【完結済】王子を嵌めて国中に醜聞晒してやったので殺されると思ってたら溺愛された。

うらひと

文字の大きさ
9 / 9

9〜ギルバートside〜※

しおりを挟む

その結果、私の計画を悟られないままサーシャに私とクリスのセックスを見られるようにして私が嵌められた事にし、計画通り私を担ぎ上げようとする者達を一網打尽にする事ができた。


そして私は子爵領の発展に力を注いだ。
その時でも隣の男爵領にいるクリスを定期的に影に観察して貰い報告を受けていた。

クリスは自給自足をしながら、自領の人々と孤児院を見守り続けていたのだった。やっぱりクリスは誰かを見守ってくれる優しい子なんだと嬉しくなる。

そしてようやく子爵領の運営も軌道に乗せてクリスを迎えに行くことができた。

事の顛末を話すととても驚き、結婚を受け入れてくれたクリスとずっと2人で生きて行きたい。

そういえば相変わらず兄と仲がいい。

兄上は事あるごとに公爵の娘に対して「弟だけ醜聞に晒されて悔しい」と口癖のように言っているが、私は隣国の王子の事をよく知っていた。

我が国の学園に留学生としてやって来た彼は性格が正反対の私ととても馬が合った。
私の事を信頼してくれ、ちょくちょく私を自分の自室に招いてくれたのだ。

「人に見せつけながら犯すのが堪らなく興奮するんだ!!」

「!!!」

私が彼の部屋に入ると、うちの学園にいる女生徒が私に自分の陰茎を見られるようなM字の格好にさせられて、後ろから突かれていた。

「お前、口が堅そうだから俺の性癖を手伝ってくれよ!!」

そこで私のペニスが勃たないので王子に女性に興味がない事がバレてしまい、お互い秘密を共有する事で持ちつ持たれつの関係が出来上がったのだ。

それからは色んな相手の結合を見せられ続けてしまい、女性の陰茎にはウンザリした。
暇だったので、それが男だったらどんなによかっただろうかと時間潰しで想像したりした。

流石にサーシャとの結合は見なかったから王子は私に配慮してくれたんだろう。

それにサーシャも隣国に嫁いだらびっくりしただろうね。正妃だと思っていたら第3側妃だったんだから。

隣国に嫁いで行った今でも子爵として隣国に出向いているので、王子とレアルアースと貿易の交渉でたまにサーシャを見かける事があった。

昔とは違い、目の下は窪み、手入れをしていない髪を強引にまとめている様な髪型だった。そしてストレスなのか太ってしまっているが、まだ妊娠したという話は聞いてない。

時折目が合うと何かすがる様な目を私にむけるので、サーシャに優しく微笑んであげる。

私はサーシャのその目を見るのが大好きになった。

私は何もしない。

サーシャが自分で選んだ道だからそちらで自分の幸せを見つけて欲しい。


私も幸せを見つけたよ。



しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

「今夜は、ずっと繋がっていたい」というから頷いた結果。

猫宮乾
BL
 異世界転移(転生)したワタルが現地の魔術師ユーグと恋人になって、致しているお話です。9割性描写です。※自サイトからの転載です。サイトにこの二人が付き合うまでが置いてありますが、こちら単独でご覧頂けます。

妹を侮辱した馬鹿の兄を嫁に貰います

ひづき
BL
妹のべルティシアが馬鹿王子ラグナルに婚約破棄を言い渡された。 フェルベードが怒りを露わにすると、馬鹿王子の兄アンセルが命を持って償うと言う。 「よし。お前が俺に嫁げ」

悪役令嬢の兄、閨の講義をする。

猫宮乾
BL
 ある日前世の記憶がよみがえり、自分が悪役令嬢の兄だと気づいた僕(フェルナ)。断罪してくる王太子にはなるべく近づかないで過ごすと決め、万が一に備えて語学の勉強に励んでいたら、ある日閨の講義を頼まれる。

兄様の親友と恋人期間0日で結婚した僕の物語

サトー
BL
スローン王国の第五王子ユリアーネスは内気で自分に自信が持てず第一王子の兄、シリウスからは叱られてばかり。結婚して新しい家庭を築き、城を離れることが唯一の希望であるユリアーネスは兄の親友のミオに自覚のないまま恋をしていた。 ユリアーネスの結婚への思いを知ったミオはプロポーズをするが、それを知った兄シリウスは激昂する。 兄に縛られ続けた受けが結婚し、攻めとゆっくり絆を深めていくお話。 受け ユリアーネス(19)スローン王国第五王子。内気で自分に自信がない。 攻め ミオ(27)産まれてすぐゲンジツという世界からやってきた異世界人。を一途に思っていた。 ※本番行為はないですが実兄→→→→受けへの描写があります。 ※この作品はムーンライトノベルズにも掲載しています。

俺は勇者のお友だち

むぎごはん
BL
俺は王都の隅にある宿屋でバイトをして暮らしている。たまに訪ねてきてくれる騎士のイゼルさんに会えることが、唯一の心の支えとなっている。 2年前、突然この世界に転移してきてしまった主人公が、頑張って生きていくお話。

宰相閣下の絢爛たる日常

猫宮乾
BL
 クロックストーン王国の若き宰相フェルは、眉目秀麗で卓越した頭脳を持っている――と評判だったが、それは全て努力の結果だった! 完璧主義である僕は、魔術の腕も超一流。ということでそれなりに平穏だったはずが、王道勇者が召喚されたことで、大変な事態に……というファンタジーで、宰相総受け方向です。

ゲーム世界の貴族A(=俺)

猫宮乾
BL
 妹に頼み込まれてBLゲームの戦闘部分を手伝っていた主人公。完璧に内容が頭に入った状態で、気がつけばそのゲームの世界にトリップしていた。脇役の貴族Aに成り代わっていたが、魔法が使えて楽しすぎた! が、BLゲームの世界だって事を忘れていた。

僕の太客が義兄弟になるとか聞いてない

コプラ@貧乏令嬢〜コミカライズ12/26
BL
 没落名士の長男ノアゼットは日々困窮していく家族を支えるべく上級学校への進学を断念して仕送りのために王都で働き出す。しかし賢くても後見の無いノアゼットが仕送り出来るほど稼げはしなかった。  そんな時に声を掛けてきた高級娼家のマダムの引き抜きで、男娼のノアとして働き出したノアゼット。研究肌のノアはたちまち人気の男娼に躍り出る。懇意にしてくれる太客がついて仕送りは十分過ぎるほどだ。  そんな中、母親の再婚で仕送りの要らなくなったノアは、一念発起して自分の人生を始めようと決意する。順風満帆に滑り出した自分の生活に満ち足りていた頃、ノアは再婚相手の元に居る家族の元に二度目の帰省をする事になった。 そこで巻き起こる自分の過去との引き合わせに動揺するノア。ノアと太客の男との秘密の関係がまた動き出すのか?

処理中です...