抱かれたい騎士No.1と抱かれたく無い騎士No.1に溺愛されてます。どうすればいいでしょうか!?

ゆきりん(安室 雪)

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 「やあ、ジュリアちゃん、頑張ってるみたいだね?騎士達が噂してたよ~、元気な可愛い子が入ったって」

 「ユーバ!仕事紹介してくれてありがとう。私に合ってるみたい。あと、目覚ましも重宝してるよ。1個だったら確実に寝坊してたかも」

 5分違いで目覚ましをかけているのだ。

 「役に立って良かったよ。仕事は問題無さそうだね?」

 「うん、みんな良くしてくれるし。指痛かったら湿布くれて、ソレの効き目が凄いのっ!」

 「あ~、あの湿布ね。パッケージは胡散くさいけどホントに良く効くんだよね」

 「見て笑い転げちゃた!」

 「ははっ、俺はもう見慣れたけどな。じゃあまた様子見にくるよ」

 「は~い」

 ユーバに手を振る。

 「ジュリアちゃんって、ユーバさんの知り合い?仲いいの?」

 シャリルが寄ってくる。

 「従兄弟なんだって、ココで初めて会っけど。だから仲はどうだろうね?」

 「ふ~ん、そう」

 午後からも皮剥きをひたすら頑張り、午後の分は全て終わらせて上がりの時間になった。




 ジュリアは晩御飯の時間を20時と決めたので、その時間に食べに行く。忙しいピークが20時には収まるのでそれを考えてだ。

 メインは少なめにしてもらう。

 今日はビーフシチューだ、美味しい。

 もぐもぐと早めに食べ、自室に帰る通路を歩いていて、曲がり角から出て来た人とぶつかってしまう。

 「痛っ!!」

 「ああ、大丈夫か?」

 こっ、この声はラルク様っ!

 「大丈夫です、すいませんラル・・・、え」

 甘いバリトンボイスで、絶対ラルク様だと思ったのに目の前にいたのは、

 「じ、ジオン様っ!?すいませんっ」

 ジオン様の冷たい眼差しが下から見上げていた。何故下から?

 「重い」

 なんと、ジオン様のお腹の上に座っていたのだ!!

 「キャア!すいませんっ、重くて。ジオン様怪我はありませんか?」

 「ぷっ!重いと言ったのは冗談だ。気をつけろよ」

 ニヤリと笑いながら言う。

ジュリアがジオンの上から退くと、スッと立ち上がり、ジュリアの頭をポンポンと撫で立ち去っていく。

 「うわぁ。絶対零度の眼差しが溶けると、すっごいカッコイイ!あれ?でもなんでラルク様の声だと思ったんだろう?」

 疲れてたのかな?

 でも、ジオン様の意外な一面発見だっ!!明日からは目の保養は2人だ。むふふっ。



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