立花家へようこそ!

由奈(YUNA)

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21.普通の家庭の定義

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それから、お母さんに連れられて大型のショッピングセンターに来た。

一緒にこういうお店でお買い物は本当に久しぶり。


しかも、連れていかれた先は洋服屋さん。

今、私が着ているような洋服が売っているお店。


「前まで心って洋服に関心低かったから!
娘と買い物したかったのよーっ!」


お母さんは私と一緒にこういうお店で買い物したかったのかな?

洋服への関心なんて……一年前まではなかったもんね。


お母さんと私がアレコレ見ている間、お兄ちゃんはつまらなそうにしながらも付き合ってくれた。



結局、靴屋さん雑貨屋さんも行った。

そして、お母さんがたくさんの買い物袋をお兄ちゃんに持たせていた。


「このための俺?」


「当たり前よ。重たいものを私と心に持たせる気?」


「ちょっと理不尽……」


お兄ちゃんは文句を言いながらも最後まで付き合ってくれたし、荷物持ちもしてくれた。



「お兄ちゃん、買い物は?」


「俺はいい。欲しいもの別にない」


じゃあお兄ちゃんは一体なんで付き合ってくれたんだろう?


そう思いながら帰路につく事になったけど、今日の帰る家は城山の家。

まぁつまり私の住んでいた家で、今日は立花家じゃない。

お母さんが日本にいるから私も実家に帰るで当たり前なんだけど……なんか変な感じ。





実家に戻って久しぶりに家に入ったけど、なんかやっぱり違和感。

実家なのに実家っぽくない。


「立花さんの家の方が実家っぽいの?」


顔に出ていたのかな?


お兄ちゃんにまでそう言われちゃった。



「でもまぁ、、こっちが心の実家だから。

………おかえり」



「お兄ちゃんも、、おかえりなさい」



沙耶以外みんな、おかえりなさいだね。
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