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由奈(YUNA)

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22.文化祭はどこの学校も大忙しです

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月曜日


文化祭の週になると、学校中がお祭りっぽい雰囲気になってきた。

去年はあんまりそう感じなかったけど……今年は結構準備で色々な事をやったからそう感じるのかな?


いつものように教室に入るとチラッと高田さんたちに見られて、それからヒソヒソ何か話してて……

ちょっと感じが悪かったけど、思い当たる節があるから何も言わないで席に座った。



「おはよう、心ちゃん」

席に座ってすぐにめぐちゃんがやってきて、すぐにいつものようにトークが開始された。


私とめぐちゃんが話していると遥加ちゃんが登校してきて会話に加わり

美羽ちゃんとひなちゃんが揃ったら、会話は大和くんたちの学校の文化祭についてになった。


「心ちゃん帰ってからね、ヤバかった」


そう美羽ちゃんが小声で切り出したら、ひなちゃんと遥加ちゃんがウンウンと大きく頷いた。


「ねぇ、、清香たちが嵐さんの事『失礼な人すぎる』ってキレて、あまりにうるさかったから大和さんが『俺の家族の悪口は他所でやって(笑顔)』って言って追い払ったんだよぉ」


………うん、聞いてないよ、私。


私たちが帰った後どうだったかについて、大和くんに聞いた時は『何事もなく帰ったよ』しか言わなかったのに、、、


「たださぁ、清香たち、、カレンを置いて帰っちゃって……。

マジでカレンが可哀想だった」


ひなちゃんはかなりプンプンしていたけど……カレンさん、可哀想すぎない?

ひなちゃんたちがいたから一人にはならなかっただろうけど……友達に置いていかれるって、、、


めぐちゃんが「ドン引きだわー」って言った時、ちょうどカレンさんが教室に入ってきて

思わず私たちはカレンさんの方を見ちゃった。



「おはよう」

って、ちょっと離れた私たちに聞こえる声で普通に高田さんたちに挨拶をしたカレンさん。

そんなカレンさんを………高田さんたちは見なくて……返事もしないで二人で会話を続けていた。



「………なに今の?」


「なんかさぁ、ヤバいヤツ見ちゃったよねぇ、、」


ひなちゃんと遥加ちゃんを取り巻く空気が

明らかにピリッとした感じに変わった。
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