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・第4集【日本の復興~人々は戦後の平和を守った正義の味方に未来を夢見た~】
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「私は正義の脇侍、正義に仕え、味方し助太刀仕る者。人を憎まず、命を殺さず、心を許す者。正義の味方、菩薩仮面」
(アメリカのギャング集団【ザ・クロー】の系列組織【サタンズ・ハンド】がテレビ旭日を脅迫しに社屋に乗り込んだ時現れた、太陽と三日月を重ねたような紋章を付けた飛行帽を模して改造した鉄兜、梵字のअとचを両頬に刻んだ口元を覆う仮面、マントと様々な装備を機能厳選し織り交ぜ装備した白装束を纏う男)
日米新安全保障条約が問題になる時から随分前、未だGHQの影響力が強い戦争直後の日本は、混乱による治安の悪化に対し戦争から復員してきた元超人兵士達が活動を行う、非常に正義が求められ、また超人がそれに答えた時代でもありました。
そんな状況下で【金鵄髑髏】の不在を補い、秩序を守り勇気を鼓舞せんと立ち上がった者達の中で最初期に特に傑出していたのが、戦後日本におけるヒーローに相当しつつも独自の概念を持つ『正義の味方』という言葉を生み出した菩薩仮面と、変装の達人だった七色天女です。
(当時の記録映像で大活躍する菩薩仮面と七色天女の戦い。七色天女は黒、栗、金、赤、白の五色斑の長い髪、翠と蒼を基調とした口から鼻を覆う覆面と繋がった体の線の露なボディスーツを纏う美女という姿。GHQはこの【ジャパニーズ・ヒーロー】を元旧日本軍の超人兵士である事から反乱を警戒し、しばしば陰に日向にその活躍を伝える事に妨害の報道規制を濫用したが、この『正義の味方』菩薩仮面と七色天女の活躍はそれに勇気づけられた人々の手によりニュース映画やラジオや白黒テレビでゲリラ放送めいてされ、大反響を呼んだ。口から口の噂で秘密裏口づてに伝えられた菩薩仮面と七色天女の映像が流れる放送時間は、銭湯も床屋も空になったと伝えられている)
この時期日本を騒がせていたのは主に治安悪化により生まれたり流入してきたギャング団等の犯罪組織やアメリカから活躍の場を移したマフィアやヴィランやそれに影響を受けた和製覆面怪人、東西の国際的陰謀団等でした。
(菩薩仮面の格闘戦になぎ倒される、黒いスーツに黒いソフト帽、サングラスに布覆面でトミーガンで武装したギャング達。海外からやってきたと思しき覆面と異常筋肉を持つスーパーヴィランすら、相手の武器を二丁拳銃で撃ち落とすと同時に格闘戦で気絶せしむる)
(民間人に化けた七色天女がさっと身を翻し正体を露にし、覆面盗賊達が振りかざそうとした武器を縛り付け、その懐から即座に仲間の手がかりを抜き出す)
菩薩仮面も七色天女も共に正体不明ながら大日本帝国軍超人兵士であると言われており、菩薩仮面は時に同じ旧軍所属の超人兵士であったが犯罪組織の首領と成り果てた、【金鵄髑髏】を解析して作られた強化服を纏う……と言っても、オリジナルとの性能格差は天と地ほどに歴然たるものがありましたが……元超人兵士【制式髑髏】とも戦い、これを捕縛。菩薩仮面は二丁拳銃使いではありましたが、決して人を殺さない非殺を貫く正義の味方でした。また七色天女は戦前にアメリカで暴れた巨大猿人ギガリラの同種を兵器化改造させたマンモスギガリラ・マリンギガリラを以て日本を破壊せんとしたキリザンチマ陰謀団を打倒しました。
(潜水艦をバラして鎧にしたような装甲を纏った巨大ゴリラが、出撃前にアジト諸共爆発四散する中、そこから煤一つ浴びず華麗に脱出してくる七色天女の映像)
両名共に基本的な人体強化を施されているのみでしたが、菩薩仮面は鳥と犬を偵察手段として使役する事が出来る上に武器の拳銃も強化された超人にも通用するもので、七色天女は髪・肌・目の色を自在に変えるのみならず服も自在に変化させ、服や髪の一部を武器に変える力も持っていたとされています。
この戦後最初の世代の活躍は、二つの原因によって阻害される事となりました。
一つは、戦後日本の国民感情を制御せんとして結果的に大きく逆撫でする事になったGHQ所属のヒーロー・ゴールドイーグルとブラックフォグ事件。
戦前の英雄【金鵄髑髏】の後継者を勝手に名乗ったが外見的には全く共通点の無い米軍超人兵士ゴールドイーグルが解決したとされていた、日本国内で当時連続発生していた怪人ブラックフォグが起こしたものとされていた事件が、そのゴールドイーグル=本名ジャック・カノン陸軍少佐が運営すGHQの諜報工作組織・カノン機関による工作や米ソ諜報網の激突を隠蔽したものであった事が菩薩仮面の手により明らかとなったのです。
全ての事件がGHQの陰謀というのは誤解であり、またその誤解を利用した東側の日米離間工作も存在しましたが、GHQの自作自演とGHQの対左派活動の隠蔽が偽装覆面怪人を通じ行われしかもこれを自作自演の解決を装い民心をGHQに従順に宣撫せんとしていたという事は……金鵄髑髏とは似ても似つかないあり方故に民心は靡いていなかったとはいえ一大醜聞となり、これが後のガグラ事件と並んで反政府・反米・反戦活動の原因となっていきます。
この件で菩薩仮面は川内義昭という正体を暴かれ、工作員として使われていた怪人ブラックフォグこと梅木静聴は死亡。川内義昭とゴールドイーグルは最後の事件で共に海に落ち失踪という結果に終わり、その後については隠居した、死亡した、インドの奥地に渡り後にヒーロー・ジュエルセブンの師匠になったという説等未だに諸説があり、不明のままとなっています。いずれにせよ、ゴールドイーグルの行おうとした工作は完全に失敗に終わりました。
そして二つ目の問題は、アジア太平洋地域における残留超人兵士問題です。
戦時中に日本軍に協力し超人兵士化手術を受けた現地人の生き残り、【虎】はマレー独立革命を、【使者】はインドネシア独立戦争を何れも短期間で勝利に導きました。植民地の独立は戦後の止められない流れでしたが、そこに大っぴらに旧日本軍の超人兵士が加わっていた事が重大な国際問題になり、加えて七色天女もまた戦前日本の大陸政策に関係していた疑惑を報道され、戦時中に国民党が壊滅した後に中国を支配した共産党と敵対する中国人の亡命先として知られた、日本の植民地から独立した台湾共和国に亡命という結果で姿を消します。
(マレー立憲王国とインドネシア諸国連邦それぞれの独立式典で演説を行う、特殊金属ヒヒイロカネの虎を象った機械鎧を纏う超人兵士【虎】と、白覆面、ヒヒイロカネ繊維の金のターバンとマント、そのマントの下に霊的強化で生やされた天使の羽を持つ超人兵士【使者】)
他の東南アジア諸国でもこれ程では無いとはいえ大なり小なりの類例も発生、彼等は何れも祖国の独立と革命に貢献しましたが、後に【組織】日本支部に関わった無音建武隊等、旧日本軍の残置超人兵士は後々に国際問題となり、GHQの報道規制から始まるこの一連の事件と日米新安保条約反対運動の影響から、日本における『正義の味方』は秘密主義的傾向が強いものとなっていきますが……
彼等戦後第一世代の『正義の味方』達が、社会の統一が失われ混乱した戦後日本の希望となり、人々が再び日本国民として団結する契機となり、明日への希望、未来の灯火となったのは、間違いの無い事実でした。
(アメリカのギャング集団【ザ・クロー】の系列組織【サタンズ・ハンド】がテレビ旭日を脅迫しに社屋に乗り込んだ時現れた、太陽と三日月を重ねたような紋章を付けた飛行帽を模して改造した鉄兜、梵字のअとचを両頬に刻んだ口元を覆う仮面、マントと様々な装備を機能厳選し織り交ぜ装備した白装束を纏う男)
日米新安全保障条約が問題になる時から随分前、未だGHQの影響力が強い戦争直後の日本は、混乱による治安の悪化に対し戦争から復員してきた元超人兵士達が活動を行う、非常に正義が求められ、また超人がそれに答えた時代でもありました。
そんな状況下で【金鵄髑髏】の不在を補い、秩序を守り勇気を鼓舞せんと立ち上がった者達の中で最初期に特に傑出していたのが、戦後日本におけるヒーローに相当しつつも独自の概念を持つ『正義の味方』という言葉を生み出した菩薩仮面と、変装の達人だった七色天女です。
(当時の記録映像で大活躍する菩薩仮面と七色天女の戦い。七色天女は黒、栗、金、赤、白の五色斑の長い髪、翠と蒼を基調とした口から鼻を覆う覆面と繋がった体の線の露なボディスーツを纏う美女という姿。GHQはこの【ジャパニーズ・ヒーロー】を元旧日本軍の超人兵士である事から反乱を警戒し、しばしば陰に日向にその活躍を伝える事に妨害の報道規制を濫用したが、この『正義の味方』菩薩仮面と七色天女の活躍はそれに勇気づけられた人々の手によりニュース映画やラジオや白黒テレビでゲリラ放送めいてされ、大反響を呼んだ。口から口の噂で秘密裏口づてに伝えられた菩薩仮面と七色天女の映像が流れる放送時間は、銭湯も床屋も空になったと伝えられている)
この時期日本を騒がせていたのは主に治安悪化により生まれたり流入してきたギャング団等の犯罪組織やアメリカから活躍の場を移したマフィアやヴィランやそれに影響を受けた和製覆面怪人、東西の国際的陰謀団等でした。
(菩薩仮面の格闘戦になぎ倒される、黒いスーツに黒いソフト帽、サングラスに布覆面でトミーガンで武装したギャング達。海外からやってきたと思しき覆面と異常筋肉を持つスーパーヴィランすら、相手の武器を二丁拳銃で撃ち落とすと同時に格闘戦で気絶せしむる)
(民間人に化けた七色天女がさっと身を翻し正体を露にし、覆面盗賊達が振りかざそうとした武器を縛り付け、その懐から即座に仲間の手がかりを抜き出す)
菩薩仮面も七色天女も共に正体不明ながら大日本帝国軍超人兵士であると言われており、菩薩仮面は時に同じ旧軍所属の超人兵士であったが犯罪組織の首領と成り果てた、【金鵄髑髏】を解析して作られた強化服を纏う……と言っても、オリジナルとの性能格差は天と地ほどに歴然たるものがありましたが……元超人兵士【制式髑髏】とも戦い、これを捕縛。菩薩仮面は二丁拳銃使いではありましたが、決して人を殺さない非殺を貫く正義の味方でした。また七色天女は戦前にアメリカで暴れた巨大猿人ギガリラの同種を兵器化改造させたマンモスギガリラ・マリンギガリラを以て日本を破壊せんとしたキリザンチマ陰謀団を打倒しました。
(潜水艦をバラして鎧にしたような装甲を纏った巨大ゴリラが、出撃前にアジト諸共爆発四散する中、そこから煤一つ浴びず華麗に脱出してくる七色天女の映像)
両名共に基本的な人体強化を施されているのみでしたが、菩薩仮面は鳥と犬を偵察手段として使役する事が出来る上に武器の拳銃も強化された超人にも通用するもので、七色天女は髪・肌・目の色を自在に変えるのみならず服も自在に変化させ、服や髪の一部を武器に変える力も持っていたとされています。
この戦後最初の世代の活躍は、二つの原因によって阻害される事となりました。
一つは、戦後日本の国民感情を制御せんとして結果的に大きく逆撫でする事になったGHQ所属のヒーロー・ゴールドイーグルとブラックフォグ事件。
戦前の英雄【金鵄髑髏】の後継者を勝手に名乗ったが外見的には全く共通点の無い米軍超人兵士ゴールドイーグルが解決したとされていた、日本国内で当時連続発生していた怪人ブラックフォグが起こしたものとされていた事件が、そのゴールドイーグル=本名ジャック・カノン陸軍少佐が運営すGHQの諜報工作組織・カノン機関による工作や米ソ諜報網の激突を隠蔽したものであった事が菩薩仮面の手により明らかとなったのです。
全ての事件がGHQの陰謀というのは誤解であり、またその誤解を利用した東側の日米離間工作も存在しましたが、GHQの自作自演とGHQの対左派活動の隠蔽が偽装覆面怪人を通じ行われしかもこれを自作自演の解決を装い民心をGHQに従順に宣撫せんとしていたという事は……金鵄髑髏とは似ても似つかないあり方故に民心は靡いていなかったとはいえ一大醜聞となり、これが後のガグラ事件と並んで反政府・反米・反戦活動の原因となっていきます。
この件で菩薩仮面は川内義昭という正体を暴かれ、工作員として使われていた怪人ブラックフォグこと梅木静聴は死亡。川内義昭とゴールドイーグルは最後の事件で共に海に落ち失踪という結果に終わり、その後については隠居した、死亡した、インドの奥地に渡り後にヒーロー・ジュエルセブンの師匠になったという説等未だに諸説があり、不明のままとなっています。いずれにせよ、ゴールドイーグルの行おうとした工作は完全に失敗に終わりました。
そして二つ目の問題は、アジア太平洋地域における残留超人兵士問題です。
戦時中に日本軍に協力し超人兵士化手術を受けた現地人の生き残り、【虎】はマレー独立革命を、【使者】はインドネシア独立戦争を何れも短期間で勝利に導きました。植民地の独立は戦後の止められない流れでしたが、そこに大っぴらに旧日本軍の超人兵士が加わっていた事が重大な国際問題になり、加えて七色天女もまた戦前日本の大陸政策に関係していた疑惑を報道され、戦時中に国民党が壊滅した後に中国を支配した共産党と敵対する中国人の亡命先として知られた、日本の植民地から独立した台湾共和国に亡命という結果で姿を消します。
(マレー立憲王国とインドネシア諸国連邦それぞれの独立式典で演説を行う、特殊金属ヒヒイロカネの虎を象った機械鎧を纏う超人兵士【虎】と、白覆面、ヒヒイロカネ繊維の金のターバンとマント、そのマントの下に霊的強化で生やされた天使の羽を持つ超人兵士【使者】)
他の東南アジア諸国でもこれ程では無いとはいえ大なり小なりの類例も発生、彼等は何れも祖国の独立と革命に貢献しましたが、後に【組織】日本支部に関わった無音建武隊等、旧日本軍の残置超人兵士は後々に国際問題となり、GHQの報道規制から始まるこの一連の事件と日米新安保条約反対運動の影響から、日本における『正義の味方』は秘密主義的傾向が強いものとなっていきますが……
彼等戦後第一世代の『正義の味方』達が、社会の統一が失われ混乱した戦後日本の希望となり、人々が再び日本国民として団結する契機となり、明日への希望、未来の灯火となったのは、間違いの無い事実でした。
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