13 / 44
13. ご飯の前に、一息を
しおりを挟む
「適当に過ごしててって言ってもね」
一人リビングに残されたシャーロットが困ったように呟く。リビングをグルリと回ってまた入り口に戻ると、少し頬を膨らませ長く白い髪を掻き分けた
「片付けするよ。シャロがご飯食べられないから」
リリーがグルグルと飛び回る下にあるテーブルは、シャロの本が大量に積まれ、シャーロットとリリーが買ってきたのパンや飲み物の山が沢山置かれていた
「この本は勝手に触ってもいいの?さっきみたいに燃えない?」
「魔術が使えないなら魔力も無いから大丈夫、燃えないよ」
「あっ、そう」
リリーの答えに少し不機嫌になりつつも大量の本から片付けるため、とりあえず一冊手に取る。ボロボロになって色が茶色く褪せている本のページを恐る恐る開いた
「魔術って難しいのね。全く分からないわ」
パラパラとページを適当にめくり呟く。リリーがシャーロットの頭に止まり、一緒に魔術が書かれたボロボロの本を見る
「シャロだってきっとわかっていないよ」
「分かっていないのに、魔術を使っているの?」
「わかるように頑張ってるんだよ。だからいつも寝不足」
「ふーん、そう……。ところでこれ、どこかで見たことのある文字よね」
「昨日、さっき燃えた場所から持ってきたらしいからね、見たことあるのかも」
「えっ、じゃあこれって……」
テーブルの上に積まれた沢山の本を見る。積まれた本からまた一冊手に取り、パラパラと適当にめくる。その間リリーは、買い物袋から飛び出ていたパンをつついて食べている。しばらくの間、本のページをめくる音と、ガサガサと袋を探る音がリビングに響く。リリーのお腹が少し満たされ、シャーロットが本を数冊本を確認し終えると、リリーがシャーロットの肩に乗る
「そろそろ読むのは終わり。片付け終わらないよ」
「しょうがないわね。どこに置いておくの?」
「あっち」
リリーが顔を横に向ける。シャーロットもリリーが見る方に顔を向けると、ソファーの横にも沢山の本が無造作に置かれていた
「仕方がないわね」
はぁ。とため息を一つついて、テーブルにある本を持てるだけ持ち、ソファーの横に置く。今度はふぅ。と一息つくと、リリーがシャーロットの周りをグルリと一周して、リビングの入り口の方へと飛んで行った
「シャロを呼んでくる。片付け終わったら食べて待っててね」
一人リビングに残されたシャーロットが困ったように呟く。リビングをグルリと回ってまた入り口に戻ると、少し頬を膨らませ長く白い髪を掻き分けた
「片付けするよ。シャロがご飯食べられないから」
リリーがグルグルと飛び回る下にあるテーブルは、シャロの本が大量に積まれ、シャーロットとリリーが買ってきたのパンや飲み物の山が沢山置かれていた
「この本は勝手に触ってもいいの?さっきみたいに燃えない?」
「魔術が使えないなら魔力も無いから大丈夫、燃えないよ」
「あっ、そう」
リリーの答えに少し不機嫌になりつつも大量の本から片付けるため、とりあえず一冊手に取る。ボロボロになって色が茶色く褪せている本のページを恐る恐る開いた
「魔術って難しいのね。全く分からないわ」
パラパラとページを適当にめくり呟く。リリーがシャーロットの頭に止まり、一緒に魔術が書かれたボロボロの本を見る
「シャロだってきっとわかっていないよ」
「分かっていないのに、魔術を使っているの?」
「わかるように頑張ってるんだよ。だからいつも寝不足」
「ふーん、そう……。ところでこれ、どこかで見たことのある文字よね」
「昨日、さっき燃えた場所から持ってきたらしいからね、見たことあるのかも」
「えっ、じゃあこれって……」
テーブルの上に積まれた沢山の本を見る。積まれた本からまた一冊手に取り、パラパラと適当にめくる。その間リリーは、買い物袋から飛び出ていたパンをつついて食べている。しばらくの間、本のページをめくる音と、ガサガサと袋を探る音がリビングに響く。リリーのお腹が少し満たされ、シャーロットが本を数冊本を確認し終えると、リリーがシャーロットの肩に乗る
「そろそろ読むのは終わり。片付け終わらないよ」
「しょうがないわね。どこに置いておくの?」
「あっち」
リリーが顔を横に向ける。シャーロットもリリーが見る方に顔を向けると、ソファーの横にも沢山の本が無造作に置かれていた
「仕方がないわね」
はぁ。とため息を一つついて、テーブルにある本を持てるだけ持ち、ソファーの横に置く。今度はふぅ。と一息つくと、リリーがシャーロットの周りをグルリと一周して、リビングの入り口の方へと飛んで行った
「シャロを呼んでくる。片付け終わったら食べて待っててね」
0
あなたにおすすめの小説
最弱属性魔剣士の雷鳴轟く
愛鶴ソウ
ファンタジー
十二の公爵によって統制された大陸の内、どの公爵にも統治されていない『東の地』
そこにある小さな村『リブ村』
そしてそこで暮らす少年剣士『クロト』。
ある日リブ村が一級魔物『ミノタウロス』によって壊滅させられる。
なんとか助かったクロトは力を付け、仲間と出会い世界の闇に立ち向かっていく。
ミノタウロス襲撃の裏に潜む影
最弱属性魔剣士の雷鳴が今、轟く
※この作品は小説サイト『ノベルバ』、及び『小説家になろう』にも投稿しており、既に完結しています。
処刑された王女、時間を巻き戻して復讐を誓う
yukataka
ファンタジー
断頭台で首を刎ねられた王女セリーヌは、女神の加護により処刑の一年前へと時間を巻き戻された。信じていた者たちに裏切られ、民衆に石を投げられた記憶を胸に、彼女は証拠を集め、法を武器に、陰謀の網を逆手に取る。復讐か、赦しか——その選択が、リオネール王国の未来を決める。
これは、王弟の陰謀で処刑された王女が、一年前へと時間を巻き戻され、証拠と同盟と知略で玉座と尊厳を奪還する復讐と再生の物語です。彼女は二度と誰も失わないために、正義を手続きとして示し、赦すか裁くかの決断を自らの手で下します。舞台は剣と魔法の王国リオネール。法と証拠、裁判と契約が逆転の核となり、感情と理性の葛藤を経て、王女は新たな国の夜明けへと歩を進めます。
陰陽師と結ばれた縁
サクサク
ファンタジー
2本に古くから続く一族の直系に生まれた女の子、安倍咲月は一族の中では霊力と神力が少なく、使用人や分家の親族からは“役たたず”と呼ばれていた。
だが、現当主である成親は彼女に最大限の愛情を注いでいる。
そして、そんな彼女の傍には強い力を持たないのその姿を見る事すっらできない、守護神である十二神将が控えていた。
18歳の誕生日に他の兄妹と同じように、一族内での成人式裳儀に挑むことになるのだが・・・・・。
※なろう、カクヨムでも同じ小説を掲載中です。
どうぞよろしくお願いいたします。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
完結 シシルナ島物語 少年薬師ノルド/ 荷運び人ノルド 蠱惑の魔剣
織部
ファンタジー
ノルドは、古き風の島、正式名称シシルナ・アエリア・エルダで育った。母セラと二人きりで暮らし。
背は低く猫背で、隻眼で、両手は動くものの、左腕は上がらず、左足もほとんど動かない、生まれつき障害を抱えていた。
母セラもまた、頭に毒薬を浴びたような痣がある。彼女はスカーフで頭を覆い、人目を避けてひっそりと暮らしていた。
セラ親子がシシルナ島に渡ってきたのは、ノルドがわずか2歳の時だった。
彼の中で最も古い記憶。船のデッキで、母セラに抱かれながら、この新たな島がゆっくりと近づいてくるのを見つめた瞬間だ。
セラの腕の中で、ぽつりと一言、彼がつぶやく。
「セラ、ウミ」
「ええ、そうよ。海」
ノルドの成長譚と冒険譚の物語が開幕します!
カクヨム様 小説家になろう様でも掲載しております。
ダンジョントランスポーター ~ 現代に現れたダンジョンに潜ったらレベル999の天使に憑依されて運び屋になってしまった
海道一人
ファンタジー
二十年前、地球の各地に突然異世界とつながるダンジョンが出現した。
ダンジョンから持って出られるのは無機物のみだったが、それらは地球上には存在しない人類の科学や技術を数世代進ませるほどのものばかりだった。
そして現在、一獲千金を求めた探索者が世界中でダンジョンに潜るようになっていて、彼らは自らを冒険者と呼称していた。
主人公、天城 翔琉《あまぎ かける》はよんどころない事情からお金を稼ぐためにダンジョンに潜ることを決意する。
ダンジョン探索を続ける中で翔琉は羽の生えた不思議な生き物に出会い、憑依されてしまう。
それはダンジョンの最深部九九九層からやってきたという天使で、憑依された事で翔は新たなジョブ《運び屋》を手に入れる。
ダンジョンで最強の力を持つ天使に憑依された翔琉は様々な事件に巻き込まれていくのだった。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢
さら
恋愛
名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。
しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。
王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。
戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。
一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる