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第70話『永遠の今日』(ヤスミン視点)③
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私はそこまで叫んでハッと気づいてしまった。
これじゃ、レナちゃんに早く魔法を使えって言ってるみたいだ。
違う。そんなつもりで言った訳じゃないのだ。
「レナちゃん」
「分かってるよ。ヤスミン。シーラちゃんに永遠の魔法を使う。そして助ける」
「いや、それは少し考えても良いんじゃないかなって」
「必要ないよ」
「いや、でも」
「だって、どんな事になっても、ヤスミンとシーラちゃんが居てくれるんでしょ? なら、私はそれで良い」
柔らかく微笑むレナちゃんはとても可愛らしい女の子だというのに、何故か酷く格好良くも見えて。
私の情緒はぐちゃぐちゃにかき回されてしまうのだった。
思考回路が! 乙女だから!
「じゃあ、やろうか」
「レナ」
「はい」
「永遠の魔法はとにかく魔力を使う。だから私の魔力も使って」
「……ありがと。エミリーさん」
「わ、私も! 大してないけど!」
「俺も協力しよう」
「ありがとう。二人とも。じゃあ、行くよ!!」
レナちゃんはそう言うと、両手をシーラ様に向けて魔法を使う。
エミリーさんはレナちゃんの左肩に手を乗せ、オリヴァーさんは右肩。
私はどうすれば良いか迷った挙句、腰にしがみつくのだった。
直後、部屋いっぱいに光が溢れる。
多分だけど、その永遠の魔法という奴と、癒しの魔法を両方使っているんだろう。
「っ!」
そして、レナちゃんは崩れ落ちる様に地面にへたり込んでしまい、私はそんなレナちゃんを何とか支えるのだった。
「レナちゃん。大丈夫?」
「うん。何とかね……エミリーさん。シーラちゃんはどうですか?」
レナちゃんの問いに、エミリーさんはベッドの上に寝ているシーラ様を覗き込んで、笑った。
「うん。もう大丈夫だね」
「……はぁー。良かった」
レナちゃんは体の力が抜けて、そのまま私の方に倒れて来た。
しかし、私はレナちゃんよりも体が小さいし、力も無いしで、支える事が出来ず、何とか座った状態でレナちゃんの頭だけを足の上に乗せるのだった。
「大丈夫? レナちゃん」
「うん」
「辛くない?」
「ちょっと怠いかな。でも、ヤスミンの足が柔らかいから、へいきー。へへ。スリスリ」
「ちょ! 止めてよ!」
「シーラちゃんとは違った良さがあるよね。ふへへ。ぷにぷに」
「や、やめてったら!」
「スンスン。なんか良い匂いが……」
「止めてって言ってるでしょ!!」
私はレナの顔を思いっきり叩いて、レナの格好いいイメージを守ろうとした。
しかし、その代償は大きく、レナは私の一撃で気絶してしまうのだった。
「え? あれ? レナ?」
「とりあえずこっちはこれで大丈夫だな」
「えぇ。そうね。後は防衛について。シーラ様には後で決まった事を話しましょう。じゃ、ヤスミンちゃん。また後でね」
「え? え?」
そして、エミリーさんとオリヴァーさんは出て行ってしまい、私は一人残される事になってしまうのだった。
これじゃ、レナちゃんに早く魔法を使えって言ってるみたいだ。
違う。そんなつもりで言った訳じゃないのだ。
「レナちゃん」
「分かってるよ。ヤスミン。シーラちゃんに永遠の魔法を使う。そして助ける」
「いや、それは少し考えても良いんじゃないかなって」
「必要ないよ」
「いや、でも」
「だって、どんな事になっても、ヤスミンとシーラちゃんが居てくれるんでしょ? なら、私はそれで良い」
柔らかく微笑むレナちゃんはとても可愛らしい女の子だというのに、何故か酷く格好良くも見えて。
私の情緒はぐちゃぐちゃにかき回されてしまうのだった。
思考回路が! 乙女だから!
「じゃあ、やろうか」
「レナ」
「はい」
「永遠の魔法はとにかく魔力を使う。だから私の魔力も使って」
「……ありがと。エミリーさん」
「わ、私も! 大してないけど!」
「俺も協力しよう」
「ありがとう。二人とも。じゃあ、行くよ!!」
レナちゃんはそう言うと、両手をシーラ様に向けて魔法を使う。
エミリーさんはレナちゃんの左肩に手を乗せ、オリヴァーさんは右肩。
私はどうすれば良いか迷った挙句、腰にしがみつくのだった。
直後、部屋いっぱいに光が溢れる。
多分だけど、その永遠の魔法という奴と、癒しの魔法を両方使っているんだろう。
「っ!」
そして、レナちゃんは崩れ落ちる様に地面にへたり込んでしまい、私はそんなレナちゃんを何とか支えるのだった。
「レナちゃん。大丈夫?」
「うん。何とかね……エミリーさん。シーラちゃんはどうですか?」
レナちゃんの問いに、エミリーさんはベッドの上に寝ているシーラ様を覗き込んで、笑った。
「うん。もう大丈夫だね」
「……はぁー。良かった」
レナちゃんは体の力が抜けて、そのまま私の方に倒れて来た。
しかし、私はレナちゃんよりも体が小さいし、力も無いしで、支える事が出来ず、何とか座った状態でレナちゃんの頭だけを足の上に乗せるのだった。
「大丈夫? レナちゃん」
「うん」
「辛くない?」
「ちょっと怠いかな。でも、ヤスミンの足が柔らかいから、へいきー。へへ。スリスリ」
「ちょ! 止めてよ!」
「シーラちゃんとは違った良さがあるよね。ふへへ。ぷにぷに」
「や、やめてったら!」
「スンスン。なんか良い匂いが……」
「止めてって言ってるでしょ!!」
私はレナの顔を思いっきり叩いて、レナの格好いいイメージを守ろうとした。
しかし、その代償は大きく、レナは私の一撃で気絶してしまうのだった。
「え? あれ? レナ?」
「とりあえずこっちはこれで大丈夫だな」
「えぇ。そうね。後は防衛について。シーラ様には後で決まった事を話しましょう。じゃ、ヤスミンちゃん。また後でね」
「え? え?」
そして、エミリーさんとオリヴァーさんは出て行ってしまい、私は一人残される事になってしまうのだった。
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