3 / 12
3 突然の告白
しおりを挟む
いくら私刑の許可を皇帝から得ていたとはいえ、さすがに血塗れのドレスで対面しては皇帝に対して不敬だし、家族にも心配させたくないので(……お父様だけは絶対に心配などしないけど)着替える事にした。
私の要望にイヴァンは文句も言わずに付き合ってくれた。
皇宮の私に与えられた部屋に戻ると新しいドレスに着替え身嗜みを整えて今度こそ皇帝と私の家族の元に向かう途中の回廊でイヴァンが急に立ち止まった。私が怪訝な視線を向けると彼は予想外の事をした。
「馬鹿甥の言葉で分かっただろうが、卒業パーティーで馬鹿甥があなたに婚約破棄宣言するように仕向けたのは俺だ。申し訳ない。ベス王女」
イヴァンが私に向かって頭を下げたのだ。
イヴァンは皇弟、しかも次期皇帝になるのが確実な人だ。いくら私が帝国にとって敵に回したくないテューダ王国の王女で彼に過失があったとしても、何の躊躇もなく十歳も年下の小娘に頭を下げるのは驚いた。
「頭をお上げください。私個人としては皇子との婚約が破談になってよかったと思っています。それに、馬鹿皇子を十発殴って、すっきりしましたから」
「あなたと馬鹿甥の婚約を破談にしたかったんだ。公衆の面前で馬鹿甥が婚約破棄宣言しない限り、あの馬鹿についている奴らが絶対になかった事にしただろうからな」
イヴァンが言っている「あの馬鹿についている奴ら」というのは、皇子を支持している皇子派だろう。馬鹿皇子が次期皇帝となるには、テューダ王国の王女である私との結婚が不可欠。イヴァンの言う通り、公衆の面前で婚約破棄宣言しない限り、皇子派は絶対になかった事にしただろう。
「あなたが何を思って、あの方に婚約破棄を焚きつけたのだとしても感謝しています。あの方の相手をするのに疲れていましたから」
私は、ずっと気になっていた事を尋ねた。
「アーニャ様は、あなたの命令で皇子を誘惑したのですか?」
「なぜ、そう思うんだ?」
「アーニャ様は学園で全く私に接触してこなかったので。私を追い落として皇子の婚約者になりたいのなら皇子だけでなく周囲に対しても自分が王女に苛められて見えるように画策するでしょう?」
だのに、アーニャは学園で私に全く接触してこなかった。これでは、自分が王女に苛められていると主張しても誰も信じない。
それに、実際にアーニャが王女に苛めらていると主張したのは皇子だけで、苛められた当人であるはずのアーニャは何も言わなかった。
本当に王女に追い落として皇子の婚約者になりたいのなら、ここぞとばかりに公衆の面前で私を責め立てるはずだ。
「アーニャ様は最初から皇子と結婚する気も将来の皇后になる気もなかった。皇子に婚約破棄させるのが目的だった。そんな気がしたのです」
王女に過失がない事を周囲に示した上で、彼女は皇子を誘惑していた。
そう考えれば、彼女の行動に納得できるのだ。
「彼女の父親、カナーエフ男爵は何かと後ろ暗い噂が多い人物だ。しかも、皇子派の大物達と通じていた。彼女は、そんな父親を断罪したがっていた。俺は馬鹿甥とあなたの婚約を破談したかったし、ついでに皇子派の大物も一掃したかった。利害が一致したんだ」
帝国が敵に回したくないテューダ王国の王女を婚約者に持つ皇子を誘惑し公衆の面前で婚約破棄宣言までさせた男爵令嬢。
何を思って皇子を誘惑したのかアーニャは尋問されるだろう。当然、彼女の実家も調べられ、その結果、カナーエフ男爵やその背後にいる皇子派の大物がやらかした不正の数々が明らかになるはずだ。
「何を思って皇子を誘惑したにしろ、アーニャ様には感謝しています。どうか彼女には寛大な処罰を」
父親のカナーエフ男爵が断罪されるのなら娘である彼女も無事では済まないだろうが、断罪のために彼女も力を貸したのなら少しでも寛大な処罰であればいいと思う。
「あなたが心を痛めるような事はしない」
イヴァンの言葉に私はほっとした。
「言っておくが、馬鹿甥に婚約破棄するように焚きつけたのは、俺が次期皇帝になりたいからではないよ」
イヴァンはそう言うと真摯な目を私に向けた。
「俺は、あなたを愛している」
「は?」
突然の愛の告白に私の脳は、すぐに理解できなかった。
「皇位に興味はない。俺は、あなたを手に入れたいだけだ。そのために、馬鹿甥を焚きつけて婚約破棄させた。……公衆の面前になったのは本当に申し訳ないが」
「……えっと」
何を言っていいのか分からず口ごもる私に構わずイヴァンは話を続けた。
「馬鹿甥が卒業パーティーで貴女に婚約破棄宣言をやらかしたら馬鹿甥とあなたの婚約は破談になり、あなたの新たな婚約者は俺になる。陛下とあなたのご家族には了承してもらった」
私の曾祖父ハインリッヒ王の王妃は二人続けてラズドゥノフ帝国の皇女だった。ラズドゥノフ帝国皇家とテューダ王国王家は親戚なのだ。
それでもテューダ王国への警戒心が解けないラズドゥノフ帝国としては、再びテューダ王国王家と婚姻を結びたがっていた。皇子とは破談になっても他の皇族を王女の婚約者に据えたいと思うだろう。十歳の年齢差など政略結婚では珍しくもない。
「根回し早っ!」
思わず叫んでしまった私にイヴァンは笑った。
「あなたと出会った時から、そのために準備してきたからな」
「……ロリコン?」
出会った時、私は五歳、イヴァンは十五歳だった。
「……兄上と同じ事を言うな」
イヴァンは美しい顔を実に嫌そうにしかめた。
「君だからだ。君なら幼女だろうが老女だろうが男だろうが必ず手に入れる」
甥の婚約者として紹介された幼女を見初め、手に入れるために十年かけて準備してきたのか。すごい執念だ。
あの馬鹿皇子以上に厄介な相手に見初められたのかもしれない。
けれど、皇帝や私の家族が了承した以上、彼、イヴァン・ラズドゥノフ皇弟殿下が私の新たな婚約者になる。
王女である以上、私は従うしかない。
イヴァンの事は嫌いではない。むしろ婚約者だった馬鹿皇子よりも、ずっと好ましく思っている。その外見特徴があの人に似ているからというのもあるが、彼を見ていると、どこか懐かしさを覚え安心するのだ。
全ての意味で馬鹿皇子は勿論、私にも勝ったイヴァンを傀儡にするなど絶対にできない。
私の前世からの夢は潰えてしまったが、イヴァンほどの男性に求められて結婚するのは女として誇らしく思う。
けれど――。
「……そこまで想ってもらっても、私はあなたを愛せない」
これだけ想ってくれるのなら言うべきだと思った。
どんなに想ってくれても、私はあの人以外、愛せない――。
「構わないよ」
そう言われるとは思わず私は目を瞠った。
「俺を愛せなくても他の誰かを想っていても構わない。君を手に入れられれば、それでいいんだ」
真っ直ぐに私を見つめるイヴァンの黒い瞳は、言外にこう告げていた。
「絶対に逃がさない」と。
普通の女性なら怯えるのだろう。
いくら彼が超絶美形で次期皇帝になる人であっても、これだけの執着を見せられれば普通は受け入れられない。
けれど、私は女として彼ほどの男性に、これだけ求められるのは嬉しかったし誇らしかった。
私の要望にイヴァンは文句も言わずに付き合ってくれた。
皇宮の私に与えられた部屋に戻ると新しいドレスに着替え身嗜みを整えて今度こそ皇帝と私の家族の元に向かう途中の回廊でイヴァンが急に立ち止まった。私が怪訝な視線を向けると彼は予想外の事をした。
「馬鹿甥の言葉で分かっただろうが、卒業パーティーで馬鹿甥があなたに婚約破棄宣言するように仕向けたのは俺だ。申し訳ない。ベス王女」
イヴァンが私に向かって頭を下げたのだ。
イヴァンは皇弟、しかも次期皇帝になるのが確実な人だ。いくら私が帝国にとって敵に回したくないテューダ王国の王女で彼に過失があったとしても、何の躊躇もなく十歳も年下の小娘に頭を下げるのは驚いた。
「頭をお上げください。私個人としては皇子との婚約が破談になってよかったと思っています。それに、馬鹿皇子を十発殴って、すっきりしましたから」
「あなたと馬鹿甥の婚約を破談にしたかったんだ。公衆の面前で馬鹿甥が婚約破棄宣言しない限り、あの馬鹿についている奴らが絶対になかった事にしただろうからな」
イヴァンが言っている「あの馬鹿についている奴ら」というのは、皇子を支持している皇子派だろう。馬鹿皇子が次期皇帝となるには、テューダ王国の王女である私との結婚が不可欠。イヴァンの言う通り、公衆の面前で婚約破棄宣言しない限り、皇子派は絶対になかった事にしただろう。
「あなたが何を思って、あの方に婚約破棄を焚きつけたのだとしても感謝しています。あの方の相手をするのに疲れていましたから」
私は、ずっと気になっていた事を尋ねた。
「アーニャ様は、あなたの命令で皇子を誘惑したのですか?」
「なぜ、そう思うんだ?」
「アーニャ様は学園で全く私に接触してこなかったので。私を追い落として皇子の婚約者になりたいのなら皇子だけでなく周囲に対しても自分が王女に苛められて見えるように画策するでしょう?」
だのに、アーニャは学園で私に全く接触してこなかった。これでは、自分が王女に苛められていると主張しても誰も信じない。
それに、実際にアーニャが王女に苛めらていると主張したのは皇子だけで、苛められた当人であるはずのアーニャは何も言わなかった。
本当に王女に追い落として皇子の婚約者になりたいのなら、ここぞとばかりに公衆の面前で私を責め立てるはずだ。
「アーニャ様は最初から皇子と結婚する気も将来の皇后になる気もなかった。皇子に婚約破棄させるのが目的だった。そんな気がしたのです」
王女に過失がない事を周囲に示した上で、彼女は皇子を誘惑していた。
そう考えれば、彼女の行動に納得できるのだ。
「彼女の父親、カナーエフ男爵は何かと後ろ暗い噂が多い人物だ。しかも、皇子派の大物達と通じていた。彼女は、そんな父親を断罪したがっていた。俺は馬鹿甥とあなたの婚約を破談したかったし、ついでに皇子派の大物も一掃したかった。利害が一致したんだ」
帝国が敵に回したくないテューダ王国の王女を婚約者に持つ皇子を誘惑し公衆の面前で婚約破棄宣言までさせた男爵令嬢。
何を思って皇子を誘惑したのかアーニャは尋問されるだろう。当然、彼女の実家も調べられ、その結果、カナーエフ男爵やその背後にいる皇子派の大物がやらかした不正の数々が明らかになるはずだ。
「何を思って皇子を誘惑したにしろ、アーニャ様には感謝しています。どうか彼女には寛大な処罰を」
父親のカナーエフ男爵が断罪されるのなら娘である彼女も無事では済まないだろうが、断罪のために彼女も力を貸したのなら少しでも寛大な処罰であればいいと思う。
「あなたが心を痛めるような事はしない」
イヴァンの言葉に私はほっとした。
「言っておくが、馬鹿甥に婚約破棄するように焚きつけたのは、俺が次期皇帝になりたいからではないよ」
イヴァンはそう言うと真摯な目を私に向けた。
「俺は、あなたを愛している」
「は?」
突然の愛の告白に私の脳は、すぐに理解できなかった。
「皇位に興味はない。俺は、あなたを手に入れたいだけだ。そのために、馬鹿甥を焚きつけて婚約破棄させた。……公衆の面前になったのは本当に申し訳ないが」
「……えっと」
何を言っていいのか分からず口ごもる私に構わずイヴァンは話を続けた。
「馬鹿甥が卒業パーティーで貴女に婚約破棄宣言をやらかしたら馬鹿甥とあなたの婚約は破談になり、あなたの新たな婚約者は俺になる。陛下とあなたのご家族には了承してもらった」
私の曾祖父ハインリッヒ王の王妃は二人続けてラズドゥノフ帝国の皇女だった。ラズドゥノフ帝国皇家とテューダ王国王家は親戚なのだ。
それでもテューダ王国への警戒心が解けないラズドゥノフ帝国としては、再びテューダ王国王家と婚姻を結びたがっていた。皇子とは破談になっても他の皇族を王女の婚約者に据えたいと思うだろう。十歳の年齢差など政略結婚では珍しくもない。
「根回し早っ!」
思わず叫んでしまった私にイヴァンは笑った。
「あなたと出会った時から、そのために準備してきたからな」
「……ロリコン?」
出会った時、私は五歳、イヴァンは十五歳だった。
「……兄上と同じ事を言うな」
イヴァンは美しい顔を実に嫌そうにしかめた。
「君だからだ。君なら幼女だろうが老女だろうが男だろうが必ず手に入れる」
甥の婚約者として紹介された幼女を見初め、手に入れるために十年かけて準備してきたのか。すごい執念だ。
あの馬鹿皇子以上に厄介な相手に見初められたのかもしれない。
けれど、皇帝や私の家族が了承した以上、彼、イヴァン・ラズドゥノフ皇弟殿下が私の新たな婚約者になる。
王女である以上、私は従うしかない。
イヴァンの事は嫌いではない。むしろ婚約者だった馬鹿皇子よりも、ずっと好ましく思っている。その外見特徴があの人に似ているからというのもあるが、彼を見ていると、どこか懐かしさを覚え安心するのだ。
全ての意味で馬鹿皇子は勿論、私にも勝ったイヴァンを傀儡にするなど絶対にできない。
私の前世からの夢は潰えてしまったが、イヴァンほどの男性に求められて結婚するのは女として誇らしく思う。
けれど――。
「……そこまで想ってもらっても、私はあなたを愛せない」
これだけ想ってくれるのなら言うべきだと思った。
どんなに想ってくれても、私はあの人以外、愛せない――。
「構わないよ」
そう言われるとは思わず私は目を瞠った。
「俺を愛せなくても他の誰かを想っていても構わない。君を手に入れられれば、それでいいんだ」
真っ直ぐに私を見つめるイヴァンの黒い瞳は、言外にこう告げていた。
「絶対に逃がさない」と。
普通の女性なら怯えるのだろう。
いくら彼が超絶美形で次期皇帝になる人であっても、これだけの執着を見せられれば普通は受け入れられない。
けれど、私は女として彼ほどの男性に、これだけ求められるのは嬉しかったし誇らしかった。
11
あなたにおすすめの小説
『恋心を凍らせる薬を飲みました』 - 残りの学園生活、どうぞご自由にお遊びください、婚約者様
恋せよ恋
恋愛
愛されることを諦めた。だから、私は心を凍らせた。
不誠実な婚約者・ユリアンの冷遇に耐えかねたヤスミンは、
伝説の魔女の元を訪れ、恋心を消し去る「氷の薬」を飲む。
感情を捨て、完璧な「人形」となった彼女を前に、
ユリアンは初めて己の罪と執着に狂い始める。
「お願いだ、前のように僕を愛して泣いてくれ!」
足元に跪き、涙を流して乞う男に、ヤスミンは冷酷に微笑む。
「愛?……あいにく、そのような無駄な感情は捨てましたわ」
一度凍りついた心は、二度と溶けない。
後悔にのたうち回る男と、心を凍らせた冷徹な公爵夫人の、
終わりのない贖罪の記録。
🔶登場人物・設定は筆者の創作によるものです。
🔶不快に感じられる表現がありましたらお詫び申し上げます。
🔶誤字脱字・文の調整は、投稿後にも随時行います。
🔶今後もこの世界観で物語を続けてまいります。
🔶 『エール📣』『いいね❤️』励みになります!
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
乙女ゲームの悪役令嬢の兄の婚約者に転生しましたが傷物になったので退場を希望します!
ユウ
恋愛
平凡な伯爵令嬢のリネットは優しい婚約者と妹と穏やかで幸福な日々を送っていた。
相手は公爵家の嫡男であり第一王子殿下の側近で覚えもめでたく社交界の憧れの漆黒の騎士と呼ばれる貴族令息だった。
結婚式前夜、婚約者の妹に会いに学園に向かったが、そこで事件が起きる。
現在学園で騒動を起こしている第二王子とその友人達に勘違いから暴行を受け階段から落ちてしまう…
その時に前世の記憶を取り戻すのだった…
「悪役令嬢の兄の婚約者って…」
なんとも微妙なポジション。
しかも結婚前夜で傷物になる失態を犯してしまったリネットは婚約解消を望むのだが、悪役令嬢の義妹が王子に婚約破棄を突きつける事件に発展してしまう。
嘘つくつもりはなかったんです!お願いだから忘れて欲しいのにもう遅い。王子様は異世界転生娘を溺愛しているみたいだけどちょっと勘弁して欲しい。
季邑 えり
恋愛
異世界転生した記憶をもつリアリム伯爵令嬢は、自他ともに認めるイザベラ公爵令嬢の腰ぎんちゃく。
今日もイザベラ嬢をよいしょするつもりが、うっかりして「王子様は理想的な結婚相手だ」と言ってしまった。それを偶然に聞いた王子は、早速リアリムを婚約者候補に入れてしまう。
王子様狙いのイザベラ嬢に睨まれたらたまらない。何とかして婚約者になることから逃れたいリアリムと、そんなリアリムにロックオンして何とかして婚約者にしたい王子。
婚約者候補から逃れるために、偽りの恋人役を知り合いの騎士にお願いすることにしたのだけど…なんとこの騎士も一筋縄ではいかなかった!
おとぼけ転生娘と、麗しい王子様の恋愛ラブコメディー…のはず。
イラストはベアしゅう様に描いていただきました。
〈完結〉伯爵令嬢リンシアは勝手に幸せになることにした
ごろごろみかん。
恋愛
前世の記憶を取り戻した伯爵令嬢のリンシア。
自分の婚約者は、最近現れた聖女様につききっきりである。
そんなある日、彼女は見てしまう。
婚約者に詰め寄る聖女の姿を。
「いつになったら婚約破棄するの!?」
「もうすぐだよ。リンシアの有責で婚約は破棄される」
なんと、リンシアは聖女への嫌がらせ(やってない)で婚約破棄されるらしい。
それを目撃したリンシアは、決意する。
「婚約破棄される前に、こちらから破棄してしてさしあげるわ」
もう泣いていた過去の自分はいない。
前世の記憶を取り戻したリンシアは強い。吹っ切れた彼女は、魔法道具を作ったり、文官を目指したりと、勝手に幸せになることにした。
☆ご心配なく、婚約者様。の修正版です。詳しくは近況ボードをご確認くださいm(_ _)m
☆10万文字前後完結予定です
王子妃教育に疲れたので幼馴染の王子との婚約解消をしました
さこの
恋愛
新年のパーティーで婚約破棄?の話が出る。
王子妃教育にも疲れてきていたので、婚約の解消を望むミレイユ
頑張っていても落第令嬢と呼ばれるのにも疲れた。
ゆるい設定です
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる