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第二章『共存と滅亡の狭間で』
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「ご報告致します。先ほど、『フォールアウト』が敗北したとのことです」
部下のアンドロイドからの報告を聞いたソグはようやく椅子の上から目を覚ました。
「そっか、負けたちゃったんだ。あいつ」
ソグは両肩を落としながら一気に溜息を吐いていった。
その言葉を聞いて議員たちからはどよめきが沸き起こっていった。
これで得体の知れない宇宙人の支配から解放されるという喜びの念が湧き上がっていたからだ。
だが、そんな喜びの念もソグが人差し指を鳴らして衆議院の扉を閉めたことによってすぐに絶望へと変えられてしまうことになった。
「これでお前たちのいう救世主は入ってこられないね?じゃあ、交渉を続けようか」
ソグはいやらしい笑みを浮かべて言った。その顔には絶望に打ちひしがれる人々を見て楽しいという歪んだ思いさえ見えてきたような気がした。
「フフッ、じゃあ、ここらはきみたちと真面目な話をさせてもらうよ」
「真面目な話だと?」
伊達首相は両眉を寄せながら問い掛けた。
「その通り、ねぇ、この日本? という地域を惑星ラーガレットの保護地域にしてみない?」
「ほ、保護地域だと?」
「うん、地球にも自然保護区ってあるだろ?それのラーガレット星バージョンだよ」
「わ、我々が……人間がバッファローやグリズリーと同じだというのか?」
「宇宙人から見れば同じようなものさ。キミたち地球人はバッファローやグリズリーと同じなんだ。凶悪だけれど、地球にしかいないから保護してやらないといけない。そんな哀れな生き物なんだ」
ソグはそう言うと、指を鳴らして衆議院の天井にモニターを設置し、その中に歴代の宇宙人が古代から地球を観測していたという事例を映像付きで紹介していった。
そして少なくない宇宙人が地球人の手によって殺された事例もついでに挙げていくのが見えた。
「一番凶悪な事例だとこの星でいうところの80年くらい前の話かな。地球にお忍びで観光に来たタグレット星人の子どもが地球人に射殺された事件だ」
ソグはタグレット星人なる一つ目の不気味な外見をした宇宙人の射殺体を見せていった。その死体に縋り付く親と思われる二体の不気味な宇宙人の姿を紹介していった。
本来であるのならば悲劇的な場面だと議員たちに印象付けたかったのだろうが、彼らの目には古代の冒険譚に登場する化け物サイクロプスしか連想できなかった。
到底地球人類よりも優れた知性を持ち合わせている宇宙人の姿だとは思えなかった。
しばらく悍ましい宇宙人の姿を見て唖然としていたが、すぐに首相が難しい顔を浮かべながらソグに向かって問い掛けた。
「では、なぜ、きみたち宇宙人はその時に報復に出なかった? キミたち宇宙人はその時にでも我々を滅ぼせる科学力があるだろ?」
伊達首相は真面目な声で問い掛けた。
「フフッ、面白いことを言うなぁ」
ソグはわざとらしく腹を抱えて笑う仕草を見せた。その様子が不愉快だったのか、伊達首相は眉間に皺を刻みながら低い声を出してソグへと問い掛けた。
「いいから答えたまえ!」
「まぁまぁ、そんなに興奮しないでよ。すぐに理由は教えてやるからさ」
ソグは幼稚園児が喧嘩する幼児を宥める保育士のようにまぁまぁと諌めながら言った。
小馬鹿にするような真似を見て伊達首相は怒りに駆られた。握り拳を震わせながらソグを睨み付けていた。
「簡単な話だよ。キミたちは自然保護区だと知っててみすみす降り立ったバカな子どものためにそこに生きる動物を皆殺しにするかい?」
「……我々も動物だと同じだというのか?」
質問の意図を理解した伊達首相は強い視線でソグを睨みながら問い掛けた。
「さっきも言ったじゃん。しつこいなぁ」
ソグは心底鬱陶しいと言わんばかりの声で言った。
「けどね、いくら貴重な動物でも自然保護区を離れたら対処しないといけないだろ?これに関して『惑星連合』はすごく悩んだんだ」
「そこでキミが来たというのか?」
「うん。でも、それ以上にオレとしては報復という気持ちの方が強いかな」
「報復?」
「うん、少し前のおたくの治める地域の中に住んでいた大津さんって人がうちの実験生物を全部殺してくれたんだよね。せっかく有意義な実験をしてたのに邪魔されて腹立ってさぁ」
ソグは懐から小さなカプセルを取り出すと、それを地面の上に向かって勢いよく放り投げていった。
すると、地面の上に投げ飛ばされたカプセルの中から巨大なアメーバが現れた。水色のアメーバはいくつもの凶悪な肉食獣のような凶悪な牙がのぞき見えていた。鋭い犬歯である。
うねうねと動いている姿は本当に不気味であった。
「だからさぁ、お前たちに報復をさせてもらうよ。惑星ラックスフェルンでの屈辱はここで晴らせてもらうんだ。安心しろ、ここでそれを成し遂げた後にちゃーんとラーガレット星の保護地域にしてやるからさぁ」
巨大アメーバの一体がその場から逃げようとした議員の一人に手を伸ばし、それを口の中に放り込んだ。
人間が映画の合間にポップコーンを食べるようなバリボリという咀嚼音がアメーバの中から聞こえてきた。
議員たちの間から悲鳴が聞こえてきた。与野党問わずに悲鳴を上げていた。
野党側からすれば普段は思想信条から敵対する間柄ではあるものの、何の権利もなく無惨に殺されていいはずがなかった。
「や、やめたまえ!」
伊達首相がソグの理不尽なやり方に対して思わず声を荒げた時だ。衆議院と廊下を繋ぐ扉が蹴破られ、衆議院の会場の中にラーガレット星のアンドロイドが投げ込まれてきた。
投げ込まれたのは先ほどソグに対して報告を行なったアンドロイドであった。
ビーム光線による攻撃を受けたのか、頭が吹き飛ばされた状態だった。
伊達首相とソグの両名が背後を振り返ると、そこには『ロトワング』での武装を果たした一人の男の姿が見えた。
「……そこまでだ。ソグ。もうこの人たちを解放してやってくれ」
「あっ、大津さん。ようやくきてくれたんだ。遅かったねぇ」
ソグは何気ない調子で言った。その声からは憎悪や敵意というものがまるで感じられなかった。懐かしい旧友に酒場の中で出会ったかのような気軽な調子の声だった。
「もういいだろ? 私への報復が目的だというのならば私を殺せばいい。それがキミの目的なんだろ?」
修也はそれとは対照的な低い声だった。その声からは明確な敵意が感じられた。
当たり前である。修也はわざわざソグと決着を付けるため敵のアンドロイドたちを葬らせた後にわざわざ国会議事堂前の駐車場の前に待機させたのだから。
「フフッ、ところがどっこい。おれも大津さんだけを殺せばいいってわけじゃあないんだよね」
一対一で決着を付ける気でいる修也を嘲笑うような軽い調子の声で言った。
「なぜだ?」
修也はアメーバの隣で戯れるソグに向かってレーザーガンを突き付けながら問い掛けた。
「だってさ、これは『惑星連合』からの命令でもあるんだよ。増長した地球人に釘を刺せってね」
「だから、こんなことをしたのか?」
修也は鋭い声で問い掛けた。
「そう見せしめのためにね」
ソグは怪しげな笑みを浮かべて言った。
その瞬間にそれまでの軽い態度に対して修也の堪忍袋の尾が切れたのか、レーザーガンの引き金を引いてソグを狙っていった。
だが、ソグはその場から飛び跳ねることで修也によるレーザー光線を回避したのだ。しかもただ避けただけではない。修也の背後へと回り込み、背中を思いっきり蹴り付けるという反撃を喰らわせたのだった。
勢いよく蹴り付けられることになった修也はそのまま前方へと押し出され、アメーバにその体を吸収されそうになっていった。
だが、そこで怯む修也ではなかった。腰のベルトに下げていたビームソードを抜いて巨大な人喰いアメーバの体へとビームソードの刃を貫いていった。
惑星ラックスフェルンで大勢のアメーバを倒した修也にとっては手慣れた作業であった。
修也のビームソードを正面から喰らうことになった人喰いアメーバは焼き付くされていった。
激しく燃え上がった後に巨大な塊を全体に向かって弾き飛ばしていった。かつては水色であったと思われる茶色の塊が衆議院の議会のあちこちへとばら撒かれていった。
修也は神聖な衆議院の会場をアメーバの体で汚してしまったことに対して心の中で罪悪感を覚えながらもソグに向かってその銃口を突き付けていった。
修也はとことんまでやるつもりだった。
部下のアンドロイドからの報告を聞いたソグはようやく椅子の上から目を覚ました。
「そっか、負けたちゃったんだ。あいつ」
ソグは両肩を落としながら一気に溜息を吐いていった。
その言葉を聞いて議員たちからはどよめきが沸き起こっていった。
これで得体の知れない宇宙人の支配から解放されるという喜びの念が湧き上がっていたからだ。
だが、そんな喜びの念もソグが人差し指を鳴らして衆議院の扉を閉めたことによってすぐに絶望へと変えられてしまうことになった。
「これでお前たちのいう救世主は入ってこられないね?じゃあ、交渉を続けようか」
ソグはいやらしい笑みを浮かべて言った。その顔には絶望に打ちひしがれる人々を見て楽しいという歪んだ思いさえ見えてきたような気がした。
「フフッ、じゃあ、ここらはきみたちと真面目な話をさせてもらうよ」
「真面目な話だと?」
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「その通り、ねぇ、この日本? という地域を惑星ラーガレットの保護地域にしてみない?」
「ほ、保護地域だと?」
「うん、地球にも自然保護区ってあるだろ?それのラーガレット星バージョンだよ」
「わ、我々が……人間がバッファローやグリズリーと同じだというのか?」
「宇宙人から見れば同じようなものさ。キミたち地球人はバッファローやグリズリーと同じなんだ。凶悪だけれど、地球にしかいないから保護してやらないといけない。そんな哀れな生き物なんだ」
ソグはそう言うと、指を鳴らして衆議院の天井にモニターを設置し、その中に歴代の宇宙人が古代から地球を観測していたという事例を映像付きで紹介していった。
そして少なくない宇宙人が地球人の手によって殺された事例もついでに挙げていくのが見えた。
「一番凶悪な事例だとこの星でいうところの80年くらい前の話かな。地球にお忍びで観光に来たタグレット星人の子どもが地球人に射殺された事件だ」
ソグはタグレット星人なる一つ目の不気味な外見をした宇宙人の射殺体を見せていった。その死体に縋り付く親と思われる二体の不気味な宇宙人の姿を紹介していった。
本来であるのならば悲劇的な場面だと議員たちに印象付けたかったのだろうが、彼らの目には古代の冒険譚に登場する化け物サイクロプスしか連想できなかった。
到底地球人類よりも優れた知性を持ち合わせている宇宙人の姿だとは思えなかった。
しばらく悍ましい宇宙人の姿を見て唖然としていたが、すぐに首相が難しい顔を浮かべながらソグに向かって問い掛けた。
「では、なぜ、きみたち宇宙人はその時に報復に出なかった? キミたち宇宙人はその時にでも我々を滅ぼせる科学力があるだろ?」
伊達首相は真面目な声で問い掛けた。
「フフッ、面白いことを言うなぁ」
ソグはわざとらしく腹を抱えて笑う仕草を見せた。その様子が不愉快だったのか、伊達首相は眉間に皺を刻みながら低い声を出してソグへと問い掛けた。
「いいから答えたまえ!」
「まぁまぁ、そんなに興奮しないでよ。すぐに理由は教えてやるからさ」
ソグは幼稚園児が喧嘩する幼児を宥める保育士のようにまぁまぁと諌めながら言った。
小馬鹿にするような真似を見て伊達首相は怒りに駆られた。握り拳を震わせながらソグを睨み付けていた。
「簡単な話だよ。キミたちは自然保護区だと知っててみすみす降り立ったバカな子どものためにそこに生きる動物を皆殺しにするかい?」
「……我々も動物だと同じだというのか?」
質問の意図を理解した伊達首相は強い視線でソグを睨みながら問い掛けた。
「さっきも言ったじゃん。しつこいなぁ」
ソグは心底鬱陶しいと言わんばかりの声で言った。
「けどね、いくら貴重な動物でも自然保護区を離れたら対処しないといけないだろ?これに関して『惑星連合』はすごく悩んだんだ」
「そこでキミが来たというのか?」
「うん。でも、それ以上にオレとしては報復という気持ちの方が強いかな」
「報復?」
「うん、少し前のおたくの治める地域の中に住んでいた大津さんって人がうちの実験生物を全部殺してくれたんだよね。せっかく有意義な実験をしてたのに邪魔されて腹立ってさぁ」
ソグは懐から小さなカプセルを取り出すと、それを地面の上に向かって勢いよく放り投げていった。
すると、地面の上に投げ飛ばされたカプセルの中から巨大なアメーバが現れた。水色のアメーバはいくつもの凶悪な肉食獣のような凶悪な牙がのぞき見えていた。鋭い犬歯である。
うねうねと動いている姿は本当に不気味であった。
「だからさぁ、お前たちに報復をさせてもらうよ。惑星ラックスフェルンでの屈辱はここで晴らせてもらうんだ。安心しろ、ここでそれを成し遂げた後にちゃーんとラーガレット星の保護地域にしてやるからさぁ」
巨大アメーバの一体がその場から逃げようとした議員の一人に手を伸ばし、それを口の中に放り込んだ。
人間が映画の合間にポップコーンを食べるようなバリボリという咀嚼音がアメーバの中から聞こえてきた。
議員たちの間から悲鳴が聞こえてきた。与野党問わずに悲鳴を上げていた。
野党側からすれば普段は思想信条から敵対する間柄ではあるものの、何の権利もなく無惨に殺されていいはずがなかった。
「や、やめたまえ!」
伊達首相がソグの理不尽なやり方に対して思わず声を荒げた時だ。衆議院と廊下を繋ぐ扉が蹴破られ、衆議院の会場の中にラーガレット星のアンドロイドが投げ込まれてきた。
投げ込まれたのは先ほどソグに対して報告を行なったアンドロイドであった。
ビーム光線による攻撃を受けたのか、頭が吹き飛ばされた状態だった。
伊達首相とソグの両名が背後を振り返ると、そこには『ロトワング』での武装を果たした一人の男の姿が見えた。
「……そこまでだ。ソグ。もうこの人たちを解放してやってくれ」
「あっ、大津さん。ようやくきてくれたんだ。遅かったねぇ」
ソグは何気ない調子で言った。その声からは憎悪や敵意というものがまるで感じられなかった。懐かしい旧友に酒場の中で出会ったかのような気軽な調子の声だった。
「もういいだろ? 私への報復が目的だというのならば私を殺せばいい。それがキミの目的なんだろ?」
修也はそれとは対照的な低い声だった。その声からは明確な敵意が感じられた。
当たり前である。修也はわざわざソグと決着を付けるため敵のアンドロイドたちを葬らせた後にわざわざ国会議事堂前の駐車場の前に待機させたのだから。
「フフッ、ところがどっこい。おれも大津さんだけを殺せばいいってわけじゃあないんだよね」
一対一で決着を付ける気でいる修也を嘲笑うような軽い調子の声で言った。
「なぜだ?」
修也はアメーバの隣で戯れるソグに向かってレーザーガンを突き付けながら問い掛けた。
「だってさ、これは『惑星連合』からの命令でもあるんだよ。増長した地球人に釘を刺せってね」
「だから、こんなことをしたのか?」
修也は鋭い声で問い掛けた。
「そう見せしめのためにね」
ソグは怪しげな笑みを浮かべて言った。
その瞬間にそれまでの軽い態度に対して修也の堪忍袋の尾が切れたのか、レーザーガンの引き金を引いてソグを狙っていった。
だが、ソグはその場から飛び跳ねることで修也によるレーザー光線を回避したのだ。しかもただ避けただけではない。修也の背後へと回り込み、背中を思いっきり蹴り付けるという反撃を喰らわせたのだった。
勢いよく蹴り付けられることになった修也はそのまま前方へと押し出され、アメーバにその体を吸収されそうになっていった。
だが、そこで怯む修也ではなかった。腰のベルトに下げていたビームソードを抜いて巨大な人喰いアメーバの体へとビームソードの刃を貫いていった。
惑星ラックスフェルンで大勢のアメーバを倒した修也にとっては手慣れた作業であった。
修也のビームソードを正面から喰らうことになった人喰いアメーバは焼き付くされていった。
激しく燃え上がった後に巨大な塊を全体に向かって弾き飛ばしていった。かつては水色であったと思われる茶色の塊が衆議院の議会のあちこちへとばら撒かれていった。
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