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第一章
第六話
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あの日以来、アルクとは顔を見かける度に一緒に話すようになった。
とは言っても、私はほとんどの場合は家に閉じこもっていたので、彼の方から訪ねてくることが多かった。
「一緒に遊ぼうぜ」
「うん」
恐る恐るドアの縁から、明るい昼の日光の下に出ようとする私の手を取って、引っ張った。
「わっ」
「へへっ」
笑い合い、走り出し、畑の横を駆け抜け、いつもの芝の上に二人寝転がった。
私は息を切らしていたが、彼は平気そうだった。
「アルク、やっぱり、改めて考えると、体力、すごいね」
私は息を詰まらせながらも、何とか彼にそう称賛の言葉を送った。
「おう。いつも『みんな』と遊んでるからな!」
そう言うと、空気を吸うのに必死で何も言えない私をよそに、何か考えているようだった。
「そうだ!」
と彼は上体を起こし、こちらを向いた。
「お前も『みんな』と遊ぼうぜ!」
「ふえ…!?」
私も思わず上半身を起こしてしまった。
無理もない。アルクは「例外」なのだ。
「い、一応訊くけど、そのみんなっていうのは?」
「俺がいつも一緒に遊んでる奴らだよ。アレスとか、パポとか、グリオスとか。ああ、あのお前が狼をぶっ飛ばした時に一緒に居た奴らだ」
ああ、やっぱりそうか。
あの中の何人かには今まで色々な形で激しい感情をぶつけられた。
あの事件以降、何かあった訳ではないが、まだ嫌われているだろうか?
「大丈夫だ」
アルクが力強く断言した。
「俺がみんなに紹介する。きっとあいつらも、お前が本当は『悪魔』じゃなくて、良いヤツだってこと、わかってくれるよ」
「だといいけれど」
もしその「みんな」と簡単に仲良く出来ていれば、今までこんなに悩んできていない。
「信じていい?」
「おう!」
こういうわけで、翌日、私はアルクに連れられて彼の友達の元に行くことになった。
とは言っても、私はほとんどの場合は家に閉じこもっていたので、彼の方から訪ねてくることが多かった。
「一緒に遊ぼうぜ」
「うん」
恐る恐るドアの縁から、明るい昼の日光の下に出ようとする私の手を取って、引っ張った。
「わっ」
「へへっ」
笑い合い、走り出し、畑の横を駆け抜け、いつもの芝の上に二人寝転がった。
私は息を切らしていたが、彼は平気そうだった。
「アルク、やっぱり、改めて考えると、体力、すごいね」
私は息を詰まらせながらも、何とか彼にそう称賛の言葉を送った。
「おう。いつも『みんな』と遊んでるからな!」
そう言うと、空気を吸うのに必死で何も言えない私をよそに、何か考えているようだった。
「そうだ!」
と彼は上体を起こし、こちらを向いた。
「お前も『みんな』と遊ぼうぜ!」
「ふえ…!?」
私も思わず上半身を起こしてしまった。
無理もない。アルクは「例外」なのだ。
「い、一応訊くけど、そのみんなっていうのは?」
「俺がいつも一緒に遊んでる奴らだよ。アレスとか、パポとか、グリオスとか。ああ、あのお前が狼をぶっ飛ばした時に一緒に居た奴らだ」
ああ、やっぱりそうか。
あの中の何人かには今まで色々な形で激しい感情をぶつけられた。
あの事件以降、何かあった訳ではないが、まだ嫌われているだろうか?
「大丈夫だ」
アルクが力強く断言した。
「俺がみんなに紹介する。きっとあいつらも、お前が本当は『悪魔』じゃなくて、良いヤツだってこと、わかってくれるよ」
「だといいけれど」
もしその「みんな」と簡単に仲良く出来ていれば、今までこんなに悩んできていない。
「信じていい?」
「おう!」
こういうわけで、翌日、私はアルクに連れられて彼の友達の元に行くことになった。
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