。
 たまに、食い物の取り合いでケンカしたり。

 彼らは、ここで暮らすつもり満々である。

 家の壁や、塀にはくっきりと血の跡が付いている以外、町の中はしんと静まり返っているのがかえって不気味だ。

「ぎぎ?」
 ゴブリンがなにやら喰い物を見つけたらしい。
 あ、人間の手だ。
「ぎゃぎゃぎゃ!」
「ぐぎぎ!」
 およそ、よこせ、おれのだとでも言うのだろうか?

 二匹はその場でケンカを始めた。
 その横からもう一匹が手を出して、人間の手をかすめ取る。
 あ~あ、三つ巴のケンカになった。
 その騒ぎを聞いて集まったゴブリンは、三匹の手の上で踊る手のひらに、争いに参加する。

 そろそろ、街中の食いものはないのだ。
 そうなると現金なもので、魔物はまた一斉に移動を開始する。
 広場の噴水にたむろしていたオークも、西の空をじっと見ている。
 向こうから、かすかに食いものの匂いがするのだ。

 かっぽかっぽと、軽快なリズムで馬の蹄が地面をける。

「ダンナ~、この様子ならあと半日で王都ですねえ。」
 ゲオルグ=ベルンは、晴れた空を見上げてほころんだ。
「そうだね、こう言うときこそ気を引き締めておくれよ。」
「了解であります。」
 ふたりはにこにこと笑った。

 荷馬車に満載された野菜や肉、小麦などは王都ですぐに売れてしまう。
 二十万人が暮らす都市の胃袋は大きいのだ。
 早く儲けたいときは、すぐに消費される食料品が一番である。
「今回は芋が安くて助かった。」
「そりゃよかったですねえ。」

 人が歩く速度以上は出さない。
 野菜などに傷が付くと、売値が落ちるからだ。
 だからのんびりとコンボイを組んで進む。
 前方には、旅人らしい三人連れが歩いていた。

「おーい、旅の人。すまんが馬車が通る。避けていただけるか。」
 その声にキャラバンに気が付いた三人が横に移動した。
「すまんなあ。」
「なに、お互い様だ。」
 かるく首を振ってあいさつを交わす。
 無法者でなくて良かった。

 ついでだと言って、三人は街道をそれて立ちションに向かった。

「あ~、あんな向こうまでキャラバンが続いているのか?」
「ほうほう、金持ちだなあ。」
 馬車列は、一旦途切れたようだが、土ぼこりが舞いあがっている。
「ああ?違うぞ!暴走じゃないのか?」
「はあ?暴走?」
「殿、あぶのうござる。」

 痩せた男が、背中から槍を抜いた。
「キャラバンのダンナ!暴走でゴザル!」
「げえ?」
 ゲオルグが後ろを見ると、確かに自分たちのものではない土ぼこりが盛大に巻き上がっている。
「ダレルさん!ヤバい!」

 そこへ、弓師のアイムスが走って来た。
「ゲオルグ!どうしよう!」
「手は二つ、逃げるか応戦するか。幸いまだ一キロ以上向こうだ、今から逃げたらなんとかなるかも。」
 そこで、ダレルがうめいた。
「この満載した馬車で、逃げ切れるのか?」

「それはやってみないことにはわかりません。」
「ゲオルグ!すぐに逃げよう!」
 ホルスト=ヒターチが馬に乗ってやってきた。
「そうだな、命あってのものだねだよ。」

「ゲオルグ!荷物はどうするんだ!」
 ダレルは必死の形相で叫んだ。
「ダレルさん、命と引き換えに荷物を取るんですか?生きてりゃ損失は取り返せますが…」
 ごくり
 ダレルの喉が鳴った。

「みんな、革袋持ってるな。」
「「ああ。」」
「出来る限り荷物を詰め込んでから逃げよう。」
 ダレルは、顔に赤みが差した。
「ほ、ほんとうか?」
「この際、できることは何でもやります。」

 ダレルも手持ちの革袋に荷物を詰め込みだした。
 着るものなどは、すべて吐き出した。
 なんとか、荷馬車の荷は、三分の二ほどは入っただろうか。
「も、もうこれでいい。さっさと逃げるぞ。」

 ダレルも、差し迫った危機に、浮足立つ。

「いや、遅かったようですぜ。」
 ゲオルグは、後方の土煙を睨んでいた。
「しょうがねえ!みんな、馬車で囲いを作れ!ホルスト、ダレルさんを王都に届けろ!」
「し、しかし!」
「援軍が来るまで籠城する。頼む、一刻も早く!」
「わ、わかった!ダレルさん、行きましょう!」

 ホルスト=ヒターチは、ダレルの馬の轡を握ると駆けだした。
「ひいいいい~!」

「…行ったか。さてと、陣地作るくらいは時間があるな。」
「冒険者殿、助太刀いたす。」
「お?あんたたち、まだいたのか。」
「逃げ遅れたのだよ。」
「あらら。」

 むさくるしい浪人風の三人は主従だと名乗った。
「イーエルモンもと男爵だ。」
「家臣、キチベル=ゴートゥーでござる。」
「家臣、シンエル=ソーフェでござる。」
 二人は長槍を担いでやってきた。

 馬車で半円形の陣地をこしらえて、その出入り口に陣取った面々。

「ほれ。」
 ゲオルグはイーエルモンに固パンを差し出した。
「あ?」
「腹が減っては戦はできぬと言うぞ。喰っとけよ。」
「かたじけない。」

 イーエルモン主従は、ありがたく固パンをかじった。

 全員が槍を構えて、斜め後ろを睨んでいる。
 やがて、土ぼこりはその正体を現した。

「な!なんだあ?」

 土ぼこりにまみれて、やってきたのは人間の群れである。
「は?人間?」
 全員槍を持ったままポカーンとしている。

「「「「わああああ!」」」」

 人々は、かすれた悲鳴を上げながら走っている。
「背後にゴブリン!オーク!約三〇〇匹!」
 木に上って偵察していたアイムスが、硬い声で知らせた。
「おお!」
 流石に冒険者も長いと、その数に玉が縮んだ。

「生き残るぞ!」
「「「おおお!」」」
 人波は、続々とその姿を増やし、なんとか無傷な者は必死になって逃げている。
 前方には、馬に乗ったご婦人たちが、子供を乗せて必死な顔をしている。

 後方のキャラバンも合流して、かなり硬い守りになった陣地に、身なりの良い男が駆けこんできた。
「お前たち、こんなところで迎撃するつもりか!」
「逃げ切れなかったので。」
「しょうがない、私も応戦しよう。」
「あなたは?」
「レジオ男爵だ。」

「これはこれは。男爵さまが徒歩でとは。」
「馬に乗る前に流されたのだ。」
「左様で。」
「武器はあるか?」
「はあ、予備の剣ですが。」
「なんでもいい。」

 ゲオルグは、剣を渡した。
「ふむ、まあまあじゃないか、張り込んだな。」
「剣は命綱ですよ。」
「ちがいない。」

 そうこうしている間に、キャラバンの冒険者も合流し、避難民の男たちも合流した。
「女子供老人はすぐに逃がせ!ここで持ちこたえるぞ!」
 陣地には五〇人余りが立てこもることになった。

「こなくそ!」
 アイムスが、最後尾の女に切りかかったゴブリンに、弓を射かけた。
「ぐぎゃ!」
 首から矢を生やして、ゴブリンが昏倒する。
「あんた!こっちに来な!」
「あ、あああ」
 女は、ふらふらと馬車の陣地にやってくる。

「ほら、水だよ。」
 アイムスに介抱されて、なんとか一息ついたようだ。
 倒れたゴブリンは、そのまま次の魔物に食い散らかされる。
「うおおおおお!」
 冒険者たちは、後続の魔物に襲いかかった。

「ファイヤーボール!」
 冒険者の放つ攻撃魔法にのたうちまわる魔物を、つぎつぎと止めを刺す。
「男爵殿!やりますな。」
「お主こそ。」
 イーエルモンもと男爵は、オークの首に槍を立てた。
「まだまだ!殿、止めを刺すまで油断めさるな!」
 キチベルは、イーエルモンに声をかける。
「へいへい。」

 イーエルモンは、オークの首を落とした。
 シンエルは、その横で槍を突き出す。
「殿、油断でござるな。」
「そのようだ。」

「なかなか良い家臣をお持ちだ。」
「浪人の身には過ぎたるものでござるよ。」
「ははは!」
 レジオ男爵は高らかに笑った。

 人の群れを追うことに一生懸命な魔物たちは、横合いからの攻撃にたまらずその数を減らす。
 三〇〇匹あまりが追いかけていたが、徐々にその姿が減って行った。
「うぎゃー!」
 陣地の後ろから悲鳴が聞こえる。
「オークが集団で!」
 陣地の後ろから、オークが数十匹攻めてきた。

 これにはたまらん。

「させるかあ!」
 ゲオルグ=ベルンは、駆けだしたスピードに乗せて、槍を突き出した。
「ぐおおおおお!」
 心臓にささった槍を抜こうとして、血に手が滑る。 
「ちぃいいっ!」

 槍を離して、腰の剣を抜いた。
「はああ!」
 剣で、オークの首をはね、返す刀でゴブリンを袈裟がけに切り上げる。
 ゴブリンは声もなく後ろに倒れた。
「はあはあ、おおお!」
 さらにその横に出てきたオークの太ももを切り裂き、棍棒を持った右の手首を切り離す。
「ぐぎゃー!」

「歩けない魔物なんざこわかねえんだよ!」
 背後に走り寄って、首の後ろを切り裂いた。
「おまえばっかし、いいところを取るな。」
 三十匹あまりのオークは、一気に切り伏せられた。

 こうなると、散発的にやってくる魔物が多く、一匹二匹と倒される。
「ぐわあああああ!」
 突然、飛来したファイヤーボールが、レジオ男爵に当たった。
「ぐげげげげげ」
 オークメイジが、嬉しそうに笑う。
「笑うな!」

 アイムスの射る矢が、オークメイジの腕に刺さる。

「ぐぎゃ!」
 持った杖を落として、腕の矢を抜こうとするオークメイジ。
「させるかよう!」
 アイムスは走り出すと、短剣をメイジの首に突き立てた。
「ぐぎゃ!」
 倒れたメイジをアイムスは見下ろした。
「はあはあ、手間取らせやがって。」

「男爵!」
「ぐはあ。」
 男爵は血を吐いた。
「男爵!だんしゃく!」
 男爵は力尽きて、剣が手から離れた。

 からりと乾いた音がする。

「ちくしょう!」
「好い人だったのに!」
 レジオ男爵は、道半ばで力尽きた。

 三〇〇匹以上いた魔物は、ゲオルグたちの活躍でなんとか駆逐された。
 男爵の奮闘は無駄ではなかったようだ。

「つっっかれた~。」
 ゲオルグ=ベルンは、その場にへたり込んだ。
「まったくだよ。」
 アイムスも、背中を預ける。
「とにかく、荷馬車を戻して、荷物をくくろうぜ。」
「休んでからでいいんじゃない?」
「いや、仕留めたオークは、回収しよう。軍隊が持っていかないうちにさ。」
「なるほど。」

 ホルスト=ヒターチが連れてきた王都の兵士は、残党狩りに向かった。
 その間に、冒険者たちはせっせとオークの回収にいそしんだのだ。
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