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職人の惑星『ヒッポタス』
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「何の用だ? 私はお前と話すつもりなどないぞ」
鼻から敵意を見せる修也の態度を面倒に思ったのか、男は呆れたような態度をみせた。
今の失礼な態度はいくら銃を突き付けてもイエスとは言わないだろう。データによれば大抵の人間が目の前で銃を突き付ければ言うことを聞くはずだ。例えカラスの色は白だと言ってもその通りだと答えるに違いない。
ここで言うことを聞かないのはカンフー映画にでも登場するかのような超人かもしくは余程の馬鹿であるかの二択だ。
大津修也が前者であるとは考えにくい。となると、後者だ。後者となると厄介だ。大津修也の出身国である日本には『馬鹿につける薬はない』という諺があるが、それは今のような状況を指して言うのかもしれない。
男が頭を抱えていると、修也が『メトロポリススーツ』のカプセルを握り締めていることに気が付いた。
もう少しで修也は『メトロポリススーツ』の装甲を身に纏い、付属しているレーザーガンを自身に向けるだろう。
そんな戦闘に陥るようなことがあってはならない。話し合いの状態へと持ち込まなくてはならないのだ。今ここで自身が手にしている銃を使って修也のカプセルを地面の上に落とすことは容易いことだ。朝飯前という言葉は今この瞬間に使うべきであるかもしれない。
だが、ここで実力行使を行えば修也はますます自身の話を聞く気などなくなるだろう。
そのため男は第二の手段を取ることにした。男は目の前に映像を浮かび上がらせた。それは修也が滞在していた町ではない他の町が青銅の魔人によってなす術もなく蹂躙されていく映像が空の上に映し出されていったのだ。
古代ギリシャの兵士のようなシンプルな鎧兜を身に纏った青銅の魔人は巨大だった。地球で例えるところの霞が関ビルに相当する大きさの魔人は逃げ惑う人々を剣で襲い、盾を使って人々を地面の上から掬い上げていった。それはさながら屋台の縁日で逃げ惑う金魚を掬い上げる子どもさながらの無邪気な行動であった。
だが、青銅の巨人が取った行動は縁日の子どもが取る行動よりも更に残酷だった。巨人は盾の上に掬われた人々をそのまま逆さに向けて地上へと放っていったのだ。
人々は惑星ヒッポタスの持つ重力に引っ張られ、次々と地面の上へと叩き付けられていた。人々の歩行をよくするために設置された石畳の道路はこの時殺人鬼の持つ斧や鉈よりも更に残忍な凶器へとその姿を変えたのだ。
地面の上は赤い塗料の入ったバケツの中身をぶち撒けたかのように赤く染め上げられていった。
その姿を見た町長と思われる男が真紅の薔薇色へと染め上げられた石畳の上に両膝を突き、両手を突いて頭を下げて大きな声で泣いた。町長は野犬のように囂々と泣いていたが、一通り泣き終えた後で自分たちに突然の死刑を宣告した青銅の巨人を睨み付けた。
「なんなんだ! お前たちは! 私たちの場所に勝手に現れて!! 私たちがいったい何をしたと言うんだ!」
この時青銅の巨人に向けた両目は泣き腫らされていた。町長として自分を慕ってくれた町の人たちを殺された怒りと悲しみがその両目には詰め込まれていた。
だが、青銅の巨人は自分の全てを奪われた町長に対しても容赦をすることなく剣を伸ばし、町長の体を貫いていったのだ。町長の体は一瞬にして全てが裂けた。あまりにもグロテスクな光景に修也は思わず目を逸らしてしまった。
その後も悲惨な光景が続いていったが、修也によってその光景は半ば強制的に閉じられることになった。修也は映像の途中でレーザー光線を地面の上に発射し、映像を中断させたのだ。
「……その人たちがお前に何かしたのか? どうしてそんなに酷いことができる?」
修也の声は低かった。これ以上ないほどに低いと思えるような声だ。まだ地獄に堕ちた人々を凍らせる極寒の氷の方が温かいと思われるような声だ。
「何か? 別にオレには何もしていないさ。ただ、こいつらは外の町と接点を持とうとした。強いていえばそれが『罪』だよ」
「ふざけるなッ!」
「大津さんッ!」
ジョウジは異変を悟ったのか、慌てて修也を止めようとしたが、修也はジョウジがその腕を掴むより前にその腕を振り払って男の元へ向かって走っていった。
男は冷静な態度のまま握っていたフレシュット・ピストルの引き金を引いたが、修也は構うことなく男を思いっきり殴り飛ばしたのだった。
日本でも有数の大企業とされるメトロポリス社が開発したパワードスーツの拳を正面から喰らえば無事ではいられない。
少なくともパワードスーツの装甲なしで喰らえば立っていることは不可能だろう。
だが、男は平気で起き上がってきた。ゆっくりとまるで、ボールでもぶつかったかのように平然とした顔を浮かべながらフレシュット・ピストルを修也に向かって突き付けた。
「あんたも分からずやだな。惑星ヒッポタスは自分たちのコミュニティと一切交流がないまま発達した星なんだぞ。そんな星は銀河を見渡してみても貴重だ。そんな平穏な星を乱そうとしたんだ。あの程度の制裁で済んだのは当然だ」
「あの中には子どももいた。あんたはそれについては何も思わないのか?」
「あんたはどうやら大きくなって復讐された平清盛の話を知らんらしいな。清盛は頼朝を見逃したばかりに自分の家を滅ぼされた」
「ふざけるなッ!」
修也は男の人を食ったような態度に堪忍袋の尾が切れたようだった。先ほどと同様に男を殴り付けようと試みたが、男は修也の攻撃など全て見切ったと言わんばかりに首や体を逸らして俊敏に拳を避け、そればかりかパワードスーツを着ているはずの修也の腹部に向かって回し蹴りを喰らわせたのだった。
「うぐっ!」
丸太のような強くて太く、そして重い蹴りを喰らった修也は悶絶して地面の上へと落ちていった。そして地面の上に蹲った修也の頭に向かって男は無言でフレシュット・ピストルの銃口を突き付けたのだ。
お前の命など簡単に奪えるのだと言わんばかりにその姿を近くで見ていたジョウジへと見せつけた。完璧だ。これでジョウジは動くこともできまい。
男は両足を使って修也を地面の上にキスさせた後にもう一度銃口をジョウジへと向けた。
「お前たちに警告する。この男の命が惜しければ惑星ヒッポタスは諦めろ。なんなら私が他にいい星を紹介してやる。それで諦めろ」
「わ、分かりました! 惑星ヒッポタスからは完全に手を引きましょう!!ただ、大津さんからは足を離してください」
本来であれば護衛官がどうなったとしても会社の利益のため惑星ヒッポタスとの取り引きは何がなんでも成功させなければならないはずだ。
そうしなかったのは一重にジョウジに人間としての感情が芽生えていたからだ。
人間として親しい相手を思いやる気持ち、人の命を尊重する気持ちが働いた結果が今の状況で見られた従来のアンドロイドならば生み出さないであろう人の命を尊重し、自らや自らの属する組織にとって不利益となる事態を生み出したのだといってもいい。
だからこそ顔を青ざめ、理不尽とも言える条件を渋々と飲み込んだのだ。
男はそんなジョウジを興味深い目で見ていた。敢えて例えるのならば新しく入荷された玩具を興味津々の目で見つめる子どもの目だといってもよかった。
それに対するジョウジの目は憎い相手を見つめる目だった。
両者は両極的とも言える表情を浮かべた目でしばらく互いを見つめ合っていたが、男は微笑を浮かべて言った。
「……いいや、あんたらは今回の貿易に関しては手を引かなくてもいい。さっさと商品を詰め込んでこの星から出ていくことを約束すれば見逃してやるぞ」
「ほ、本当ですか!」
「ただ、条件がある。お前を我々の資源として有効活用させてもらうことだ」
「「ええっ!?」」
その場にいたジョウジばかりではなく、足で頭を踏み付けられていた修也までもが驚いた声を上げた。当然だ。先ほどまで予想していなかった言葉が男の口から出てきたのだから。
だが、男は二人の驚いた様子など気にすることもなく話を続けていった。
「感情を持ったアンドロイドというのは実に珍しくてな。是非とも我が星に持ち帰って研究したいんだ」
「ば、バカなことを言わないでください!」
ジョウジが声を荒げた。いきなり訳のわからない話を持ちかけられた身としては当然の反応だといえた。
そもそも男が提示した条件はジョウジにとっては到底呑めないものであったし、何よりも男の住む星に連れて行かれて何をされるのか分かったものではない。
虫が這うような嫌悪感がジョウジの全身を襲っていく。幽霊に襲われたかのように顔を青く染めるジョウジを目にして修也の感情が強く揺れ動いていった。
「待ってくれ! ジョウジさんは関係ない!! あんたに最初に挑んだのは私だろう!? ならば私を攻撃してくれよ!!!」
修也はヘルメットを被りながらもヘルメットに音が殺されないよう必死になって懇願した。その様は見るも無惨な姿であり、その命乞いを聞いた人々は修弥を嘲笑する違いなかった。
「断る。単にオレが個人的にあのアンドロイドに興味を持っただけに過ぎないんだ。こればかりはあんたの命をどうにかしても仕方がない問題さ」
修也はそれを聞いて拳を強く震わせた。仲間の危機が差し迫っているというのに何もできない自分が悔しくて仕方がなかった。
鼻から敵意を見せる修也の態度を面倒に思ったのか、男は呆れたような態度をみせた。
今の失礼な態度はいくら銃を突き付けてもイエスとは言わないだろう。データによれば大抵の人間が目の前で銃を突き付ければ言うことを聞くはずだ。例えカラスの色は白だと言ってもその通りだと答えるに違いない。
ここで言うことを聞かないのはカンフー映画にでも登場するかのような超人かもしくは余程の馬鹿であるかの二択だ。
大津修也が前者であるとは考えにくい。となると、後者だ。後者となると厄介だ。大津修也の出身国である日本には『馬鹿につける薬はない』という諺があるが、それは今のような状況を指して言うのかもしれない。
男が頭を抱えていると、修也が『メトロポリススーツ』のカプセルを握り締めていることに気が付いた。
もう少しで修也は『メトロポリススーツ』の装甲を身に纏い、付属しているレーザーガンを自身に向けるだろう。
そんな戦闘に陥るようなことがあってはならない。話し合いの状態へと持ち込まなくてはならないのだ。今ここで自身が手にしている銃を使って修也のカプセルを地面の上に落とすことは容易いことだ。朝飯前という言葉は今この瞬間に使うべきであるかもしれない。
だが、ここで実力行使を行えば修也はますます自身の話を聞く気などなくなるだろう。
そのため男は第二の手段を取ることにした。男は目の前に映像を浮かび上がらせた。それは修也が滞在していた町ではない他の町が青銅の魔人によってなす術もなく蹂躙されていく映像が空の上に映し出されていったのだ。
古代ギリシャの兵士のようなシンプルな鎧兜を身に纏った青銅の魔人は巨大だった。地球で例えるところの霞が関ビルに相当する大きさの魔人は逃げ惑う人々を剣で襲い、盾を使って人々を地面の上から掬い上げていった。それはさながら屋台の縁日で逃げ惑う金魚を掬い上げる子どもさながらの無邪気な行動であった。
だが、青銅の巨人が取った行動は縁日の子どもが取る行動よりも更に残酷だった。巨人は盾の上に掬われた人々をそのまま逆さに向けて地上へと放っていったのだ。
人々は惑星ヒッポタスの持つ重力に引っ張られ、次々と地面の上へと叩き付けられていた。人々の歩行をよくするために設置された石畳の道路はこの時殺人鬼の持つ斧や鉈よりも更に残忍な凶器へとその姿を変えたのだ。
地面の上は赤い塗料の入ったバケツの中身をぶち撒けたかのように赤く染め上げられていった。
その姿を見た町長と思われる男が真紅の薔薇色へと染め上げられた石畳の上に両膝を突き、両手を突いて頭を下げて大きな声で泣いた。町長は野犬のように囂々と泣いていたが、一通り泣き終えた後で自分たちに突然の死刑を宣告した青銅の巨人を睨み付けた。
「なんなんだ! お前たちは! 私たちの場所に勝手に現れて!! 私たちがいったい何をしたと言うんだ!」
この時青銅の巨人に向けた両目は泣き腫らされていた。町長として自分を慕ってくれた町の人たちを殺された怒りと悲しみがその両目には詰め込まれていた。
だが、青銅の巨人は自分の全てを奪われた町長に対しても容赦をすることなく剣を伸ばし、町長の体を貫いていったのだ。町長の体は一瞬にして全てが裂けた。あまりにもグロテスクな光景に修也は思わず目を逸らしてしまった。
その後も悲惨な光景が続いていったが、修也によってその光景は半ば強制的に閉じられることになった。修也は映像の途中でレーザー光線を地面の上に発射し、映像を中断させたのだ。
「……その人たちがお前に何かしたのか? どうしてそんなに酷いことができる?」
修也の声は低かった。これ以上ないほどに低いと思えるような声だ。まだ地獄に堕ちた人々を凍らせる極寒の氷の方が温かいと思われるような声だ。
「何か? 別にオレには何もしていないさ。ただ、こいつらは外の町と接点を持とうとした。強いていえばそれが『罪』だよ」
「ふざけるなッ!」
「大津さんッ!」
ジョウジは異変を悟ったのか、慌てて修也を止めようとしたが、修也はジョウジがその腕を掴むより前にその腕を振り払って男の元へ向かって走っていった。
男は冷静な態度のまま握っていたフレシュット・ピストルの引き金を引いたが、修也は構うことなく男を思いっきり殴り飛ばしたのだった。
日本でも有数の大企業とされるメトロポリス社が開発したパワードスーツの拳を正面から喰らえば無事ではいられない。
少なくともパワードスーツの装甲なしで喰らえば立っていることは不可能だろう。
だが、男は平気で起き上がってきた。ゆっくりとまるで、ボールでもぶつかったかのように平然とした顔を浮かべながらフレシュット・ピストルを修也に向かって突き付けた。
「あんたも分からずやだな。惑星ヒッポタスは自分たちのコミュニティと一切交流がないまま発達した星なんだぞ。そんな星は銀河を見渡してみても貴重だ。そんな平穏な星を乱そうとしたんだ。あの程度の制裁で済んだのは当然だ」
「あの中には子どももいた。あんたはそれについては何も思わないのか?」
「あんたはどうやら大きくなって復讐された平清盛の話を知らんらしいな。清盛は頼朝を見逃したばかりに自分の家を滅ぼされた」
「ふざけるなッ!」
修也は男の人を食ったような態度に堪忍袋の尾が切れたようだった。先ほどと同様に男を殴り付けようと試みたが、男は修也の攻撃など全て見切ったと言わんばかりに首や体を逸らして俊敏に拳を避け、そればかりかパワードスーツを着ているはずの修也の腹部に向かって回し蹴りを喰らわせたのだった。
「うぐっ!」
丸太のような強くて太く、そして重い蹴りを喰らった修也は悶絶して地面の上へと落ちていった。そして地面の上に蹲った修也の頭に向かって男は無言でフレシュット・ピストルの銃口を突き付けたのだ。
お前の命など簡単に奪えるのだと言わんばかりにその姿を近くで見ていたジョウジへと見せつけた。完璧だ。これでジョウジは動くこともできまい。
男は両足を使って修也を地面の上にキスさせた後にもう一度銃口をジョウジへと向けた。
「お前たちに警告する。この男の命が惜しければ惑星ヒッポタスは諦めろ。なんなら私が他にいい星を紹介してやる。それで諦めろ」
「わ、分かりました! 惑星ヒッポタスからは完全に手を引きましょう!!ただ、大津さんからは足を離してください」
本来であれば護衛官がどうなったとしても会社の利益のため惑星ヒッポタスとの取り引きは何がなんでも成功させなければならないはずだ。
そうしなかったのは一重にジョウジに人間としての感情が芽生えていたからだ。
人間として親しい相手を思いやる気持ち、人の命を尊重する気持ちが働いた結果が今の状況で見られた従来のアンドロイドならば生み出さないであろう人の命を尊重し、自らや自らの属する組織にとって不利益となる事態を生み出したのだといってもいい。
だからこそ顔を青ざめ、理不尽とも言える条件を渋々と飲み込んだのだ。
男はそんなジョウジを興味深い目で見ていた。敢えて例えるのならば新しく入荷された玩具を興味津々の目で見つめる子どもの目だといってもよかった。
それに対するジョウジの目は憎い相手を見つめる目だった。
両者は両極的とも言える表情を浮かべた目でしばらく互いを見つめ合っていたが、男は微笑を浮かべて言った。
「……いいや、あんたらは今回の貿易に関しては手を引かなくてもいい。さっさと商品を詰め込んでこの星から出ていくことを約束すれば見逃してやるぞ」
「ほ、本当ですか!」
「ただ、条件がある。お前を我々の資源として有効活用させてもらうことだ」
「「ええっ!?」」
その場にいたジョウジばかりではなく、足で頭を踏み付けられていた修也までもが驚いた声を上げた。当然だ。先ほどまで予想していなかった言葉が男の口から出てきたのだから。
だが、男は二人の驚いた様子など気にすることもなく話を続けていった。
「感情を持ったアンドロイドというのは実に珍しくてな。是非とも我が星に持ち帰って研究したいんだ」
「ば、バカなことを言わないでください!」
ジョウジが声を荒げた。いきなり訳のわからない話を持ちかけられた身としては当然の反応だといえた。
そもそも男が提示した条件はジョウジにとっては到底呑めないものであったし、何よりも男の住む星に連れて行かれて何をされるのか分かったものではない。
虫が這うような嫌悪感がジョウジの全身を襲っていく。幽霊に襲われたかのように顔を青く染めるジョウジを目にして修也の感情が強く揺れ動いていった。
「待ってくれ! ジョウジさんは関係ない!! あんたに最初に挑んだのは私だろう!? ならば私を攻撃してくれよ!!!」
修也はヘルメットを被りながらもヘルメットに音が殺されないよう必死になって懇願した。その様は見るも無惨な姿であり、その命乞いを聞いた人々は修弥を嘲笑する違いなかった。
「断る。単にオレが個人的にあのアンドロイドに興味を持っただけに過ぎないんだ。こればかりはあんたの命をどうにかしても仕方がない問題さ」
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