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十三年前の自殺
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「なにかおかしなところがあったのですか?事件性があったとか」
滝川の問いに小野寺は「これは全く私の主観にしか過ぎない、なんの根拠もないことなのですが」と、前置きしてから
「似つかわしくなかったんです。人が自殺した場所に一緒にいると言うのに、その、娘の一華さんからはなにも感情の機微が読み取れませんでした。私も話しましたが、人間と話しているような気がしませんでした。あまりのことで放心している、状況が飲み込め切れていないのだと、その時は思ったのですが。そしてもう一人、一緒にいたクラスメイト。さっきも名前が出ました矢島千尋さん。この子が不自然なほどテキパキしていました。こちらの質問にも実に明朗に答えていた。最初に私が現場に到着した際、矢島千尋は我々に向かって笑顔を見せました。今でも覚えていますが、愛くるしく人を魅了する笑顔です。それが全く事件の惨状にそぐわないちぐはぐしたものでした。それが何とも異様で」
滝川と佐山をまっすぐ見つめながら小野寺は言った。
滝川は聞き込みの際に会った橋本千尋の顔を思い浮かべた。
あの笑顔。
「それは友達が大変な状況にある中で、自分だけでも気丈に振舞おうとして空回りしていたのでは?」
佐山の言葉に小野寺は苦笑いしながら短く刈り込んだ頭をかいた。
「そうなんでしょうなあ。あの年頃の子にしては精一杯だったのでしょう。ですが私のように捻くれた質の者はどうしても訝しんでみてしまう」
小野寺刑事は十数年前の、言い方は悪いがさほど大きな事件でもないものを正確に覚えている。それが小川一華と橋本千尋の印象によるものに起因しているのは滝川の目からも明らかだった。
「どうして友達が現場に?」
「学校が終わって、二人で小川一華さんの家で勉強する予定だったそうです。母親の惨い現場を見て小川一華さんは放心状態、警察への通報は矢島千尋さんからでした。彼女が家に上がろうとする一華さんを家の外にいるように諭したそうです。警察が来たとき、千尋さんが一華さんを抱きしめていたそうです。おかげで現場はきれいなままでした」
人の遺体を見て取り乱すことなく中学生の子供が、現場保存にまで気を回して行動できるものだろうか?
逆に、子供だからこそ余計なことを考えずにテレビかなにかで得た知識を総動員して行動できたのだろうか?
滝川には断定しかねることだった。
そして引っかかった。
ここでも彼女は「完全過ぎる」。
「遺書はあったのでしょうか?」
「はい。正確に言うと、遺書のようなものですね。メモ書きのようなものですが『一華ごめんなさい』と。筆跡は間違いなく小川美沙さんのものでした。上層部も遺書として扱いました」
滝川の質問に小野寺は答えると、捜査資料を見せた。
滝川と佐山はしばらく資料に目を通す。
「ちょっと失礼します」と、言って小野寺は部屋から出て行った。
滝川と佐山は失踪届の際の聞き取りと、自殺の捜査資料を読み込んでみたが事件性は全くと言っていいほど無い。
しばらくすると小野寺がお茶を持ってきた。
「いかがでしたか?」
お茶を滝川と佐山の前に置いてから小野寺が聞く。
「我々が見ても、失踪と自殺から事件性があるとは思えません」
滝川が言うと小野寺がうなずいた。
「そうです。失踪の方はともかく、自殺の方は事件性が皆無なことは現場の痕跡が証明していました。いくら私が訝しんでみてもすべての状況が自殺で疑いようがありませんでした」
「動機はなんでしょう?」
「小川美沙さんの周辺では金銭的、人間関係のトラブルはありませんでした。遺書とみられるものにも娘さんへの謝罪の言葉だけで、他にはなにも書いてありません。唯一あったのはネットによる誹謗中傷から起きた嫌がらせです。ご主人の失踪が実は殺人事件で、その犯人が奥さんだと。そして娘である一華さんに虐待をしていたことが実名と住所付きでネットの掲示板に書かれたのが発端です」
佐山が「酷いな……」と、呟いた。
「それから実生活でもドアやアパートの塀に落書きをされたりと、嫌がらせはエスカレートし、大家にも苦言を呈されていたそうです。そうした心労がたたって自殺したのではないかという見方もありました。ですが決定的な動機は今でもわかりません」
「失踪が殺人だったとは?」
滝川は小野寺を見据えながら聞いた。
「正直な話、本当のところはわかりません。ネットの書き込みを根拠に捜査なんてできませんからねえ。それに失踪に事件性がないと判断したのは他ならぬ警察ですから」
小野寺は一旦、お茶の入った湯呑に口をつけてから続けた。
「ただ、虐待の方は本当だったようです。周辺や学校への聞き込みから、どうも小川一華さんはネグレクトの被害者だったようです。育児放棄ですな。当時の一華さんは食事も満足に与えてられなかったと聞きます。それがいじめの一因にもなったと聞きました」
「育児放棄ですか。やりきれませんね」
佐山が憤慨したように言った。
「他にも暴力を振るわれたりとかもあったそうです。ただ、ほとんどは失踪した博之氏によるもので、美沙さん自身も暴力にさらされていたそうです。これは小川一華さんから直接聞いたことです」
「母親は虐待の加害者でもあり、同じ被害者でもあったわけですか」
瀧川が感情を出すことなく口を開く。そして考える。
父親は赤の他人でも母親とは血がつながっている。
小川一華と母親には父親の博之にはない絆のようなものがあったのだろうか。
「誰がそんなことを書き込んだのですか?」
佐山のように憤慨することなく、滝川は終始冷静だ。
まるで意図して感情を排しているように。
「一華さんをいじめていた生徒です。高橋智花、小田茉莉、田島紅音の三人です。彼女たちは小川美沙さんに自分たちがいじめをしていたことをネットや進学先の高校にバラされると思ってやったと言っていました。そうした噂が当時クラスの間で流れていたのは事実です」
ネットの情報から生活環境が破綻する。
高橋智花の件に似ていると滝川は思った。
もっとも小川美沙は自殺。高橋智花は失踪と、大きな違いはあるが。
「書き込みをした生徒はなにか罰を受けたのですか?」
「いえ。彼女たちは何一つ個人が特定できるようなことは書いておりませんでした。触発された人間がどんどんエスカレートしていったというとこでしょうか。ネットの特性を熟知してうまく利用したと言ってしまえばそこまでですが」
「小川一華はどうでしたか?法的にはどうあれ母親を殺したのは同級生ということになる」
「それが達観しているというか…… 恨み言の一つもなく、済んでしまったことはどうにもならないと」
滝川は内心驚いていた。
実の母親が、直接でないにしろ自分をいじめていたクラスメイトのせいで死んだのだ。
それなのに無反応とはどういうことだろう?
小川一華にとっては、母親も所詮はDVの加害者でしかなかったということなのだろうか。
その後も小野寺と当時の事件についてやりとりしたが、滝川が期待していたような成果は得られなかった。
小野寺は滝川たちを署の玄関まで見送りした。
「すみません。わざわざお越しくださったのに大した話もできず」
小野寺が頭を下げる。
「いえ。お気になさらないでください」
「滝川さん。私はさっきも言ったように、失踪と自殺という一連の事に疑問を抱いたのは事実です。ですが警察として事件性がないと決定した以上、捜査はできませんでした。小川一華にも矢島千尋にもその後の話を聞くことはできません。ですが――」
小野寺は一旦区切ってから「我々は小川一華に、あんなことがあったのだからセラピーを受けてはどうかと勧めました。なんといっても母親の遺体を見てしまったわけですし、それまでの環境のこともある。精神的ケアが必要だと感じたのです。警察には犯罪被害者の精神的ケアを担当する精神科医を紹介することもできますから」と、言った。
「それはわかります。特に多感な年頃ですし」
滝川も同意見だった。
「その後の小川一華の様子が気になった私は、彼女にセラピーを紹介した者に聞いてみました。彼女のその後の様子を」
「どうでした?」
「小川一華は紹介した精神科医のもとには行かなかったそうです。なんでも自分で相手を見つけたとかで。どこの精神科医とか、そういう
ことは聞いてもなにも言わなかったそうです」
「そうですか」
中学生がどういう基準で自分が信頼できる精神科医を見つけられたのか滝川には興味があった。
しかし、それを聞いても得られるものはないというのもわかっている。
滝川と佐山は小野寺に礼を言うと、目白署をあとにした。
滝川の問いに小野寺は「これは全く私の主観にしか過ぎない、なんの根拠もないことなのですが」と、前置きしてから
「似つかわしくなかったんです。人が自殺した場所に一緒にいると言うのに、その、娘の一華さんからはなにも感情の機微が読み取れませんでした。私も話しましたが、人間と話しているような気がしませんでした。あまりのことで放心している、状況が飲み込め切れていないのだと、その時は思ったのですが。そしてもう一人、一緒にいたクラスメイト。さっきも名前が出ました矢島千尋さん。この子が不自然なほどテキパキしていました。こちらの質問にも実に明朗に答えていた。最初に私が現場に到着した際、矢島千尋は我々に向かって笑顔を見せました。今でも覚えていますが、愛くるしく人を魅了する笑顔です。それが全く事件の惨状にそぐわないちぐはぐしたものでした。それが何とも異様で」
滝川と佐山をまっすぐ見つめながら小野寺は言った。
滝川は聞き込みの際に会った橋本千尋の顔を思い浮かべた。
あの笑顔。
「それは友達が大変な状況にある中で、自分だけでも気丈に振舞おうとして空回りしていたのでは?」
佐山の言葉に小野寺は苦笑いしながら短く刈り込んだ頭をかいた。
「そうなんでしょうなあ。あの年頃の子にしては精一杯だったのでしょう。ですが私のように捻くれた質の者はどうしても訝しんでみてしまう」
小野寺刑事は十数年前の、言い方は悪いがさほど大きな事件でもないものを正確に覚えている。それが小川一華と橋本千尋の印象によるものに起因しているのは滝川の目からも明らかだった。
「どうして友達が現場に?」
「学校が終わって、二人で小川一華さんの家で勉強する予定だったそうです。母親の惨い現場を見て小川一華さんは放心状態、警察への通報は矢島千尋さんからでした。彼女が家に上がろうとする一華さんを家の外にいるように諭したそうです。警察が来たとき、千尋さんが一華さんを抱きしめていたそうです。おかげで現場はきれいなままでした」
人の遺体を見て取り乱すことなく中学生の子供が、現場保存にまで気を回して行動できるものだろうか?
逆に、子供だからこそ余計なことを考えずにテレビかなにかで得た知識を総動員して行動できたのだろうか?
滝川には断定しかねることだった。
そして引っかかった。
ここでも彼女は「完全過ぎる」。
「遺書はあったのでしょうか?」
「はい。正確に言うと、遺書のようなものですね。メモ書きのようなものですが『一華ごめんなさい』と。筆跡は間違いなく小川美沙さんのものでした。上層部も遺書として扱いました」
滝川の質問に小野寺は答えると、捜査資料を見せた。
滝川と佐山はしばらく資料に目を通す。
「ちょっと失礼します」と、言って小野寺は部屋から出て行った。
滝川と佐山は失踪届の際の聞き取りと、自殺の捜査資料を読み込んでみたが事件性は全くと言っていいほど無い。
しばらくすると小野寺がお茶を持ってきた。
「いかがでしたか?」
お茶を滝川と佐山の前に置いてから小野寺が聞く。
「我々が見ても、失踪と自殺から事件性があるとは思えません」
滝川が言うと小野寺がうなずいた。
「そうです。失踪の方はともかく、自殺の方は事件性が皆無なことは現場の痕跡が証明していました。いくら私が訝しんでみてもすべての状況が自殺で疑いようがありませんでした」
「動機はなんでしょう?」
「小川美沙さんの周辺では金銭的、人間関係のトラブルはありませんでした。遺書とみられるものにも娘さんへの謝罪の言葉だけで、他にはなにも書いてありません。唯一あったのはネットによる誹謗中傷から起きた嫌がらせです。ご主人の失踪が実は殺人事件で、その犯人が奥さんだと。そして娘である一華さんに虐待をしていたことが実名と住所付きでネットの掲示板に書かれたのが発端です」
佐山が「酷いな……」と、呟いた。
「それから実生活でもドアやアパートの塀に落書きをされたりと、嫌がらせはエスカレートし、大家にも苦言を呈されていたそうです。そうした心労がたたって自殺したのではないかという見方もありました。ですが決定的な動機は今でもわかりません」
「失踪が殺人だったとは?」
滝川は小野寺を見据えながら聞いた。
「正直な話、本当のところはわかりません。ネットの書き込みを根拠に捜査なんてできませんからねえ。それに失踪に事件性がないと判断したのは他ならぬ警察ですから」
小野寺は一旦、お茶の入った湯呑に口をつけてから続けた。
「ただ、虐待の方は本当だったようです。周辺や学校への聞き込みから、どうも小川一華さんはネグレクトの被害者だったようです。育児放棄ですな。当時の一華さんは食事も満足に与えてられなかったと聞きます。それがいじめの一因にもなったと聞きました」
「育児放棄ですか。やりきれませんね」
佐山が憤慨したように言った。
「他にも暴力を振るわれたりとかもあったそうです。ただ、ほとんどは失踪した博之氏によるもので、美沙さん自身も暴力にさらされていたそうです。これは小川一華さんから直接聞いたことです」
「母親は虐待の加害者でもあり、同じ被害者でもあったわけですか」
瀧川が感情を出すことなく口を開く。そして考える。
父親は赤の他人でも母親とは血がつながっている。
小川一華と母親には父親の博之にはない絆のようなものがあったのだろうか。
「誰がそんなことを書き込んだのですか?」
佐山のように憤慨することなく、滝川は終始冷静だ。
まるで意図して感情を排しているように。
「一華さんをいじめていた生徒です。高橋智花、小田茉莉、田島紅音の三人です。彼女たちは小川美沙さんに自分たちがいじめをしていたことをネットや進学先の高校にバラされると思ってやったと言っていました。そうした噂が当時クラスの間で流れていたのは事実です」
ネットの情報から生活環境が破綻する。
高橋智花の件に似ていると滝川は思った。
もっとも小川美沙は自殺。高橋智花は失踪と、大きな違いはあるが。
「書き込みをした生徒はなにか罰を受けたのですか?」
「いえ。彼女たちは何一つ個人が特定できるようなことは書いておりませんでした。触発された人間がどんどんエスカレートしていったというとこでしょうか。ネットの特性を熟知してうまく利用したと言ってしまえばそこまでですが」
「小川一華はどうでしたか?法的にはどうあれ母親を殺したのは同級生ということになる」
「それが達観しているというか…… 恨み言の一つもなく、済んでしまったことはどうにもならないと」
滝川は内心驚いていた。
実の母親が、直接でないにしろ自分をいじめていたクラスメイトのせいで死んだのだ。
それなのに無反応とはどういうことだろう?
小川一華にとっては、母親も所詮はDVの加害者でしかなかったということなのだろうか。
その後も小野寺と当時の事件についてやりとりしたが、滝川が期待していたような成果は得られなかった。
小野寺は滝川たちを署の玄関まで見送りした。
「すみません。わざわざお越しくださったのに大した話もできず」
小野寺が頭を下げる。
「いえ。お気になさらないでください」
「滝川さん。私はさっきも言ったように、失踪と自殺という一連の事に疑問を抱いたのは事実です。ですが警察として事件性がないと決定した以上、捜査はできませんでした。小川一華にも矢島千尋にもその後の話を聞くことはできません。ですが――」
小野寺は一旦区切ってから「我々は小川一華に、あんなことがあったのだからセラピーを受けてはどうかと勧めました。なんといっても母親の遺体を見てしまったわけですし、それまでの環境のこともある。精神的ケアが必要だと感じたのです。警察には犯罪被害者の精神的ケアを担当する精神科医を紹介することもできますから」と、言った。
「それはわかります。特に多感な年頃ですし」
滝川も同意見だった。
「その後の小川一華の様子が気になった私は、彼女にセラピーを紹介した者に聞いてみました。彼女のその後の様子を」
「どうでした?」
「小川一華は紹介した精神科医のもとには行かなかったそうです。なんでも自分で相手を見つけたとかで。どこの精神科医とか、そういう
ことは聞いてもなにも言わなかったそうです」
「そうですか」
中学生がどういう基準で自分が信頼できる精神科医を見つけられたのか滝川には興味があった。
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