26 / 44
26. 各自の報告会
しおりを挟む
「と言うことが書いてあるの!」
シャーロットが読んでいた魔術書をバンッと勢いよく閉じる。魔術書を抱きしめ、右手を部屋の窓際でおやつを食べるシャロとリリーを指差した
「ちょっと聞いてるの?」
「まあ一応は」
「一応ってあのね……」
「話した内容は魔術の基礎だし、しかも中々古い魔術のやつ」
「えっ……。古い魔術?」
シャロの発言にシャーロットが驚き持っている魔術書と近くにある本と見比べる。二冊の内容の違いが分からず首をかしげていると、シャーロットの様子を見ようとシャロがちらりと目線を横に向けると、魔術書の中が見えてシャーロットが持っていた二つの魔術書が燃えて消えた
「本当に魔術を知らないんだ」
急に手が熱くなり焦るシャーロットを心配してリリーが右肩に乗る。まだ少し熱い手を覚ますように何度か手をさする。すぐに熱さが落ち着くと、シャロがいるテーブルにある一冊の本を手に取る
「そうよ。それにほぼ全部この城の書庫にあったのよ、古いなんて知らないわ」
「その書庫はどこに?」
「そういえば何処だったかしら?ちょっと聞いてくる」
持っている本をベッドに置いて、パタパタと早足で部屋を出たシャーロット。部屋に残されたシャロは、ため息をつきながらおやつを一口食べた
「確かにあの本に書かれていたのは基礎的な魔術で、かなり古い術式……」
「もったいないね、もう見れないよ」
「あの術式は覚えているから大丈夫」
テーブルに移動したリリーにおやつを差し出し答えると、リリーが嬉しそうにおやつを食べる。それを見ながら少しぬるくなった紅茶を飲んだシャロが、ふぅ。と一息ついた
「待っている間、暇だし、リリーにしたお願い聞こうかな」
シャーロットが読んでいた魔術書をバンッと勢いよく閉じる。魔術書を抱きしめ、右手を部屋の窓際でおやつを食べるシャロとリリーを指差した
「ちょっと聞いてるの?」
「まあ一応は」
「一応ってあのね……」
「話した内容は魔術の基礎だし、しかも中々古い魔術のやつ」
「えっ……。古い魔術?」
シャロの発言にシャーロットが驚き持っている魔術書と近くにある本と見比べる。二冊の内容の違いが分からず首をかしげていると、シャーロットの様子を見ようとシャロがちらりと目線を横に向けると、魔術書の中が見えてシャーロットが持っていた二つの魔術書が燃えて消えた
「本当に魔術を知らないんだ」
急に手が熱くなり焦るシャーロットを心配してリリーが右肩に乗る。まだ少し熱い手を覚ますように何度か手をさする。すぐに熱さが落ち着くと、シャロがいるテーブルにある一冊の本を手に取る
「そうよ。それにほぼ全部この城の書庫にあったのよ、古いなんて知らないわ」
「その書庫はどこに?」
「そういえば何処だったかしら?ちょっと聞いてくる」
持っている本をベッドに置いて、パタパタと早足で部屋を出たシャーロット。部屋に残されたシャロは、ため息をつきながらおやつを一口食べた
「確かにあの本に書かれていたのは基礎的な魔術で、かなり古い術式……」
「もったいないね、もう見れないよ」
「あの術式は覚えているから大丈夫」
テーブルに移動したリリーにおやつを差し出し答えると、リリーが嬉しそうにおやつを食べる。それを見ながら少しぬるくなった紅茶を飲んだシャロが、ふぅ。と一息ついた
「待っている間、暇だし、リリーにしたお願い聞こうかな」
0
あなたにおすすめの小説
処刑された王女、時間を巻き戻して復讐を誓う
yukataka
ファンタジー
断頭台で首を刎ねられた王女セリーヌは、女神の加護により処刑の一年前へと時間を巻き戻された。信じていた者たちに裏切られ、民衆に石を投げられた記憶を胸に、彼女は証拠を集め、法を武器に、陰謀の網を逆手に取る。復讐か、赦しか——その選択が、リオネール王国の未来を決める。
これは、王弟の陰謀で処刑された王女が、一年前へと時間を巻き戻され、証拠と同盟と知略で玉座と尊厳を奪還する復讐と再生の物語です。彼女は二度と誰も失わないために、正義を手続きとして示し、赦すか裁くかの決断を自らの手で下します。舞台は剣と魔法の王国リオネール。法と証拠、裁判と契約が逆転の核となり、感情と理性の葛藤を経て、王女は新たな国の夜明けへと歩を進めます。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢
さら
恋愛
名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。
しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。
王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。
戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。
一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。
甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
完結 シシルナ島物語 少年薬師ノルド/ 荷運び人ノルド 蠱惑の魔剣
織部
ファンタジー
ノルドは、古き風の島、正式名称シシルナ・アエリア・エルダで育った。母セラと二人きりで暮らし。
背は低く猫背で、隻眼で、両手は動くものの、左腕は上がらず、左足もほとんど動かない、生まれつき障害を抱えていた。
母セラもまた、頭に毒薬を浴びたような痣がある。彼女はスカーフで頭を覆い、人目を避けてひっそりと暮らしていた。
セラ親子がシシルナ島に渡ってきたのは、ノルドがわずか2歳の時だった。
彼の中で最も古い記憶。船のデッキで、母セラに抱かれながら、この新たな島がゆっくりと近づいてくるのを見つめた瞬間だ。
セラの腕の中で、ぽつりと一言、彼がつぶやく。
「セラ、ウミ」
「ええ、そうよ。海」
ノルドの成長譚と冒険譚の物語が開幕します!
カクヨム様 小説家になろう様でも掲載しております。
特技は有効利用しよう。
庭にハニワ
ファンタジー
血の繋がらない義妹が、ボンクラ息子どもとはしゃいでる。
…………。
どうしてくれよう……。
婚約破棄、になるのかイマイチ自信が無いという事実。
この作者に色恋沙汰の話は、どーにもムリっポい。
美味しいコーヒーの愉しみ方 Acidity and Bitterness
碧井夢夏
ライト文芸
<第五回ライト文芸大賞 最終選考・奨励賞>
住宅街とオフィスビルが共存するとある下町にある定食屋「まなべ」。
看板娘の利津(りつ)は毎日忙しくお店を手伝っている。
最近隣にできたコーヒーショップ「The Coffee Stand Natsu」。
どうやら、店長は有名なクリエイティブ・ディレクターで、脱サラして始めたお店らしく……?
神の舌を持つ定食屋の娘×クリエイティブ界の神と呼ばれた男 2人の出会いはやがて下町を変えていく――?
定食屋とコーヒーショップ、時々美容室、を中心に繰り広げられる出会いと挫折の物語。
過激表現はありませんが、重めの過去が出ることがあります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる