15 / 70
冒険者ギルド長と戦闘
しおりを挟む
朝、起きたら、やっぱり早い時間にラズがいて、朝食を食べて、礼拝して、午前中、先生と勉強してケーキを私とラズと先生の3人で食べて、また勉強してから、昼食を食べて、大司教様の所へ行く。
今日は大司教様と冒険者ギルドに行くんだ!
ぴーんぽーん、とラズが大司教様の部屋の前についているインターホンを鳴らす。
部屋の扉が自動的に開いた。
中から画像で見たんだろう、大司教様のお付きのお世話係だ。
扉を開けてくれているので、そのまま大司教様の部屋に入ると、大司教様が笑顔で迎えてくれた。
「ようこそ、サチ様! 準備は出来ましたかな?」
「いつでもいけましゅ!」
そう! 今から冒険者ギルドに行くんだ!
「サチ様、神様からいただいたマントを着てください」
「はい!」
収納にしまっておいたマントを出すと大司教様、自らつけてくれた。
「やっぱり、翼を隠蔽するものですな。普通の子に見えますぞ。飛んでおりますが」
創造神様、特製だからか翼に違和感は無い。
このまま飛んで行っても大丈夫そうだ。
「さあ! 行きましょう!」
大司教様について行く。
大司教様のお世話係の人が足早に先に行った。何かあるのかな?
ラズが黒子さんみたいに動いてくれる。楽ちんだ。
礼拝堂を通って、教会の入り口に行く。
あ、大司教様のお世話係の人がいた!
教会を出たら聖騎士の人が6人もいた。
護衛かぁ。
豪華だなぁ。
大司教様のお世話係の人とラズがお辞儀をして聖騎士に囲まれた私と大司教様をお見送りしてくれた。
歩いて行くと目の前に豪華な馬車。
乗るの? 乗るのかぁ。
大司教様だもんね。
すっかり歩いて冒険者ギルドに行くと思ってたよ。
座席に座ろうと飛んでいると、大司教様にキャッチされて膝の上に乗せられた。
馬車の振動があるからありがたいけど、豪華な馬車に乗って冒険者ギルドに行くと思ったら、なんか気分がスンとしてきた。
『冒険者ギルド』にわくわくしてたんだけどなぁ。
いやいや、無理言って冒険者ギルドに行くんだからこんなんじゃいけないや。
楽しみにしないと!
大司教様が頭を撫でてくれている。
構われると嬉しく思っちゃう。
幼児になった弊害かな?
「サチ様は何の魔物を倒したのですか?」
「にゃんか、いにょししみたいにょと、ありゅきまいりゃ」
「アルキマイラ! 凄いのを倒しましたな。あれは3度殺さねばいけない魔物ですのに」
「びーむした。よだりぇたりゃしてた」
「びーむとやらで倒したのですな。涎を垂らされたと。死んで当然ですな。サチ様に涎を見せるなど」
「こわかった」
「頑張りましたなぁ。偉いですぞ」
優しく撫でられると心が温かくなる。
頑張りも認めてくれた。
そういや、凄い勢いで飛んでいるところを叩かれたんだ。
よく勝ったなぁ。
『大司教様!冒険者ギルドに着きました!』
「さあ、着いたようです。降りますよ」
中から鍵を開けるとドアがさっと開いた。
大司教様に抱っこされて外に出る。
目の前に冒険者ギルドがあった。
大きい。
ひたすら大きい。
教会くらいの大きさがあるんじゃなかろうか。
聖騎士が前後2人ずつ固めて一緒に行く。
冒険者ギルドに入ると大きいスペースがあって、ガランとしていた。
今は冒険者は仕事に行っているのかもしれない。
受付にいた男性に声をかけられた。
「いらっしゃいませ。大司教様ですね。ギルド長がお会いになります。ご案内いたします」
予約でもしてあったのか男性にスムーズに案内される。
見る物が目まぐるしく変わって飽きない。
階段を登って2階に行く。
私は大司教様に抱っこされたままだ。
大司教様、結構、力があるな。
1番奥の部屋に案内された。
男性がドアを開けてくれる。
1人の体格のいい短髪の中年男性が迎えてくれた。
筋肉ムキムキだ。
書類仕事に筋肉いる? ギルド長だよね。
「お久しぶりです、大司教様。ソファにお掛けください」
「失礼しますよ、ギルド長。お時間作っていただいてありがとうございます」
「なんの、大司教様なら、無い時間も空けますよ」
大司教様がソファに座る。
大司教様、膝から私を降ろしてくれない。
「それで、今日はなんのご用事で?」
「私ではなく、この子、サチ・スメラギ様が用事がありましてね。魔物を売りたいそうです」
「その、子供が、ですか?」
「はい、冒険者は10歳からでしょう? それも期間有りの。1ヶ月に3度依頼を受けないと冒険者資格は剥奪されてしまいます。この子に剥奪されない冒険者カードを作っていただきたいのです」
冒険者ギルド長は難色を示した。
「んー、いくら大司教様でも、それはお受け出来ませんな。何の為の規則か長を勤めている者なら分かるはずです」
「ええ、そうなんですが、この子を説得出来なくてですね。ギルド長ならなんとかしてくれるんじゃないかと期待しているんですよ。出来れば特級冒険者とか」
一気にギルド長が呆れた顔をした。
「こいつ、何言ってんだ」って顔に出ている。
「話になりませんな。この子供が特級冒険者と同じ実力があるとでも?」
「実力はあるでしょう。これは保証いたします。では、どうしたらいいでしょうか?」
「その子供が戦う力があって、元特級冒険者の私に勝てるのならいいでしょう」
「では、その条件で。いいですか?サチ様?」
「はい」
私の頭の上でぽんぽんと交わされる会話に呆然としていたら、話がまとまっていたらしい。
目の前のギルド長に勝てばいいわけね。
怪我させないようにするなら水かな?
今は大司教様に抱っこされて移動中。
訓練場に行くんだって。
そこで試合するらしいよ。
結構広い訓練場に着いた。
訓練場の名前の通り、戦闘訓練や魔法の練習をしている人達がいる。
ギルド長が声を張り上げる。
「すまん! みんな! 今から試合をする! 場所を開けてくれ! 観覧席に移動してくれ!」
冒険者の人はなんだ何だと言いつつ場所を開けてくれる。
聖騎士を見て納得している人もいた。
5分ほどで訓練場から皆、観覧席に移動した。
大司教様に聞かせるように冒険者ギルド長が話しかけてくる。
「では、試合の確認だ。相手から『負けた』と言わせるか、戦闘継続不能だと審判に判断されれば試合終了だ。審判はダヴィドがするように。では試合開始場所に待機するぞ」
ダヴィドと呼ばれた受付の男性が心配そうに私を見てくる。
「では、サチ様、存分に戦って来てください」
「はい」
大司教様に言われて、私は飛んで待機場所についた。
ギルド長が飛び立った私をバカ面をして見てくる。
観覧席もざわついてるようだ。
ダヴィドさんも呆然としている。
「ギルド長! 試合を始めてください!」
大司教様が声を張り上げると、ギルド長とダヴィドさんが、ハッとしたように動き出した。
「これから、試合を始めます! 双方準備はいいですか!?」
「はい」
「いいぜ」
「それでは、始め!」
ギルド長が抜き身の剣を手にして、凄い勢いで走って近づいてくる。
私は結界を張った。
ギルド長は勢いよく突っ込んで弾かれた。
私はギルド長に主導権を渡さないように大量の水をギルド長を巻き込んで生み出す。
そのまま水を洗濯機の水のようにグルグルと回す。
ギルド長は大量の水で持ち上げられて遠心力で水の中を回る。首は出してあるが、遊園地のコーヒーカップ並みに勢いよく回している。
凄い目が回っているんじゃなかろうか?
降参しないかな?
しばし水にギルド長を回して待つ。
ダヴィドさんがギルド長に声を掛けた。
「ギルド長ー! 降参しないんですかー!?」
「これ、うぷ、ぐらいで、ぶは、こうさ、ぶ、できるか! ぶほっ」
まだ、降参しないらしい。
どうしようか? 微弱な電流を流してみようか。
「あばば、うぷ、ばば、ぶほ、あばばば、ぷふ」
「ギルド長ー! 本当に大丈夫ですかー!?」
ギルド長は返事をしない。
私はダヴィドと呼ばれた審判を見る。
悩んでいるようだ。
もう少し待つかな?
◇◇◇
10分ほど待ったと思う。
私でも「ギルド長を殺していないだろうか?」と心配になってきたところで、審判が決意したように告げた。
「勝者、サチ! 戦闘をやめなさい!」
ギルド長を回る水から解放して、ゆっくりと地面に横たえる。
ダヴィドが走って近づいた。
水どうしよう? 消えるかな? あ、消えた。
よかった。
大司教が観覧席から降りて近づいてくる。
あ、素早く抱っこされた。
「よくやりましたね、サチ様。ご立派でしたよ」
「ありがとう」
ギルド長に近づくと、意識が無いようだ。
ダヴィドがギルド長の顔を横に向けている。
水を吐かせているようだ。
ギルド長の体調が良くなるように祈ると、大量の水を吐いて、しばらくすると目を覚まして起き上がった。
体力はあるようだ。
「げほ、げほ、俺は、負けたのか? げほっ」
「負けました。ギルド長は我慢強かったですけどね。意識を失っては負けです」
「げほ、そうか」
ギルド長の体調回復を待った。
今日は大司教様と冒険者ギルドに行くんだ!
ぴーんぽーん、とラズが大司教様の部屋の前についているインターホンを鳴らす。
部屋の扉が自動的に開いた。
中から画像で見たんだろう、大司教様のお付きのお世話係だ。
扉を開けてくれているので、そのまま大司教様の部屋に入ると、大司教様が笑顔で迎えてくれた。
「ようこそ、サチ様! 準備は出来ましたかな?」
「いつでもいけましゅ!」
そう! 今から冒険者ギルドに行くんだ!
「サチ様、神様からいただいたマントを着てください」
「はい!」
収納にしまっておいたマントを出すと大司教様、自らつけてくれた。
「やっぱり、翼を隠蔽するものですな。普通の子に見えますぞ。飛んでおりますが」
創造神様、特製だからか翼に違和感は無い。
このまま飛んで行っても大丈夫そうだ。
「さあ! 行きましょう!」
大司教様について行く。
大司教様のお世話係の人が足早に先に行った。何かあるのかな?
ラズが黒子さんみたいに動いてくれる。楽ちんだ。
礼拝堂を通って、教会の入り口に行く。
あ、大司教様のお世話係の人がいた!
教会を出たら聖騎士の人が6人もいた。
護衛かぁ。
豪華だなぁ。
大司教様のお世話係の人とラズがお辞儀をして聖騎士に囲まれた私と大司教様をお見送りしてくれた。
歩いて行くと目の前に豪華な馬車。
乗るの? 乗るのかぁ。
大司教様だもんね。
すっかり歩いて冒険者ギルドに行くと思ってたよ。
座席に座ろうと飛んでいると、大司教様にキャッチされて膝の上に乗せられた。
馬車の振動があるからありがたいけど、豪華な馬車に乗って冒険者ギルドに行くと思ったら、なんか気分がスンとしてきた。
『冒険者ギルド』にわくわくしてたんだけどなぁ。
いやいや、無理言って冒険者ギルドに行くんだからこんなんじゃいけないや。
楽しみにしないと!
大司教様が頭を撫でてくれている。
構われると嬉しく思っちゃう。
幼児になった弊害かな?
「サチ様は何の魔物を倒したのですか?」
「にゃんか、いにょししみたいにょと、ありゅきまいりゃ」
「アルキマイラ! 凄いのを倒しましたな。あれは3度殺さねばいけない魔物ですのに」
「びーむした。よだりぇたりゃしてた」
「びーむとやらで倒したのですな。涎を垂らされたと。死んで当然ですな。サチ様に涎を見せるなど」
「こわかった」
「頑張りましたなぁ。偉いですぞ」
優しく撫でられると心が温かくなる。
頑張りも認めてくれた。
そういや、凄い勢いで飛んでいるところを叩かれたんだ。
よく勝ったなぁ。
『大司教様!冒険者ギルドに着きました!』
「さあ、着いたようです。降りますよ」
中から鍵を開けるとドアがさっと開いた。
大司教様に抱っこされて外に出る。
目の前に冒険者ギルドがあった。
大きい。
ひたすら大きい。
教会くらいの大きさがあるんじゃなかろうか。
聖騎士が前後2人ずつ固めて一緒に行く。
冒険者ギルドに入ると大きいスペースがあって、ガランとしていた。
今は冒険者は仕事に行っているのかもしれない。
受付にいた男性に声をかけられた。
「いらっしゃいませ。大司教様ですね。ギルド長がお会いになります。ご案内いたします」
予約でもしてあったのか男性にスムーズに案内される。
見る物が目まぐるしく変わって飽きない。
階段を登って2階に行く。
私は大司教様に抱っこされたままだ。
大司教様、結構、力があるな。
1番奥の部屋に案内された。
男性がドアを開けてくれる。
1人の体格のいい短髪の中年男性が迎えてくれた。
筋肉ムキムキだ。
書類仕事に筋肉いる? ギルド長だよね。
「お久しぶりです、大司教様。ソファにお掛けください」
「失礼しますよ、ギルド長。お時間作っていただいてありがとうございます」
「なんの、大司教様なら、無い時間も空けますよ」
大司教様がソファに座る。
大司教様、膝から私を降ろしてくれない。
「それで、今日はなんのご用事で?」
「私ではなく、この子、サチ・スメラギ様が用事がありましてね。魔物を売りたいそうです」
「その、子供が、ですか?」
「はい、冒険者は10歳からでしょう? それも期間有りの。1ヶ月に3度依頼を受けないと冒険者資格は剥奪されてしまいます。この子に剥奪されない冒険者カードを作っていただきたいのです」
冒険者ギルド長は難色を示した。
「んー、いくら大司教様でも、それはお受け出来ませんな。何の為の規則か長を勤めている者なら分かるはずです」
「ええ、そうなんですが、この子を説得出来なくてですね。ギルド長ならなんとかしてくれるんじゃないかと期待しているんですよ。出来れば特級冒険者とか」
一気にギルド長が呆れた顔をした。
「こいつ、何言ってんだ」って顔に出ている。
「話になりませんな。この子供が特級冒険者と同じ実力があるとでも?」
「実力はあるでしょう。これは保証いたします。では、どうしたらいいでしょうか?」
「その子供が戦う力があって、元特級冒険者の私に勝てるのならいいでしょう」
「では、その条件で。いいですか?サチ様?」
「はい」
私の頭の上でぽんぽんと交わされる会話に呆然としていたら、話がまとまっていたらしい。
目の前のギルド長に勝てばいいわけね。
怪我させないようにするなら水かな?
今は大司教様に抱っこされて移動中。
訓練場に行くんだって。
そこで試合するらしいよ。
結構広い訓練場に着いた。
訓練場の名前の通り、戦闘訓練や魔法の練習をしている人達がいる。
ギルド長が声を張り上げる。
「すまん! みんな! 今から試合をする! 場所を開けてくれ! 観覧席に移動してくれ!」
冒険者の人はなんだ何だと言いつつ場所を開けてくれる。
聖騎士を見て納得している人もいた。
5分ほどで訓練場から皆、観覧席に移動した。
大司教様に聞かせるように冒険者ギルド長が話しかけてくる。
「では、試合の確認だ。相手から『負けた』と言わせるか、戦闘継続不能だと審判に判断されれば試合終了だ。審判はダヴィドがするように。では試合開始場所に待機するぞ」
ダヴィドと呼ばれた受付の男性が心配そうに私を見てくる。
「では、サチ様、存分に戦って来てください」
「はい」
大司教様に言われて、私は飛んで待機場所についた。
ギルド長が飛び立った私をバカ面をして見てくる。
観覧席もざわついてるようだ。
ダヴィドさんも呆然としている。
「ギルド長! 試合を始めてください!」
大司教様が声を張り上げると、ギルド長とダヴィドさんが、ハッとしたように動き出した。
「これから、試合を始めます! 双方準備はいいですか!?」
「はい」
「いいぜ」
「それでは、始め!」
ギルド長が抜き身の剣を手にして、凄い勢いで走って近づいてくる。
私は結界を張った。
ギルド長は勢いよく突っ込んで弾かれた。
私はギルド長に主導権を渡さないように大量の水をギルド長を巻き込んで生み出す。
そのまま水を洗濯機の水のようにグルグルと回す。
ギルド長は大量の水で持ち上げられて遠心力で水の中を回る。首は出してあるが、遊園地のコーヒーカップ並みに勢いよく回している。
凄い目が回っているんじゃなかろうか?
降参しないかな?
しばし水にギルド長を回して待つ。
ダヴィドさんがギルド長に声を掛けた。
「ギルド長ー! 降参しないんですかー!?」
「これ、うぷ、ぐらいで、ぶは、こうさ、ぶ、できるか! ぶほっ」
まだ、降参しないらしい。
どうしようか? 微弱な電流を流してみようか。
「あばば、うぷ、ばば、ぶほ、あばばば、ぷふ」
「ギルド長ー! 本当に大丈夫ですかー!?」
ギルド長は返事をしない。
私はダヴィドと呼ばれた審判を見る。
悩んでいるようだ。
もう少し待つかな?
◇◇◇
10分ほど待ったと思う。
私でも「ギルド長を殺していないだろうか?」と心配になってきたところで、審判が決意したように告げた。
「勝者、サチ! 戦闘をやめなさい!」
ギルド長を回る水から解放して、ゆっくりと地面に横たえる。
ダヴィドが走って近づいた。
水どうしよう? 消えるかな? あ、消えた。
よかった。
大司教が観覧席から降りて近づいてくる。
あ、素早く抱っこされた。
「よくやりましたね、サチ様。ご立派でしたよ」
「ありがとう」
ギルド長に近づくと、意識が無いようだ。
ダヴィドがギルド長の顔を横に向けている。
水を吐かせているようだ。
ギルド長の体調が良くなるように祈ると、大量の水を吐いて、しばらくすると目を覚まして起き上がった。
体力はあるようだ。
「げほ、げほ、俺は、負けたのか? げほっ」
「負けました。ギルド長は我慢強かったですけどね。意識を失っては負けです」
「げほ、そうか」
ギルド長の体調回復を待った。
341
あなたにおすすめの小説
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
ギルドの受付嬢はうごかない ~定時に帰りたいので、一歩も動かず事件を解きます~
ぱすた屋さん
ファンタジー
ギルドの受付嬢アイラは、冒険者たちから「鉄の女」と呼ばれ、畏怖されている。
絶世の美貌を持ちながら、常に無表情。そして何より、彼女は窓口から一歩も動かない。
彼女の前世は、某大手企業のコールセンター勤務。
営業成績トップを走り抜け、最後には「地獄のクレーム処理専門部署」で数多の暴言を鎮めてきた、対話術の怪物。
「次の方、どうぞ。……ご相談ですか?(クローズド・クエスチョン)」
転生した彼女に備わったのは、声の「真偽」が色で見える地味な能力。
だが、彼女の真の武器は能力ではなく、前世で培った「声のトーン操作」と「心理誘導」だった。
ある日、窓口に現れたのは「相棒が死んだ」と弔慰金をせしめようとする嘘つきな冒険者。
周囲が同情し、ギルドマスターさえ騙されかける中、アイラは座ったまま、静かにペンを走らせる。
「……五秒だけ、沈黙を差し上げます。その間に、嘘を塗り直すおつもりですか?」
戦略的沈黙、オウム返し、そして逃げ場を塞ぐイエス・セット。
現代のコールセンター術を叩きつけられた犯人は、自らその罪を吐き散らし、崩れ落ちる。
「あー、疲れた。一五分も残業しちゃった。……マスター、残業代三倍でお願いしますね」
これは、一歩も動きたくない受付嬢が、口先だけで悪を断罪し、定時退勤を目指す物語。
元社畜悪役令嬢、辺境のボロ城を全自動ボタニカル美容スパに大改造して引きこもる ~前世コスメで冷徹公爵を完治させたら溺愛されました~
季未
恋愛
「貴様のような悪逆非道な女は、極寒の辺境へ追放だ!」
建国記念の夜会で王太子から婚約破棄を突きつけられた公爵令嬢シャルロッテ。
しかし、彼女の中身は前世でブラック企業に殺された過労で過労死したマーケターだった!
(激務の王妃ルート回避!? しかも辺境は誰にも邪魔されないブルーオーシャン! 最高のフリーランス生活の始まりじゃない!)
理不尽な追放を究極のホワイト・スローライフへのパスポートだと歓喜した彼女は、あてがわれた辺境のボロ城を、前世の「DIY・スマートホーム知識」と「土・水魔法」を駆使して爆速で大改造!
隙間風の吹く部屋は、一瞬で「床暖房完備の全自動温水スパ」へ。
辺境に自生する雑草からは「極上ボタニカルコスメ」を開発し、自らも絶世の美女へと変貌していく。
さらに「お前には干渉しない」と白い結婚を突きつけてきたはずの、呪いで顔に火傷を負った氷の公爵に特製マッサージと美肌治療を施したところ……。
「お前が作ったこの空間と、お前自身が……俺のすべてだ」
冷徹だったはずの公爵様が、極上の癒やし空間と彼女の手技で完全に骨抜きにされ、異常なまでの過保護・溺愛モードに突入!?
現代マーケティングと美容チートで辺境を超高級スマート・リゾートへと再生させ、かつて自分を追放した王太子たちを大後悔させる!
爽快&極甘な、異世界リゾート経営×溺愛ファンタジー、堂々開幕!
夢で出会ったモブ令嬢を王太子は絶対に手放さない
侑
恋愛
異世界に転生した元大学生のセレナは、病弱な伯爵令嬢として第二の人生を歩むことに。
もう目立ちたくない。結婚も社交もごめん。
ひっそりスローライフを送るはずが──なぜか王太子の夢に出ていたらしく、彼の執着対象に!?
平穏を望むモブ令嬢の、溺愛され系異世界ライフ。
小説家になろうにも投稿しています。
魔力食いの令嬢は魔力過多の公爵に執着される
三園 七詩
恋愛
この国は魔力がある世界、平民から貴族まで誰もが魔力を持って生まれる。
生活にも魔法はが使われていた。
特に貴族は魔力量が多かった。
単純に魔力が高いと戦力になる、戦場で功績をあげれば爵位が上がる。
こうして魔力量を維持して地位を維持していた。
そんな国で魔力量の少ない娘が生まれた。
しかし彼女は人の魔力を吸う力があった。
異世界転生旅日記〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆1/19〜1/27まで、予約投稿を1話ずつ行います。
農家の四男に転生したルイ。
そんなルイは、五歳の高熱を出した闘病中に、前世の記憶を思い出し、ステータスを見れることに気付き、自分の能力を自覚した。
農家の四男には未来はないと、家族に隠れて金策を開始する。
十歳の時に行われたスキル鑑定の儀で、スキル【生活魔法 Lv.∞】と【鑑定 Lv.3】を授かったが、親父に「家の役には立たない」と、家を追い出される。
家を追い出されるきっかけとなった【生活魔法】だが、転生あるある?の思わぬ展開を迎えることになる。
ルイの安寧の地を求めた旅が、今始まる!
見切り発車。不定期更新。
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
【完結保証】存在しないことにされていた管理ギフトの少女、王宮で真の家族に出会う 〜冷遇された日々は、王宮での溺愛で上書きします〜
小豆缶
恋愛
「願った結果を、ほんの少しだけ変えてしまう力」
私に与えられたギフトは、才能というにはあまりにも残酷な自分も人の運命も狂わせるギフトだった。
そのあまりの危うさと国からの管理を逃れるために、リリアーナは、生まれたことそのものが秘匿され、軟禁され、育てられる。
しかし、純粋な心が願うギフトは、ある出来事をきっかけに発動され、運命が動き出す。
二度とそのギフトを使わないと決めて生きてきたのよ
だが、自分にせまる命の危機ーー
逃げていた力と再び向き合わなければならない状況は、ある日、突然訪れる。
残酷なギフトは、リリアーナを取り巻く人たちの、過去、未来に影響し、更には王宮の過去の闇も暴いていく。
私の愛する人がどうか幸せになりますように...
そう、リリアーナが願ったギフトは、どう愛する人に届くのか?
孤独だったリリアーナのギフトが今、王宮で本当の幸せを見つけるために動き始める
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる