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第五十八筆 それなるは『世界樹の記憶』!
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「……買ってしまった」
龍の手には二冊の本があった。
一冊は騎士田浪漫の画集、そして二冊目はオライリーの写真集である。
画集はいいとして、ネコちゃんの写真集を並んで買ってしまった龍。
不覚、不覚のワナビストといえるだろう。
龍はネコに負けたのだ、ネコはモフモフにて最強なのだ。
「龍さーん!」
テクテクあるく龍の耳に活きのいい声が響いた。
声の方角を見ると泰ちゃんが手を振っている。
「た、泰ちゃん! そのヘンな格好はどうしたんだ!」
椅子に座る泰ちゃんはRPGに出てきそうな魔法使いの格好をしていた。
「コ、コスプレですよ。施設長にやらされてるんです」
「そ、そうなのか」(それは気の毒に……)
「大きな即売会では禁止されてるんですが、この読物マルシェは服装の規定はないんですが、まさか自分がこんな格好をさせられるとは思いもよりませんでしたよ」
泰ちゃんの隣には腕を組んで座る村井がいた。
「坂崎君、余計なことは言わなくていいんです。この同人誌即売会は戦い――勇者のボス戦なのですよ」
「ボ、ボス戦ですか」
村井は正面のブースを見ているようで、向かい側にいる若い男は苦笑いを浮かべている。
もしかすると村井の脳内では、向かいのブースが冒険途中で戦うボスに見えているのかもしれない。
また、ボス戦の音楽が流れていることだろう。そのメガネの奥の瞳は鋭くなっている。
「昔、施設長はコミケの常連でしたので血が騒いでいるんですよ」
そんな濃すぎる村井のサイドから、清楚なお嬢さんの顔がひょこりと現れた。
そのお嬢さんもコスプレをさせられたのだろう、ピンクの法衣を来た僧侶らしきコスプレをしていた。
「お、お前はーっ!」
龍はこのお嬢さんの顔に見覚えがあった。
泰ちゃん主催の合コンに参加していたオタク殺しだ。
古田島より名前は里紗であると聞いている。
「阿久津川さんでしたっけ? お久しぶりです」
「君がなしてここにいるの?」
「私、世界樹の里でバイトしているんですよ」
ニッコリ微笑む里紗たん。
龍は泰ちゃんを怪しんだ顔で見つめる。
この里紗は泰ちゃんの彼女ではないかと想像したのである。
そんな龍の脳内の想像を知る由もない泰ちゃんはニコニコ笑顔だ。
「彼女、医療系の大学に通ってて言語聴覚士目指してるんですよ」
「ゲンゴチョウカクシ?」
言語聴覚士、龍は初めて耳にする言葉だった。
里紗は細い右手人差し指立てた。
その指先だけでおそらくオタクとおっさんを計十人ほど殺すほど可愛らしい仕草だ。
「言語聴覚士は話すことや聞くこと、飲み込むことが難しい人をサポートする仕事です。発音やコミュニケーションの問題、飲み込みのリハビリを通して、生活の質を向上させるとても大切な役割がある職業なんですよ」
「な、何だか難しそうな仕事だね」
「ええ、難しい部分もありますが、人って誰かの役に立てるっていうのが一番嬉しいと思うんですよ。いつか、ちょっとした魔法使いみたいに患者さん達の生活を良くできるようになりたいですね」
そう答える里紗に龍は「しっかりしてるわ」と感心してしまった。
それと同時に龍は自分自身が情けなくなってしまった。
里紗は自分より年下なのに自分の将来の夢や目標、世のため人のために貢献したい気持ちを強く持っている。
それなのに自分は趣味ごとに流され、真剣に将来について考えていなかったのだ。
「龍さん、彼女は少しでも現場の勉強したいとリハビリのアシスタントをやってるんですよ」
「そ、そうなのか……」
「エラいっスよね」
泰ちゃんも龍と同様の気持ちなのだろう。
その顔はなんとなく自分自身のこれまでを反省しているような顔をしていた。
「阿久津川さん、一冊どうですか?」
「ん?」
龍は里紗が取り出した一冊の詩集を凝視した。
そこには『世界樹の記憶』と題されている優しい黄緑色の本だった。
その本は実にシンプル。
黄緑色の表紙に明朝字体で『世界樹の記憶』とだけ書かれていた。
本の厚みは少し薄く、かといって手ですぐに破けるほどでもない。
商品カタログ程度の厚さはあった。
「これは?」
「世界樹の里に通う利用者さんが書いた詩集です」
「詩集ねえ……」
龍は暫く考え込む。
詩など国語の授業の中で、金子みすゞの『私と小鳥と鈴と』を触れた程度だ。
「利用者さんがこの日のために思いを込めて書いたんですよ」
「想いか……」
思いを込めて書いた。
里紗のその言葉を聞き、龍は無意識に右手のポケットから財布を取り出した。
「おいくら?」
「300円です!」
「やっす! そんな値段で大丈夫か?」
「大丈夫です。問題ありません」
オタクを百八人ほど殺しそうな笑顔の里紗。
龍は財布から百円玉を三枚ほど取り出して手渡した。
少しばかり、里紗の柔らかな手に触れて龍はドキッとする。
(お、おててに触れてしまった!)
「阿久津川さん、ありがとうございました!」
里紗の左サイドから繰り出される詩集『世界樹の記憶』。
龍は「うぼあ」と心の中で叫びながら受け取った。
サウスポーによるオタク殺しがここに完成したのである。
傍にいる泰ちゃんと村井はそんな龍に声をかける。
「龍さん、よろしければこっちも!」
「私達スタッフが繰り広げた冒険書!『闇のダイスロールと銀の英雄達』を何卒! 」
B5サイズの厚みのある黒い本を取り出す二人。
表紙にはAIで出力したと思わしきファンタジックな絵が描かれていた。
これがどうやらTRPGのリプレイと思われる。
「な、なにそつウウウ!」
龍は二人を無視してドラゴンダッシュを敢行。
そう、龍の顔は真っ赤となっていた。
里紗のオタク殺しの一手により、何だか恥ずかしくなってしまったのだ。
「さ、坂崎さん、阿久津川さんってユニークな人ですね」
「ま、まあ」
「ふふっ……」
苦笑いを浮かべる里紗。
今、ここにドラゴンスレイヤーが誕生したのである。
一方、世界樹の里の伝説の勇者である村井。
城の兵士のように呆然と立ち、メガネをカチャリとかけ直していた。
「我々の貴重な経験値が……」
村井は片手に渾身の作品『闇のダイスロールと銀の英雄達』を持ちながらそう呟いた。
龍が本を買ってくれずに逃げ去る姿を、某RPGに出てくる何とかスライムに重ねて見ていたのである。
「世界樹の記憶ねえ」
龍は読物マルシェに訪れた参加者に紛れながら、購入した世界樹の記憶を見ていた。
何となく買ってしまった。
可愛い里紗の笑顔に釣られてのものだったかもしれないが――。
(なんだろう……この不思議な気分は……)
黄緑の表紙に文字だけのシンプルなデザイン。
詩など、これまで興味もなかった龍であるが読みたくなってしまったのも確か。
Web小説やラノベだけの活字媒体に飽き、呆れ、疲れていたのかもしれない。
龍はこれまで一心不乱にWeb小説を書き続けていたが、人間のエゴ、傲慢、欲望を目の当たりにしてしまった。
そういった毒々しいまでの感情を浴び続けると人間は癒しというものを求める。
味の濃い料理ばかり口にすると、簡素な野菜サラダを食べたくなる――。
そんな心境なのかもしれない。
「おっ! 古田島サンところのマンじゃアーリマセンカ!」
世界樹の記憶を目にしながら歩く龍に話しかけるちょびヒゲの男がいた。
アレッサンドロの店員、マスターだ。
名はテツオ・ラスターニ、無論これはペンネームで本名は落合哲雄。
イタリア料理修行で訪れたシチリア島での日々を綴ったオサレな旅日記。
そのタイトルの名は『シチリアごはんに恋して』である。
なお、この本は自費出版で出しているが全然売れていないのはナイショだ。
「ちょっとめくってみるか」
龍はラスター二の存在に気づいていない。
世界樹の記憶のページをめくるために一旦立ち止まった。
それを見たラスター二は……。
「文化と芸術と味をわかってオリオン!」
龍が自作を買ってくれるものだと勘違いして笑顔となった。
「この『シチリアごはんに恋して』は最高のイタリア体験を詰め込んでアルトマン! まさに愛の塊だロッテ!」
ラスター二が熱く語り始め右腕をグルグルと回し始めた。
その行為に何の意味があるのかは理解出来ない。
やっとこさ、売れそうな予感がするので嬉しくなったのだろう。
「これが……これが『世界樹の記憶』というものなのか!」
ちなみに龍はまだラスター二の存在に気づいていない。
龍はこの『世界樹の記憶』の詩に心を奪われていたのだ――。
龍の手には二冊の本があった。
一冊は騎士田浪漫の画集、そして二冊目はオライリーの写真集である。
画集はいいとして、ネコちゃんの写真集を並んで買ってしまった龍。
不覚、不覚のワナビストといえるだろう。
龍はネコに負けたのだ、ネコはモフモフにて最強なのだ。
「龍さーん!」
テクテクあるく龍の耳に活きのいい声が響いた。
声の方角を見ると泰ちゃんが手を振っている。
「た、泰ちゃん! そのヘンな格好はどうしたんだ!」
椅子に座る泰ちゃんはRPGに出てきそうな魔法使いの格好をしていた。
「コ、コスプレですよ。施設長にやらされてるんです」
「そ、そうなのか」(それは気の毒に……)
「大きな即売会では禁止されてるんですが、この読物マルシェは服装の規定はないんですが、まさか自分がこんな格好をさせられるとは思いもよりませんでしたよ」
泰ちゃんの隣には腕を組んで座る村井がいた。
「坂崎君、余計なことは言わなくていいんです。この同人誌即売会は戦い――勇者のボス戦なのですよ」
「ボ、ボス戦ですか」
村井は正面のブースを見ているようで、向かい側にいる若い男は苦笑いを浮かべている。
もしかすると村井の脳内では、向かいのブースが冒険途中で戦うボスに見えているのかもしれない。
また、ボス戦の音楽が流れていることだろう。そのメガネの奥の瞳は鋭くなっている。
「昔、施設長はコミケの常連でしたので血が騒いでいるんですよ」
そんな濃すぎる村井のサイドから、清楚なお嬢さんの顔がひょこりと現れた。
そのお嬢さんもコスプレをさせられたのだろう、ピンクの法衣を来た僧侶らしきコスプレをしていた。
「お、お前はーっ!」
龍はこのお嬢さんの顔に見覚えがあった。
泰ちゃん主催の合コンに参加していたオタク殺しだ。
古田島より名前は里紗であると聞いている。
「阿久津川さんでしたっけ? お久しぶりです」
「君がなしてここにいるの?」
「私、世界樹の里でバイトしているんですよ」
ニッコリ微笑む里紗たん。
龍は泰ちゃんを怪しんだ顔で見つめる。
この里紗は泰ちゃんの彼女ではないかと想像したのである。
そんな龍の脳内の想像を知る由もない泰ちゃんはニコニコ笑顔だ。
「彼女、医療系の大学に通ってて言語聴覚士目指してるんですよ」
「ゲンゴチョウカクシ?」
言語聴覚士、龍は初めて耳にする言葉だった。
里紗は細い右手人差し指立てた。
その指先だけでおそらくオタクとおっさんを計十人ほど殺すほど可愛らしい仕草だ。
「言語聴覚士は話すことや聞くこと、飲み込むことが難しい人をサポートする仕事です。発音やコミュニケーションの問題、飲み込みのリハビリを通して、生活の質を向上させるとても大切な役割がある職業なんですよ」
「な、何だか難しそうな仕事だね」
「ええ、難しい部分もありますが、人って誰かの役に立てるっていうのが一番嬉しいと思うんですよ。いつか、ちょっとした魔法使いみたいに患者さん達の生活を良くできるようになりたいですね」
そう答える里紗に龍は「しっかりしてるわ」と感心してしまった。
それと同時に龍は自分自身が情けなくなってしまった。
里紗は自分より年下なのに自分の将来の夢や目標、世のため人のために貢献したい気持ちを強く持っている。
それなのに自分は趣味ごとに流され、真剣に将来について考えていなかったのだ。
「龍さん、彼女は少しでも現場の勉強したいとリハビリのアシスタントをやってるんですよ」
「そ、そうなのか……」
「エラいっスよね」
泰ちゃんも龍と同様の気持ちなのだろう。
その顔はなんとなく自分自身のこれまでを反省しているような顔をしていた。
「阿久津川さん、一冊どうですか?」
「ん?」
龍は里紗が取り出した一冊の詩集を凝視した。
そこには『世界樹の記憶』と題されている優しい黄緑色の本だった。
その本は実にシンプル。
黄緑色の表紙に明朝字体で『世界樹の記憶』とだけ書かれていた。
本の厚みは少し薄く、かといって手ですぐに破けるほどでもない。
商品カタログ程度の厚さはあった。
「これは?」
「世界樹の里に通う利用者さんが書いた詩集です」
「詩集ねえ……」
龍は暫く考え込む。
詩など国語の授業の中で、金子みすゞの『私と小鳥と鈴と』を触れた程度だ。
「利用者さんがこの日のために思いを込めて書いたんですよ」
「想いか……」
思いを込めて書いた。
里紗のその言葉を聞き、龍は無意識に右手のポケットから財布を取り出した。
「おいくら?」
「300円です!」
「やっす! そんな値段で大丈夫か?」
「大丈夫です。問題ありません」
オタクを百八人ほど殺しそうな笑顔の里紗。
龍は財布から百円玉を三枚ほど取り出して手渡した。
少しばかり、里紗の柔らかな手に触れて龍はドキッとする。
(お、おててに触れてしまった!)
「阿久津川さん、ありがとうございました!」
里紗の左サイドから繰り出される詩集『世界樹の記憶』。
龍は「うぼあ」と心の中で叫びながら受け取った。
サウスポーによるオタク殺しがここに完成したのである。
傍にいる泰ちゃんと村井はそんな龍に声をかける。
「龍さん、よろしければこっちも!」
「私達スタッフが繰り広げた冒険書!『闇のダイスロールと銀の英雄達』を何卒! 」
B5サイズの厚みのある黒い本を取り出す二人。
表紙にはAIで出力したと思わしきファンタジックな絵が描かれていた。
これがどうやらTRPGのリプレイと思われる。
「な、なにそつウウウ!」
龍は二人を無視してドラゴンダッシュを敢行。
そう、龍の顔は真っ赤となっていた。
里紗のオタク殺しの一手により、何だか恥ずかしくなってしまったのだ。
「さ、坂崎さん、阿久津川さんってユニークな人ですね」
「ま、まあ」
「ふふっ……」
苦笑いを浮かべる里紗。
今、ここにドラゴンスレイヤーが誕生したのである。
一方、世界樹の里の伝説の勇者である村井。
城の兵士のように呆然と立ち、メガネをカチャリとかけ直していた。
「我々の貴重な経験値が……」
村井は片手に渾身の作品『闇のダイスロールと銀の英雄達』を持ちながらそう呟いた。
龍が本を買ってくれずに逃げ去る姿を、某RPGに出てくる何とかスライムに重ねて見ていたのである。
「世界樹の記憶ねえ」
龍は読物マルシェに訪れた参加者に紛れながら、購入した世界樹の記憶を見ていた。
何となく買ってしまった。
可愛い里紗の笑顔に釣られてのものだったかもしれないが――。
(なんだろう……この不思議な気分は……)
黄緑の表紙に文字だけのシンプルなデザイン。
詩など、これまで興味もなかった龍であるが読みたくなってしまったのも確か。
Web小説やラノベだけの活字媒体に飽き、呆れ、疲れていたのかもしれない。
龍はこれまで一心不乱にWeb小説を書き続けていたが、人間のエゴ、傲慢、欲望を目の当たりにしてしまった。
そういった毒々しいまでの感情を浴び続けると人間は癒しというものを求める。
味の濃い料理ばかり口にすると、簡素な野菜サラダを食べたくなる――。
そんな心境なのかもしれない。
「おっ! 古田島サンところのマンじゃアーリマセンカ!」
世界樹の記憶を目にしながら歩く龍に話しかけるちょびヒゲの男がいた。
アレッサンドロの店員、マスターだ。
名はテツオ・ラスターニ、無論これはペンネームで本名は落合哲雄。
イタリア料理修行で訪れたシチリア島での日々を綴ったオサレな旅日記。
そのタイトルの名は『シチリアごはんに恋して』である。
なお、この本は自費出版で出しているが全然売れていないのはナイショだ。
「ちょっとめくってみるか」
龍はラスター二の存在に気づいていない。
世界樹の記憶のページをめくるために一旦立ち止まった。
それを見たラスター二は……。
「文化と芸術と味をわかってオリオン!」
龍が自作を買ってくれるものだと勘違いして笑顔となった。
「この『シチリアごはんに恋して』は最高のイタリア体験を詰め込んでアルトマン! まさに愛の塊だロッテ!」
ラスター二が熱く語り始め右腕をグルグルと回し始めた。
その行為に何の意味があるのかは理解出来ない。
やっとこさ、売れそうな予感がするので嬉しくなったのだろう。
「これが……これが『世界樹の記憶』というものなのか!」
ちなみに龍はまだラスター二の存在に気づいていない。
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