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第5章
第153話 包囲
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「チッ!! おのれ!!」
限によって、多くの敷島の一族が全滅させられた。
王である重蔵に王城の防壁を守る任を与えられた近藤家当主の裕也は、自分たちだけではアデマス軍の攻撃を防ぐことはできないと判断し、早々に抵抗をやめて王城への退避を開始していた。
限が一息ついてすぐに開門できたのも、そのことがあったためだ。
防壁から退避をする裕也は、後方から聞こえて来る門が開かれる音に、思わず舌打をした。
「……このまま王城で宜しいのでしょうか?」
「仕方がないだろ!? 王城へ戻り、重蔵様に指示を仰ぐ!」
「分かりました」
ほとんどの一族が滅ぼされて、残っているのは王族となる斎藤家と自分たち近藤家だけだ。
このまま王城に戻った所で、もう敷斎王国は終わりだろう。
そのことが想像できるだけに、部下は王城へ向かうよりも王都からの脱出を計った方が良いのではないかと考える。
裕也もその気持ちは分からなくないが、もう王都はアデマス軍に包囲されている。
血路を開いて王都から逃げ出すことなんて、いくら一騎当千の敷島兵たちだからといっても不可能だ。
そのため、最後の足掻きをするのならと、王城を墓場にする事を選んだのだ。
逃げようとして死ぬよりも、戦って死ね。
それが、常に戦いに身を置く敷島の人間が幼い頃から教えられてきたことだ。
そのため、部下の男も、裕也の選択に頷きを返した。
◆◆◆◆◆
「これからどうなさるご予定ですか?」
敷斎王国の王都周囲に巡らされた防壁。
その門が開かれ、アデマス王国軍の兵たちが王都内へと進入していく。
その様子を王都最大の鍾塔の頂上から眺めつつ、レラは側に立つ限へと問いかける。
「さすがに、民まで皆殺しは手間だ」
敷島の人間でも、当然一般市民は存在する。
まだ幼い子供や、武の才に恵まれなかった者たちだ。
かつての恨みから敷島の人間全てを始末するつもりだとしても、戦闘に参加できないような者たちまで自分の手でというのは骨が折れる。
「それに、俺がそんなことしなくても、アデマス軍の奴らが放っておくわけがない」
アデマス軍の者たちからすると、この王都は元々は自分たちのものだ。
そこを奪い取った敷島の者を、一般人だからと言って何もしないわけがない。
彼らが元アデマス人に対して行ったように、一般人だろうと敷島の者たちは捕まえて奴隷にでもするはずだ。
「そうですね……」
アデマス軍の兵は、王都に進入すると家々に入り、民がいないか捜索を行っている。
そして、発見すると拘束し、噴水などのある広場のような場所へと集めている。
この戦争の終了後にでも、集めた民を奴隷にでもするつもりなのだろう。
限の言っている通りの行動に、レラは頷きを返した。
「アデマス軍が包囲を終えたら、俺たちは王城に侵入する」
「分かりました」
残っている一般民の捜索と同時に、アデマス軍の兵たちは王城の包囲を開始している。
王城の中に残っているのは、斎藤家と防壁の守備に失敗した近藤家だけだ。
敷島の兵が強いと言っても、とてもではないが返り討ちにできる数ではない。
城にいる者たちは、兵糧攻めで朽ちるか、打って出るかの2択だろう。
敷島の人間がどちらを選ぶかは、限には容易に想像できる。
そうなると、限が敷島の人間の中で一番自分の手で始末したい父の重蔵が、誰とも分からないアデマス軍の兵に仕留められてしまう可能性がある。
そうなることは我慢ならないため、限は王城内の敷島兵が打って出る前に、王城へ進入することをレラに告げた。
限がそう決めたのならそれに従うため、レラはその言葉に頷いた。
「もうすぐ限様の望みが叶えられるのですね……」
「そうだな……」
自分たちの下では、アデマス軍が一般人の捕縛をおこなうと共に城への包囲を狭めて行っている。
このまま進めば城は包囲され、敬愛する限が望んでいた重蔵への復讐が完了する。
そのことを考えると、レラは感慨深げに呟いた。
限としても、父の重蔵を始末できると思うと大喜びたいところだ。
しかし、レラの言葉に反応した限の表情は、全く笑みを浮かべていなかった。
「……どうなさいました?」
悲願達成までもう少しだというのに、限は嬉しそうに思えない。
それどころか、険しくも見える。
そのことが気になったレラは、不安げに限へと問いかけた。
「まだ親父を仕留めた訳ではないからな……」
「……そうですね。申し訳ありません」
たしかに、ここまで来たら父を仕留めることは難しくはないだろう。
しかし、魔物もそうだが、ちゃんと仕留めるまでは油断は大敵だ。
限の言葉で反省したレラは、謝罪と共に身を引き締めた。
「いや、自分でも不思議なんだ……」
限としても、今の自分を不思議に思えていた。
念願が叶う目前なのだから、油断は良くないが、もう少し位喜んでも良いのではないか。
なのに、どこかスッキリしないからだ。
「そう言えば、あの中にはオリアーナもいるかと思われますが?」
限が何に引っかかっているのか分からないが、その気持ちを少しでも和らげようと、レラは話を少しずらすことにした。
王城にいる者の中には、限のもう一人の復讐対象であるオリアーナも存在しているはずだ。
王城内に入った時、もしも重蔵とオリアーナが離れた場所に居た場合のことを考え、どちらを優先するのかを相談することにした。
「……そっちはレラたちに任せる」
「えっ!?」
限は少し悩んだ後、レラに告げる。
その言葉に、レラは驚きの声を上げた。
「……宜しいのですか?」
オリアーナの指示により、限は地獄ともいえる度重なる人体実験を受けた。
その時の恨みを晴らすため、オリアーナの居場所を探し求めた。
そのオリアーナにようやく復讐できるというのに、その機会を自分たちに譲るというのだから、レラとしてはその理由が気になった。
「あぁ、俺からすると親父の方が重要だ。それに、オリアーナの方はレラとアルバにとっても復讐対象だろ?」
重蔵とオリアーナ。
たしかに、どちらも限にとっては復讐の対象者だ。
しかし、どちらを優先するかとなると、自分を研究所に売り飛ばした重蔵の方が恨みが強い。
かと言って、オリアーナを放置することなんてできない。
そのため、自分と同じくオリアーナに恨みを持つレラたちに任せることにした。
「ありがとうございます!」
自分も、研究所で人体実験を受けて苦しめられた。
その時の恨みを晴らせると思うと、レラは思わず笑みが浮かべ、限に返事をした。
「そろそろだな」
「はい」
アデマス軍により、もうすぐ城の包囲が終わる。
その様子を見て、限たちは予定通り城内に侵入するべく行動を開始した。
限によって、多くの敷島の一族が全滅させられた。
王である重蔵に王城の防壁を守る任を与えられた近藤家当主の裕也は、自分たちだけではアデマス軍の攻撃を防ぐことはできないと判断し、早々に抵抗をやめて王城への退避を開始していた。
限が一息ついてすぐに開門できたのも、そのことがあったためだ。
防壁から退避をする裕也は、後方から聞こえて来る門が開かれる音に、思わず舌打をした。
「……このまま王城で宜しいのでしょうか?」
「仕方がないだろ!? 王城へ戻り、重蔵様に指示を仰ぐ!」
「分かりました」
ほとんどの一族が滅ぼされて、残っているのは王族となる斎藤家と自分たち近藤家だけだ。
このまま王城に戻った所で、もう敷斎王国は終わりだろう。
そのことが想像できるだけに、部下は王城へ向かうよりも王都からの脱出を計った方が良いのではないかと考える。
裕也もその気持ちは分からなくないが、もう王都はアデマス軍に包囲されている。
血路を開いて王都から逃げ出すことなんて、いくら一騎当千の敷島兵たちだからといっても不可能だ。
そのため、最後の足掻きをするのならと、王城を墓場にする事を選んだのだ。
逃げようとして死ぬよりも、戦って死ね。
それが、常に戦いに身を置く敷島の人間が幼い頃から教えられてきたことだ。
そのため、部下の男も、裕也の選択に頷きを返した。
◆◆◆◆◆
「これからどうなさるご予定ですか?」
敷斎王国の王都周囲に巡らされた防壁。
その門が開かれ、アデマス王国軍の兵たちが王都内へと進入していく。
その様子を王都最大の鍾塔の頂上から眺めつつ、レラは側に立つ限へと問いかける。
「さすがに、民まで皆殺しは手間だ」
敷島の人間でも、当然一般市民は存在する。
まだ幼い子供や、武の才に恵まれなかった者たちだ。
かつての恨みから敷島の人間全てを始末するつもりだとしても、戦闘に参加できないような者たちまで自分の手でというのは骨が折れる。
「それに、俺がそんなことしなくても、アデマス軍の奴らが放っておくわけがない」
アデマス軍の者たちからすると、この王都は元々は自分たちのものだ。
そこを奪い取った敷島の者を、一般人だからと言って何もしないわけがない。
彼らが元アデマス人に対して行ったように、一般人だろうと敷島の者たちは捕まえて奴隷にでもするはずだ。
「そうですね……」
アデマス軍の兵は、王都に進入すると家々に入り、民がいないか捜索を行っている。
そして、発見すると拘束し、噴水などのある広場のような場所へと集めている。
この戦争の終了後にでも、集めた民を奴隷にでもするつもりなのだろう。
限の言っている通りの行動に、レラは頷きを返した。
「アデマス軍が包囲を終えたら、俺たちは王城に侵入する」
「分かりました」
残っている一般民の捜索と同時に、アデマス軍の兵たちは王城の包囲を開始している。
王城の中に残っているのは、斎藤家と防壁の守備に失敗した近藤家だけだ。
敷島の兵が強いと言っても、とてもではないが返り討ちにできる数ではない。
城にいる者たちは、兵糧攻めで朽ちるか、打って出るかの2択だろう。
敷島の人間がどちらを選ぶかは、限には容易に想像できる。
そうなると、限が敷島の人間の中で一番自分の手で始末したい父の重蔵が、誰とも分からないアデマス軍の兵に仕留められてしまう可能性がある。
そうなることは我慢ならないため、限は王城内の敷島兵が打って出る前に、王城へ進入することをレラに告げた。
限がそう決めたのならそれに従うため、レラはその言葉に頷いた。
「もうすぐ限様の望みが叶えられるのですね……」
「そうだな……」
自分たちの下では、アデマス軍が一般人の捕縛をおこなうと共に城への包囲を狭めて行っている。
このまま進めば城は包囲され、敬愛する限が望んでいた重蔵への復讐が完了する。
そのことを考えると、レラは感慨深げに呟いた。
限としても、父の重蔵を始末できると思うと大喜びたいところだ。
しかし、レラの言葉に反応した限の表情は、全く笑みを浮かべていなかった。
「……どうなさいました?」
悲願達成までもう少しだというのに、限は嬉しそうに思えない。
それどころか、険しくも見える。
そのことが気になったレラは、不安げに限へと問いかけた。
「まだ親父を仕留めた訳ではないからな……」
「……そうですね。申し訳ありません」
たしかに、ここまで来たら父を仕留めることは難しくはないだろう。
しかし、魔物もそうだが、ちゃんと仕留めるまでは油断は大敵だ。
限の言葉で反省したレラは、謝罪と共に身を引き締めた。
「いや、自分でも不思議なんだ……」
限としても、今の自分を不思議に思えていた。
念願が叶う目前なのだから、油断は良くないが、もう少し位喜んでも良いのではないか。
なのに、どこかスッキリしないからだ。
「そう言えば、あの中にはオリアーナもいるかと思われますが?」
限が何に引っかかっているのか分からないが、その気持ちを少しでも和らげようと、レラは話を少しずらすことにした。
王城にいる者の中には、限のもう一人の復讐対象であるオリアーナも存在しているはずだ。
王城内に入った時、もしも重蔵とオリアーナが離れた場所に居た場合のことを考え、どちらを優先するのかを相談することにした。
「……そっちはレラたちに任せる」
「えっ!?」
限は少し悩んだ後、レラに告げる。
その言葉に、レラは驚きの声を上げた。
「……宜しいのですか?」
オリアーナの指示により、限は地獄ともいえる度重なる人体実験を受けた。
その時の恨みを晴らすため、オリアーナの居場所を探し求めた。
そのオリアーナにようやく復讐できるというのに、その機会を自分たちに譲るというのだから、レラとしてはその理由が気になった。
「あぁ、俺からすると親父の方が重要だ。それに、オリアーナの方はレラとアルバにとっても復讐対象だろ?」
重蔵とオリアーナ。
たしかに、どちらも限にとっては復讐の対象者だ。
しかし、どちらを優先するかとなると、自分を研究所に売り飛ばした重蔵の方が恨みが強い。
かと言って、オリアーナを放置することなんてできない。
そのため、自分と同じくオリアーナに恨みを持つレラたちに任せることにした。
「ありがとうございます!」
自分も、研究所で人体実験を受けて苦しめられた。
その時の恨みを晴らせると思うと、レラは思わず笑みが浮かべ、限に返事をした。
「そろそろだな」
「はい」
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