立花家へようこそ!

由奈(YUNA)

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12.ヒナタさん

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断る理由はないからいいんだけど、答える前に入ってきたから相当疲れているのかな?

ちょっと、嵐くんらしくないんだもん。


「本当に……キツい」

そう言って頭を抱えてた。


「嵐くんモテモテだね」

冗談でそう言ったら本当に嫌そうな顔されちゃった。


「勘弁してよ……今は恋とかどうでもいいのに」

どうでもいいって思っても、嵐くんって普通にカッコいい部類に入る人だと思う。

だから、きっとモテるはずって思うんだけどなぁ……。

まぁ今は勉強とかのが大事ってことなのかな?


「そういえば、唯斗くんは?」

「ヒナタの話し相手ってことでリビングに置いてきた」

「うわぁ……唯斗くん怒りそう」

「ヒナタを嫌ってるからね」


話をしながらも嵐くんは私がさっきまでやってたテキストが気になったみたいで目がそっちに向いていた。



私が分からないところがあるって言ったら教えてくれる事になって勉強を再開。


「あ、つまりこうやれば解けるって事?」

「そうそう!分かれば簡単でしょ?」


ずっと前に明くんが嵐くんは頭はいいけど勉強を教えるのはイマイチって言ってたけど、めちゃめちゃ分かりやすいけどなぁ。



休憩しようってことになって、その話をしたら嵐くんは笑ってた。


「明の頭の中はバスケとゲームしかないから理解できないんだよ」

って、本人がいないのをいいことに、まぁまぁディスってた。



「お茶持ってこようか?」

「あ、、、じゃあ私も手伝います」


嵐くんと一緒に階段を降りたけど、ヒナタさんまだいるのかな?

時計見てなかったけど、まぁまぁな時間勉強していたと思うんだけどなぁ。



嵐くんがリビングのドアを開ける前に、なぜか立ち止まった。


そして、嵐くんの後ろにいる私にまで聞こえる怒った女性の声。

と、唯斗くんの怒った声。


なんか、デジャヴ。


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