贖罪のセツナ~このままだと地獄行きなので、異世界で善行積みます~

鐘雪アスマ

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第4章起業しましょう。そうしましょう

238・町の依頼

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「セツナさんちょっといいですか」

その日店も落ち着いてきたので、
久しぶりにみんなでギルドに行くと、
ギルドマスターのリーアムさんが声をかけてきた。

「どうしたんですか?」
「実は困ったことになっていましてね。
新しいダンジョンが出来たでしょう?
それで今アアルに居る冒険者のほとんどが、
新しいダンジョンに行っていまして、
町の依頼がものすごく溜まっているんです」
「町の依頼が?」
「はい、主に町の住民からの依頼ですね。
荷物の配達とか、庭の草むしりとか、
そういった町の住民からの依頼がギルドには来るんですが、
こういった依頼は報酬もそれほど多くないので、
引き受けてくれる人間がいなくて困っているんです」
「確かにそういった依頼をちまちま解決するより、
ダンジョンに行った方が稼げますよね」
「そうなんです。
だから今町の住民からの依頼がものすごく溜まっているんです」
「どれぐらい溜まっていますか?」
「100以上はあります。
だからセツナさん。何とかしてくれませんか?」
「分かりました。
みんなで手分けしてやれば解決出来るかもしれません」

そう言うと私は仲間と依頼を吟味することにした。

「うーん、やっぱり一番多いのは配達系の依頼ね。
これはエリアマップや、
転移魔法が使えるセツナが向いてるんじゃないかしら」
「そうじゃのぅ。妾も手伝うとするか」
「いえ、タツキは手伝ったらヤバイんじゃないですか」

タツキの冒険者ランクはSSランクだ。
しかもかなり昔に男装して取っている。
これがもし知られたら、とんでもない大騒ぎになる。
基本的に男尊女卑が深く浸透しているこの世界で、
女性が男装してSSランク冒険者になったというのは、
ギルドの根幹すら揺らぎかねない。
しかもタツキが冒険者として活躍していた時代は何百年も前である。
もしこのことを知られたら何で生きているの? ということになる。
なので私達はタツキのランクのことをギルドには話していない。
タツキは仲間にはなっているが、
事情があって冒険者登録が出来ていないということになっている。

「ふむ、だが多少手伝うぐらいのことはするぞ。
一応仲間じゃからな」
「そうですか、それなら助かります」
「とりあえず手分けして、依頼を解決しましょう」

それから、手分けして依頼を片づけることにした。
私はとりあえず、手紙の配達依頼を引き受けることにした。
まず手紙の配達先まで転移し、
エリアマップを使って配達先に手紙を届ける。
そういったことを10回ぐらい繰り返し、
手紙の配達依頼は、
全てクリアしたのでギルドに戻って報酬を貰う。

「ははは…、普通なら何ヶ月もかかる依頼を3時間で解決するとはね…」

イザベラが少し呆れたようにそう言った。

「それとこれが手紙の返信になります」

手紙を届けると、
急いで返事を書くので届けてくれと、
言われた手紙が5つほどあるので、渡しておいた。

「よし、手紙の配達依頼はこれで全部クリアですね。
次は運搬依頼ですね」

次は運搬依頼を引き受けた。
手紙の配達と同じで、運搬依頼も溜まっている。
大半が荷物などをどこどこの町まで届けてくれというものだった。
その荷物は馬車でないと運搬出来ないものが大半だが、
私にはアイテムボックスがあるので、
どんな大量の荷物だろうと持つことが出来る。
そして後は転移魔法で移動して、送り主にまで届ければ解決だ。
運搬依頼を10件解決すると、またギルドに戻って報告する。

「セツナの能力って運搬とか向いてると思っていたけど、
まさかたった2時間でこれだけの依頼を解決するとは…」

イザベラが感心したようにそう言った。

「これで配達と運搬依頼は解決ですね。
あとは馬車の護衛依頼ですね」

馬車の護衛依頼は、
どこどこの町や村に行くので護衛してくれという依頼だった。
私は依頼主の家まで行き、行く準備をしてもらう。

「じゃあ行きますよ。《転移》」

そして転移魔法で馬車ごと目的地まで転移する。

「うわっ、これは一体」

これには依頼主も驚いていた。

「転移魔法で転移しました」
「ありがとう!
余計な時間を使わなくて良かったよ」

そして依頼主が町で用事を済ませると、またアアルに戻ってきた。
そういうことを何度か繰り返し、
護衛依頼、といっても直接町まで転移させたので護衛はしていないが、
それを5件解決させた。

「次は庭の草むしりか」

そして次は庭の草むしりをしに民家に訪問する。

「依頼を受けてきた冒険者です」
「ああ、ずいぶんと遅かったね。
依頼を出してから2週間は音沙汰が無かったから、
依頼金を上げようかと迷っていたところだったよ」
「それで庭というのは?」
「こっちだよ」

そうして庭に行くと、そこは庭というよりはジャングルと言っていいほど、
草が大量に生えていた。

「これ全部やるんですか?」
「うん、畑でもやろうかと思って庭のある家を買ったんだけど、
放っておいたらこうなったというか」
「分かりました。では家の中で待っていてください」

そうして依頼主が居なくなると、
私は魔法を使うことにした。

「《雑草根絶》

私は魔法を使い雑草を根絶させる。
すると一瞬で庭には草は無くなり、綺麗になった。
この魔法は前に家の草むしりをしていた時に編み出した魔法だ。
一本一本取るのは面倒なので、
魔法で根絶出来ないかと思って編み出したのだ。

「終わりました」
「え、こんな短時間で解決出来るはずが…」

依頼主はそう言っていたが、いざ庭を見ると絶句していた。

「草が一本も無い…何をしたんだい!?」
「それはまぁ企業秘密です」
「また草が生えてきたらお願いしてもいいかな」
「良いですけど、日頃からこまめに草を抜いた方が良いですよ」

それからまたギルドに戻り報告する。
似たような草むしりの依頼があったので、
同様のやり方でさっきのを含めて3件ほど解決した。

「次は魚の調達依頼か」

次に受けたのは魚調達の依頼だ。
魚調達とは指定された魚を釣りか何かで釣って、
調達する依頼だが、
この依頼主というのが、
新鮮な海の魚が食べたいので依頼をしたようだが、
もう半年も依頼が放置されている。
理由としてはここから海まで馬車で、
1週間もかかるので魚が腐ってしまうからだ。
氷を使えば新鮮なまま調達は出来るかもしれないが、
肝心の依頼の料金は銅貨10枚とかなり安いので、
下手したら氷代の方が高くつくかもしれない。
それに釣りをしても上手く目的の魚が釣れるとは限らないし、
この依頼を受けても損しかないので今まで放置されてきたらしい。
しかし私はあえてこの依頼を受けた。
そして転移魔法で港町オデットまで移動する。

「《強奪(スティール)》」

そして港で強奪魔法を使い、
海を泳いでいる目当ての魚を手元に持ってくる。
強奪魔法は目当ての物を目の前に持ってくる魔法だが、
こういう風に釣りも出来ることに最近気がついた。
私はアアルに戻った。
そして依頼主の家に行き、ドアをノックする。

「あれ君は?」
「依頼を受けてきた冒険者です」
「え、依頼って何のことだい?」

さすがに半年も依頼が放置されていたので、
依頼主も依頼のことはすっかり忘れていたみたいだ。

「新鮮な海の魚が食べたいって依頼ですよ」
「あ、ああー!!
あれか! すっかり忘れてたよ。
ありがとう!」

そうして魚を渡して依頼は解決した。
そしてギルドにまた戻った。

「次は…魔物討伐の依頼か」

依頼というのはアアルの近くにあるドルイドの森に、
キラービーという魔物が巣を作ったらしいとのことだった。
早速転移魔法でドルイドの森に行くと、
それはもうキラービーだらけだった。
しかもキラービーは普通の蜂よりかなりでかい。
大きさとしては1メートルはある。
とりあえず目に映るキラービーを全て討伐していると、
キラービーの巣を見つけた。

「これはすごい」

キラービーもかなりの大きさだったので、
その巣もかなりでかかった。
30メートルはありそうだ。
しかも私の出現を察知したのか、キラービーが大量にやってきた。

「うわぁ、気持ち悪い…」

とりあえず魔法で一体一体倒していくがキリが無い。
とりあえず鑑定してみるか。

「《分析》」

【キラービー】
【体力】366/366
【魔力】50/50
ランクBに位置する蜂の魔物。
女王蜂であるクイーンビーの配下でもある。
一見数が多いように見えるが、
全ては同一個体であり、クイーンビーの分身である。
なので主であるクイーンビーが死ぬと、同じように死ぬとされる。

なるほどじゃあクイーンビーを倒せばいいわけか。
でもこの大量のキラービーの中からどうやって女王を見つければいいんだ?

「うーん、分からん、
ずっと倒してくればそのうち出てくるかな」

そうしてひたすらキラービーを倒していると、
普通のキラービーより大きな蜂が現れる。

「あれが女王蜂ですね。
《疾風刃(エア・カッター)》」

そしてあっさりとクイーンビーが倒せた。
クイーンビーを倒すとキラービーも全員倒れて魔石を落とす。
私は魔石を回収すると、
巨大な蜂の巣に近づく。

「これどうしたらいいんでしょう」

すると蜂の巣から何かどろりとした液体が垂れてきた。
一口舐めてみると甘かった

「《鑑定》」

【キラービーのハチミツ】
キラービーが集めた花の蜜。
かなり栄養があり、パンに塗って食べるとおいしい。

「へー、これは使えるかもしれません。
町の新しい名産品になることは確実ですね」

それからギルドに戻ると夕方になっていた。

「しかしアタシも長くギルドの職員として働いてきたけど、
1日でこれだけ多くの依頼を解決してきたのは、
セツナ。アンタが初めてだよ」

依頼を報告すると何か悟ったようにイザベラが言った。

「しかし本当にセツナさんに頼んで良かったです。
特にキラービーには困っていましたから」

そうリーアムさんが言った。

「そういや依頼の中に、キラービーの依頼が混ざっていたのって、
ひょっとして最初から私にクリアさせるためですか?」
「そうですよ。キラービーは1体1体はそれほど強くないですが、
群れでくると厄介な魔物なんです。
だから誰かに頼もうかと思っていたんですけど、
まぁ今回のついでにセツナさんに頼むことにしたんです」
「そうですか、
まぁキラービーの依頼だけやけに難しいなとは思ってましたが、
そういうことですか。
あとキラービーの巣にハチミツがあるみたいなんですが、
それをいくつか頂いてもよろしいでしょうか」
「良いですよ」
「ああ、疲れた~」

その時ギルドにリンがやってきた。

「ああ、大変だったー」

そうリンが言った。

「どうでしたか?」
「無事依頼はクリア出来たよ。
ただ朝から屋根を直していたから、
もう疲れたのなんの…」
「え、そんな大工みたいなこと出来るんですか?」
「昔スラムに居た時に、
アタシはよく食べ物とか盗んでいたんだけど、
ある日盗みがバレて殺されそうになった時に、
あるじいさんが助けてくれてさ。
その人が大工だったんだ。
それで一通りの大工の技を教えてもらったんだよ。
まぁ口が悪くて何かあるとすぐに暴力を振るう人だったから、
亡くなっても悲しくはなかったけど、
今思えばその人が居たから今のアタシがあるかもね」
「へぇ意外ですね。
リンって盗むことが得意って言っていたので、
そういうことが出来るとは思いませんでした」
「アタシは盗みは入念に下調べしてからじゃないとやらないよ。
だってバレた時のリスクが大きいしね。
怪盗をやる前はまっとうに働いていたんだよ」
「大工としてですか?」
「いいや、大工以外にも色んなバイトをしたかな。
大工の仕事は若かったから、
あんまり仕事を任せて貰えなかったんだ。
冒険者以外にも、弁当を作って売ったり、
手紙を届けたり、一番儲かったのが、
金持ちの観光客に観光案内する仕事だね。
あれは本当に儲かったな」
「そうですか」

リンって結構たくましく生きているんだな。
そう私は思った。

「それでアンタはどれぐらい依頼を解決したの?」
「数えてないですけど30件ぐらいでしょうか」
「は? いやいやそれはありえな…いやアンタならあり得るか。
ていうか1日で溜まっていた依頼をかなり解決したって、もうヤバいよ」
「じゃあ今日はもう遅いですし、
明日また依頼を引き受けて減らしましょうか」
「それはダメ!」
「何でですか」
「いい? 町の依頼を全部解決したら、
町の依頼を受けることで生計を立ててる奴らに恨まれるよ。
冒険者の中には魔物と一切戦わずに、
町の依頼だけを受けて生活している奴らもいるんだ。
いくら溜まっているからっていっても
町の依頼が全て無くなったら、
そいつらの仕事を奪うようなもんだよ。
もう手を引いた方がいいよ」
「確かにそれはそうですね」
「しかしセツナが本気出したら、
冒険者ギルドに来た、
全ての依頼を解決するなんて荒行も出来そうだね」
「それは確かに言えてるわ」

そう言ってエドナとタツキがギルドに入ってきた。

「あ、エドナ、タツキさんお帰りなさい」
「ふぅ、しかし途中から会話を聞いていたが、
依頼を30件も解決するとは、
セツナ、お主はタロウとよく似てるのぅ」
「そうですか?」
「まぁあやつは若干天然な所があったから、
自分がやった偉業がどういうものか自覚しておらなんだ。
そういうところもお主と似ておる」
「そうですか、そういえばエドナ達は何してたんですか?」
「私はタツキと一緒に、
ルーガルー村の近くの洞窟に出るお化けの調査をしていたのよ」
「え、お化け?」
「夜になると洞窟の方でお化けの鳴き声が出るらしくてね。
獣人達が怖がっていたから、その調査をしていたのよ」
「まぁ確かにエドナは幽霊が見えるから適任かもしれませんね」
「まぁ、実際に調べてみたら、
洞窟にあったのはお化けの鳴き声ではなく、単なる風の音だったがな」
「え、風の音をお化けの鳴き声だと思っていたんですか?」
「そうじゃ、洞窟に空いた穴から風が吹いて、
それがお化けの泣き声に聞こえたのじゃ。
じゃから穴を塞いでおいた。
全く人騒がせな風じゃったな」
「あれみんな居るのだ」

その時イオがやってきた。

「イオ、どうでしたか?」
「子守をしたのだ」
「え、子守をしたんですか?」
「そうなのだ。
何でも依頼主の女性が、
リフレッシュする時間が欲しくて子守を依頼したらしいのだ。
それで赤ん坊の面倒をずっと見ていたのだ」
「それは大変でしたね」
「まぁ子育ては慣れてるから別にいいのだ」
「あれ全員居ますね」

その時フォルトゥーナがやってきた。

「フォルトゥーナは何してたの?」
「ああ、とある冒険者チームの回復役が風邪をひいたらしくて、
その方の穴を埋めるべく、
一時的に他の冒険者のチームに入っていました」
「へぇそうだったんですか」
「まぁ実際にはそれは嘘で、
ただ女性の冒険者と仲良くなりたいだけでしたがね。
人気の無い所に来たら襲ってきたので返り討ちにしました」
「返り討ち?」
「まぁ二度と女性に襲うことは出来ません。
それどころか、
女性という存在自体に恐怖を抱くように調教しました。
なので奴らはもう、まともな社会生活は出来ないでしょう」
「え、どういうこと?」
「リン、聞かない方が良いです」

まずどうやって返り討ちにしたんだとか、
調教って何? と思ったが、
私の勘が告げている。聞かない方がいいと。
知らない方が良いことも世の中にはたくさんある。

「それより、みんな依頼は解決出来たってことですね
無事に解決出来て良かったです」

そうして1日で30件の依頼を解決したことは、
アアルではちょっとした伝説となり、
ますます『金色の黎明』は有名になっていくのだった。

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