43 / 179
第2章
第43話 情報収集
しおりを挟む
「町に潜んでいるというなら、探し出さないと……」
限の言葉を聞いて、受付の女性は慌てて書類に目を通し始めた。
恐らく、町に残っている冒険者に捜索の依頼を出そうと思っているのだろう。
「無駄だな……」
「えっ?」
今から捜索依頼を出そうとしている受付女性の行為に、限は止めに入る。
町中にいるというなら、探し出さないと被害が治まらない。
そのために動こうとしているのに、どうして止めるのかと受付女性は首を傾げた。
「俺が思いつくようなことは、冒険者なら気付いていた者もいるはずだ。それが見つけられていないのだから、そう簡単に見つかる所にはいないはずだ」
冒険者を狙う魔物が町中に潜んでいるという可能性は、被害状況を考えれば思いついた人間が少なからずいるはずだ。
それなのにギルドの人間に伝えられていないというのであれば、それはまだ見つけられていないということなのだろう。
ここの町の冒険者のレベルは分からないが、それでも見つけられていないということなら、何かしら探知を逃れる対策が取られているのかもしれない。
「では、どうやって見つけ出せばいいと?」
冒険者しか狙わないとは言っても、被害が起きないとは限らない。
もしかしたら、冒険者の次は市民にまで被害が及ぶようになるのかもしれない。
そう考えると、このまま放置しておく訳にもいかない。
町中にいるその魔物の発見もしくは討伐をする方法がないか、困った受付女性は限に問いかけてきた。
「夜に出現するんだろ? だったら俺たちが囮になればいい」
「それは危険です!! これまでこの町でも上位にいる冒険者が殺されているんです!!」
襲撃に遭った冒険者は、もれなく命を落としていて、A級目前の実力者もやられてしまったという話だ。
限たちのランクはたいして高くない。
というより、依頼とは違う仕事をしたりしているため、ランクは1つしか上がっていない。
駆け出しではないとは言っても、Ⅽランクの冒険者では荷が重い。
そのため、受付女性は限の提案を必死になって止めようとした。
「大丈夫だ。殺されないようにする」
「しかし……」
A級が強いというのは分からなくもないが、これまで自分以上の人間を見たことがない。
それ以上の実力を持つ自分なら死ぬこともないだろうし、もしもの時には逃げ切ることもできるだろう。
自信ありげに限が言うが、それでも受付の女性は承知しかねるような反応をしている。
「いいから少しでもその魔物の情報をくれ!」
「……はい」
これ以上話していても先に進まない。
止めてもどうせやるのだから、さっさと情報が欲しい。
若干イラ立ちながら話しかけると、女性も折れたのか俯くようにして頷いた。
「亡くなった冒険者の最期の言葉によると、熊という話でした」
「熊か……」
どんな魔物なのかと思っていたら、熊という話だった。
熊系の魔物は結構いて、どれも結構危険な種類だ。
腕力が強く、爪や牙の攻撃を食らえば、普通の人間なんて1撃で殺されてしまうだろう。
しかし、知能の高い熊なんて見たことがない。
人を見つけた段階で襲い掛かってくるのが、熊の魔物の大半がおこなう反応だ。
なので、ただの熊ではないということなのだろう。
「とりあえず、今夜から試してみる」
「気を付けてくださいね」
「あぁ……」
町のどこに現れるとかのデータはないらしく、冒険者に反応して出てくるということしか分かっていない。
低ランクの冒険者に反応するのかは分からないが、そもそもどうやって冒険者と判断しているのか分からないのだから、夜に出歩いてみるしかない。
とりあえず、限は町中を歩いてみることにした。
心配そうに見送る受付の女性に背を向け、限たちはその場から去っていった。
「アルバ! お前の鼻で探せるか?」
「ワンッ……」
「そうか……」
ギルドの建物があった場所から少し離れ、限は従魔である白狼のアルバに問いかける。
狼の鼻なら何か臭いを探れると思ったのだが、匂いを消されているのかアルバは首を横に振った。
申し訳なさそうな表情だが、ちょっとした期待だったので、気にしなくていいというように、限はアルバの頭を撫でて慰めた。
「限様の探知でも見つけられませんか?」
「あぁ、だからアルバに試してもらったんだがダメだそうだ」
「そうですか……」
話を聞いて町中に魔力探知をしてみたのだが、それらしい反応がなかった。
そのため、レラの問いに首を振って答えを返す。
それもあってのアルバの鼻だったのだが、それもダメとなってしまった。
それを聞いたレラも、残念そうな表情へと変わった。
「とりあえず宿屋の予約を取ろう」
「はい!」
魔物が出るという夜までは時間がある。
それまでは、ここまでの旅の疲れを取ろうと、限たちは宿屋へ向かうことにした。
「俺やアルバの探知に反応しないのだから、敵の強さが分からない。だからレラはアルバたちと後方待機だ」
「はい……」
空いている宿屋も見つかり、限たちは部屋の中で今後のことを話し始めた。
敵の強さが分かれば、レラも使って敵をおびき寄せるということも考えるが、今回は探知に反応していない。
そもそも単独犯なのかも分からないため、もしものことも考えてアルバたちと共に援護に回ってもらうことにした。
自分だけなら、もしもの時には逃げることくらいは可能だろうという考えによる判断だ。
その提案を受けて、レラは少し表情を曇らせる。
まだ自分は、限の役に立てるレベルではないのだといわれていると感じたからだろう。
「俺はこれから情報収集に町を回ってみるつもりだ。レラはアルバたちと離れた位置で見守っていてくれ」
「分かりました!」
一番危険な役を限にやらせることになり心苦しい思いがするが、指示に従わないという選択はレラの中ではあり得ない。
もしもの時にはすぐにでも助けに入ろうと考えつつ、レラは限のいうことを聞くことにした。
「最近冒険者を襲っている魔物のことを知らないか?」
「……お客さんも探してんのかい?」
「やっぱり、他にも探しているのがいたか……」
情報収集と言ったら酒場。
そんな事を考えた限は、酒場のカウンターに座って注文をした後、店のマスターに話しかけた。
その質問に、マスター少し渋い表情をして限に問いかけ返した。
どうやら、限が思っていたように魔物を捜索している冒険者がいたようだ。
同じ内容の質問をされたことで、すぐに最近話題の魔物のことだと気が付いたようだ。
「やめた方が良い。以前同じ質問をした冒険者は命を落としてしまったよ」
同じ質問をして来たということは、限が魔物の捜索をしているということだろう。
しかし、死にかけの人間の言葉から出た熊という情報以外何の情報もない。
限がその人間と同じようになってしまうかもしれないと、マスターの男は気を使って魔物の捜索の中止を限に促してきた。
「……何もないのか?」
マスターの男が止めるからと言って、限はやめるつもりはない。
単純に何もないというなら仕方がない。
他を当たろうかと、限は注文したエールを飲み干した。
「……ないこともない。被害に遭った冒険者のように、色々な酒場で情報収集していれば襲ってくるって話だ」
「なるほど、ありがとさん!」
犯人は自分の捜索をしている人間を狙っているらしい。
冒険者しか襲わないのだから、普通の市民が捜索をしているはずがない。
捜索している人間は冒険者であるという考えなのかもしれない。
もしも冒険者でなくても、それはそれで構わず殺してしまえばいいという考えなのだろう。
情報収集していれば襲ってくる可能性が高いのなら、限としては願ったり叶ったりだ。
良い話を聞けたことに感謝し、限は金を払って店から退出していったのだった。
限の言葉を聞いて、受付の女性は慌てて書類に目を通し始めた。
恐らく、町に残っている冒険者に捜索の依頼を出そうと思っているのだろう。
「無駄だな……」
「えっ?」
今から捜索依頼を出そうとしている受付女性の行為に、限は止めに入る。
町中にいるというなら、探し出さないと被害が治まらない。
そのために動こうとしているのに、どうして止めるのかと受付女性は首を傾げた。
「俺が思いつくようなことは、冒険者なら気付いていた者もいるはずだ。それが見つけられていないのだから、そう簡単に見つかる所にはいないはずだ」
冒険者を狙う魔物が町中に潜んでいるという可能性は、被害状況を考えれば思いついた人間が少なからずいるはずだ。
それなのにギルドの人間に伝えられていないというのであれば、それはまだ見つけられていないということなのだろう。
ここの町の冒険者のレベルは分からないが、それでも見つけられていないということなら、何かしら探知を逃れる対策が取られているのかもしれない。
「では、どうやって見つけ出せばいいと?」
冒険者しか狙わないとは言っても、被害が起きないとは限らない。
もしかしたら、冒険者の次は市民にまで被害が及ぶようになるのかもしれない。
そう考えると、このまま放置しておく訳にもいかない。
町中にいるその魔物の発見もしくは討伐をする方法がないか、困った受付女性は限に問いかけてきた。
「夜に出現するんだろ? だったら俺たちが囮になればいい」
「それは危険です!! これまでこの町でも上位にいる冒険者が殺されているんです!!」
襲撃に遭った冒険者は、もれなく命を落としていて、A級目前の実力者もやられてしまったという話だ。
限たちのランクはたいして高くない。
というより、依頼とは違う仕事をしたりしているため、ランクは1つしか上がっていない。
駆け出しではないとは言っても、Ⅽランクの冒険者では荷が重い。
そのため、受付女性は限の提案を必死になって止めようとした。
「大丈夫だ。殺されないようにする」
「しかし……」
A級が強いというのは分からなくもないが、これまで自分以上の人間を見たことがない。
それ以上の実力を持つ自分なら死ぬこともないだろうし、もしもの時には逃げ切ることもできるだろう。
自信ありげに限が言うが、それでも受付の女性は承知しかねるような反応をしている。
「いいから少しでもその魔物の情報をくれ!」
「……はい」
これ以上話していても先に進まない。
止めてもどうせやるのだから、さっさと情報が欲しい。
若干イラ立ちながら話しかけると、女性も折れたのか俯くようにして頷いた。
「亡くなった冒険者の最期の言葉によると、熊という話でした」
「熊か……」
どんな魔物なのかと思っていたら、熊という話だった。
熊系の魔物は結構いて、どれも結構危険な種類だ。
腕力が強く、爪や牙の攻撃を食らえば、普通の人間なんて1撃で殺されてしまうだろう。
しかし、知能の高い熊なんて見たことがない。
人を見つけた段階で襲い掛かってくるのが、熊の魔物の大半がおこなう反応だ。
なので、ただの熊ではないということなのだろう。
「とりあえず、今夜から試してみる」
「気を付けてくださいね」
「あぁ……」
町のどこに現れるとかのデータはないらしく、冒険者に反応して出てくるということしか分かっていない。
低ランクの冒険者に反応するのかは分からないが、そもそもどうやって冒険者と判断しているのか分からないのだから、夜に出歩いてみるしかない。
とりあえず、限は町中を歩いてみることにした。
心配そうに見送る受付の女性に背を向け、限たちはその場から去っていった。
「アルバ! お前の鼻で探せるか?」
「ワンッ……」
「そうか……」
ギルドの建物があった場所から少し離れ、限は従魔である白狼のアルバに問いかける。
狼の鼻なら何か臭いを探れると思ったのだが、匂いを消されているのかアルバは首を横に振った。
申し訳なさそうな表情だが、ちょっとした期待だったので、気にしなくていいというように、限はアルバの頭を撫でて慰めた。
「限様の探知でも見つけられませんか?」
「あぁ、だからアルバに試してもらったんだがダメだそうだ」
「そうですか……」
話を聞いて町中に魔力探知をしてみたのだが、それらしい反応がなかった。
そのため、レラの問いに首を振って答えを返す。
それもあってのアルバの鼻だったのだが、それもダメとなってしまった。
それを聞いたレラも、残念そうな表情へと変わった。
「とりあえず宿屋の予約を取ろう」
「はい!」
魔物が出るという夜までは時間がある。
それまでは、ここまでの旅の疲れを取ろうと、限たちは宿屋へ向かうことにした。
「俺やアルバの探知に反応しないのだから、敵の強さが分からない。だからレラはアルバたちと後方待機だ」
「はい……」
空いている宿屋も見つかり、限たちは部屋の中で今後のことを話し始めた。
敵の強さが分かれば、レラも使って敵をおびき寄せるということも考えるが、今回は探知に反応していない。
そもそも単独犯なのかも分からないため、もしものことも考えてアルバたちと共に援護に回ってもらうことにした。
自分だけなら、もしもの時には逃げることくらいは可能だろうという考えによる判断だ。
その提案を受けて、レラは少し表情を曇らせる。
まだ自分は、限の役に立てるレベルではないのだといわれていると感じたからだろう。
「俺はこれから情報収集に町を回ってみるつもりだ。レラはアルバたちと離れた位置で見守っていてくれ」
「分かりました!」
一番危険な役を限にやらせることになり心苦しい思いがするが、指示に従わないという選択はレラの中ではあり得ない。
もしもの時にはすぐにでも助けに入ろうと考えつつ、レラは限のいうことを聞くことにした。
「最近冒険者を襲っている魔物のことを知らないか?」
「……お客さんも探してんのかい?」
「やっぱり、他にも探しているのがいたか……」
情報収集と言ったら酒場。
そんな事を考えた限は、酒場のカウンターに座って注文をした後、店のマスターに話しかけた。
その質問に、マスター少し渋い表情をして限に問いかけ返した。
どうやら、限が思っていたように魔物を捜索している冒険者がいたようだ。
同じ内容の質問をされたことで、すぐに最近話題の魔物のことだと気が付いたようだ。
「やめた方が良い。以前同じ質問をした冒険者は命を落としてしまったよ」
同じ質問をして来たということは、限が魔物の捜索をしているということだろう。
しかし、死にかけの人間の言葉から出た熊という情報以外何の情報もない。
限がその人間と同じようになってしまうかもしれないと、マスターの男は気を使って魔物の捜索の中止を限に促してきた。
「……何もないのか?」
マスターの男が止めるからと言って、限はやめるつもりはない。
単純に何もないというなら仕方がない。
他を当たろうかと、限は注文したエールを飲み干した。
「……ないこともない。被害に遭った冒険者のように、色々な酒場で情報収集していれば襲ってくるって話だ」
「なるほど、ありがとさん!」
犯人は自分の捜索をしている人間を狙っているらしい。
冒険者しか襲わないのだから、普通の市民が捜索をしているはずがない。
捜索している人間は冒険者であるという考えなのかもしれない。
もしも冒険者でなくても、それはそれで構わず殺してしまえばいいという考えなのだろう。
情報収集していれば襲ってくる可能性が高いのなら、限としては願ったり叶ったりだ。
良い話を聞けたことに感謝し、限は金を払って店から退出していったのだった。
1
あなたにおすすめの小説
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?
猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」
私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
私が聖女であることが、どれほど重要なことか。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。
―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。
前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
聖女解任ですか?畏まりました(はい、喜んでっ!)
ゆきりん(安室 雪)
恋愛
私はマリア、職業は大聖女。ダグラス王国の聖女のトップだ。そんな私にある日災難(婚約者)が災難(難癖を付け)を呼び、聖女を解任された。やった〜っ!悩み事が全て無くなったから、2度と聖女の職には戻らないわよっ!?
元聖女がやっと手に入れた自由を満喫するお話しです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる