結婚式に代理出席したら花嫁になっちゃいました

ゆきりん(安室 雪)

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 四角いテーブルに、時計周りで鷹夜・美希・理沙・響也の順番で座る。

「美希、京極響也と奥さんの理沙さんだ」

 鷹夜さんが紹介してくれる。

「初めまして、美希です」

 鷹夜さんは、既に理沙さんとは会った事がある様だ。従兄弟同士の鷹夜さんと響也さんはあんまり似てないかも・・・。と言うか、響也さんは華道家と聞いてなかったら、『や』の付く職業の人だと絶対に思ってしまう顔立ちだ。一見怖い系なのだ。体格も良い。

 最初は4人で話していたが、途中から美希と理沙さん、鷹夜さんと響也さんに分かれて話している。席が隣で話しやすい。理沙さんも華道をやっていて響也さんと知り合ったのかと思いきや、車でぶつかったのがきっかけらしい。いや、世の中出逢うきっかけなんてわからないね~、なんて話しで盛り上がってしまう。美希と鷹夜さんの出逢うきっかけ話しも、理沙さんは興味深々聞いていた。

 そんなこんなで、楽しい会食が済み、お店を出た所で、鷹夜さんは電話が鳴り、少し離れた場所で話している。理沙さんもお手洗いに行き、響也さんと美希で通路にあるソファに座り、鷹夜さんの子供の頃の話を聞いて笑い転げている。訝しげな顔で戻ってきた鷹夜さんには2人揃って、『世間話だよ?』と誤魔化す。響也さんは顔は怖いが、いい人そうだ。理沙さんも戻ってきて、駐車場まで行き、そこでお開きになるが、理沙さんから

「今度、1人でもいいから遊びに来てねっ。なんなら一緒に華道習おう?」

 とお誘いを受けてしまった。理沙さんは響也さんのお弟子さんから華道を習い始めたらしいのだが、センスが無いらしく、かなりやる気ぐ出ないらしい。縋るような眼差しを向けてくる。

「足、すぐに痺れるから行儀悪くてもいいなら」

 美希が言うと、クスリと笑われてしまったがしょうがない。正座は苦手なのだ。



 
 鷹夜は家に帰ると、すぐさま美希にキスしながら服を脱がせ、一緒にお風呂に入る。鷹夜は美希とお風呂に入り、美希の身体を手で、洗うのが大好きなのだ。勿論、洗うだけではなく、濃厚な愛撫も加える。なので、お風呂から出る頃には、美希はいつもグッタリで鷹夜さんには抱えられて出てくる。

 鷹夜さんに髪を乾かされ、ベッドまで運ばれる。昨日とは違い、今日は2人とも満たされて眠るのだ。



 しかし、翌朝のネットニュースでトンデモナイ記事が出る。

『華道家・京極響也、奥様の#美希_・・__#さんとラブラブディナー』

 響也さんと美希がソファで楽しそうに笑っている写真付きだ。


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