442 / 555
24.私と妹
9
しおりを挟む
「ただいま……」
沙耶がリビングに来たとき、ちょうど私がお皿を運んでいたから一番近くにいて、、
沙耶は私に挨拶をした…みたいな感じになっていた。
それに気づいてすぐに沙耶の顔が険しくなって……いつもの私ならここで怯んだと思うけど
今は……頑張るって、決めたから……―――――
「おかえり、沙耶」
まっすぐに目を見て、声をかけた。
私の行動は予想外だったみたいで、沙耶はビックリした顔をしていたけど
何も言わずにふいっと顔を背けて行ってしまった。
「頑張るじゃん」
キッチンに戻ると一部始終を見ていたのかお兄ちゃんが私を褒めてくれた。
「挨拶程度はできる仲になりたいから」
他の人が聞いたらビックリするくらいハードルが低い願望。
せめてね……今までは駄目な姉だったから……そこは分かっているからさ。
だから、まずは挨拶くらいはしたいなぁと。
それから、夕飯はみんなで食べているけど……
なんとなく、去年とは違う緊張があって、、箸が進まない状況。
今年は大きな変化があったから……。
お兄ちゃんと仲直り(?)したというか、普通に話す間柄になったから
私とお兄ちゃんが普通に話していると……沙耶からの視線が痛い。。。
「そう、今年はね、31日にお父さん側のおじいちゃん・おばあちゃんの家に泊まって、1日にみんなでお墓に行くからね?」
唐突に、お母さんが思い出したように言ったけど……
「お母さん……31日は明日だよ?」
「そうよね。うっかりしていたわ」
お母さんは悪気なく言うからもうそれ以上何も言えないけどさ。
急だなぁって感じでビックリ。
おじいちゃん・おばあちゃんの家に泊まった記憶………は、かなり小さい頃
まだパパが生きていた時以来じゃないかな?
なんでまた今年?って感じだけど決定事項っぽいから仕方ない。
お母さんの言葉を聞いて、沙耶の箸が止まったから
なんとなく、行きたくないんだろうなって察したよ。
沙耶がリビングに来たとき、ちょうど私がお皿を運んでいたから一番近くにいて、、
沙耶は私に挨拶をした…みたいな感じになっていた。
それに気づいてすぐに沙耶の顔が険しくなって……いつもの私ならここで怯んだと思うけど
今は……頑張るって、決めたから……―――――
「おかえり、沙耶」
まっすぐに目を見て、声をかけた。
私の行動は予想外だったみたいで、沙耶はビックリした顔をしていたけど
何も言わずにふいっと顔を背けて行ってしまった。
「頑張るじゃん」
キッチンに戻ると一部始終を見ていたのかお兄ちゃんが私を褒めてくれた。
「挨拶程度はできる仲になりたいから」
他の人が聞いたらビックリするくらいハードルが低い願望。
せめてね……今までは駄目な姉だったから……そこは分かっているからさ。
だから、まずは挨拶くらいはしたいなぁと。
それから、夕飯はみんなで食べているけど……
なんとなく、去年とは違う緊張があって、、箸が進まない状況。
今年は大きな変化があったから……。
お兄ちゃんと仲直り(?)したというか、普通に話す間柄になったから
私とお兄ちゃんが普通に話していると……沙耶からの視線が痛い。。。
「そう、今年はね、31日にお父さん側のおじいちゃん・おばあちゃんの家に泊まって、1日にみんなでお墓に行くからね?」
唐突に、お母さんが思い出したように言ったけど……
「お母さん……31日は明日だよ?」
「そうよね。うっかりしていたわ」
お母さんは悪気なく言うからもうそれ以上何も言えないけどさ。
急だなぁって感じでビックリ。
おじいちゃん・おばあちゃんの家に泊まった記憶………は、かなり小さい頃
まだパパが生きていた時以来じゃないかな?
なんでまた今年?って感じだけど決定事項っぽいから仕方ない。
お母さんの言葉を聞いて、沙耶の箸が止まったから
なんとなく、行きたくないんだろうなって察したよ。
1
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
『お兄ちゃんのオタクを卒業させてみせるんだからね❤ ~ブラコン妹と幼馴染オタク姫の果てしなき戦い~』
本能寺から始める常陸之介寛浩
青春
「大好きなはずなのに……! 兄の『推し活』が止まらない!?」
かつて、私は信じていた。
優しくて、頼もしくて、ちょっと恥ずかしがり屋な──
そんな普通のお兄ちゃんを。
でも──
中学卒業の春、
帰ってきた幼馴染みの“オタク姫”に染められて、
私のお兄ちゃんは**「推し活命」**な存在になってしまった!
家では「戦利品だー!」と絶叫し、
年末には「聖戦(コミケ)」に旅立ち、
さらには幼馴染みと「同人誌合宿」まで!?
……ちがう。
こんなの、私の知ってるお兄ちゃんじゃない!
たとえ、世界中がオタクを称えたって、
私は、絶対に──
お兄ちゃんを“元に戻して”みせる!
これは、
ブラコン妹と
中二病オタク姫が、
一人の「兄」をめぐって
全力でぶつかり合う、果てしなき戦いの物語──!
そしていつしか、
誰も予想できなかった
本当の「大好き」のカタチを探す、
壮大な青春ストーリーへと変わっていく──。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
学園のアイドルに、俺の部屋のギャル地縛霊がちょっかいを出すから話がややこしくなる。
たかなしポン太
青春
【第1回ノベルピアWEB小説コンテスト中間選考通過作品】
『み、見えるの?』
「見えるかと言われると……ギリ見えない……」
『ふぇっ? ちょっ、ちょっと! どこ見てんのよ!』
◆◆◆
仏教系学園の高校に通う霊能者、尚也。
劣悪な環境での寮生活を1年間終えたあと、2年生から念願のアパート暮らしを始めることになった。
ところが入居予定のアパートの部屋に行ってみると……そこにはセーラー服を着たギャル地縛霊、りんが住み着いていた。
後悔の念が強すぎて、この世に魂が残ってしまったりん。
尚也はそんなりんを無事に成仏させるため、りんと共同生活をすることを決意する。
また新学期の学校では、尚也は学園のアイドルこと花宮琴葉と同じクラスで席も近くなった。
尚也は1年生の時、たまたま琴葉が困っていた時に助けてあげたことがあるのだが……
霊能者の尚也、ギャル地縛霊のりん、学園のアイドル琴葉。
3人とその仲間たちが繰り広げる、ちょっと不思議な日常。
愉快で甘くて、ちょっと切ない、ライトファンタジーなラブコメディー!
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる