立花家へようこそ!

由奈(YUNA)

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15.みんなで食事会です

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「じゃあ、まだ引き続き娘を頼んでいいかしら?」


お母さんが充さんと美香さんに向かってそう聞いてくれた。


「まぁウチとしては歓迎よね?」

「そうだな。なんならずっといればいい!

成人式も、葵と一緒に出ればいいんだし!」


美香さんと充さんは私がまだ立花家にいる事を認めてくれた。

その事が嬉しくて、思わず顔がニヤけたと思う。


「………ちょっと津田さん。いつまで預かる気なのよ?」

お母さんはジロって睨んだけど。

充さんは気にした様子は全くなかった。



「まぁ真面目に答えるなら高校卒業まで!

その先は選ぶ進路にもよるけど、明莉が住んでた家もそのままだろ?

明莉が日本に戻ってなくても、その家で心ちゃんが一人暮らしをするのも視野にいれて考えれば良くない?」


一人暮らし……。

今まで考えもしなかったけど、高校を卒業して遠くの大学とか選べば、寮とかアパート借りて一人暮らしなんだよね。



「でも、、城山さんのお宅からウチまでは遠いわよ?

ウチの男たちを誰か近くに住まわせる?防犯のために」


「唯斗か大和をウチから追い出すか……嵐は狙ってる大学、他県だしな」



「………え?嵐くん、、、遠くに行っちゃうの?」


唯斗くんと大和くんの雑な扱いも気になったけど

何よりも………嵐くん。

来年、遠くに行っちゃうの?


「最近、行きたい大学が変わったとか言い出してね。
近畿地方にある国立大に行くって。

学校からも今の成績ならって太鼓判押されたらしい」


そうなんだ……。

他県に行くなんて、知らなかった。



私が立花家を去るより先に

嵐くんがいなくなっちゃうのかな?



さっきまで“まだ立花家にいられる!”って嬉しかったのに、、、


今は、すごく、寂しい。



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