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2 隣の芝生は青く見える
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🌷姉視点
私と妹は、常に両親から違うことを要求されてきた。私は、華やかで綺麗でいること。刺繍やお料理が完璧にできること。おしゃれであること。これを要求されて押しつけられた。
そして、今度は婚約者だ。オスカー・キーガン候爵令息は綺麗な金髪の空色の澄んだ瞳の美男子だった。
「まぁ、二人が並ぶと、おとぎ話のように美しいわ! なんて、お似合いなのかしら!」
お母様達は、はしゃいで、お父様達は酒を酌み交わし、この婚約を喜んだ。私は・・・こんなキザな男性は苦手なのに・・・
オスカーは、今流行の話題ばかりをもちだす。服や髪型や、スイーツの話や料理の話ばかり・・・つまらない・・・私は、こんな薄っぺらい男性と一生いなければならないの?
妹のウエンディの婚約者は、地味だけれど、話がとてもあった。
「私はね、自分の領地に適した作物を改良していてね。それで、領民が少しでも収穫が増えて、暮しやすくなってくれればいいな、って思っているのさ」
彼の話は、地味だけれど、私には面白かった。領民と作物の植え付けも、よく行うと言っていた。だから、彼は腕の筋肉がすごく盛り上がっているのね・・・
「私はね、自分でも農地を耕しているからね! 土いじりは辛いこともあるが、概ね、楽しいよ」
日に焼けた肌は、好ましかった。私は、なぜ、この方の婚約者ではないの?
🌷妹視点
私は、自分の婚約者のエルナン・カールストン伯爵令息が大嫌いよ! 芋臭くて最悪! お姉様の婚約者のオスカー様の方が、よっぽど素敵だわ。私は、流行の服を着て、綺麗なものに囲まれて暮したい。なんで、あんな地味な男性と婚約しなければならないの?
「ウェンディ!とても、お似合いよ。まさに堅実なカップルというかんじだわ」
お母様もお父様も、そうおっしゃった。
堅実なカップル・・・バカみたい・・・地味で冴えないって、言われてるようなものだ。
私は、もっと見栄えのするキラキラした男性といたい。薄っぺらくても構わない。流行の服を着て、話題が豊富なおしゃれな男性が憧れだった。
なんで、お姉様の婚約者は素敵なの? なぜ、私ばかりが、こんな目にあうの? お姉様は、なんでも持っている・・・交換して欲しい・・・できれば、あのかわいい顔も、素敵なスタイルも、私のものになればいいのに! お姉様さえいなければ・・・私は全てを手に入れられる気がした。
私は、お姉様の婚約者のオスカー・キーガン候爵子息に近づいた。
「ねぇ、ご存じですか? お姉様が浮気をしていたことを?」
私と妹は、常に両親から違うことを要求されてきた。私は、華やかで綺麗でいること。刺繍やお料理が完璧にできること。おしゃれであること。これを要求されて押しつけられた。
そして、今度は婚約者だ。オスカー・キーガン候爵令息は綺麗な金髪の空色の澄んだ瞳の美男子だった。
「まぁ、二人が並ぶと、おとぎ話のように美しいわ! なんて、お似合いなのかしら!」
お母様達は、はしゃいで、お父様達は酒を酌み交わし、この婚約を喜んだ。私は・・・こんなキザな男性は苦手なのに・・・
オスカーは、今流行の話題ばかりをもちだす。服や髪型や、スイーツの話や料理の話ばかり・・・つまらない・・・私は、こんな薄っぺらい男性と一生いなければならないの?
妹のウエンディの婚約者は、地味だけれど、話がとてもあった。
「私はね、自分の領地に適した作物を改良していてね。それで、領民が少しでも収穫が増えて、暮しやすくなってくれればいいな、って思っているのさ」
彼の話は、地味だけれど、私には面白かった。領民と作物の植え付けも、よく行うと言っていた。だから、彼は腕の筋肉がすごく盛り上がっているのね・・・
「私はね、自分でも農地を耕しているからね! 土いじりは辛いこともあるが、概ね、楽しいよ」
日に焼けた肌は、好ましかった。私は、なぜ、この方の婚約者ではないの?
🌷妹視点
私は、自分の婚約者のエルナン・カールストン伯爵令息が大嫌いよ! 芋臭くて最悪! お姉様の婚約者のオスカー様の方が、よっぽど素敵だわ。私は、流行の服を着て、綺麗なものに囲まれて暮したい。なんで、あんな地味な男性と婚約しなければならないの?
「ウェンディ!とても、お似合いよ。まさに堅実なカップルというかんじだわ」
お母様もお父様も、そうおっしゃった。
堅実なカップル・・・バカみたい・・・地味で冴えないって、言われてるようなものだ。
私は、もっと見栄えのするキラキラした男性といたい。薄っぺらくても構わない。流行の服を着て、話題が豊富なおしゃれな男性が憧れだった。
なんで、お姉様の婚約者は素敵なの? なぜ、私ばかりが、こんな目にあうの? お姉様は、なんでも持っている・・・交換して欲しい・・・できれば、あのかわいい顔も、素敵なスタイルも、私のものになればいいのに! お姉様さえいなければ・・・私は全てを手に入れられる気がした。
私は、お姉様の婚約者のオスカー・キーガン候爵子息に近づいた。
「ねぇ、ご存じですか? お姉様が浮気をしていたことを?」
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