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第二部 王国奪還
後処理とこれからの事
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ヴィトはその日一日は鬱蒼とした気分であった。自責の念に駆られて。
「オレのせいだ……オレがバランスを崩さなければ……」
周りの構成員たちはそんなヴィトに何もしてやれないと、後処理の手を動かしながらも、ジッとヴィトを見つめていた。
「どうしようかしら……ヴィトに立ち直ってもらわないと……」
ルーシーはそんなヴィトを見るのが辛かった。やはり、彼の悲しんでいる顔など見たくはない。何とかしてやれないかと思ったが、今は放っておくのが一番だろうとそっとしておいた。
「うーむ、ワシも言い過ぎたかもな」
プイスは横になったソファーを元の位置に戻しながら呟く。
「そうよ、悪いのはトーマスの奴よ !本当に心底心が腐った奴だったわ !」
ルーシーはリビングルームの瓦礫を箒で片付けながら叫ぶ。
「でもさぁ~慰めるって言ったって、どうすればいいんだよ」
マイケルが塵取りを持ちながらルーシーに尋ねた。ルーシーは答えが思い付かなかったのか、無言でゴミを塵取りに入れた。
「分からないわ、私としては二人が苦しんでる姿を見るのは心が痛むし、何よりヴィトがあんな顔をしているのは辛いわよ」
「取り敢えずだよ、メシでも食えば機嫌を直すんじゃあねえのか?」
パットは楽観的な意見を言ったが、ルーシーに睨まれ、ヒッと怯える。
「そんな問題じゃあないでしょうッ!彼はマリアを守れなかった自責の念に駆られているのよ !!」
「でもさぁ~ドン・カヴァリエーレ !外を見てくれよ、外はもう夜だぜッ!いくら、落ち込んでいるとは言っても、お腹は空くだろ?」
パットは弁解するように慌てふためきながら言った。
「そうね、差し入れ持っていこうかしら」
ルーシーは二階の階段を見つめながら言った。ヴィトの部屋は二階にあるのだ。
「軽くパスタでも作ろうかしら」
ルーシーは台所に立ち、黙々とボロネーゼパスタを作り始めた。
「アレは何かのぉ?」
プイスはパスタを見た事がなかったのか、首を傾げている。
「ありゃあパスタって言うんだぜ、元はイタリアの食べ物だったんだが、アメリカでも浸透してな、イタリア料理店では、ピザや子羊のロースに並ぶ名料理だぜ」
パットは好物なのだからか、目を輝かせながら説明したが、プイスは首を傾げるばかりだった。
「いたりあ?ぴざ?子羊は分かるが、ろーすとは何じゃ?」
マイケルとパットは顔を見合わせ、プイスのいた世界にパスタとピザと子羊のロースが無いことに驚いている。
「まぁ、オレの方から説明するぜ……なぁ、世界地図って何処だっけ?」
パットはマイケルに尋ねたが、誰の部屋に飾ってあるかは二人とも思い出せなかった。確か、ドン・カヴァリエーレの部屋か、相談役の部屋だったと思うのだが。
ヴィトは自室の小さなベッドの上で頭を抱えていたが、ドアがノックされる音で、正気に戻り、ドアを開けた。
「ヴィト……何も食べないないのは、体に悪いわ……夜食持ってきたのよ」
ルーシーは先ほど作ったボロネーゼをヴィトに差し出す。
「あぁ、ありがとう……でも、今は食べたくないんだ。悪いが、持って帰ってくれないか?」
ヴィトはやんわりと断ろうとしたが、今日のルーシーは強引だった。
「でも、あなたの健康を思って言ってるのよ、少しは食べないと……」
ヴィトは首を横に振るばかりだった。
「いいや、いいよ……それより、何か仕事はあるかい?仕事をして気を紛らわせたいんだ……何でもいい」
ルーシーは「ダメよ」とキッパリと断った。
「何故だい?」
「空腹の状態では、何も集中力に影響を及ぼすのよ、どうしてもやりたいのなら、食べてからにしなさいな、あなたにそんな状態で金の勘定ができるの?少しでも怪しければ、わたし達は脱税でFBIに操作されるのよ、最悪カヴァリエーレ・ファミリーは破滅だわ !」
ルーシーは胸の辺りを抑えながら叫んだ。無論、これは彼女の本音ではない、早く顔色の良いヴィトの顔が見たかったのだ。だから、こんな風に発破をかけた。
「そうだな、オレの判断ミスでファミリーが壊滅する事だけはあってはならない……悪かったよ、食事はキチンと取る……気分も大分落ち着いた……後でちゃんと仕上げておくさ」
ヴィトはそうイタズラっぽく笑っていたが、その顔には何処か弱々しいものが感じられた。
「それでこそ、あなただわ、頼んだわよ、ご飯を食べたら、台所に持ってきてね、それが確認の合図みたいなものだから」
ルーシーはパスタをヴィトの部屋の安価。だが、便利勝手の良い木製の机の上に置く。机の上を通し、ヴィトにもボロネーゼの食欲をそそる香りが鼻に入っていく。
「……いい香りだ」
ヴィトは素直な感想を呟く。
「ボロネーゼはわたしの得意料理よ」
ルーシーはクスッと笑うと、部屋を跡にする。
ヴィトは涙を流しながら、パスタを頬張る。そんな中で、もう二度とマリアとルーシーをあんな奴らに襲わせまいと誓った。
それは、トーマス・マーニーが死んでから、二日後のことだった。
サウス・スターアイランドシティーの高級ホテルの一室。ここで一人の女性がベッドの枕に涙を流し続けていた。彼女の名前はメアリー・マーニー。トーマス・マーニーの妹である。
「嘘よ !兄さんが死んだなんて……」
「本当の話さ、忌々しい話だが、キミの兄さんは殺されたんだ……ヴィトの奴にッ!」
そう話していたのは、マーニー・ファミリーの相談役であり、彼の弟分でもあったアール・ロッテンハイマーであった。彼はカヴァリエーレとの抗争を生き延び、ヒッチハイクで何とか、ニューホーランドシティーから、ここまで辿り着いたのだ。
「許せないわッ!ヴィトもカヴァリエーレ・ファミリーも、みんな、みんな、あたしが殺してやるゥ!」
「そうだよ、キミがファミリーのボスになればいい……ボクとはこれまでと同様にプライベートでは恋人で、仕事ではボスと相談役の関係さ……悪くはないだろ?」
アールの提案は今のメアリーにはとても魅力的に感じられた。
「いいわよ、あなたを信じてあげるわ……カヴァリエーレに報復の戦争を仕掛けるわッ!」
メアリーの瞳には確かな怒りがこもっていた。
「オレのせいだ……オレがバランスを崩さなければ……」
周りの構成員たちはそんなヴィトに何もしてやれないと、後処理の手を動かしながらも、ジッとヴィトを見つめていた。
「どうしようかしら……ヴィトに立ち直ってもらわないと……」
ルーシーはそんなヴィトを見るのが辛かった。やはり、彼の悲しんでいる顔など見たくはない。何とかしてやれないかと思ったが、今は放っておくのが一番だろうとそっとしておいた。
「うーむ、ワシも言い過ぎたかもな」
プイスは横になったソファーを元の位置に戻しながら呟く。
「そうよ、悪いのはトーマスの奴よ !本当に心底心が腐った奴だったわ !」
ルーシーはリビングルームの瓦礫を箒で片付けながら叫ぶ。
「でもさぁ~慰めるって言ったって、どうすればいいんだよ」
マイケルが塵取りを持ちながらルーシーに尋ねた。ルーシーは答えが思い付かなかったのか、無言でゴミを塵取りに入れた。
「分からないわ、私としては二人が苦しんでる姿を見るのは心が痛むし、何よりヴィトがあんな顔をしているのは辛いわよ」
「取り敢えずだよ、メシでも食えば機嫌を直すんじゃあねえのか?」
パットは楽観的な意見を言ったが、ルーシーに睨まれ、ヒッと怯える。
「そんな問題じゃあないでしょうッ!彼はマリアを守れなかった自責の念に駆られているのよ !!」
「でもさぁ~ドン・カヴァリエーレ !外を見てくれよ、外はもう夜だぜッ!いくら、落ち込んでいるとは言っても、お腹は空くだろ?」
パットは弁解するように慌てふためきながら言った。
「そうね、差し入れ持っていこうかしら」
ルーシーは二階の階段を見つめながら言った。ヴィトの部屋は二階にあるのだ。
「軽くパスタでも作ろうかしら」
ルーシーは台所に立ち、黙々とボロネーゼパスタを作り始めた。
「アレは何かのぉ?」
プイスはパスタを見た事がなかったのか、首を傾げている。
「ありゃあパスタって言うんだぜ、元はイタリアの食べ物だったんだが、アメリカでも浸透してな、イタリア料理店では、ピザや子羊のロースに並ぶ名料理だぜ」
パットは好物なのだからか、目を輝かせながら説明したが、プイスは首を傾げるばかりだった。
「いたりあ?ぴざ?子羊は分かるが、ろーすとは何じゃ?」
マイケルとパットは顔を見合わせ、プイスのいた世界にパスタとピザと子羊のロースが無いことに驚いている。
「まぁ、オレの方から説明するぜ……なぁ、世界地図って何処だっけ?」
パットはマイケルに尋ねたが、誰の部屋に飾ってあるかは二人とも思い出せなかった。確か、ドン・カヴァリエーレの部屋か、相談役の部屋だったと思うのだが。
ヴィトは自室の小さなベッドの上で頭を抱えていたが、ドアがノックされる音で、正気に戻り、ドアを開けた。
「ヴィト……何も食べないないのは、体に悪いわ……夜食持ってきたのよ」
ルーシーは先ほど作ったボロネーゼをヴィトに差し出す。
「あぁ、ありがとう……でも、今は食べたくないんだ。悪いが、持って帰ってくれないか?」
ヴィトはやんわりと断ろうとしたが、今日のルーシーは強引だった。
「でも、あなたの健康を思って言ってるのよ、少しは食べないと……」
ヴィトは首を横に振るばかりだった。
「いいや、いいよ……それより、何か仕事はあるかい?仕事をして気を紛らわせたいんだ……何でもいい」
ルーシーは「ダメよ」とキッパリと断った。
「何故だい?」
「空腹の状態では、何も集中力に影響を及ぼすのよ、どうしてもやりたいのなら、食べてからにしなさいな、あなたにそんな状態で金の勘定ができるの?少しでも怪しければ、わたし達は脱税でFBIに操作されるのよ、最悪カヴァリエーレ・ファミリーは破滅だわ !」
ルーシーは胸の辺りを抑えながら叫んだ。無論、これは彼女の本音ではない、早く顔色の良いヴィトの顔が見たかったのだ。だから、こんな風に発破をかけた。
「そうだな、オレの判断ミスでファミリーが壊滅する事だけはあってはならない……悪かったよ、食事はキチンと取る……気分も大分落ち着いた……後でちゃんと仕上げておくさ」
ヴィトはそうイタズラっぽく笑っていたが、その顔には何処か弱々しいものが感じられた。
「それでこそ、あなただわ、頼んだわよ、ご飯を食べたら、台所に持ってきてね、それが確認の合図みたいなものだから」
ルーシーはパスタをヴィトの部屋の安価。だが、便利勝手の良い木製の机の上に置く。机の上を通し、ヴィトにもボロネーゼの食欲をそそる香りが鼻に入っていく。
「……いい香りだ」
ヴィトは素直な感想を呟く。
「ボロネーゼはわたしの得意料理よ」
ルーシーはクスッと笑うと、部屋を跡にする。
ヴィトは涙を流しながら、パスタを頬張る。そんな中で、もう二度とマリアとルーシーをあんな奴らに襲わせまいと誓った。
それは、トーマス・マーニーが死んでから、二日後のことだった。
サウス・スターアイランドシティーの高級ホテルの一室。ここで一人の女性がベッドの枕に涙を流し続けていた。彼女の名前はメアリー・マーニー。トーマス・マーニーの妹である。
「嘘よ !兄さんが死んだなんて……」
「本当の話さ、忌々しい話だが、キミの兄さんは殺されたんだ……ヴィトの奴にッ!」
そう話していたのは、マーニー・ファミリーの相談役であり、彼の弟分でもあったアール・ロッテンハイマーであった。彼はカヴァリエーレとの抗争を生き延び、ヒッチハイクで何とか、ニューホーランドシティーから、ここまで辿り着いたのだ。
「許せないわッ!ヴィトもカヴァリエーレ・ファミリーも、みんな、みんな、あたしが殺してやるゥ!」
「そうだよ、キミがファミリーのボスになればいい……ボクとはこれまでと同様にプライベートでは恋人で、仕事ではボスと相談役の関係さ……悪くはないだろ?」
アールの提案は今のメアリーにはとても魅力的に感じられた。
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メアリーの瞳には確かな怒りがこもっていた。
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