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本編
Module_023
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「こんにちは。えっと……見覚えのない顔ですね。もしかして、新規の登録ですか?」
ホワイトナイツの面々と一旦別れ、窓口に着いたセロへ受付のカウンターにいた女性が穏やかな笑みを見せながら話しかけて来た。
「あぁ、そうだ。よろしく頼む。それで……どうすればいい?」
初めて訪れたギルドに、セロは前世で目にしたアニメやゲームの雰囲気を脳裏に思い浮かべながら訊ねる。対して、カウンターの女性は、予想外に歳の若い登録希望者に笑みを湛えたまま手続きを進める。
「では……こちらの用紙に必要事項の記入をお願いします。なお、文字が書けない場合は代筆も可能ですが、その場合は手数料が発生します。いかがいたしますか?」
「ふむ……これくらいであれば、自分でも書けるな」
カウンターの上に差し出された所定の紙に、セロは一緒に手渡されたペンでスラスラと記入していく。項目を見れば、名前に年齢、メインで使用する武器の種類、その他の特技といった必要最小限のものしか記入すべきことがなかったため、ものの数分で書き終え、サッと一通り確認したのちに受付の女性に手渡す。
「はい、確かに。セロさん……ですね。では、こちらの内容にて登録を行います。カードができる間、ギルドの説明を聞きますか?」
「えぇ、できれば」
セロは「まるでゲームに出てくるチュートリアルそのものだな」などと場違いな感想を抱きつつも、彼女の問いに小さく頷いて答えた。
「では……まず、ギルドに登録したセロさんは、『冒険者』としての身分になります。冒険者には上からSSS、SS、S、A、B、C、D、E、F、Gの計10ランクがあります。なお、今は登録したばかりなので、Gランクとなります。ランクを上げるには、ギルドから出される依頼を一定の数達成する必要があり、Dランク以降から上にはそれに加えてランクアップ試験を突破することが条件になります。ここまでよろしいですか?」
セロは軽く頷きつつ、質問を投げかける。
「ランクアップに必要な依頼の達成数は?」
「Eランクまでは、各ランクで10回の依頼を達成することがその条件になります。Dランクから上は、それに加えて先ほど申し上げたランクアップ試験に合格することが要件となりますね。また、一度に複数の依頼を受けることも可能です。ですが……仮に受けた依頼を失敗してしまった場合は、ギルドに対して違約金を支払う必要があります。なお、この違約金はランクが上がる度にその額も大きくなるのでご注意ください」
(ふむ……ここまではオーソドックスな制度だな)
セロは受付の女性が話したことを頭の片隅に刻みつつ、さらに問いかける。
「ここでは討伐した魔物の買取りもできるって聞いたんだが……登録したばかりの俺でもそれはできるか?」
セロの申し出に、対する女性はキョトンとした顔を浮かべたものの、すぐに気を取り直して質問に答える。
「あっ、は、はい。登録手続き自体は済んでますので、それは可能ですよ。ですか……それはどこに?」
わずかにカウンターから身を乗り出しつつ、手ぶらでやって来たセロに女性は首を傾げながら訊ねる。
「あっと……すまない。今から出すから……このカウンターの上でいいか?」
「えっ? えぇ……」
女性が言葉を詰まらせながら促した直後、セロは腰に取り付けていたポーチの留め具を外し、せっせと中から魔物の遺体を引きずり出していく。一体、二体と現れる討伐された魔物にわずかに驚いていた受付の女性だったが、それが十や二十を超えたところでゴシゴシとしきりに目を擦る仕草を見せ――やがて百をわずかに超えたところで思考が停止した。
「……ふぅ。こんなもんか? あー、スッキリした。いやぁ~、討伐したはいいものの、どうしようか手に余ってたんで助かった。あぁ、カウンターに乗り切らなかったものは、床に置かせてもらったよ。ちょっとばかり量が多いんだが、これで買い取りを――って、どうした?」
換金する魔物を出し終え、一息ついて振り返ったセロは茫洋とした目で「ウ、ウソでしょ……」と小さく呻く受付の女性に問いかける。
「――ハッ! す、すみません。ぼぅとしてました! あまりにも非現実的なことでつい……可笑しいですよね、まだ登録したての子が大量の魔物の買取り依頼をするなん――て……」
「いや、現実なんだが。ほら――」
アハハ、と小さく笑いながら謝罪した女性に、セロはスッと伸ばした指で示しながら現実を彼女に突き付ける。
「…………本気で?」
「ーーーー本気だ」
すると、彼の示した先には天井にも届こうかと思われるほどの魔物の遺体が積み上げられ、周囲にいた他の冒険者たちも顔を引き攣らせながらその山の頂上を見上げていた。
「おい、マジかよ……ゴブリンやワードッグ、一角兎みたいな低ランクならまだしも、レッドブルにフォレストボア、三つ首鰐やバルドイーグルなんて一人で狩るのも難しい魔物も相当数あるぞ」
「つーか、これだけの数……いったいどこから湧いて出たんだ? ホントにあのガキの仕業なのか?」
「俺は見ていたが、なんか小さなポーチからせっせと取り出してたぞ。もしかしたらあのポーチって、『アイテムポーチ』じゃないか? だとしたら――あんなに容量のあるアイテムポーチなんて、見たこと無いぞ」
ギルド、という不特定多数の人間が行きかう状況も相まって、築き上げられた魔物の山に誘われるように野次馬がぞろぞろと集まり出す。そして、集まった人の口から伝言ゲームのようにセロの名前と彼の所有物であるアイテムポーチという二つの要素が耳目を引いた。
(これは……やり過ぎた、のか? いや、でも買取りの依頼した以上はもう引っ込みがつかない状況だしなぁ……)
セロは目の前で固まる受付の女性を見ながら頭を掻き、思案に暮れていた時、騒ぎを聞きつけたギルド職員の一人が彼に声をかけた。
「言われた時はさすがに冗談かと思って来てみたけれど……まさか本当の事だったとはね。この騒ぎの発端は君が発端?」
「うん? この騒ぎって……貴方は?」
声をかけられたセロがそちらへ顔を向けると、そこには小さな猫耳を頭から生やした女性がセロを見つめていた。
「あら、ごめんなさいね。私はフィディリア=マーレス。このギルドの職員の一人よ。さっき別の子が慌て様子で『ファレナのところに来た少年が大量の魔物の買取り依頼を出した』って聞いてね。ヘルプが必要かな、と思って一応状況を見に来たのよ。あぁ、ちなみにファレナ、というのはそこで放心している彼女の事ね」
セロは「そう言えば名前聞いてなかったっけ」とチラリとその目をカウンターで未だに放心している女性に向ける。
(……あとで謝っておこう。こんな事態にしちゃったのはこっちのせいだし)
セロは耳にした「ファレナ」という名前を頭に刻みつつ、再び視線をフィディリアに戻す。
「それで……買取りは可能なのか? ちょっと量は多いと思うが」
フィディリアは、セロが作り上げた魔物の山を前に難しい表情を浮かべつつ答える。
「コレだけの数を今すぐに、というのはさすがに無理ね。魔物そのもののランクに仕留められた状態の確認、解体に清算……となると、数日ばかり時間をくれないかしら」
「了解だ。こちらとしても急ぎではないし、キッチリやってくれるなら、それで問題はない。あっ、それでカードの方は?」
「カードって……あぁ、そういうことね。手続きの方は終わってる?」
セロの言葉にフィディリアはソフィアの担当業務が何だったかを思い出し、付近にいた職員に訊ねる。問われた職員は大急ぎでカウンターの奥に引っ込むと、すぐに戻ってセロにカードを手渡した。
「はい、それが貴方のギルドカードよ。カードは身分証も兼ねているから、紛失した場合は再発行に5,000リドルかかるから気を付けてね」
「再発行に5,000リドルね……分かったよ。それじゃあ、買取りの方、よろしく頼む」
セロはこれ以上騒ぎが大きくならないよう、受け取ったカードをポーチ内に仕舞い込むとペコリと小さく頭を下げてその場から去っていった。
ホワイトナイツの面々と一旦別れ、窓口に着いたセロへ受付のカウンターにいた女性が穏やかな笑みを見せながら話しかけて来た。
「あぁ、そうだ。よろしく頼む。それで……どうすればいい?」
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「では……こちらの用紙に必要事項の記入をお願いします。なお、文字が書けない場合は代筆も可能ですが、その場合は手数料が発生します。いかがいたしますか?」
「ふむ……これくらいであれば、自分でも書けるな」
カウンターの上に差し出された所定の紙に、セロは一緒に手渡されたペンでスラスラと記入していく。項目を見れば、名前に年齢、メインで使用する武器の種類、その他の特技といった必要最小限のものしか記入すべきことがなかったため、ものの数分で書き終え、サッと一通り確認したのちに受付の女性に手渡す。
「はい、確かに。セロさん……ですね。では、こちらの内容にて登録を行います。カードができる間、ギルドの説明を聞きますか?」
「えぇ、できれば」
セロは「まるでゲームに出てくるチュートリアルそのものだな」などと場違いな感想を抱きつつも、彼女の問いに小さく頷いて答えた。
「では……まず、ギルドに登録したセロさんは、『冒険者』としての身分になります。冒険者には上からSSS、SS、S、A、B、C、D、E、F、Gの計10ランクがあります。なお、今は登録したばかりなので、Gランクとなります。ランクを上げるには、ギルドから出される依頼を一定の数達成する必要があり、Dランク以降から上にはそれに加えてランクアップ試験を突破することが条件になります。ここまでよろしいですか?」
セロは軽く頷きつつ、質問を投げかける。
「ランクアップに必要な依頼の達成数は?」
「Eランクまでは、各ランクで10回の依頼を達成することがその条件になります。Dランクから上は、それに加えて先ほど申し上げたランクアップ試験に合格することが要件となりますね。また、一度に複数の依頼を受けることも可能です。ですが……仮に受けた依頼を失敗してしまった場合は、ギルドに対して違約金を支払う必要があります。なお、この違約金はランクが上がる度にその額も大きくなるのでご注意ください」
(ふむ……ここまではオーソドックスな制度だな)
セロは受付の女性が話したことを頭の片隅に刻みつつ、さらに問いかける。
「ここでは討伐した魔物の買取りもできるって聞いたんだが……登録したばかりの俺でもそれはできるか?」
セロの申し出に、対する女性はキョトンとした顔を浮かべたものの、すぐに気を取り直して質問に答える。
「あっ、は、はい。登録手続き自体は済んでますので、それは可能ですよ。ですか……それはどこに?」
わずかにカウンターから身を乗り出しつつ、手ぶらでやって来たセロに女性は首を傾げながら訊ねる。
「あっと……すまない。今から出すから……このカウンターの上でいいか?」
「えっ? えぇ……」
女性が言葉を詰まらせながら促した直後、セロは腰に取り付けていたポーチの留め具を外し、せっせと中から魔物の遺体を引きずり出していく。一体、二体と現れる討伐された魔物にわずかに驚いていた受付の女性だったが、それが十や二十を超えたところでゴシゴシとしきりに目を擦る仕草を見せ――やがて百をわずかに超えたところで思考が停止した。
「……ふぅ。こんなもんか? あー、スッキリした。いやぁ~、討伐したはいいものの、どうしようか手に余ってたんで助かった。あぁ、カウンターに乗り切らなかったものは、床に置かせてもらったよ。ちょっとばかり量が多いんだが、これで買い取りを――って、どうした?」
換金する魔物を出し終え、一息ついて振り返ったセロは茫洋とした目で「ウ、ウソでしょ……」と小さく呻く受付の女性に問いかける。
「――ハッ! す、すみません。ぼぅとしてました! あまりにも非現実的なことでつい……可笑しいですよね、まだ登録したての子が大量の魔物の買取り依頼をするなん――て……」
「いや、現実なんだが。ほら――」
アハハ、と小さく笑いながら謝罪した女性に、セロはスッと伸ばした指で示しながら現実を彼女に突き付ける。
「…………本気で?」
「ーーーー本気だ」
すると、彼の示した先には天井にも届こうかと思われるほどの魔物の遺体が積み上げられ、周囲にいた他の冒険者たちも顔を引き攣らせながらその山の頂上を見上げていた。
「おい、マジかよ……ゴブリンやワードッグ、一角兎みたいな低ランクならまだしも、レッドブルにフォレストボア、三つ首鰐やバルドイーグルなんて一人で狩るのも難しい魔物も相当数あるぞ」
「つーか、これだけの数……いったいどこから湧いて出たんだ? ホントにあのガキの仕業なのか?」
「俺は見ていたが、なんか小さなポーチからせっせと取り出してたぞ。もしかしたらあのポーチって、『アイテムポーチ』じゃないか? だとしたら――あんなに容量のあるアイテムポーチなんて、見たこと無いぞ」
ギルド、という不特定多数の人間が行きかう状況も相まって、築き上げられた魔物の山に誘われるように野次馬がぞろぞろと集まり出す。そして、集まった人の口から伝言ゲームのようにセロの名前と彼の所有物であるアイテムポーチという二つの要素が耳目を引いた。
(これは……やり過ぎた、のか? いや、でも買取りの依頼した以上はもう引っ込みがつかない状況だしなぁ……)
セロは目の前で固まる受付の女性を見ながら頭を掻き、思案に暮れていた時、騒ぎを聞きつけたギルド職員の一人が彼に声をかけた。
「言われた時はさすがに冗談かと思って来てみたけれど……まさか本当の事だったとはね。この騒ぎの発端は君が発端?」
「うん? この騒ぎって……貴方は?」
声をかけられたセロがそちらへ顔を向けると、そこには小さな猫耳を頭から生やした女性がセロを見つめていた。
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セロは「そう言えば名前聞いてなかったっけ」とチラリとその目をカウンターで未だに放心している女性に向ける。
(……あとで謝っておこう。こんな事態にしちゃったのはこっちのせいだし)
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「それで……買取りは可能なのか? ちょっと量は多いと思うが」
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「コレだけの数を今すぐに、というのはさすがに無理ね。魔物そのもののランクに仕留められた状態の確認、解体に清算……となると、数日ばかり時間をくれないかしら」
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「はい、それが貴方のギルドカードよ。カードは身分証も兼ねているから、紛失した場合は再発行に5,000リドルかかるから気を付けてね」
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