5 / 12
5 安心できる男
しおりを挟む
その後、食堂に移り私達家族と皇帝とイヴァンの兄弟で会食をした。
それが終わると、イヴァンは私に向かって「部屋に送っていく」と言った。
何となくだが私と二人きりで話したいのだろうと見当がついたので黙って従おうとしたが、待ったがかかった。
「私が送ります。皇弟殿下」
椅子から立ち上がったのは、ハンク兄様だ。
「パーティー会場への迎えは、あなたに譲った。部屋に送るのは、私でいいでしょう」
ハンク兄様とイヴァンは、パーティー会場には、どちらが私を迎えに行くかで多少揉めたようだ。
「あの、一人で帰れますから」
こんな事でイヴァンとハンク兄様が揉めるのはどうかと思ったので、そう言った私だが。
「皇弟殿下は新たな婚約者としてベスと二人きりで話したい事があるのだろう。邪魔をするのは大人げないぞ。ハンク」
意外にも、お父様がイヴァンに味方した。
「……貴方にだけは言われたくないです。父上」
ハンク兄様は息子とは思えない冷ややかな視線をお父様に向けた。
そんな事で応えるお父様ではないので平然とイヴァンに言った。
「どうぞ。ベスを連れて行ってください。皇弟殿下」
ハンク兄様は悔しそうな様子は見せても今度は何も言わなかった。
多少憎まれ口を叩けてもハンク兄様は、お父様に逆らえないのだ。……気持ちは分かる。人間離れした美しさと思考回路故に無意識に人を畏怖させるお父様に、まず逆らえる人はいないのだから。
「はい。感謝します。アーサー王子殿下」
イヴァンは、お父様に向かって一礼すると私を連れて食堂から出て行った。
「ハンク兄様が失礼しました。皇弟殿下」
食堂を出て即謝罪した私に、イヴァンは穏やかな顔を向けた。
「気にしてないよ」
イヴァンの言葉に安堵しながら私は気になった。
ハンク兄様だ。
普段は誰に対しても表面上は穏やかに接する人だのに、イヴァンに対しては最初から喧嘩腰に見えた。イヴァンはテューダ王国が唯一属国にしていない国の皇弟だ。彼に対してこそ表面上は敬意を払うべきだろうに。
「そんな事より」
イヴァンにとってはハンク兄様の自分に対する態度など、どうでもいいようで話題を変えてきた。
「俺の事は皇弟殿下ではなくイヴァンでいい。ベスと呼んでも構わないか?」
「はい。イヴァン様」
「敬称はいらなし、後、敬語もやめてくれ」
「そういう訳にはいきません」
いくら婚約者になるとはいえ十歳も年上で皇帝になるのが確実な人を呼び捨てにはできないし、タメ口で話す訳にもいかないだろう。
「……まあ、おいおい直していこうか」
しばらく黙って二人で歩いていたが、不思議と沈黙が苦ではなかった。
イヴァンと外見特徴が似たお父様を前にすると、いつも緊張していたのに、彼だと不思議とそうはならなかった。
むしろ――。
「……やっぱり、あなたといると安心する。まるで、あの子といるようだわ」
あの子、前世の私の双子の弟、桃梧。
双子だのに、私とはまるで似ていなかった。
私は外見も中身も平々凡々だったが、桃梧は外見も中身も非凡だった。
普通なら、いくら双子でも優れた自分とは違いすぎる平々凡々な姉を馬鹿にするだろうが、桃梧は、いつだって姉である私に優しくて気にかけてくれた。双子の姉弟というよりは、まるで年の離れた兄妹のようだった。
そういえば、イヴァンと桃梧は似ているような気がする。容姿の共通点は黒髪黒目だけだが、ふと見せる表情や仕草などが。
だからこそ、私はイヴァンといると懐かしくて安心するのだと気づいた。
「――安心?」
小声だったが周囲が静かで、すぐ傍にいるせいか、しっかり聞こえていたようだ。
「……ふうん? 君は俺といると安心するんだ?」
イヴァンは、ぴたりと歩みを止めた。
「イヴァン様?」
私の呼びかけを無視して、イヴァンはいきなり私の手首を摑むと速足で歩きだした。
途中で何度も「放してください!」と懇願したが聞き入れられず、人気のない皇宮の奥に着くやいなや、壁に両手首は一纏めに頭上に体はイヴァンの体で押さえつけられた。
イヴァンがなぜ突然こんな行動に出たのか理解できない。
「……何を」
私はイヴァンを見上げて、ぞくりとした。
この目を知っている。
捕食する獲物を前にした肉食獣だ。
あの時のあの人と同じ――。
たった一度だけ見てしまったあの人とお母様が愛し合う姿。
思い出して顔が赤くなった私に何を思ったのか、イヴァンが呆れたように言った。
「……今の自分の状況分かっているか? そんな色っぽくて可愛い顔するなんて。俺を煽っているのか?」
「え?」
きょとんとする私にイヴァンは溜息を吐いた。
「余裕だな。それとも『俺』だからか?」
「……何言っているんですか? とにかくどいてください」
「断る」
そう言うとイヴァンは突然私にキスをした。
何度求められても婚約者だった馬鹿皇子にはキスもそれ以上も許さなかった。王侯貴族の女性は結婚まで純潔を求められるし、何より私は愛する人がいるのを抜きにしても馬鹿皇子とそういう事をするのは絶対に嫌だった。結婚した後なら王女の義務として我慢したけど。
前世でだってキスもそれ以上もした事はない。
そんな私にイヴァンが今しているのは、触れるだけのキスではなかった。更には、ドレスの上から小さな胸を揉まれた。
いつの間にか口づけからは解放されたが、彼の唇や舌は私の耳や首筋を這っていた。時折、肌にちくりと痛みが走る。
あの人と同じ黒い瞳は、あの時のあの人と同じように情欲でぎらついていた。
あの人とイヴァンは外見特徴が似ているのに、イヴァンに情欲の眼差しを向けられ抵抗もできず体を好き勝手にされるのは、とにかく怖くて口だけは自由だのに抗議もできず、ただ震えていた。
スカートをたくし上げられ大きな手でドロワーズ越しに、お尻や太腿を撫で回された。ついには自分でも滅多に触らない足の間に初めて他人に触れられ耐えられず泣き始めると、ようやくイヴァンは離れた。
私はそのままずるずると壁を伝って床に座り込んだ。
イヴァンは長身を屈め私の耳元に口を寄せた。また何かされるのかと怯えて体を強張らせる私に彼は言った。
「――これでも、俺といて安心する?」
涙の残る潤んだ瞳でイヴァンを見上げると、今の行為からは想像できない醒めた顔で私を見下ろしていた。
「俺は今生まで君の『安心できる男』でいるつもりは、これっぽっちもないんだよ」
(……今生までって……この人は、まさか)
今まで全く思いつきもしなかった。
けれど、そうなら納得できる。
おそらくイヴァンは――。
「初夜までは、これで我慢する。前世からの悲願だ。がっついたりははしない」
イヴァンは今までの無体が嘘のように優しく労わるように私の頭を撫でた。
その姿が、あの子と重なった。
あの子も私が落ち込む度に、よくこうやって優しく労わるように頭を撫でてくれたのだ。
今、今生の私に無体を働いた男と、いつも前世の私を気にかけて優しかった双子の弟。
黒髪黒目以外、容姿に似た所などないのに――。
それが終わると、イヴァンは私に向かって「部屋に送っていく」と言った。
何となくだが私と二人きりで話したいのだろうと見当がついたので黙って従おうとしたが、待ったがかかった。
「私が送ります。皇弟殿下」
椅子から立ち上がったのは、ハンク兄様だ。
「パーティー会場への迎えは、あなたに譲った。部屋に送るのは、私でいいでしょう」
ハンク兄様とイヴァンは、パーティー会場には、どちらが私を迎えに行くかで多少揉めたようだ。
「あの、一人で帰れますから」
こんな事でイヴァンとハンク兄様が揉めるのはどうかと思ったので、そう言った私だが。
「皇弟殿下は新たな婚約者としてベスと二人きりで話したい事があるのだろう。邪魔をするのは大人げないぞ。ハンク」
意外にも、お父様がイヴァンに味方した。
「……貴方にだけは言われたくないです。父上」
ハンク兄様は息子とは思えない冷ややかな視線をお父様に向けた。
そんな事で応えるお父様ではないので平然とイヴァンに言った。
「どうぞ。ベスを連れて行ってください。皇弟殿下」
ハンク兄様は悔しそうな様子は見せても今度は何も言わなかった。
多少憎まれ口を叩けてもハンク兄様は、お父様に逆らえないのだ。……気持ちは分かる。人間離れした美しさと思考回路故に無意識に人を畏怖させるお父様に、まず逆らえる人はいないのだから。
「はい。感謝します。アーサー王子殿下」
イヴァンは、お父様に向かって一礼すると私を連れて食堂から出て行った。
「ハンク兄様が失礼しました。皇弟殿下」
食堂を出て即謝罪した私に、イヴァンは穏やかな顔を向けた。
「気にしてないよ」
イヴァンの言葉に安堵しながら私は気になった。
ハンク兄様だ。
普段は誰に対しても表面上は穏やかに接する人だのに、イヴァンに対しては最初から喧嘩腰に見えた。イヴァンはテューダ王国が唯一属国にしていない国の皇弟だ。彼に対してこそ表面上は敬意を払うべきだろうに。
「そんな事より」
イヴァンにとってはハンク兄様の自分に対する態度など、どうでもいいようで話題を変えてきた。
「俺の事は皇弟殿下ではなくイヴァンでいい。ベスと呼んでも構わないか?」
「はい。イヴァン様」
「敬称はいらなし、後、敬語もやめてくれ」
「そういう訳にはいきません」
いくら婚約者になるとはいえ十歳も年上で皇帝になるのが確実な人を呼び捨てにはできないし、タメ口で話す訳にもいかないだろう。
「……まあ、おいおい直していこうか」
しばらく黙って二人で歩いていたが、不思議と沈黙が苦ではなかった。
イヴァンと外見特徴が似たお父様を前にすると、いつも緊張していたのに、彼だと不思議とそうはならなかった。
むしろ――。
「……やっぱり、あなたといると安心する。まるで、あの子といるようだわ」
あの子、前世の私の双子の弟、桃梧。
双子だのに、私とはまるで似ていなかった。
私は外見も中身も平々凡々だったが、桃梧は外見も中身も非凡だった。
普通なら、いくら双子でも優れた自分とは違いすぎる平々凡々な姉を馬鹿にするだろうが、桃梧は、いつだって姉である私に優しくて気にかけてくれた。双子の姉弟というよりは、まるで年の離れた兄妹のようだった。
そういえば、イヴァンと桃梧は似ているような気がする。容姿の共通点は黒髪黒目だけだが、ふと見せる表情や仕草などが。
だからこそ、私はイヴァンといると懐かしくて安心するのだと気づいた。
「――安心?」
小声だったが周囲が静かで、すぐ傍にいるせいか、しっかり聞こえていたようだ。
「……ふうん? 君は俺といると安心するんだ?」
イヴァンは、ぴたりと歩みを止めた。
「イヴァン様?」
私の呼びかけを無視して、イヴァンはいきなり私の手首を摑むと速足で歩きだした。
途中で何度も「放してください!」と懇願したが聞き入れられず、人気のない皇宮の奥に着くやいなや、壁に両手首は一纏めに頭上に体はイヴァンの体で押さえつけられた。
イヴァンがなぜ突然こんな行動に出たのか理解できない。
「……何を」
私はイヴァンを見上げて、ぞくりとした。
この目を知っている。
捕食する獲物を前にした肉食獣だ。
あの時のあの人と同じ――。
たった一度だけ見てしまったあの人とお母様が愛し合う姿。
思い出して顔が赤くなった私に何を思ったのか、イヴァンが呆れたように言った。
「……今の自分の状況分かっているか? そんな色っぽくて可愛い顔するなんて。俺を煽っているのか?」
「え?」
きょとんとする私にイヴァンは溜息を吐いた。
「余裕だな。それとも『俺』だからか?」
「……何言っているんですか? とにかくどいてください」
「断る」
そう言うとイヴァンは突然私にキスをした。
何度求められても婚約者だった馬鹿皇子にはキスもそれ以上も許さなかった。王侯貴族の女性は結婚まで純潔を求められるし、何より私は愛する人がいるのを抜きにしても馬鹿皇子とそういう事をするのは絶対に嫌だった。結婚した後なら王女の義務として我慢したけど。
前世でだってキスもそれ以上もした事はない。
そんな私にイヴァンが今しているのは、触れるだけのキスではなかった。更には、ドレスの上から小さな胸を揉まれた。
いつの間にか口づけからは解放されたが、彼の唇や舌は私の耳や首筋を這っていた。時折、肌にちくりと痛みが走る。
あの人と同じ黒い瞳は、あの時のあの人と同じように情欲でぎらついていた。
あの人とイヴァンは外見特徴が似ているのに、イヴァンに情欲の眼差しを向けられ抵抗もできず体を好き勝手にされるのは、とにかく怖くて口だけは自由だのに抗議もできず、ただ震えていた。
スカートをたくし上げられ大きな手でドロワーズ越しに、お尻や太腿を撫で回された。ついには自分でも滅多に触らない足の間に初めて他人に触れられ耐えられず泣き始めると、ようやくイヴァンは離れた。
私はそのままずるずると壁を伝って床に座り込んだ。
イヴァンは長身を屈め私の耳元に口を寄せた。また何かされるのかと怯えて体を強張らせる私に彼は言った。
「――これでも、俺といて安心する?」
涙の残る潤んだ瞳でイヴァンを見上げると、今の行為からは想像できない醒めた顔で私を見下ろしていた。
「俺は今生まで君の『安心できる男』でいるつもりは、これっぽっちもないんだよ」
(……今生までって……この人は、まさか)
今まで全く思いつきもしなかった。
けれど、そうなら納得できる。
おそらくイヴァンは――。
「初夜までは、これで我慢する。前世からの悲願だ。がっついたりははしない」
イヴァンは今までの無体が嘘のように優しく労わるように私の頭を撫でた。
その姿が、あの子と重なった。
あの子も私が落ち込む度に、よくこうやって優しく労わるように頭を撫でてくれたのだ。
今、今生の私に無体を働いた男と、いつも前世の私を気にかけて優しかった双子の弟。
黒髪黒目以外、容姿に似た所などないのに――。
12
あなたにおすすめの小説
『恋心を凍らせる薬を飲みました』 - 残りの学園生活、どうぞご自由にお遊びください、婚約者様
恋せよ恋
恋愛
愛されることを諦めた。だから、私は心を凍らせた。
不誠実な婚約者・ユリアンの冷遇に耐えかねたヤスミンは、
伝説の魔女の元を訪れ、恋心を消し去る「氷の薬」を飲む。
感情を捨て、完璧な「人形」となった彼女を前に、
ユリアンは初めて己の罪と執着に狂い始める。
「お願いだ、前のように僕を愛して泣いてくれ!」
足元に跪き、涙を流して乞う男に、ヤスミンは冷酷に微笑む。
「愛?……あいにく、そのような無駄な感情は捨てましたわ」
一度凍りついた心は、二度と溶けない。
後悔にのたうち回る男と、心を凍らせた冷徹な公爵夫人の、
終わりのない贖罪の記録。
🔶登場人物・設定は筆者の創作によるものです。
🔶不快に感じられる表現がありましたらお詫び申し上げます。
🔶誤字脱字・文の調整は、投稿後にも随時行います。
🔶今後もこの世界観で物語を続けてまいります。
🔶 『エール📣』『いいね❤️』励みになります!
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
乙女ゲームの悪役令嬢の兄の婚約者に転生しましたが傷物になったので退場を希望します!
ユウ
恋愛
平凡な伯爵令嬢のリネットは優しい婚約者と妹と穏やかで幸福な日々を送っていた。
相手は公爵家の嫡男であり第一王子殿下の側近で覚えもめでたく社交界の憧れの漆黒の騎士と呼ばれる貴族令息だった。
結婚式前夜、婚約者の妹に会いに学園に向かったが、そこで事件が起きる。
現在学園で騒動を起こしている第二王子とその友人達に勘違いから暴行を受け階段から落ちてしまう…
その時に前世の記憶を取り戻すのだった…
「悪役令嬢の兄の婚約者って…」
なんとも微妙なポジション。
しかも結婚前夜で傷物になる失態を犯してしまったリネットは婚約解消を望むのだが、悪役令嬢の義妹が王子に婚約破棄を突きつける事件に発展してしまう。
嘘つくつもりはなかったんです!お願いだから忘れて欲しいのにもう遅い。王子様は異世界転生娘を溺愛しているみたいだけどちょっと勘弁して欲しい。
季邑 えり
恋愛
異世界転生した記憶をもつリアリム伯爵令嬢は、自他ともに認めるイザベラ公爵令嬢の腰ぎんちゃく。
今日もイザベラ嬢をよいしょするつもりが、うっかりして「王子様は理想的な結婚相手だ」と言ってしまった。それを偶然に聞いた王子は、早速リアリムを婚約者候補に入れてしまう。
王子様狙いのイザベラ嬢に睨まれたらたまらない。何とかして婚約者になることから逃れたいリアリムと、そんなリアリムにロックオンして何とかして婚約者にしたい王子。
婚約者候補から逃れるために、偽りの恋人役を知り合いの騎士にお願いすることにしたのだけど…なんとこの騎士も一筋縄ではいかなかった!
おとぼけ転生娘と、麗しい王子様の恋愛ラブコメディー…のはず。
イラストはベアしゅう様に描いていただきました。
〈完結〉伯爵令嬢リンシアは勝手に幸せになることにした
ごろごろみかん。
恋愛
前世の記憶を取り戻した伯爵令嬢のリンシア。
自分の婚約者は、最近現れた聖女様につききっきりである。
そんなある日、彼女は見てしまう。
婚約者に詰め寄る聖女の姿を。
「いつになったら婚約破棄するの!?」
「もうすぐだよ。リンシアの有責で婚約は破棄される」
なんと、リンシアは聖女への嫌がらせ(やってない)で婚約破棄されるらしい。
それを目撃したリンシアは、決意する。
「婚約破棄される前に、こちらから破棄してしてさしあげるわ」
もう泣いていた過去の自分はいない。
前世の記憶を取り戻したリンシアは強い。吹っ切れた彼女は、魔法道具を作ったり、文官を目指したりと、勝手に幸せになることにした。
☆ご心配なく、婚約者様。の修正版です。詳しくは近況ボードをご確認くださいm(_ _)m
☆10万文字前後完結予定です
王子妃教育に疲れたので幼馴染の王子との婚約解消をしました
さこの
恋愛
新年のパーティーで婚約破棄?の話が出る。
王子妃教育にも疲れてきていたので、婚約の解消を望むミレイユ
頑張っていても落第令嬢と呼ばれるのにも疲れた。
ゆるい設定です
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる