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青の村にて 固まる空気と三体との良い時間
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次の日になって朝食を食べつつ今日の予定を考えていたら、ふいにピリッと空気が張り詰めるのを感じ、その方向を見たら兄さん・姉さん・リンリー・イリュキンがお互いを見ていた。……違うな。どう見てもにらみ合ってるね。何があったんだろ?
「まったく、あいつらは……」
兄さん達の様子を見てラカムタさんが、ため息混じりにつぶやく。どうやらラカムタさんは兄さん達が、いきなりピリピリしだした原因に心当たりがあるらしい。
「ラカムタさん、兄さん達は何であんな感じになってるの?」
「あれはガル・マイネ組とリンリー・イリュキン組の、どっちが先にヤートと手合わせするかのにらみ合いだな」
「……僕の意思は?」
「まあ、ヤートが今日は手合わせをしないと言えば、それでおさまるだろう」
「手合わせをするのは別に良いんだけど、昨日から気になってる事が一つあるんだ」
「ほお、いったいどんな事だ?」
「接近戦の鍛錬だからラカムタさんとイーリリスさんみたいに最初は一対一でやるのかなって思ってた。でも、欠色で接近戦を得意としてない僕の時は二対一からだったよね? なんで?」
僕が疑問を口にしたら広場にいたみんながビシって凍ったように動かなくなった。もちろん兄さん達も同様だ。
「ラカムタさんやイーリリスさんの言ってた習うより慣れろっていうのもわかるんだけど、それって鍛錬なんだからより厳しい状況を体験しておく事も含まれてたの?」
「「「「「「…………」」」」」」
あれ? みんなが気まずい雰囲気になっていて、特にラカムタさん・イーリリスさん・兄さん達から強く感じる。
「ラカムタさん?」
「……ヤート、今日はどうするつもりだ?」
「昨日の手合わせの疲れが残ってるから、午前中はゆっくり散歩して午後は界気化した魔力を全身から出すのに慣れたいなって思ってる」
「そうか、それならその予定で動いて良いぞ」
「それじゃあ兄さん達に伝えてくるよ」
「いや、俺が言っておくから気にするな」
「え?」
席を立とうとした時にラカムタさんから言われた事が意外だった。僕の予定を優先するんだから、その事は自分で言うべきだって考えてたから、本当に意外だ。
「もう食べ終わってるなら散歩に行ってこい」
「本当に良いの?」
「ああ、ゆっくり身体を休めろ」
「……わかった。行ってきます」
「おう」
僕は釈然としないままラカムタさんに見送られて三体のところに向かった。ちなみに三体も広場にいて僕達と食事を共にしてる。やっぱり大変な事態を協力して乗り越えたお陰なのか、青のみんなは三体をいっさい警戒せず、むしろある時から三体を遠巻きに興味津々といった感じで見るようになった。まあ、そんな青のみんなも、今は僕に気まずげな視線を向けてくるんだけどね。僕は気にせず三体に話しかける。
「おはよう」
「ガ」
「ブ」
「オハヨウゴザイマス」
「散歩に行くんだけど、いっしょにどう?」
「ガア」
「ブオ」
「モチロン、行キマス」
鬼熊と破壊猪は力強く立ち上がり、ディグリは光合成のために広げていた葉と水分吸収のために伸ばしていた根をまとめて人型になった。そして僕が三体の用意ができたのを確認して歩き出すと、鬼熊に服を咥えられブンって空中に投げられて鬼熊の背に着地する。
……いつものように僕が投げられる流れなのは良いとして、鬼熊は僕が背に着地する時に足を曲げて衝撃を完全に無くしてくれた。割とすごい事を見てもないのに確実に実行できるくらい僕は二体に投げられてるんだなって気づいたけど、今は散歩が大事だから置いておこう。
青の村を出た僕達は、僕を背中に乗せた鬼熊を真ん中にして右に破壊猪が左にディグリが並んで大霊湖の湖畔をゆったりと進んでいく。いつも僕の散歩に付き合ってくれる三体は退屈じゃないのかなって思うけど、たぶん聞いても特に問題ないみたいな答えが返ってくる気がする。
…………いつか来るかもしれない別れの時に笑ってたいから、早く自由に笑えるようになりたいな。僕が少しは柔らかくなれって思いながら、無表情な自分の顔をグイグイ手で動かしてると三体が僕を見ていた。
「ドウカサレマシタカ?」
「なんとなく、こうすれば変化のない僕の顔も少しは変わるかなって思ったんだ」
「……ガア」
「気にしてるわけじゃなくて、生まれて何年も経ってるのに、まだ動かないのかっていう……呆れみたいな?」
「ブオ、ブオ」
「確かに突然自在に笑え出したら、それはそれで変な気もするけど、やっぱり笑顔とか泣き顔なんかの感情表現はできた方が自然だよ」
「ソノ内デキマスヨ」
「そうかな……」
「ハイ、アナタガ何モ感ジズ、マッタク揺ラガナイワケデハナイト、私ハ知ッテイマス。気長ニイキマショウ」
「……本当に先の長い話になりそうだね」
その後は会話が途切れ無言の時間が続いたけど、三体の足音と吹き抜ける風と暖かな日差しに大霊湖の波の音で満たされたその時間はまったく苦にはならなかった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎後書き
最後まで読んでいただきありがとうございます。
注意はしていますが誤字・脱字がありましたら教えてもらえるとうれしいです。
感想や評価もお待ちしています。
「まったく、あいつらは……」
兄さん達の様子を見てラカムタさんが、ため息混じりにつぶやく。どうやらラカムタさんは兄さん達が、いきなりピリピリしだした原因に心当たりがあるらしい。
「ラカムタさん、兄さん達は何であんな感じになってるの?」
「あれはガル・マイネ組とリンリー・イリュキン組の、どっちが先にヤートと手合わせするかのにらみ合いだな」
「……僕の意思は?」
「まあ、ヤートが今日は手合わせをしないと言えば、それでおさまるだろう」
「手合わせをするのは別に良いんだけど、昨日から気になってる事が一つあるんだ」
「ほお、いったいどんな事だ?」
「接近戦の鍛錬だからラカムタさんとイーリリスさんみたいに最初は一対一でやるのかなって思ってた。でも、欠色で接近戦を得意としてない僕の時は二対一からだったよね? なんで?」
僕が疑問を口にしたら広場にいたみんながビシって凍ったように動かなくなった。もちろん兄さん達も同様だ。
「ラカムタさんやイーリリスさんの言ってた習うより慣れろっていうのもわかるんだけど、それって鍛錬なんだからより厳しい状況を体験しておく事も含まれてたの?」
「「「「「「…………」」」」」」
あれ? みんなが気まずい雰囲気になっていて、特にラカムタさん・イーリリスさん・兄さん達から強く感じる。
「ラカムタさん?」
「……ヤート、今日はどうするつもりだ?」
「昨日の手合わせの疲れが残ってるから、午前中はゆっくり散歩して午後は界気化した魔力を全身から出すのに慣れたいなって思ってる」
「そうか、それならその予定で動いて良いぞ」
「それじゃあ兄さん達に伝えてくるよ」
「いや、俺が言っておくから気にするな」
「え?」
席を立とうとした時にラカムタさんから言われた事が意外だった。僕の予定を優先するんだから、その事は自分で言うべきだって考えてたから、本当に意外だ。
「もう食べ終わってるなら散歩に行ってこい」
「本当に良いの?」
「ああ、ゆっくり身体を休めろ」
「……わかった。行ってきます」
「おう」
僕は釈然としないままラカムタさんに見送られて三体のところに向かった。ちなみに三体も広場にいて僕達と食事を共にしてる。やっぱり大変な事態を協力して乗り越えたお陰なのか、青のみんなは三体をいっさい警戒せず、むしろある時から三体を遠巻きに興味津々といった感じで見るようになった。まあ、そんな青のみんなも、今は僕に気まずげな視線を向けてくるんだけどね。僕は気にせず三体に話しかける。
「おはよう」
「ガ」
「ブ」
「オハヨウゴザイマス」
「散歩に行くんだけど、いっしょにどう?」
「ガア」
「ブオ」
「モチロン、行キマス」
鬼熊と破壊猪は力強く立ち上がり、ディグリは光合成のために広げていた葉と水分吸収のために伸ばしていた根をまとめて人型になった。そして僕が三体の用意ができたのを確認して歩き出すと、鬼熊に服を咥えられブンって空中に投げられて鬼熊の背に着地する。
……いつものように僕が投げられる流れなのは良いとして、鬼熊は僕が背に着地する時に足を曲げて衝撃を完全に無くしてくれた。割とすごい事を見てもないのに確実に実行できるくらい僕は二体に投げられてるんだなって気づいたけど、今は散歩が大事だから置いておこう。
青の村を出た僕達は、僕を背中に乗せた鬼熊を真ん中にして右に破壊猪が左にディグリが並んで大霊湖の湖畔をゆったりと進んでいく。いつも僕の散歩に付き合ってくれる三体は退屈じゃないのかなって思うけど、たぶん聞いても特に問題ないみたいな答えが返ってくる気がする。
…………いつか来るかもしれない別れの時に笑ってたいから、早く自由に笑えるようになりたいな。僕が少しは柔らかくなれって思いながら、無表情な自分の顔をグイグイ手で動かしてると三体が僕を見ていた。
「ドウカサレマシタカ?」
「なんとなく、こうすれば変化のない僕の顔も少しは変わるかなって思ったんだ」
「……ガア」
「気にしてるわけじゃなくて、生まれて何年も経ってるのに、まだ動かないのかっていう……呆れみたいな?」
「ブオ、ブオ」
「確かに突然自在に笑え出したら、それはそれで変な気もするけど、やっぱり笑顔とか泣き顔なんかの感情表現はできた方が自然だよ」
「ソノ内デキマスヨ」
「そうかな……」
「ハイ、アナタガ何モ感ジズ、マッタク揺ラガナイワケデハナイト、私ハ知ッテイマス。気長ニイキマショウ」
「……本当に先の長い話になりそうだね」
その後は会話が途切れ無言の時間が続いたけど、三体の足音と吹き抜ける風と暖かな日差しに大霊湖の波の音で満たされたその時間はまったく苦にはならなかった。
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◎後書き
最後まで読んでいただきありがとうございます。
注意はしていますが誤字・脱字がありましたら教えてもらえるとうれしいです。
感想や評価もお待ちしています。
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