メトロポリス社へようこそ! ~「役立たずだ」とクビにされたおっさんの就職先は大企業の宇宙船を守る護衛官でした~

アンジェロ岩井

文字の大きさ
190 / 237
漂流する惑星『サ・ザ・ランド』

27

しおりを挟む
「さて、あの母体はどうしたらいいのかな……」

 悠介はレーザーガンを突き付けながら首を傾げる。先ほど姉に向かって話しかけたコブラ男の言葉が正しければあの怪物に地球のレーザーガンなど通用するはずがない。そうだとすればこんなものは所詮子どもの道具、大手ホームセンターの遊具コーナーに行けば手に入る玩具となんら変わらないのだ。

 悠介が諦めたようにレーザガンを持つ手を下ろした時のことだ。母体が「キシャァァ」と威圧するかのように鋭い牙を見せた。宇宙船の中に灯りはないが、真っ白なナイフのような牙は確実に悠介を威嚇する。

 だが、怖気付いて足を下げるような真似はしない。そんなことをすればせっかく母体打倒の道を切り開いてくれた姉に対して申し訳が立たない。悠介は試合の真ん中でレイアップシュートを決める直前の心境といっていい。

 このシュートを外せば敗北は確定。外せば自分は他の部員たちから責められ針の筵、村八分の状態になるというプレッシャーが両肩に伸し掛かったような状況。

 しかし自分が動かなければ先には進めない。悠介は自身の中にあった『勇気』という感情を総動員して母体へと挑んでいく。人によっては『蛮勇』だと揶揄するかもしれないが、悠介にとって何よりも大事な感情だ。邪魔などされたくない。

 月のような『勇気』を味方に備えた悠介は自身にとって相棒ともいえるビームソードを握り締めながら向かう。天井を陣取る母体へと挑戦する悠介の姿はさながらファンタジーゲームの中に登場する魔王へと挑む勇者といったところだろうか。

 シチュエーションとしてはあながち間違っていないようにも思えるのも面白い。例えるのならば悠介が伝説の剣を武器に仲間たちと共に向かう勇者で、卵から孵化したばかりの怪物たちを迎撃に向かわせる母体が魔王とすると実に分かりやすいではないか。

 悠介は1人で誰かに向かって語りかけるように心の中で絶妙な比喩を面白がっていた。

 もし、今の状況がロールプレイングゲームであれば悠介はその勇気に相応しい結末を世界が用意したに違いない。魔王子飼いの怪物たちを打破し、母体の心臓なり頭部なりに剣を突き立てていたことは明らかだ。

 だが、残念なことに現実はゲームとは異なる。ゲームで上手く行ったことが現実では上手く反映されないことなどザラにある。

 今回の事例も数多のゲームプレイヤーたちが直面してきた例と同じ状況となった。

 悠介はゲームやアニメに登場する勇敢な勇者のように勢いよく突撃していったまではいいのだが、予想よりも卵から羽化した数が多かったのだ。卵から飛び出してきた幼体は産まれたばかりとは思えないほどの俊敏な動きで悠介へと飛び付き、その体を絡め取っていく。四方八方から飛び掛かられては防ぐことは厳しいはずだ。それ故に悠介は宙の上でバランスを崩してしまい引力に吸い寄せられ、地面の上に体を勢いよく打ち付けてしまった。

 辺り一面にバラバラと散らばっていくのは図らずとも悠介の身代わりとなった宇宙のどの生き物よりも悍ましいエイリアンたちの肉片と臓器。血飛沫さえも飛び散るその様は地獄絵図さながらの光景といえた。先ほど飛び掛かってきたリプリーたちの肉片は想像以上にグロテスクだ。見る人によっては嘔吐さえこみ上げてきただろう。

 幸運なことに悠介はこの光景を見ずに済んだ。疲れのため何も考えることなくのんびりと天井を眺めていたからだ。地球で受けていた数学の授業での退屈を紛らわせる時のように。

 何も考えずに空の上を眺めていた反動のためか、当初飛び込んできたのは何もない虚空のみ。何もない真っ白な空間が広まっているだけのように思えた。

 だが、それは一瞬の幻覚。退屈から生じた幻影に過ぎない。もう一度目を開いた後で飛び込んできたのは卵嚢と卵巣、そして侵入者に対して威嚇を行う母体の姿だった。

 その姿を見た悠介は母体が悔しがっているのだと察してニヤリと笑う。この時の悠介はさながら相手チームの悔しがる姿を見た時の選手のようだ。バスケットボールの試合で決勝間近にレイアップシュートを決めたあの時の感覚。プレッシャーに打ち勝ち状況を打破した時の解放感。その両者に通じる体全体を包み込むような高揚感が悠介の全体から湧き上がっていく。

 ニヤニヤと揶揄うような笑いを母体に向ける。悠介の顔はフェイスヘルメットに覆われて見られないはずだが、雰囲気から感じ取ったのだろうか。母体が狂ったような声を上げる。

 その時にふと手を伸ばすと何か水のようなものに触れたことに気が付く。どうやら悠介の代わりに引力の法則で地面へとぶつかり、衝撃で砕け散ったリプリーの体液であるに違いない。

 気色悪い。悠介は皮肉にも敵対する怪物の体液でようやく現実へと目を向けることになった。フェイスヘルメットの下で露骨な嫌悪感を示しながら手を引こうとした時のことだ。

 痛覚が正常に作動し、喉の奥から悲鳴が上がった。慌てて視線を向けるとそこには小さなカブトガニのような生物の姿。
 しかしその甲羅は幅広く悠介には見えなかったものの、甲羅の下には鋭い牙が生え揃っている。その小さな生物は悠介の右腕に向かって強く噛み付いたのである。

 上げたところでどうしようもないことを本人自身が一番よく理解していたはずだ。だが、それでも上げずにいられなかったのは人間という生物が持つ性のため。

 口をつんざけるような悲鳴が悠介の口から吐かれていく。それを聞いたのはその時まで母体へと意識を向けていた姉の麗俐。彼女は弟のただならぬ声に異常事態を察したらしい。
 エネルギーブレードを構えながら慌てて悠介の元へと向かっていく。

 麗俐は悠介の元へと辿り着くなり、悠介の頭部にまで到達し、悠介の頭を捕食しようとしたその小さな生物に対して勢いよくエネルギーブレードの刃を突き立てていく。滑りのついた頑強な自然の鎧であっても文明の利器の象徴たるエネルギーブレードの力には逆らえなかったらしい。

 バチバチと火花を立てながら地面の上に落ちていき、グルグルと一回転を行ったかと思うとそのまま倒れ、2度と起き上がって来なかった。

「悠介! 無事!?」

 問い掛ける麗俐の声は乱れていた。当然である。最愛の弟が今にも死にかねない状況であったからだ。身を案じない姉がいるだろうか。

 麗俐は献身の証明のように怯え切った悠介の体を両手で抱き起こしていった。しかし姉の両手に抱かれながらも悠介はまだ全身を震わせている。

「大丈夫、もう大丈夫だから……」

 麗俐はフェイスヘルメット越しではあるものの、悠介の頭を撫でようと手を伸ばす。が、悠介は自らの手を振って姉の手を拒否した。

「……いいよ、それよりもどうやってあいつを倒すのかを考えようよ」

「そうだよね……」

 麗俐が両肩を落としながら言った。

 この時に悠介のみならず麗俐もどこか落ち込んだ様子を見せるのは2度の襲撃が失敗に終わったから。2度とも母体へ向けて必死な特攻を仕掛けたものの、結果は大敗。
 今のように地上で無駄な時間を過ごす羽目になってしまった。その事実に対する失望の念からきたものであることは間違いない。

 あの母体は例えれば鉄壁の虎牢関を守る華雄といったところだろうか。敢えて『呂布』を比喩に用いなかったのは母体が例のアンドロイドほど高性能ではないため。『呂布』というよりは『華雄』と評した方が適切と判断したからだ。

 父親から教えられた『三国志』の知識がこんなところで役に立つとは……。

 麗俐は苦笑する。要らないと思った知識でも意外なところで役に立つものだ、と。

 この時になってまた母体が声を上げなければ麗俐はもうしばらく無駄な時間を過ごしていたに違いない。

 威嚇するような声が上がったことで麗俐は現実の世界へと戻ってこられた。

「どうするんだよ。あいつ」

 悠介が声を顰めながら問い掛ける。その声の中に現れたのは半ば『諦め』の感情で間違いない。

 万策尽きたとでも言いたいのだろうが、生憎そういうわけではない。

 諦めた様子を見せる悠介とは対照的に麗俐はこの時になってある作戦を思い付いた。それは目の錯覚を利用した二人羽織作戦。

 立案者の麗俐曰く、リプリーの母体はその他の機能はともかくとして頭脳そのものは人間以下とのこと。それならばその哀れな頭脳にこそ漬け込む隙が生じるとのことだ。

 麗俐の作戦としては先に悠介が飛び掛かる真似を行い、その後に悠介に放り投げられた麗俐自身が母体に向かってエネルギーブレードを突き刺すというものだ。
 この作戦における最後の壁として立ち塞がるのは重力の法則。だが、それに関する対処法はリプリーの体をクッションにすれば良いだけなので特段問題はないだろう。

 やはりこの作戦の要となるのは二人羽織の姿勢。といっても麗俐の体を隠すような上着はこの場には存在しない。そのため悠介が麗俐を背負いリプリーの母体へと飛ぶことになる。

「む、無茶だ! いくら母体の頭がそこまで高くないからって、そんなバレバレの作戦が通用するもんか!」

 と、悠介は当然ながら抗議の意を示した。しかし麗俐もさるもの。

「じゃあ、他に有効な作戦はあるの?」

 と、質問を投げ掛けて悠介の反論を封じ込めたのである。質問を封じられて困惑した様子の悠介に対して麗俐は得意げな笑顔を浮かべた。

 かくして、この作戦は決行されることになった。予定通りに悠介が麗俐を背負い、母体へ向かって飛び掛かっていく。
 しかし母体もさるものであちらこちらから迎撃のために幼体を飛ばす。

 集中して飛び掛かってくるので悠介は両手を使って対処せざるを得なかった。
 本来であればもう少し近付いてきたところで麗俐を放り投げたかったが、仕方があるまい。

 悠介は真上に向かって麗俐を放り投げていく。麗俐は放り投げられた勢いのまま母体へと近付き、その心臓部に向かって躊躇うことなくエネルギーブレードを突き刺した。熱の刃が母体の心臓を貫き、凄まじい悲鳴を上げさせていく。

 冷静さを欠いた母体は慌てて両腕を動かして麗俐を引き剥がそうと試みる。
 しかし麗俐は獲物に飛び掛かるハイエナのように食い付いて離れなかった。

 あくまでも剣を突き立てて息絶えるのを待っていた。麗俐の願いが神に届いたのだろう。やがて母体はそれまで闇雲に振り回していた腕を回すのも辞めたかと思うと素直に重力の法則に従って地面の上へと落ちていった。

 この際に麗俐は母体の真上へと体を寄せたのである。それは母体をクッションの代わりとして利用するため。自身と弟の苦い経験から学んだことである。

 結果的に地面の上には母体の哀れな亡骸が広がったが、麗俐の身は無事だった。

 弟のことを心配してその姿を探したものの、自分の指示通りに動けたのか、エイリアンの亡骸の上に座っている姿が見えた。フェイスヘルメットを被っているため表情は見えないが、親指を立ててサムズアップの姿を見せていることから今の顔が試合に勝った後のように晴々としているだろうと推測するのは容易なことだ。

 麗俐が一息を吐こうとすると彼女の両耳に金属のドリルが近付いてくるような音が聞こえた。嫌な予感がして身を翻すのと自身が先ほどまで立っていた場所に亀裂が生じていく。

 背後を振り返ると、そこにはメトロイドスーツを着た修也の襟首を掴んで引き摺りながら地面の上に伸ばしていた腕を引き上げる“ソレ”の姿。
 腕の先端で作り上げられているのは間違いなくカッター。あの場で避けなければ麗俐は間違いなく粉微塵になっていたに違いない。

 “ソレ”は今の自分たちと同様にフェイスヘルメットをしているので姿は見えない。

 だが、そのヘルメットの下には最初に見た時と同様に幽霊のような不気味な無表情を浮かべているに違いない。

 宇宙船の母体を倒したばかりでまた強力な相手と戦わなければならないのは不本意だが、戦うしかあるまい。

 麗俐はエネルギーブレードを構えて迎撃の構えを取った。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

異世界宇宙SFの建艦記 ――最強の宇宙戦艦を建造せよ――

黒鯛の刺身♪
SF
主人公の飯富晴信(16)はしがない高校生。 ある朝目覚めると、そこは見たことのない工場の中だった。 この工場は宇宙船を作るための設備であり、材料さえあれば巨大な宇宙船を造ることもできた。 未知の世界を開拓しながら、主人公は現地の生物達とも交流。 そして時には、戦乱にも巻き込まれ……。

S級スキル『剣聖』を授かった俺はスキルを奪われてから人生が一変しました

白崎なまず
ファンタジー
この世界の人間の多くは生まれてきたときにスキルを持っている。スキルの力は強大で、強力なスキルを持つ者が貧弱なスキルしか持たない者を支配する。 そんな世界に生まれた主人公アレスは大昔の英雄が所持していたとされるSランク『剣聖』を持っていたことが明らかになり一気に成り上がっていく。 王族になり、裕福な暮らしをし、将来は王女との結婚も約束され盤石な人生を歩むアレス。 しかし物事がうまくいっている時こそ人生の落とし穴には気付けないものだ。 突如現れた謎の老人に剣聖のスキルを奪われてしまったアレス。 スキルのおかげで手に入れた立場は当然スキルがなければ維持することが出来ない。 王族から下民へと落ちたアレスはこの世に絶望し、生きる気力を失いかけてしまう。 そんなアレスに手を差し伸べたのはとある教会のシスターだった。 Sランクスキルを失い、この世はスキルが全てじゃないと知ったアレス。 スキルがない自分でも前向きに生きていこうと冒険者の道へ進むことになったアレスだったのだが―― なんと、そんなアレスの元に剣聖のスキルが舞い戻ってきたのだ。 スキルを奪われたと王族から追放されたアレスが剣聖のスキルが戻ったことを隠しながら冒険者になるために学園に通う。 スキルの優劣がものを言う世界でのアレスと仲間たちの学園ファンタジー物語。 この作品は小説家になろうに投稿されている作品の重複投稿になります

蒼穹の裏方

Flight_kj
SF
日本海軍のエンジンを中心とする航空技術開発のやり直し 未来の知識を有する主人公が、海軍機の開発のメッカ、空技廠でエンジンを中心として、武装や防弾にも口出しして航空機の開発をやり直す。性能の良いエンジンができれば、必然的に航空機も優れた機体となる。加えて、日本が遅れていた電子機器も知識を生かして開発を加速してゆく。それらを利用して如何に海軍は戦ってゆくのか?未来の知識を基にして、どのような戦いが可能になるのか?航空機に関連する開発を中心とした物語。カクヨムにも投稿しています。

異世界転移魔方陣をネットオークションで買って行ってみたら、日本に帰れなくなった件。

蛇崩 通
ファンタジー
 ネットオークションに、異世界転移魔方陣が出品されていた。  三千円で。  二枚入り。  手製のガイドブック『異世界の歩き方』付き。  ガイドブックには、異世界会話集も収録。  出品商品の説明文には、「魔力が充分にあれば、異世界に行けます」とあった。  おもしろそうなので、買ってみた。  使ってみた。  帰れなくなった。日本に。  魔力切れのようだ。  しかたがないので、異世界で魔法の勉強をすることにした。  それなのに……  気がついたら、魔王軍と戦うことに。  はたして、日本に無事戻れるのか?  <第1章の主な内容>  王立魔法学園南校で授業を受けていたら、クラスまるごと徴兵されてしまった。  魔王軍が、王都まで迫ったからだ。  同じクラスは、女生徒ばかり。  毒薔薇姫、毒蛇姫、サソリ姫など、毒はあるけど魔法はからっきしの美少女ばかり。  ベテラン騎士も兵士たちも、あっという間にアース・ドラゴンに喰われてしまった。  しかたがない。ぼくが戦うか。  <第2章の主な内容>  救援要請が来た。南城壁を守る氷姫から。彼女は、王立魔法学園北校が誇る三大魔法剣姫の一人。氷結魔法剣を持つ魔法姫騎士だ。  さっそく救援に行くと、氷姫たち守備隊は、アース・ドラゴンの大軍に包囲され、絶体絶命の窮地だった。  どう救出する?  <第3章の主な内容>  南城壁第十六砦の屋上では、三大魔法剣姫が、そろい踏みをしていた。氷結魔法剣の使い手、氷姫。火炎魔法剣の炎姫。それに、雷鳴魔法剣の雷姫だ。  そこへ、魔王の娘にして、王都侵攻魔王軍の総司令官、炎龍王女がやって来た。三名の女魔族を率いて。交渉のためだ。だが、炎龍王女の要求内容は、常軌を逸していた。  交渉は、すぐに決裂。三大魔法剣姫と魔王の娘との激しいバトルが勃発する。  驚異的な再生能力を誇る女魔族たちに、三大魔法剣姫は苦戦するが……  <第4章の主な内容>  リリーシア王女が、魔王軍に拉致された。  明日の夜明けまでに王女を奪還しなければ、王都平民区の十万人の命が失われる。  なぜなら、兵力の減少に苦しむ王国騎士団は、王都外壁の放棄と、内壁への撤退を主張していた。それを拒否し、外壁での徹底抗戦を主張していたのが、臨時副司令官のリリーシア王女だったからだ。  三大魔法剣姫とトッキロたちは、王女を救出するため、深夜、魔王軍の野営陣地に侵入するが……

地味スキル「ためて・放つ」が最強すぎた!~出来損ないはいらん!と追い出したくせに英雄に駆け上がってから戻れと言われても手遅れです~

かくろう
ファンタジー
【ためて・放つ】という地味スキルを一生に一度の儀式で授かってしまった主人公セージ。  そのせいで家から追放され、挙げ句に異母弟から殺されかけてしまう。  しかしあらゆるものを【ためる】でパワフルにできるこのスキルは、最高ランクの冒険者すらかすんでしまうほどのぶっ壊れ能力だった!  命からがら魔物の強襲から脱したセージは、この力を駆使して成り上がっていく事を決意する。  そして命の危機に瀕していた少女リンカニアと出会い、絆を深めていくうちに自分のスキルを共有できる事に気が付いた。 ――これは、世界で類を見ない最強に成り上がっていく主人公と、彼の元へ集まってくる仲間達との物語である。

俺得リターン!異世界から地球に戻っても魔法使えるし?アイテムボックスあるし?地球が大変な事になっても俺得なんですが!

くまの香
ファンタジー
鹿野香(かのかおる)男49歳未婚の派遣が、ある日突然仕事中に異世界へ飛ばされた。(←前作) 異世界でようやく平和な日常を掴んだが、今度は地球へ戻る事に。隕石落下で大混乱中の地球でも相変わらず呑気に頑張るおじさんの日常。「大丈夫、俺、ラッキーだから」

スキル【土いじり】でパーティを追放された俺、開墾した畑からダンジョンが生えてきた。

夏見ナイ
ファンタジー
「役立たず」の烙印を押され、パーティを追放されたアルフォンス。彼のスキルは戦闘に不向きな【土いじり】。失意の彼は都会を離れ、辺境の地で静かに農業を営むことを決意する。 しかし、彼が畑を耕すと、そこから不思議なダンジョンが生えてきた! ダンジョン内では、高級ポーションになる薬草や伝説の金属『オリハルコン』が野菜のように収穫できる。地味だと思われた【土いじり】は、実はこの『農園ダンジョン』を育てる唯一無二のチートスキルだったのだ。 噂を聞きつけ集まる仲間たち。エルフの美少女、ドワーフの天才鍛冶師……。気づけば彼の農園は豊かな村へ、そして難攻不落の要塞国家へと発展していく。 一方、彼を追放したパーティは没落の一途を辿り……。 これは、追放された男が最強の生産職として仲間と共に理想郷を築き上げる、農業スローライフ&建国ファンタジー!

《レベル∞》の万物創造スキルで追放された俺、辺境を開拓してたら気づけば神々の箱庭になっていた

夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティーの雑用係だったカイは、魔王討伐後「無能」の烙印を押され追放される。全てを失い、死を覚悟して流れ着いた「忘れられた辺境」。そこで彼のハズレスキルは真の姿《万物創造》へと覚醒した。 無から有を生み、世界の理すら書き換える神の如き力。カイはまず、生きるために快適な家を、豊かな畑を、そして清らかな川を創造する。荒れ果てた土地は、みるみるうちに楽園へと姿を変えていった。 やがて、彼の元には行き場を失った獣人の少女やエルフの賢者、ドワーフの鍛冶師など、心優しき仲間たちが集い始める。これは、追放された一人の青年が、大切な仲間たちと共に理想郷を築き、やがてその地が「神々の箱庭」と呼ばれるまでの物語。

処理中です...