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5章
アネルの秘密
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「アネル」
アネルが報告を終えて、謁見の間から出てくると、外では小さな両腕を組みながら、仁王立ちをするディータの姿があった。
「……ディータさん」
「それも気になってはいたのよね、カモメやエリンシア達はちゃん付けなのに、こんな見た目の私はさん付けなのだもの……私の正体を知っていなければおかしいと思ったわ」
そう、アネルはカモメやエリンシア……いや、この国の王であるフィルディナンドですらちゃん付けで呼んでいるのだ。それなのに出会った時からぬいぐるみのような姿をしている、見た目だけはプリティーなディーダだけ、なぜかさん付けで呼んでいた。
「話を聞かせてもらうわよ」
「解りました……場所を変えてもいいでしょうか?」
普段の軽さがなくなり、丁寧な言葉を使うアネル。
だが、不思議とそこにぎこちなさは無く、これが彼女の本来の喋り方なのだろうと思えたのだ。
その言葉に、ディータは頷きで返し、二人はアネルの寝室へと移動した。
「さあ、話しなさい……アナタはレナなの?」
「……はい」
「……なぜ、そんな姿に?幻術とかではないわよね?」
ディータの問いに頭を縦に振るアネル。
「そう……妹がこんなに近くにいたのに気づけなかったなんてね……姉失格ね」
「そんなことありません、姉様!……私がずっと気付かれないようにしていたのです」
「なぜ?私に気付かれたくない理由は何?」
「私は……レナであってアネルでもあるのです……」
その言葉の意味にディータはすぐには気付けず、首を傾げる。
レナでもあってアネルでもある、それはどういう意味なのだろうと……。
ディータは頭を回転させながら考えていると、一つの事にやっと気づく。
それは、レナがそんなことをしているとは思わないから気付かなかったのだ。自分の妹で心優しいレナ。
彼女は自分が死ぬときに言った言葉も覚えている。
「レナ……それってまさか……」
「はい」
レナが肯定の言葉を紡ぐと、ディータは頭に血を昇らせた。
それはつまり――――――――――『アネル』という人間もいたという事になる。
そして、レナはそのアネルの体を乗っ取ったのだ。
1000年前、私が死ぬときレナはなんと言っただろうか?
ディータが『私が人間の体を乗っ取るようにとあなたがお願いするわけない』という言葉にもちろんですと答えた。
それはつまり、ディータとレナは人間を大切にしている、その人間の体を奪ってしまえば、その人間の人生を奪ってしまうのだ。そして、それはディータにとって許せることではなかった。
言ってしまえば、ディータがカモメを殺してその体を奪ったようなものなのだ。
「アンタ……それがどういう意味か分かってるの?」
ディータが怒りの表情でレナを見る。
レナは視線を地面に一度落した後、再びディータの方へ視線を戻す。
その表情は悲しそうとも嬉しそうともとれるような表情だった。
「少し、昔話をしてもいいでしょうか?」
「話しなさい」
そう言うと、レナは静かな優しい声で話を始めるのだった。
「姉様が亡くなった後、私は魔族との戦いに協力してくれたドラゴンの元にいました」
===========================================
ドラグ山脈、ここには多くのドラゴンたちが住んでいる。
長い戦いの末、闇の女神の犠牲があったとはいえ、魔族たちをこの世界から追い返すことに成功したことを祝う、宴が開かれていた。
中にはドラゴンだけではなく、共に戦った人間の王の姿もあり、もちろんレナの姿もあった。
レナはこの頃、人間には自分が女神であることを知らせてはいなかった、人間として、戦いに参加していたのである、それはもちろんディータも同じで、彼女たちは人間の戦力として戦った。
だが、ドラゴンたちはレナとディータが女神であることを知っていた。
ドラゴンたちの協力を得るには自分たちの正体を明かす必要があった為である。
ドラゴンたちの活躍もあり、レナ達は見事魔族の撃退に成功するが、その時の会話を人間たちにも聞かれてしまっていたのだ。その為、最後には人間にも彼女たちが女神であることがバレてしまっていた。
とはいえ、すでに戦いは終わっている。
今更バレたところで特に問題はない、レナはこの宴が終われば姿を消し、また世界を見守ることに専念しようと思っていたからだ……いや、見守りながら姉であるディータが力を与えようと思える人間が生まれてくるのを探してみるのもいい。
「どんな子と一緒に戻ってきてくれるのか楽しみですね」
ディータは魔王に殺された。
だが、彼女は最後の力を振り絞り、自分の魂を異空間へと逃がしたのだ。
そして、いつかまた来る魔王との戦いのために自分の力を人間に託そうと考えていた。
「女神殿、何かいいことでもあるのですかな?」
不意に話しかけられ、レナはビクリと体を震わせる。
「すみませぬ、驚かせてしまいましたか?」
「いいえ、こちらこそ失礼しました、何か用ですか?」
「いえ、改めてお礼を、あなた様とディータ様のお陰でこの世界は救われました。」
「私はこの世界の女神です、当たり前のことをしただけですよ」
レナからしてみればあまり人間とは関わりたくはなかった。
それは別に人間を嫌っているというわけではない、むしろ人間は好きであった、ディータと共に作ったこの世界で生まれてきてくれた生命。元からいた魔物やドラゴンとは違い、自分たちの努力の元に生まれてきてくれたかわいい子供たちなのだ。
だけど、自分たちの存在をあまり知られてしまうと、いざという時に私たちを頼るようになってしまうかもしれない。そうなってしまえば、人間達は努力を怠ってしまうかもしれない。
そうならない為にも、レナはあまり人間と話をしなかった。
その態度が人間に不信感を与えてしまっているとは気づきもせずに。
「では、私はこれで」
「あ…女神殿っ」
制止する言葉も聞かず、レナはその場を離れた。
今のレナの頭の中はいずれ生まれてくる、ディータの力を受け継いだ一人の人間の事しか考えてなかったのだ、その為、今しがた話しかけてきた人間の王が表情を歪めていることに気付くこともなかった。
「可愛い子だといいなぁ、そうしたら、私がその子を育てましょう、そうしましょう……うふふ、楽しみね」
空に浮かぶ満面の星を見ながら、レナは呟いた。
その近くで一人の女性がその姿をみているとも気付かずに。
アネルが報告を終えて、謁見の間から出てくると、外では小さな両腕を組みながら、仁王立ちをするディータの姿があった。
「……ディータさん」
「それも気になってはいたのよね、カモメやエリンシア達はちゃん付けなのに、こんな見た目の私はさん付けなのだもの……私の正体を知っていなければおかしいと思ったわ」
そう、アネルはカモメやエリンシア……いや、この国の王であるフィルディナンドですらちゃん付けで呼んでいるのだ。それなのに出会った時からぬいぐるみのような姿をしている、見た目だけはプリティーなディーダだけ、なぜかさん付けで呼んでいた。
「話を聞かせてもらうわよ」
「解りました……場所を変えてもいいでしょうか?」
普段の軽さがなくなり、丁寧な言葉を使うアネル。
だが、不思議とそこにぎこちなさは無く、これが彼女の本来の喋り方なのだろうと思えたのだ。
その言葉に、ディータは頷きで返し、二人はアネルの寝室へと移動した。
「さあ、話しなさい……アナタはレナなの?」
「……はい」
「……なぜ、そんな姿に?幻術とかではないわよね?」
ディータの問いに頭を縦に振るアネル。
「そう……妹がこんなに近くにいたのに気づけなかったなんてね……姉失格ね」
「そんなことありません、姉様!……私がずっと気付かれないようにしていたのです」
「なぜ?私に気付かれたくない理由は何?」
「私は……レナであってアネルでもあるのです……」
その言葉の意味にディータはすぐには気付けず、首を傾げる。
レナでもあってアネルでもある、それはどういう意味なのだろうと……。
ディータは頭を回転させながら考えていると、一つの事にやっと気づく。
それは、レナがそんなことをしているとは思わないから気付かなかったのだ。自分の妹で心優しいレナ。
彼女は自分が死ぬときに言った言葉も覚えている。
「レナ……それってまさか……」
「はい」
レナが肯定の言葉を紡ぐと、ディータは頭に血を昇らせた。
それはつまり――――――――――『アネル』という人間もいたという事になる。
そして、レナはそのアネルの体を乗っ取ったのだ。
1000年前、私が死ぬときレナはなんと言っただろうか?
ディータが『私が人間の体を乗っ取るようにとあなたがお願いするわけない』という言葉にもちろんですと答えた。
それはつまり、ディータとレナは人間を大切にしている、その人間の体を奪ってしまえば、その人間の人生を奪ってしまうのだ。そして、それはディータにとって許せることではなかった。
言ってしまえば、ディータがカモメを殺してその体を奪ったようなものなのだ。
「アンタ……それがどういう意味か分かってるの?」
ディータが怒りの表情でレナを見る。
レナは視線を地面に一度落した後、再びディータの方へ視線を戻す。
その表情は悲しそうとも嬉しそうともとれるような表情だった。
「少し、昔話をしてもいいでしょうか?」
「話しなさい」
そう言うと、レナは静かな優しい声で話を始めるのだった。
「姉様が亡くなった後、私は魔族との戦いに協力してくれたドラゴンの元にいました」
===========================================
ドラグ山脈、ここには多くのドラゴンたちが住んでいる。
長い戦いの末、闇の女神の犠牲があったとはいえ、魔族たちをこの世界から追い返すことに成功したことを祝う、宴が開かれていた。
中にはドラゴンだけではなく、共に戦った人間の王の姿もあり、もちろんレナの姿もあった。
レナはこの頃、人間には自分が女神であることを知らせてはいなかった、人間として、戦いに参加していたのである、それはもちろんディータも同じで、彼女たちは人間の戦力として戦った。
だが、ドラゴンたちはレナとディータが女神であることを知っていた。
ドラゴンたちの協力を得るには自分たちの正体を明かす必要があった為である。
ドラゴンたちの活躍もあり、レナ達は見事魔族の撃退に成功するが、その時の会話を人間たちにも聞かれてしまっていたのだ。その為、最後には人間にも彼女たちが女神であることがバレてしまっていた。
とはいえ、すでに戦いは終わっている。
今更バレたところで特に問題はない、レナはこの宴が終われば姿を消し、また世界を見守ることに専念しようと思っていたからだ……いや、見守りながら姉であるディータが力を与えようと思える人間が生まれてくるのを探してみるのもいい。
「どんな子と一緒に戻ってきてくれるのか楽しみですね」
ディータは魔王に殺された。
だが、彼女は最後の力を振り絞り、自分の魂を異空間へと逃がしたのだ。
そして、いつかまた来る魔王との戦いのために自分の力を人間に託そうと考えていた。
「女神殿、何かいいことでもあるのですかな?」
不意に話しかけられ、レナはビクリと体を震わせる。
「すみませぬ、驚かせてしまいましたか?」
「いいえ、こちらこそ失礼しました、何か用ですか?」
「いえ、改めてお礼を、あなた様とディータ様のお陰でこの世界は救われました。」
「私はこの世界の女神です、当たり前のことをしただけですよ」
レナからしてみればあまり人間とは関わりたくはなかった。
それは別に人間を嫌っているというわけではない、むしろ人間は好きであった、ディータと共に作ったこの世界で生まれてきてくれた生命。元からいた魔物やドラゴンとは違い、自分たちの努力の元に生まれてきてくれたかわいい子供たちなのだ。
だけど、自分たちの存在をあまり知られてしまうと、いざという時に私たちを頼るようになってしまうかもしれない。そうなってしまえば、人間達は努力を怠ってしまうかもしれない。
そうならない為にも、レナはあまり人間と話をしなかった。
その態度が人間に不信感を与えてしまっているとは気づきもせずに。
「では、私はこれで」
「あ…女神殿っ」
制止する言葉も聞かず、レナはその場を離れた。
今のレナの頭の中はいずれ生まれてくる、ディータの力を受け継いだ一人の人間の事しか考えてなかったのだ、その為、今しがた話しかけてきた人間の王が表情を歪めていることに気付くこともなかった。
「可愛い子だといいなぁ、そうしたら、私がその子を育てましょう、そうしましょう……うふふ、楽しみね」
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