16 / 318
赤の村にて 初戦闘とかみ合わない二人 後編
しおりを挟む
「ラアアアーーー!!」
爆散花は成長し花が咲くまでに魔力を少しずつ溜めていき種ができて枯れる時に、自身を溜めた魔力を使い小さく爆発させて種を周りに飛ばすっていう変わった植物だ。でも今回は僕が強く爆発してほしいとお願いしたから大爆発になったのを喰らったにも関わらず、血走った目で手足を振り回しながら飛びかかってくるクトーの攻撃を僕は避けた。
「てめえ、避けんじゃねぇ!!」
「普通、避けれる攻撃は避けるよ」
「避けるな!! 臆病者が!!」
「それはお前の考えだよ。自分のやりやすい戦い方をして何が悪いの?」
「ふざけんな!! 臆病者は臆病者だ!!」
「じゃあ、そう思ってれば良いよ。僕はやり方を変えるつもりはないから」
「ガアアアーーー!!」
クトーが振り下ろしてくる右腕を僕は余裕を持って右に避ける。すぐさまクトーは避けた僕を追うように右腕を振り回してきたから後ろに飛び退いた。三ルーメ(前世いう三メートル)くらい離れてクトーを見ると、かなりイラついてる事がわかった。
「てめえ、やる気あんのか!? 逃げてんじゃねえ!!」
「やる気? そんなものあるわけがない」
「なんだと!?」
「僕は、お前が戦えっていうのを断ってる。その時点で僕にやる気なんてないって事がわからない?」
「竜人族にとって決闘は名誉だ!! やる気が出ねえはずがねえ!!」
「…………はあ、欠色の僕を普通の竜人族といっしょにしないでよ」
「じゃあ、なんで受けた!! やる気があるから受けたんだろうが!!」
「僕が決闘を受けたのは断っても絶対にお前が何度しつこく来るだろうなって、さっさと決着をつけて落ち着きたいなって考えたからだよ」
「そんな理由で……?」
「そうでもないと僕は戦いたいとも思わないよ。まあ、魔法の確認はできたから意味があったと言えばあったかな」
「こ……の……野郎!! 決闘をバカにすんじゃねえ!!」
「…………不思議な事を言うね。一番決闘をバカにしてるのおまえなのに」
「どういう意味だ!!」
「そのままの意味だけど?」
「ああ!?」
僕の返答を聞いても、ただイラつくだけだった。
「……もしかして自覚ないの?」
「だから!! どういう……「お前はさっき「竜人族にとって決闘は名誉な事だ」って言ったよね?」」
「それが、どうした!!」
「なんで?」
「自分の強さを見せれるからに決まってんだろうが!!!」
「決闘は強さを見せる場という事は挑戦する方も挑戦される方も、当然見せるだけの強さがあるって事だよね?」
「当たり前だ!!」
「じゃあ聞くけど、なんでお前は僕に決闘を挑んできたの?」
「は?」
「決闘は一定以上の強さを持つもの同士が、お互いの強さを見せる場なんだよね? 僕は欠色で肉体的にも魔力的にも弱い。これは横槍入れてきた青のイリュキンも知ってたし、……というかこの場にいる全員知ってるはずだ。じゃあなんでお前は、一定以上の強さを持つもの同士がやるべき決闘を弱い僕にさせようとしたの?」
僕が質問しながら一歩近づくとクトーが目を見開いた。
「…………あっ」
「肉体的にも魔力的にも弱い僕を決闘を受けさせる。僕はお前に何かした覚えは無いけど、…………そんなにお前は僕の事を殺したかったの?」
僕が質問しながらもう一歩近づたらクトーはビクッと身体を震わせた。
「ちがっ、俺は……!!」
「違うの? じゃあ、さっきから聞いてるけど何で?」
僕が質問しながら、また一歩近づくと今度はクトーが後ろに一歩下がった。
「そ、それは…………」
「それは何? もし、僕がお前の初めの一撃に対応できなかったら僕は良くて瀕死の重傷で悪かったら……当然死んでたはずだ。とても殺意がなかったとは思えないけど? 弱い僕に決闘を受けさせて殺そうとする。やっぱり僕はお前が一番決闘をバカにしてると思うけど?」
僕が質問しながら一歩一歩近づいていくたびに、クトーの様子がどんどんおかしくなっていく。
「ねえ、質問には答えてくれない?」
「う……あ……」
「聞いてる?」
「うあああーーー!!」
自分の言動を自覚してない。人の質問には答えない。勝手にうろたえる。挙げ句の果てに、また飛びかかってくる。何がしたいんだろ? わけがわからなくてこれ以上付き合いたくないから、そろそろ終わらせよう。飛びかかって来るクトーとの距離が残り一ルーメくらいまで待って魔法を発動させた
「緑盛魔法・超育成・痺れ根の檻」
「しまっ!!」
クトーの周りから樹の根が生えて伸びていき、クトーの頭上を頂点としたテント型の檻になった。
「勝手にうろたえて不用意に近づくからだよ。罠にかけるのが僕の手段ってわかってるのに、なんで向かってきたの?」
「この程度で俺が止めれるわけないだろうが!!」
クトーは脱出しようと痺れ根の檻を全力で殴った。……本当に意味がわからない。どうして何も考えずに行動するんだろ?
痺れ根の檻がクトーの打撃を受けて一部が砕け散ると同時にクトーの動きが止まった。
「か、な……にが…………?」
「僕が無駄な行動はしないって理解したんじゃなかったの?」
「お…………れ……に」
「お前に何をしたかって? そんなのお前が感じてる通りに身体を麻痺させただけ。どうせ次にどうやってって思うだろうから説明するよ」
「グッ」
「お前が砕いた植物の名前は痺れ根っていう奴で、その名の通り樹液に強力な麻痺成分がある。特に根の部分に多く含まれていて、しかも樹液は空気に触れると麻痺成分はそのままに気化する性質を持つって言えば分かるよね?」
「うぅ」
「そうそう、青のイリュキン」
「…………何かな?」
僕が確認のためにイリュキンに話しかけたけど、突然だったせいかイリュキンが返事をするまでに少し間があった。
「一応、聞いておこうと思ってね。今から意識はあるけど動けないクトーを攻撃にするわけだけど、一度仕切り直したから何も問題ないよね?」
「……ああ、もう横槍は入れない」
「そう。じゃあ遠慮なく。緑盛魔法・超育成・多重射種草」
僕が魔法を発動させると、また射種草が生えてくる。でも今度はクトーを囲むように、広場のあっちこっちから無数に生えてきた。それを見たクトーや周りの竜人達は驚きの表情を浮かべる中でイリュキンが動揺しながら話しかけてくる。
「なぜ……? 君は……欠色は魔力が少ないから、こんな大規模な事はできないはずなのに。その事は君には当てはまらないのか?」
「いや、当てはまってるよ。普通にやると、二本が限界。でも、いろいろ工夫すれば、これくらいはできるようになる」
「説明は……」
「僕が正直に手の内明かす奴だと思う?」
「…………すまない。続けてくれ」
さて、イリュキンも黙った事だし、決着といきますか。僕は射種草の囲いの外に出て近くにある奴に触ると、全ての射種草がクトーの方に射出口を向いた。そしてポンッと軽く叩いたら一斉に種がクトーに発射された。
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドン……。
数分経って全ての射種草が種を射ち終わりポスンって音を立てて枯れた。そしてクトーがいた辺りの煙が晴れると、そこには服がボロボロになり身体中を赤黒い痣に覆われたクトーがボコボコになった地面に倒れてて微妙に動いていた。まだ足りなかったのかって驚いたけど、よく見たらクトーがピクピク痙攣しているだけで気絶してるのがわかった。
「やっと決める事ができたけど……時間がかかったな」
その後、周りがクトーの治療や広場の後片付けに追われている中で僕は自分の席に戻り空を見上げていた。そして、この時に頭の中に浮かんでいた考えが無意識に口から出た。
「二度と竜人族とは決闘しない。頑丈で厄介だから割に合わない」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎後書き
最後まで読んでいただきありがとうございます。
注意はしていますが誤字・脱字がありましたら教えてもらえるとうれしいです。
感想や評価もお待ちしています。
爆散花は成長し花が咲くまでに魔力を少しずつ溜めていき種ができて枯れる時に、自身を溜めた魔力を使い小さく爆発させて種を周りに飛ばすっていう変わった植物だ。でも今回は僕が強く爆発してほしいとお願いしたから大爆発になったのを喰らったにも関わらず、血走った目で手足を振り回しながら飛びかかってくるクトーの攻撃を僕は避けた。
「てめえ、避けんじゃねぇ!!」
「普通、避けれる攻撃は避けるよ」
「避けるな!! 臆病者が!!」
「それはお前の考えだよ。自分のやりやすい戦い方をして何が悪いの?」
「ふざけんな!! 臆病者は臆病者だ!!」
「じゃあ、そう思ってれば良いよ。僕はやり方を変えるつもりはないから」
「ガアアアーーー!!」
クトーが振り下ろしてくる右腕を僕は余裕を持って右に避ける。すぐさまクトーは避けた僕を追うように右腕を振り回してきたから後ろに飛び退いた。三ルーメ(前世いう三メートル)くらい離れてクトーを見ると、かなりイラついてる事がわかった。
「てめえ、やる気あんのか!? 逃げてんじゃねえ!!」
「やる気? そんなものあるわけがない」
「なんだと!?」
「僕は、お前が戦えっていうのを断ってる。その時点で僕にやる気なんてないって事がわからない?」
「竜人族にとって決闘は名誉だ!! やる気が出ねえはずがねえ!!」
「…………はあ、欠色の僕を普通の竜人族といっしょにしないでよ」
「じゃあ、なんで受けた!! やる気があるから受けたんだろうが!!」
「僕が決闘を受けたのは断っても絶対にお前が何度しつこく来るだろうなって、さっさと決着をつけて落ち着きたいなって考えたからだよ」
「そんな理由で……?」
「そうでもないと僕は戦いたいとも思わないよ。まあ、魔法の確認はできたから意味があったと言えばあったかな」
「こ……の……野郎!! 決闘をバカにすんじゃねえ!!」
「…………不思議な事を言うね。一番決闘をバカにしてるのおまえなのに」
「どういう意味だ!!」
「そのままの意味だけど?」
「ああ!?」
僕の返答を聞いても、ただイラつくだけだった。
「……もしかして自覚ないの?」
「だから!! どういう……「お前はさっき「竜人族にとって決闘は名誉な事だ」って言ったよね?」」
「それが、どうした!!」
「なんで?」
「自分の強さを見せれるからに決まってんだろうが!!!」
「決闘は強さを見せる場という事は挑戦する方も挑戦される方も、当然見せるだけの強さがあるって事だよね?」
「当たり前だ!!」
「じゃあ聞くけど、なんでお前は僕に決闘を挑んできたの?」
「は?」
「決闘は一定以上の強さを持つもの同士が、お互いの強さを見せる場なんだよね? 僕は欠色で肉体的にも魔力的にも弱い。これは横槍入れてきた青のイリュキンも知ってたし、……というかこの場にいる全員知ってるはずだ。じゃあなんでお前は、一定以上の強さを持つもの同士がやるべき決闘を弱い僕にさせようとしたの?」
僕が質問しながら一歩近づくとクトーが目を見開いた。
「…………あっ」
「肉体的にも魔力的にも弱い僕を決闘を受けさせる。僕はお前に何かした覚えは無いけど、…………そんなにお前は僕の事を殺したかったの?」
僕が質問しながらもう一歩近づたらクトーはビクッと身体を震わせた。
「ちがっ、俺は……!!」
「違うの? じゃあ、さっきから聞いてるけど何で?」
僕が質問しながら、また一歩近づくと今度はクトーが後ろに一歩下がった。
「そ、それは…………」
「それは何? もし、僕がお前の初めの一撃に対応できなかったら僕は良くて瀕死の重傷で悪かったら……当然死んでたはずだ。とても殺意がなかったとは思えないけど? 弱い僕に決闘を受けさせて殺そうとする。やっぱり僕はお前が一番決闘をバカにしてると思うけど?」
僕が質問しながら一歩一歩近づいていくたびに、クトーの様子がどんどんおかしくなっていく。
「ねえ、質問には答えてくれない?」
「う……あ……」
「聞いてる?」
「うあああーーー!!」
自分の言動を自覚してない。人の質問には答えない。勝手にうろたえる。挙げ句の果てに、また飛びかかってくる。何がしたいんだろ? わけがわからなくてこれ以上付き合いたくないから、そろそろ終わらせよう。飛びかかって来るクトーとの距離が残り一ルーメくらいまで待って魔法を発動させた
「緑盛魔法・超育成・痺れ根の檻」
「しまっ!!」
クトーの周りから樹の根が生えて伸びていき、クトーの頭上を頂点としたテント型の檻になった。
「勝手にうろたえて不用意に近づくからだよ。罠にかけるのが僕の手段ってわかってるのに、なんで向かってきたの?」
「この程度で俺が止めれるわけないだろうが!!」
クトーは脱出しようと痺れ根の檻を全力で殴った。……本当に意味がわからない。どうして何も考えずに行動するんだろ?
痺れ根の檻がクトーの打撃を受けて一部が砕け散ると同時にクトーの動きが止まった。
「か、な……にが…………?」
「僕が無駄な行動はしないって理解したんじゃなかったの?」
「お…………れ……に」
「お前に何をしたかって? そんなのお前が感じてる通りに身体を麻痺させただけ。どうせ次にどうやってって思うだろうから説明するよ」
「グッ」
「お前が砕いた植物の名前は痺れ根っていう奴で、その名の通り樹液に強力な麻痺成分がある。特に根の部分に多く含まれていて、しかも樹液は空気に触れると麻痺成分はそのままに気化する性質を持つって言えば分かるよね?」
「うぅ」
「そうそう、青のイリュキン」
「…………何かな?」
僕が確認のためにイリュキンに話しかけたけど、突然だったせいかイリュキンが返事をするまでに少し間があった。
「一応、聞いておこうと思ってね。今から意識はあるけど動けないクトーを攻撃にするわけだけど、一度仕切り直したから何も問題ないよね?」
「……ああ、もう横槍は入れない」
「そう。じゃあ遠慮なく。緑盛魔法・超育成・多重射種草」
僕が魔法を発動させると、また射種草が生えてくる。でも今度はクトーを囲むように、広場のあっちこっちから無数に生えてきた。それを見たクトーや周りの竜人達は驚きの表情を浮かべる中でイリュキンが動揺しながら話しかけてくる。
「なぜ……? 君は……欠色は魔力が少ないから、こんな大規模な事はできないはずなのに。その事は君には当てはまらないのか?」
「いや、当てはまってるよ。普通にやると、二本が限界。でも、いろいろ工夫すれば、これくらいはできるようになる」
「説明は……」
「僕が正直に手の内明かす奴だと思う?」
「…………すまない。続けてくれ」
さて、イリュキンも黙った事だし、決着といきますか。僕は射種草の囲いの外に出て近くにある奴に触ると、全ての射種草がクトーの方に射出口を向いた。そしてポンッと軽く叩いたら一斉に種がクトーに発射された。
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドン……。
数分経って全ての射種草が種を射ち終わりポスンって音を立てて枯れた。そしてクトーがいた辺りの煙が晴れると、そこには服がボロボロになり身体中を赤黒い痣に覆われたクトーがボコボコになった地面に倒れてて微妙に動いていた。まだ足りなかったのかって驚いたけど、よく見たらクトーがピクピク痙攣しているだけで気絶してるのがわかった。
「やっと決める事ができたけど……時間がかかったな」
その後、周りがクトーの治療や広場の後片付けに追われている中で僕は自分の席に戻り空を見上げていた。そして、この時に頭の中に浮かんでいた考えが無意識に口から出た。
「二度と竜人族とは決闘しない。頑丈で厄介だから割に合わない」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎後書き
最後まで読んでいただきありがとうございます。
注意はしていますが誤字・脱字がありましたら教えてもらえるとうれしいです。
感想や評価もお待ちしています。
85
あなたにおすすめの小説
《完結》当て馬悪役令息のツッコミ属性が強すぎて、物語の仕事を全くしないんですが?!
犬丸大福
ファンタジー
ユーディリア・エアトルは母親からの折檻を受け、そのまま意識を失った。
そして夢をみた。
日本で暮らし、平々凡々な日々の中、友人が命を捧げるんじゃないかと思うほどハマっている漫画の推しの顔。
その顔を見て目が覚めた。
なんと自分はこのまま行けば破滅まっしぐらな友人の最推し、当て馬悪役令息であるエミリオ・エアトルの双子の妹ユーディリア・エアトルである事に気がついたのだった。
数ある作品の中から、読んでいただきありがとうございます。
幼少期、最初はツラい状況が続きます。
作者都合のゆるふわご都合設定です。
日曜日以外、1日1話更新目指してます。
エール、お気に入り登録、いいね、コメント、しおり、とても励みになります。
お楽しみ頂けたら幸いです。
***************
2024年6月25日 お気に入り登録100人達成 ありがとうございます!
100人になるまで見捨てずに居て下さった99人の皆様にも感謝を!!
2024年9月9日 お気に入り登録200人達成 感謝感謝でございます!
200人になるまで見捨てずに居て下さった皆様にもこれからも見守っていただける物語を!!
2025年1月6日 お気に入り登録300人達成 感涙に咽び泣いております!
ここまで見捨てずに読んで下さった皆様、頑張って書ききる所存でございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします!
2025年3月17日 お気に入り登録400人達成 驚愕し若干焦っております!
こんなにも多くの方に呼んでいただけるとか、本当に感謝感謝でございます。こんなにも長くなった物語でも、ここまで見捨てずに居てくださる皆様、ありがとうございます!!
2025年6月10日 お気に入り登録500人達成 ひょえぇぇ?!
なんですと?!完結してからも登録してくださる方が?!ありがとうございます、ありがとうございます!!
こんなに多くの方にお読み頂けて幸せでございます。
どうしよう、欲が出て来た?
…ショートショートとか書いてみようかな?
2025年7月8日 お気に入り登録600人達成?! うそぉん?!
欲が…欲が…ック!……うん。減った…皆様ごめんなさい、欲は出しちゃいけないらしい…
2025年9月21日 お気に入り登録700人達成?!
どうしよう、どうしよう、何をどう感謝してお返ししたら良いのだろう…
異世界ママ、今日も元気に無双中!
チャチャ
ファンタジー
> 地球で5人の子どもを育てていた明るく元気な主婦・春子。
ある日、建設現場の事故で命を落としたと思ったら――なんと剣と魔法の異世界に転生!?
目が覚めたら村の片隅、魔法も戦闘知識もゼロ……でも家事スキルは超一流!
「洗濯魔法? お掃除召喚? いえいえ、ただの生活の知恵です!」
おせっかい上等! お節介で世界を変える異世界ママ、今日も笑顔で大奮闘!
魔法も剣もぶっ飛ばせ♪ ほんわかテンポの“無双系ほんわかファンタジー”開幕!
転生したので好きに生きよう!
ゆっけ
ファンタジー
前世では妹によって全てを奪われ続けていた少女。そんな少女はある日、事故にあい亡くなってしまう。
不思議な場所で目覚める少女は女神と出会う。その女神は全く人の話を聞かないで少女を地上へと送る。
奪われ続けた少女が異世界で周囲から愛される話。…にしようと思います。
※見切り発車感が凄い。
※マイペースに更新する予定なのでいつ次話が更新するか作者も不明。
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
異世界人生を楽しみたい そのためにも赤ん坊から努力する
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前は朝霧 雷斗(アサギリ ライト)
前世の記憶を持ったまま僕は別の世界に転生した
生まれてからすぐに両親の持っていた本を読み魔法があることを学ぶ
魔力は筋力と同じ、訓練をすれば上達する
ということで努力していくことにしました
【最強モブの努力無双】~ゲームで名前も登場しないようなモブに転生したオレ、一途な努力とゲーム知識で最強になる~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
アベル・ヴィアラットは、五歳の時、ベッドから転げ落ちてその拍子に前世の記憶を思い出した。
大人気ゲーム『ヒーローズ・ジャーニー』の世界に転生したアベルは、ゲームの知識を使って全男の子の憧れである“最強”になることを決意する。
そのために努力を続け、順調に強くなっていくアベル。
しかしこの世界にはゲームには無かった知識ばかり。
戦闘もただスキルをブッパすればいいだけのゲームとはまったく違っていた。
「面白いじゃん?」
アベルはめげることなく、辺境最強の父と優しい母に見守られてすくすくと成長していくのだった。
『冒険者をやめて田舎で隠居します 〜気づいたら最強の村になってました〜』
チャチャ
ファンタジー
> 世界には4つの大陸がある。東に魔神族、西に人族、北に獣人とドワーフ、南にエルフと妖精族——種族ごとの国が、それぞれの文化と価値観で生きていた。
その世界で唯一のSSランク冒険者・ジーク。英雄と呼ばれ続けることに疲れた彼は、突如冒険者を引退し、田舎へと姿を消した。
「もう戦いたくない、静かに暮らしたいんだ」
そう願ったはずなのに、彼の周りにはドラゴンやフェンリル、魔神族にエルフ、ドワーフ……あらゆる種族が集まり、最強の村が出来上がっていく!?
のんびりしたいだけの元英雄の周囲が、どんどんカオスになっていく異世界ほのぼの(?)ファンタジー。
天才魔導医の弟子~転生ナースの戦場カルテ~
けろ
ファンタジー
【完結済み】
仕事に生きたベテランナース、異世界で10歳の少女に!?
過労で倒れた先に待っていたのは、魔法と剣、そして規格外の医療が交差する世界だった――。
救急救命の現場で十数年。ベテラン看護師の天木弓束(あまき ゆづか)は、人手不足と激務に心身をすり減らす毎日を送っていた。仕事に全てを捧げるあまり、プライベートは二の次。周囲からの期待もプレッシャーに感じながら、それでも人の命を救うことだけを使命としていた。
しかし、ある日、謎の少女を救えなかったショックで意識を失い、目覚めた場所は……中世ヨーロッパのような異世界の路地裏!? しかも、姿は10歳の少女に若返っていた。
記憶も曖昧なまま、絶望の淵に立たされた弓束。しかし、彼女が唯一失っていなかったもの――それは、現代日本で培った高度な医療知識と技術だった。
偶然出会った獣人冒険者の重度の骨折を、その知識で的確に応急処置したことで、弓束の運命は大きく動き出す。
彼女の異質な才能を見抜いたのは、誰もがその実力を認めながらも距離を置く、孤高の天才魔導医ギルベルトだった。
「お前、弟子になれ。俺の研究の、良い材料になりそうだ」
強引な天才に拾われた弓束は、魔法が存在するこの世界の「医療」が、自分の知るものとは全く違うことに驚愕する。
「菌?感染症?何の話だ?」
滅菌の概念すらない遅れた世界で、弓束の現代知識はまさにチート級!
しかし、そんな彼女の常識をさらに覆すのが、師ギルベルトの存在だった。彼が操る、生命の根幹『魔力回路』に干渉する神業のような治療魔法。その理論は、弓束が知る医学の歴史を遥かに超越していた。
規格外の弟子と、人外の師匠。
二人の出会いは、やがて異世界の医療を根底から覆し、多くの命を救う奇跡の始まりとなる。
これは、神のいない手術室で命と向き合い続けた一人の看護師が、新たな世界で自らの知識と魔法を武器に、再び「救う」ことの意味を見つけていく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる