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ピンクダイヤモンド
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サチは大司教様に希望を告げる。
「だいしきょしゃま、わたち、べんきょうちたいでしゅ」
それを聞いた大司教様は驚いたようにサチを見た。
「勉強ですか? まだ、早いのでは? 身体の成長を待ってからでもよろしいかと思いますが」
「んーん、こりぇみて」
サチはそう言ってからステータスをオープンにした。
つまり、誰にでも見えるようにしたのだ。
名前 サチ・スメラギ
年齢 1歳(ゆっくり成長)
種族 天使
職業 創造神の使徒
神力 ∞
能力 創造 想像(何でも出来る)
驚きすぎた大司教様の顎が落ちそうだ。
やっぱりお笑い要員。
「わたち、しゅぐに、しぇいちょうしゅるかわかりゃにゃい。こにょままかもしりぇない。だかりゃべんきょうはじめたいでしゅ」
注目すべきはココ!
年齢 1歳(ゆっくり成長)←
ゆっくりって、どれだけ「ゆっくり」成長するの!?
大司教様が真面目な顔になって考えているようだ。
そうして考えがまとまったように頷いた。
「いいでしょう。教会にも教育係がおりますからね。
ですが! 無理なく勉強をしていただきます。お体が大事ですからね」
厳しいこと言ってそうで、甘々な発言だ。
ツンデレどころかデレデレだ。
ここで勉強して生活の面倒を見てもらうんだからね。
私の滞在費用を渡さないと。
ラズさんも私につけてくれているし、豪華な部屋を借りているし、いつまでいるかわからないから奮発しちゃうよ。
地球で最高値で落札された宝石ピンクダイヤモンド。
カラット数も59.61ctの驚くべき大きさだ。
ピンクダイヤモンドは見た事あるけど小さかったから、大きさを想像しないとあ
けない。
奮発してキリよく100ctのピンクダイヤモンドでラウンドブリリアントカットを作るよ!
私が世界最大級のピンクダイヤモンドを見たかったのもあるけどね。
〈いでよ! 100ctピンクダイヤモンド! ラウンドブリリアントカットでね〉
手の上にキラキラとしている大きなピンクダイヤモンドがゆっくりと落ちてくる。
ふーっ、これは宝石鑑定士をしていた私でも見たことない大きさだ。
素晴らしいカットに大きさ。
宝石の放つきらめきに魅入られそうだ。
現に、部屋にいる全員がサチの手元に目が釘付けになっている。
サチは大司教様に大きなピンクダイヤモンドを差し出した。
……サチが小さすぎるので、少し手を伸ばしただけになってしまったが。
「だいしきょしゃま、こりぇはここでくりゃすしぇいかつひと、べんきょうだいでしゅ。もりゃってくだしゃい」
(大司教様、これはここで暮らす生活費と、勉強代です。貰ってください)
「おおおおおお! なんと素晴らしい宝石か! サチ様! これは何という名前なのですか!?」
興奮している大司教様の気持ちがよくわかるサチは、うむ、と頷いてから真面目な顔で言った。
……可愛いだけだが。
「ぴんくだいやもんど、でしゅ」
「ピンクダイヤモンド!! 王族の宝物庫にでも入りそうな宝石ですぞ! 何という煌めきか! 創造神様の使徒様の贈り物として祀らねば! サチ様、素晴らしい物をありがとうございます!」
大司教様は恐る恐るというように、サチからピンクダイヤモンドを受け取った。
手の指紋ですら宝石を汚しそうで怖いくらいだ。
「はい、しぇいかつひと、べんきょうだいでしゅかりゃにぇ」
なんか、別の事に使用されそう、と思ったサチがピンクダイヤモンドの使用を言うと、大司教様が即座に返事をした。
「はい! 承知しました!」
ピンクダイヤモンドを手に持った大司教様はいそいそと部屋の奥へと向かった。
う、さっき飲んだお茶でまたトイレしたくなった。
ここでいいか。
サチは床に座って足のボタンをとる。
ラズさんが察してかわりに外してくれる。
パンツを脱ぐのも手伝ってくれたから楽に脱げた。
アヒルのおまるを出して、しーする。
大司教様付きのお世話係の人は見ないようにしてくれた。
いい人だ。
これでも私はレディだからね。
後片付けをしておまるを収納にしまう。
ラズさんがパンツを履かせてくれて、ボタンもとめてくれる。
至れり尽くせりだな。
「りゃずしゃん、ありがとう」
「当然のことにございます。
あと、ラズ、とだけお呼びください」
「りゃず?」
「はい。そうでございます」
ラズ。
ラズね。
「りゃず」としか言えないこの口が憎い。
しばらく待っていると、大司教様が帰ってきた。
その顔は何かをやりきった顔だった。
ピンクダイヤモンドをしまいに行ったんじゃないの?
「サチ様、この後はわたくしめと夕食でもご一緒にいかがですかな?」
「うん、たべゆ」
「それでは、僭越ながら」
大司教がサチに向かって手を広げてしゃがんでくれる。
これは抱っこをしてくれるんだな。
ありがたく好意に甘える。
大司教様が私を抱っこしたので、お世話係の2人はサポートして動いてくれる。
おー、自動ドアだ。
人力の。
おー、大司教様のお世話係が足早に先に行った。
多分、食事の準備をしてくれるんだろう。
途中にあるドアがどんどん先に開く。
ラズ凄い。
ドア閉めるのもやってくれているんだよ。
ここにいたらダメ人間になっちゃいそうだ。
あ、人間じゃなかった。
「種族・天使」だ私。
ダメ天使。
……何か嫌だ。
豪華な食堂についた。
教会、金持ちだな。
今まさにシェフがよそったといわんばかりの湯気を立てた食事が長机の上に並べられる。
肉はじゅーじゅーと鉄板の上で温められているし、スープも野菜も綺麗に盛り付けされてある。
私の分は小盛りだけどね。
パンも綺麗にスライスされている。
まさかのお誕生日席に座らされる。
温かさが離れるのが寂しいね。
「だいしきょしゃま、ありがとうごじゃいましゅた」
「なんのなんの、いつでも甘えてくだされ」
嬉しい言葉を言ってくれる。これも創造神様の使徒だからなんだろうな。
ちょっと寂しい。
でも好意は受け取る。
だってこの世界で、心許せる人が欲しいし、私は寂しがり屋なんだ。
別れも多いけど出会いもあるからね!
教会は食前のお祈りがあった。
「あまねく神々に感謝を捧げます。ではいただきましょう」
「あまにぇくかみがみに、かんしゃをしゃしゃげましゅ」
舌っ足らずなサチがお祈りをすませると、ラズが給仕をしてくれた。
食べ物を小さく切ってくれて丁度いいサイズにきった料理をサチの口に運んでくれる。
う~ん、ダメ天使になりそう。
食事はもちろん美味しかったよ。
大司教様は、なんか優雅に食べていた。
あれがテーブルマナーと言うものか。
「だいしきょしゃま、わたち、べんきょうちたいでしゅ」
それを聞いた大司教様は驚いたようにサチを見た。
「勉強ですか? まだ、早いのでは? 身体の成長を待ってからでもよろしいかと思いますが」
「んーん、こりぇみて」
サチはそう言ってからステータスをオープンにした。
つまり、誰にでも見えるようにしたのだ。
名前 サチ・スメラギ
年齢 1歳(ゆっくり成長)
種族 天使
職業 創造神の使徒
神力 ∞
能力 創造 想像(何でも出来る)
驚きすぎた大司教様の顎が落ちそうだ。
やっぱりお笑い要員。
「わたち、しゅぐに、しぇいちょうしゅるかわかりゃにゃい。こにょままかもしりぇない。だかりゃべんきょうはじめたいでしゅ」
注目すべきはココ!
年齢 1歳(ゆっくり成長)←
ゆっくりって、どれだけ「ゆっくり」成長するの!?
大司教様が真面目な顔になって考えているようだ。
そうして考えがまとまったように頷いた。
「いいでしょう。教会にも教育係がおりますからね。
ですが! 無理なく勉強をしていただきます。お体が大事ですからね」
厳しいこと言ってそうで、甘々な発言だ。
ツンデレどころかデレデレだ。
ここで勉強して生活の面倒を見てもらうんだからね。
私の滞在費用を渡さないと。
ラズさんも私につけてくれているし、豪華な部屋を借りているし、いつまでいるかわからないから奮発しちゃうよ。
地球で最高値で落札された宝石ピンクダイヤモンド。
カラット数も59.61ctの驚くべき大きさだ。
ピンクダイヤモンドは見た事あるけど小さかったから、大きさを想像しないとあ
けない。
奮発してキリよく100ctのピンクダイヤモンドでラウンドブリリアントカットを作るよ!
私が世界最大級のピンクダイヤモンドを見たかったのもあるけどね。
〈いでよ! 100ctピンクダイヤモンド! ラウンドブリリアントカットでね〉
手の上にキラキラとしている大きなピンクダイヤモンドがゆっくりと落ちてくる。
ふーっ、これは宝石鑑定士をしていた私でも見たことない大きさだ。
素晴らしいカットに大きさ。
宝石の放つきらめきに魅入られそうだ。
現に、部屋にいる全員がサチの手元に目が釘付けになっている。
サチは大司教様に大きなピンクダイヤモンドを差し出した。
……サチが小さすぎるので、少し手を伸ばしただけになってしまったが。
「だいしきょしゃま、こりぇはここでくりゃすしぇいかつひと、べんきょうだいでしゅ。もりゃってくだしゃい」
(大司教様、これはここで暮らす生活費と、勉強代です。貰ってください)
「おおおおおお! なんと素晴らしい宝石か! サチ様! これは何という名前なのですか!?」
興奮している大司教様の気持ちがよくわかるサチは、うむ、と頷いてから真面目な顔で言った。
……可愛いだけだが。
「ぴんくだいやもんど、でしゅ」
「ピンクダイヤモンド!! 王族の宝物庫にでも入りそうな宝石ですぞ! 何という煌めきか! 創造神様の使徒様の贈り物として祀らねば! サチ様、素晴らしい物をありがとうございます!」
大司教様は恐る恐るというように、サチからピンクダイヤモンドを受け取った。
手の指紋ですら宝石を汚しそうで怖いくらいだ。
「はい、しぇいかつひと、べんきょうだいでしゅかりゃにぇ」
なんか、別の事に使用されそう、と思ったサチがピンクダイヤモンドの使用を言うと、大司教様が即座に返事をした。
「はい! 承知しました!」
ピンクダイヤモンドを手に持った大司教様はいそいそと部屋の奥へと向かった。
う、さっき飲んだお茶でまたトイレしたくなった。
ここでいいか。
サチは床に座って足のボタンをとる。
ラズさんが察してかわりに外してくれる。
パンツを脱ぐのも手伝ってくれたから楽に脱げた。
アヒルのおまるを出して、しーする。
大司教様付きのお世話係の人は見ないようにしてくれた。
いい人だ。
これでも私はレディだからね。
後片付けをしておまるを収納にしまう。
ラズさんがパンツを履かせてくれて、ボタンもとめてくれる。
至れり尽くせりだな。
「りゃずしゃん、ありがとう」
「当然のことにございます。
あと、ラズ、とだけお呼びください」
「りゃず?」
「はい。そうでございます」
ラズ。
ラズね。
「りゃず」としか言えないこの口が憎い。
しばらく待っていると、大司教様が帰ってきた。
その顔は何かをやりきった顔だった。
ピンクダイヤモンドをしまいに行ったんじゃないの?
「サチ様、この後はわたくしめと夕食でもご一緒にいかがですかな?」
「うん、たべゆ」
「それでは、僭越ながら」
大司教がサチに向かって手を広げてしゃがんでくれる。
これは抱っこをしてくれるんだな。
ありがたく好意に甘える。
大司教様が私を抱っこしたので、お世話係の2人はサポートして動いてくれる。
おー、自動ドアだ。
人力の。
おー、大司教様のお世話係が足早に先に行った。
多分、食事の準備をしてくれるんだろう。
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ドア閉めるのもやってくれているんだよ。
ここにいたらダメ人間になっちゃいそうだ。
あ、人間じゃなかった。
「種族・天使」だ私。
ダメ天使。
……何か嫌だ。
豪華な食堂についた。
教会、金持ちだな。
今まさにシェフがよそったといわんばかりの湯気を立てた食事が長机の上に並べられる。
肉はじゅーじゅーと鉄板の上で温められているし、スープも野菜も綺麗に盛り付けされてある。
私の分は小盛りだけどね。
パンも綺麗にスライスされている。
まさかのお誕生日席に座らされる。
温かさが離れるのが寂しいね。
「だいしきょしゃま、ありがとうごじゃいましゅた」
「なんのなんの、いつでも甘えてくだされ」
嬉しい言葉を言ってくれる。これも創造神様の使徒だからなんだろうな。
ちょっと寂しい。
でも好意は受け取る。
だってこの世界で、心許せる人が欲しいし、私は寂しがり屋なんだ。
別れも多いけど出会いもあるからね!
教会は食前のお祈りがあった。
「あまねく神々に感謝を捧げます。ではいただきましょう」
「あまにぇくかみがみに、かんしゃをしゃしゃげましゅ」
舌っ足らずなサチがお祈りをすませると、ラズが給仕をしてくれた。
食べ物を小さく切ってくれて丁度いいサイズにきった料理をサチの口に運んでくれる。
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