立花家へようこそ!

由奈(YUNA)

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7.イケメンは罪です

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「そーゆー事ねっ!」


「それはあんまり話したくなかったよねぇ」


茶道室で二人に簡単に説明をした。

私が立花家でお世話になっていること。

理由は親の仕事の都合で、親の友人が立花家だったってことを。



「確かにみんな年頃かもしれないけど、すっごく良くしてもらって……兄弟みたいな関係だよ」


「そっかぁ」って言いながらジュースを飲んでる遥加ちゃん。

遥加ちゃんは茶道部だから、部長に鍵を借りたらしい。

一度も入ったことがない茶道室で私は少しそわそわしちゃう。

ひなちゃんは私を見て何かを言いたそうにしていた。


「ね、あのさ。

心は知ってる……かな?

ほら、唯斗さんと葵ちゃんは、そのぉ~、、」


ひなちゃんが言いたいことはわかった。


「うん……再婚したって聞いた」


ひなちゃんも遥加ちゃんも知っていたのか、驚かなかった。


「私という他人と、再婚相手の連れ子も一緒に住んでいるなんて、いい噂流されないと思ってね。

そんなことも色々と考えてて……」



「あぁ~、うん。葵ちゃんがキレたの中学で一回だけ見たけど、家族のこと噂された時だったなぁ」


遥加ちゃんが思い出したように言った。


うんうんってひなちゃんも頷いていた。


「ほら、大和先輩と嵐先輩。

二人は同じ学年で誕生日が違う。

だから転校してきたときすっごく噂になってね。

目立つ兄を持つと妹は大変だって思ったなぁ、あの時は」


みんな色々とあって今があるんだね。


「てゆうかさぁ」って言って遥加ちゃんが私とひなちゃんを見渡した



「私ねぇ、思うんだ。

私とひなは小さい頃から一緒だからお互いをわかっているけど、心は違うんだよなぁって。

お互いなんにもわかんない同士。

本当はもっと早くから色々とガチトークしておけばよかったなぁってねぇ、」


遥加ちゃんは申し訳なさそうに私に言ったんだけど、、、


私は二人を友達だと思っていたけど、自分の事は聞かれない限り答えていない。


今も、遥加ちゃんが場をもうけてくれて、二人が聞いたから答えたにすぎない。



遥加ちゃんは申し訳なさそうに言うけど、私ばかりが被害者ではない。
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