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サチ達、門で止められる〜チョコレートの香り〜
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サチ達は領境を超えて、街を目指す。
村を過ぎて町を超えて栄えている街に到着する。
車から全員降りて、収納に車をしまうと、街に入場待ちをしている人からどよめきが起きた。
驚いたような声がそこら中から聞こえる。
私達は能力はひけらかさないけど、我慢することはしない。
ありのまま過ごすと決めた。
これもその一環だ。
サチの翼を隠すマントも時と場合によっては使わない。
待ち人達のざわめきに警備兵が何事かと来る。
私達を見て、教会の一行だと分かったみたいで帰って行った。
入場の列に並ぶ。
順調に列が進み、私達の番が来た。
「身分証を拝見します」
カイザー、私、ラズ、エレナの順番で身分証を出す。
「カイザー様、聖騎士ですね。はい、次、サチ・スメラギ様、創造神の使徒……使徒!? 少々、お待ちください!」
身分証の確認をしていた兵士が驚いたようにサチの身分証を手に持ち、門前にある建物の中に入って行った。
サチ達は顔を見合わせる。
「だいしきょしゃま、しょのままみぶんしょ、つくったのでしゅ」
「まさかのまさかですね。大司教様、素直すぎでしょう」
「きっと、ここの教会まで話が行くわ」
みんなでため息を吐く。
待っているとサチの身分証を確かめた兵士とその上司が来たようだ。
「ここの隊長だ。今、教会に確認をとってるから、用意する別室で待っててくれ。じゃなければ中に入れられん」
「べっしつでまちましゅ」
「なんだ、流暢に喋る赤ん坊だな。案内する。ついて来てくれ」
隊長だと言う体格のいい兵士の後をついて行く。
応接室だと思われる場所に着いた。
促されるまま部屋に入りソファに座る。
カイザーとエレナはサチとラズの背後に控えたままだ。
それを見てから隊長が部屋から出て行った。
私達だけになる。
カイザーが深くため息を吐く。
「サチ様の身分証がな~」
「街に入るたびにこれなのかしら?」
ちょっとエレナもうんざりした声だ。
「サチ様のせいじゃないんですけどね」
「だいしきょしゃまの、しぇいでしゅ」
サチはキッパリと『大司教様が悪い』と言った。
「そこまで、ハッキリ言わなくても」
そこで大司教様を尊敬するラズが庇うが効果はない。
「いや~、でも、そうなんだよな~」
「みんにゃでけーきたべましゅ」
サチは暇なので、みんな大好きチョコレートケーキを出す。
もちろんホールだ。
お子様が食べるようなうっすいチョコレートケーキではなく、ガッツリ大人の味のする本場のチョコレートケーキだ。
サチの創造でお皿とフォークも出す。
勿論、濃い味のチョコだから、お茶も出す。
紅茶のアールグレイだ。
「あらやだ、いい香り」
「これはちょこですね」
唯一、サチのチョコレートケーキを食べたことのあるラズが言う。
「これが例のお菓子か」
「りゃず、きりわけてくだしゃい」
ラズに包丁で切ってもらい、皿に取り分けてもらう。
ちゃっかりと、カイザーとエレナが向かいのソファに座った。
みんな目の前のチョコレートケーキを見てフォークを手に取り、神に祈りを捧げて食べ始める。
「何これ! すっごい、おいしい!」
「おお~! うめ~~!」
初めて食べたエレナとカイザーが思わず歓声をあげる。
「もぐもぐもぐもぐ」
「ん~、おいしいでしゅ」
濃厚なチョコレートは大人の味だが、サチの舌にも合った。
紅茶を飲むと更に美味しく感じる。
勿論、小さなサチサイズの茶器だ。
おままごとをしているようでかわいい。
トントントンとノックの音がしたが誰も相手にしない。
みんな目の前にある美味しい、美味しいチョコレートケーキに夢中なのだ。
もう一度なったが、みんなの耳には聞こえない。
待ちきれん! とばかりにドアが開いら、そこは甘い匂いが漂う空間だ。
隊長は見た。
さっきまで立っていた護衛がソファに座って何か食べているのを。
隊長と一緒に来た男は待ちきれんと言わんばかりに隊長を急かす。
「創造神様の使徒様はどなたですか!?」
「あ? ああ、あの赤子だ」
0歳の赤子にしか見えないサチが濃厚なチョコレートケーキを1人で食べて堪能していた。
教えてもらった男がサチの座っているソファの横に来た。
「ああ! 使徒様! お会いしとうございました! 司教のファイン・ダレーンと申します! 使徒様? 使徒様?」
机に置いてあるチョコレートケーキにみんな夢中で聞いてない。
いや、聞こえてはいるのだが今まで生きてきた中で一番美味しいと思わしき濃厚チョコレートケーキの衝撃が大きすぎた。
サチはチラッと話しかけてきた男を見た後に、仲間の反応を確認して「食べた後でいいや」と結論を出した。
すなわち『無視』したのである。
「なあ、おかわりしてもいいか?」
「私も食べたいわ」
皿のチョコレートケーキを夢中で食べていたが、食べれば腹の中に入って無くなるのは道理で、現実に戻ってきたカイザーとエレナがおかわりの要求をした。
何故か、ラズに。
「仕方ないですね。残りは3等分ですよ」
「くそ! 小さいが仕方ないか」
「くそとは失礼な」
教会所属の孤児院育ちの純粋培養のラズが苦言を呈す。
「そうよ、ケーキに謝りなさいよ」
「もぐもぐ」
エレナは同意したが、サチは小さなお口をもぐもぐするのに一生懸命だ。
隊長と男・司教は困惑した。
なんでこいつらこんなにマイペースなんだと。
街に入れないかもしれないのに。
◇◇◇
ケーキを食べ終わって、カイザーとエレナが入室者に気がついた。
取り繕って、サッとソファから立ち上がり、すまし顔でサチ達のソファの後ろにピシッと立つ。
サチは食べた後の食器を綺麗にして、その他も片付けて収納にしまう。
そこでサチは隣の男に気がついた。
というか、用件があるとみてやっと視線を合わせた。
良い根性である。
見られた男は『使徒様』に見られて顔を輝かせる。
「使徒様! 司教のファイン・ダレーンと申します! お会いしとうございました! 身分証を拝見いたします」
サチは隊長が机の上に置いていった身分証を渡した。
司教は震える手で『教会』の身分証を確かめる。
教会関係者しか知らない隠された本当の身分証の印を見る。
【本物】だ。
この方は本当に創造神様の使徒様なのだ!
司教は感激から震える声を出した。
「確かに確認いたしました。隊長、身分証は本物です。この方達は教会が身分を保証します!」
「そうですか。創造神様の使徒が本当にいたとは驚きです。それならば、どうぞ、街へお入りください」
隊長はサチを穴があくほど見た。
まあ、あかないが。
かわいいが普通の赤子に見える。
若干、いや、かなり可愛すぎるが。
隊長は先導して街に入る為に案内をした。
後ろにカイザーが歩いてサチは飛んで行く。
その後にラズとエレナ。
1番最後に司教だ。
司教は驚愕した! 使徒様が飛んでいる。
赤子が飛んでいるのだ! 目をぱちくりぱちくりした。
飛んでいる!
「飛んでいる!」
心の驚愕が顔にも声にも出てしまった!
「司教? どうかなさいましたか?」
尋常じゃない司教の声に隊長が振り返る。
当然カイザーがいる。
その後ろにサチがいる。
ん? 隊長から見たサチがいる場所がおかしい。
カイザーの顔の真後ろにいる。
隊長はカイザーの大きい体躯の後ろを覗いた。
サチが浮いている。
赤子が、浮いているのだ!
「浮いている!?」
いつも冷静だと言われている隊長の顔も驚愕にいろどられた。
カイザー達は「あー」と言わんばかりの顔だ。
仕方ない、いつものことだ。
サチは飛んだらいけないのかと、ラズの腕に収まった。
しょせん抱っこだ。
だが遅すぎた。
隊長と司教は見てしまったのだ。
動き出すまで、もう少し時間がかかりそうだった。
村を過ぎて町を超えて栄えている街に到着する。
車から全員降りて、収納に車をしまうと、街に入場待ちをしている人からどよめきが起きた。
驚いたような声がそこら中から聞こえる。
私達は能力はひけらかさないけど、我慢することはしない。
ありのまま過ごすと決めた。
これもその一環だ。
サチの翼を隠すマントも時と場合によっては使わない。
待ち人達のざわめきに警備兵が何事かと来る。
私達を見て、教会の一行だと分かったみたいで帰って行った。
入場の列に並ぶ。
順調に列が進み、私達の番が来た。
「身分証を拝見します」
カイザー、私、ラズ、エレナの順番で身分証を出す。
「カイザー様、聖騎士ですね。はい、次、サチ・スメラギ様、創造神の使徒……使徒!? 少々、お待ちください!」
身分証の確認をしていた兵士が驚いたようにサチの身分証を手に持ち、門前にある建物の中に入って行った。
サチ達は顔を見合わせる。
「だいしきょしゃま、しょのままみぶんしょ、つくったのでしゅ」
「まさかのまさかですね。大司教様、素直すぎでしょう」
「きっと、ここの教会まで話が行くわ」
みんなでため息を吐く。
待っているとサチの身分証を確かめた兵士とその上司が来たようだ。
「ここの隊長だ。今、教会に確認をとってるから、用意する別室で待っててくれ。じゃなければ中に入れられん」
「べっしつでまちましゅ」
「なんだ、流暢に喋る赤ん坊だな。案内する。ついて来てくれ」
隊長だと言う体格のいい兵士の後をついて行く。
応接室だと思われる場所に着いた。
促されるまま部屋に入りソファに座る。
カイザーとエレナはサチとラズの背後に控えたままだ。
それを見てから隊長が部屋から出て行った。
私達だけになる。
カイザーが深くため息を吐く。
「サチ様の身分証がな~」
「街に入るたびにこれなのかしら?」
ちょっとエレナもうんざりした声だ。
「サチ様のせいじゃないんですけどね」
「だいしきょしゃまの、しぇいでしゅ」
サチはキッパリと『大司教様が悪い』と言った。
「そこまで、ハッキリ言わなくても」
そこで大司教様を尊敬するラズが庇うが効果はない。
「いや~、でも、そうなんだよな~」
「みんにゃでけーきたべましゅ」
サチは暇なので、みんな大好きチョコレートケーキを出す。
もちろんホールだ。
お子様が食べるようなうっすいチョコレートケーキではなく、ガッツリ大人の味のする本場のチョコレートケーキだ。
サチの創造でお皿とフォークも出す。
勿論、濃い味のチョコだから、お茶も出す。
紅茶のアールグレイだ。
「あらやだ、いい香り」
「これはちょこですね」
唯一、サチのチョコレートケーキを食べたことのあるラズが言う。
「これが例のお菓子か」
「りゃず、きりわけてくだしゃい」
ラズに包丁で切ってもらい、皿に取り分けてもらう。
ちゃっかりと、カイザーとエレナが向かいのソファに座った。
みんな目の前のチョコレートケーキを見てフォークを手に取り、神に祈りを捧げて食べ始める。
「何これ! すっごい、おいしい!」
「おお~! うめ~~!」
初めて食べたエレナとカイザーが思わず歓声をあげる。
「もぐもぐもぐもぐ」
「ん~、おいしいでしゅ」
濃厚なチョコレートは大人の味だが、サチの舌にも合った。
紅茶を飲むと更に美味しく感じる。
勿論、小さなサチサイズの茶器だ。
おままごとをしているようでかわいい。
トントントンとノックの音がしたが誰も相手にしない。
みんな目の前にある美味しい、美味しいチョコレートケーキに夢中なのだ。
もう一度なったが、みんなの耳には聞こえない。
待ちきれん! とばかりにドアが開いら、そこは甘い匂いが漂う空間だ。
隊長は見た。
さっきまで立っていた護衛がソファに座って何か食べているのを。
隊長と一緒に来た男は待ちきれんと言わんばかりに隊長を急かす。
「創造神様の使徒様はどなたですか!?」
「あ? ああ、あの赤子だ」
0歳の赤子にしか見えないサチが濃厚なチョコレートケーキを1人で食べて堪能していた。
教えてもらった男がサチの座っているソファの横に来た。
「ああ! 使徒様! お会いしとうございました! 司教のファイン・ダレーンと申します! 使徒様? 使徒様?」
机に置いてあるチョコレートケーキにみんな夢中で聞いてない。
いや、聞こえてはいるのだが今まで生きてきた中で一番美味しいと思わしき濃厚チョコレートケーキの衝撃が大きすぎた。
サチはチラッと話しかけてきた男を見た後に、仲間の反応を確認して「食べた後でいいや」と結論を出した。
すなわち『無視』したのである。
「なあ、おかわりしてもいいか?」
「私も食べたいわ」
皿のチョコレートケーキを夢中で食べていたが、食べれば腹の中に入って無くなるのは道理で、現実に戻ってきたカイザーとエレナがおかわりの要求をした。
何故か、ラズに。
「仕方ないですね。残りは3等分ですよ」
「くそ! 小さいが仕方ないか」
「くそとは失礼な」
教会所属の孤児院育ちの純粋培養のラズが苦言を呈す。
「そうよ、ケーキに謝りなさいよ」
「もぐもぐ」
エレナは同意したが、サチは小さなお口をもぐもぐするのに一生懸命だ。
隊長と男・司教は困惑した。
なんでこいつらこんなにマイペースなんだと。
街に入れないかもしれないのに。
◇◇◇
ケーキを食べ終わって、カイザーとエレナが入室者に気がついた。
取り繕って、サッとソファから立ち上がり、すまし顔でサチ達のソファの後ろにピシッと立つ。
サチは食べた後の食器を綺麗にして、その他も片付けて収納にしまう。
そこでサチは隣の男に気がついた。
というか、用件があるとみてやっと視線を合わせた。
良い根性である。
見られた男は『使徒様』に見られて顔を輝かせる。
「使徒様! 司教のファイン・ダレーンと申します! お会いしとうございました! 身分証を拝見いたします」
サチは隊長が机の上に置いていった身分証を渡した。
司教は震える手で『教会』の身分証を確かめる。
教会関係者しか知らない隠された本当の身分証の印を見る。
【本物】だ。
この方は本当に創造神様の使徒様なのだ!
司教は感激から震える声を出した。
「確かに確認いたしました。隊長、身分証は本物です。この方達は教会が身分を保証します!」
「そうですか。創造神様の使徒が本当にいたとは驚きです。それならば、どうぞ、街へお入りください」
隊長はサチを穴があくほど見た。
まあ、あかないが。
かわいいが普通の赤子に見える。
若干、いや、かなり可愛すぎるが。
隊長は先導して街に入る為に案内をした。
後ろにカイザーが歩いてサチは飛んで行く。
その後にラズとエレナ。
1番最後に司教だ。
司教は驚愕した! 使徒様が飛んでいる。
赤子が飛んでいるのだ! 目をぱちくりぱちくりした。
飛んでいる!
「飛んでいる!」
心の驚愕が顔にも声にも出てしまった!
「司教? どうかなさいましたか?」
尋常じゃない司教の声に隊長が振り返る。
当然カイザーがいる。
その後ろにサチがいる。
ん? 隊長から見たサチがいる場所がおかしい。
カイザーの顔の真後ろにいる。
隊長はカイザーの大きい体躯の後ろを覗いた。
サチが浮いている。
赤子が、浮いているのだ!
「浮いている!?」
いつも冷静だと言われている隊長の顔も驚愕にいろどられた。
カイザー達は「あー」と言わんばかりの顔だ。
仕方ない、いつものことだ。
サチは飛んだらいけないのかと、ラズの腕に収まった。
しょせん抱っこだ。
だが遅すぎた。
隊長と司教は見てしまったのだ。
動き出すまで、もう少し時間がかかりそうだった。
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