家政婦の代理派遣をしたら花嫁になっちゃいました

ゆきりん(安室 雪)

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14 〜樹視線〜

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 「樹さん、ちょっといいですか?」

 大勢いる広間から、生田に呼ばれ廊下に出る。耳に小声で話してくる。

 「竹田さんが消えました。休憩室には飲みかけの湯呑みが転がり、荷物は置きっ放しです。今までの働きぶりから、持ち場を離れてどこかに行く事は考えられないんですけどね?樹さん、どこかで抱き潰してませんよね?」

「こんな日でなければ、ヤるかもしれんな。いつくらいから居ない?」

 「お茶の休憩と考えると、15:00-15:30の30分の間に連れ去られたと考えれます。多分スマホは持っていると思われます。しかし、無闇に電話を鳴らすのは危険かと」

 「天音は仕事中は音を切ってるはずだから、メールを送ってみる」

『天音、どこにいる?』

すぐには返事は来なかったが5分後、

 『車で30分圏内の日本家屋と日本庭園、小さい家がある、多分今日屋敷にした人の関係箇所。禿げデブ2人。今のところ身の危険無し』

 「生田っ!昼食を食べ15:00-16:00に屋敷に居なかったヤツを洗え。後はコレだ」

 天音が送って来たメールを見せる。

「禿げデブ2人、つるんでるのはアイツらしか浮かびません」

 「だろうな、俺もだ。ただし、日本家屋か」

 「2人はマンション暮らしだったはず。他の組みの関係箇所を洗います」

 俺はイライラしながら生田の報告を待った。



 「樹さん、分かりました。銀龍会の残党が引き継いだ屋敷があります。ココなら約30分圏内です」

 「あ~、潰し損ねた残党がいるのか」

 1年程前に潰してやったのにな。天音に手を出しやがってっ!!もう一回潰してやろう。

 俺はニヤリと顔を歪めた。




 数人、腕の立つヤツを集める傍、馴染みの警察に恩を売るために連絡を入れておいた。




 身の危険無しとは言っていても、何が起こるかわからない。無能な種を撒き散らすサルも多い。天音、無事でいてくれ。助け出したらお前の身体をヤリ尽くしてやるっ!!


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