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明日が来る
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「ごはんをたべましゅ」
「じゃあ、食事を食べる所を探しましょうね」
「俺に任せておけ!」
ラズがサチに同意して、カイザーが張り切っているので任せる。
地元民に何処の店が美味しいかを聞いているので、そのままカイザーについて行く。
ついた店は見た目はボロいが美味しそうな香りが漂ってくる。
カイザーを先頭にしてお店に入ると、予想外にお客さんがいっぱいだ。
「いらっしゃい! 何名ですか?」
「4人だ」
「そちらの席に座ってください!」
忙しそうにお姉さんとおばちゃん? が店を歩きまわっている。
言われた席に座りメニューを見ると、木の板に書いてある。
そして、やっぱりあった『店主のおすすめ』。
「てんしゅにょおしゅしゅめで」
「俺もそれにしようかな?」
「私も」
「私もおすすめで」
サチに続いてみんなが同じメニューに決めた。
「すまん! 注文いいか!」
「はいはい、お待たせ! 何にするんだい?」
「店主のおすすめ、4つ」
「はいよ! ちょっと待っとくれ!」
おばちゃんは忙しそうに厨房と思われる場所に行った。
そしてすぐに料理を持ってきてくれる。
早い。
これは、チャーハン? とスープ。
わあお! 美味しそうな匂い~!
「大銅貨2枚と銅貨8枚だよ! ちょうどだね! はい、まいど~!」
値段を言われて、サチは慌ててお金を出す。
私が渡したのが不思議みたいで、眉を上げられたけれど普通にお金を受け取ってくれた。
熱いうちに食べないと!
「あまにぇくかみがみに、かんしゃをしゃしゃげましゅ」
食前の挨拶をして、いっただっきまーす!
んー! おいしい! ぱらぱらのご飯がサイコー!
みんなも一心不乱に食べている。
美味しいよね! こんな出会いがあるから、出先の食事はやめられんとです!
何の調味料使ってるんだろう? ソースじゃないよね? 多分ほんのりと使っているだけだけど、ガツンとした何かの調味料の味が舌にくる。
中毒になりそう~!
沢山盛り付けてあったチャーハンが、瞬く間にお腹に入った。
私の胃袋って伸びるのかな? ぽんぽんで歩けないよー。(歩かないけど)
最後にスープを飲むと、これも美味しい。
ホッとする。
みんな我に帰り、私のお皿を見て驚愕する。
小さな私が大人盛りの料理を食べて、お腹は大丈夫か心配された。
大丈夫だよ、も~!
昼食を食べて満足のサチ達は少し散歩をする。
サチは飛んでいるが。
門から外に出て森林浴をする。
強くなければ魔物が出て危ないが、サチ達には結界があるので大丈夫。
散歩の途中にカイザーが魔物を仕留め、エレナも負けずと仕留める。
サチが換金して、自分達のお小遣いになると分かっているからだ。
そんな中をラズとサチはのんびり歩いていた。
魔物を収納にしまいながら、たまにはサチも歩く。
もちろん、こけるが。
こけるたびにラズがやれやれと起こしてくれる。
なんか、そういう遊びに思えてきた。
きゃっきゃとサチが走りかけるが、べちょっとこける。
ラズが起こす。
そしてまたサチが歩く。
こける。
ラズが起こす。
サチの身体が強くて痛くないから出来る遊びだ。
ラズの心労が増えるが。
サチ様は大丈夫だろうか? と。
そんな事はお構いなしに一行は草原に出た。
管理されてないから草がぼーぼーだ。
太陽が何かに遮られて影になり、何かの影が草原にうつった。
みんな顔を上げて原因を見る。
大きな何かが飛んでいる。
大きなナニカは、サチ達に急降下してきた!
カイザーとエレナ、そしてサチが構える。
顔が見えた! 爬虫類のようだ!
サチが爬虫類の顔にミサイルをお見舞いすると顔が吹っ飛び、慣性の法則によりサチ達に突っ込んでくる! サチは急いで収納にしまった。
危険は去った。
あの爬虫類の正体は何だったのか?
答えはカイザーが持っていた。
「ふーっ! こんな所でワイバーンに出会うとはついてねぇ。まっ! さすが、サチ様だな!」
ワイバーンとはラズの靴の素材の名前だ。
そうか、靴になるのか。
うん、とサチは頷いた。
皮は取っておいた方がいいかもしれない。
ちょっと検討はずれな事を考えて、サチ達は町に戻る。
いい散歩だった。
ワイバーンに襲われても、サチの中では平和だったのだ。
帰りはラズの背中に子泣き爺のように張り付く。
真夏だから、みんなの周囲を涼しくして。
サチが小さいから、おんぶとはいかないが、ラズがサチのパンツで膨らんだお尻を支えて歩く。
門を潜って町に入る。
今夜の宿を決めないと。
カイザーが門番に聞いて、そこの宿に行くことにする。
『あしたが来る』と、まさにそのままの意味の宿屋だ。
泊まれば明日が来る。
カイザーが中に入ったので、みんなも続いて入る。
「すまん! 誰かいるか!?」
「はいはーい。お待ちどう様。宿泊ですか? 食事は夕飯と朝食が出ますが、無しにもできますよ? どうしますか?」
「宿泊4人だ。食事も頼む」
「4人て、そこの赤ちゃんも含めてですよね? 赤ちゃんの分はタダにしておきます。おねしょに注意してくださいね。洗濯は別料金です。銀貨1枚と大銅貨8枚です」
赤ちゃんじゃないぞと思いつつ、タダにしてくれたからサチは文句は言わない。
お金を出すとラズが代わりに宿泊費を払ってくれる。
「えっ! 赤ちゃんが!?」
サチがお金を出したのに驚かれた。
「驚いている所悪いが、精算を頼む」
「あ、はい! お返しは大銅貨2枚です! お部屋にご案内します!」
若奥さんだろうか? 元気のいい娘さんだ。
部屋は2階だった。
ちゃんと4人部屋だ。
いや、男女別じゃ無いけど、いいのか? これは?
「ありがとうごじゃいましゅ」
「まあ! しゃべるなんて! 可愛い赤ちゃんでしゅねー」
思いっきり子供扱いされた。
最近、聖騎士の仮面が剥がれてきたカイザーが噴き出しそうだ。
サチは飛んで、ぽこんとカイザーの頭を叩く。
「えっ! 飛んだ! 凄い!」
そんな問題だろうか? この奥さん? お姉さん? 天然かもしれない。
「それでは、ごゆっくりー」
なんとも、さらりと受け流された。
強し! 奥さん! いろんな客を見ているんだろう。
ふよふよと下りてベッドに座る。
うん、硬い。
おうちに泊まるのが決定したな。
「良い宿じゃねぇか。サチ様の料金がいらねぇなんて」
「兵士が紹介してくれた訳よね! これで食事も美味しかったらいいんだけど」
「しょくじまで、じゆうじかんでしゅ。しゅきにしてくだしゃい」
おうちを部屋の真ん中に出すと、みんな中に入って行った。
私もね!
「じゃあ、食事を食べる所を探しましょうね」
「俺に任せておけ!」
ラズがサチに同意して、カイザーが張り切っているので任せる。
地元民に何処の店が美味しいかを聞いているので、そのままカイザーについて行く。
ついた店は見た目はボロいが美味しそうな香りが漂ってくる。
カイザーを先頭にしてお店に入ると、予想外にお客さんがいっぱいだ。
「いらっしゃい! 何名ですか?」
「4人だ」
「そちらの席に座ってください!」
忙しそうにお姉さんとおばちゃん? が店を歩きまわっている。
言われた席に座りメニューを見ると、木の板に書いてある。
そして、やっぱりあった『店主のおすすめ』。
「てんしゅにょおしゅしゅめで」
「俺もそれにしようかな?」
「私も」
「私もおすすめで」
サチに続いてみんなが同じメニューに決めた。
「すまん! 注文いいか!」
「はいはい、お待たせ! 何にするんだい?」
「店主のおすすめ、4つ」
「はいよ! ちょっと待っとくれ!」
おばちゃんは忙しそうに厨房と思われる場所に行った。
そしてすぐに料理を持ってきてくれる。
早い。
これは、チャーハン? とスープ。
わあお! 美味しそうな匂い~!
「大銅貨2枚と銅貨8枚だよ! ちょうどだね! はい、まいど~!」
値段を言われて、サチは慌ててお金を出す。
私が渡したのが不思議みたいで、眉を上げられたけれど普通にお金を受け取ってくれた。
熱いうちに食べないと!
「あまにぇくかみがみに、かんしゃをしゃしゃげましゅ」
食前の挨拶をして、いっただっきまーす!
んー! おいしい! ぱらぱらのご飯がサイコー!
みんなも一心不乱に食べている。
美味しいよね! こんな出会いがあるから、出先の食事はやめられんとです!
何の調味料使ってるんだろう? ソースじゃないよね? 多分ほんのりと使っているだけだけど、ガツンとした何かの調味料の味が舌にくる。
中毒になりそう~!
沢山盛り付けてあったチャーハンが、瞬く間にお腹に入った。
私の胃袋って伸びるのかな? ぽんぽんで歩けないよー。(歩かないけど)
最後にスープを飲むと、これも美味しい。
ホッとする。
みんな我に帰り、私のお皿を見て驚愕する。
小さな私が大人盛りの料理を食べて、お腹は大丈夫か心配された。
大丈夫だよ、も~!
昼食を食べて満足のサチ達は少し散歩をする。
サチは飛んでいるが。
門から外に出て森林浴をする。
強くなければ魔物が出て危ないが、サチ達には結界があるので大丈夫。
散歩の途中にカイザーが魔物を仕留め、エレナも負けずと仕留める。
サチが換金して、自分達のお小遣いになると分かっているからだ。
そんな中をラズとサチはのんびり歩いていた。
魔物を収納にしまいながら、たまにはサチも歩く。
もちろん、こけるが。
こけるたびにラズがやれやれと起こしてくれる。
なんか、そういう遊びに思えてきた。
きゃっきゃとサチが走りかけるが、べちょっとこける。
ラズが起こす。
そしてまたサチが歩く。
こける。
ラズが起こす。
サチの身体が強くて痛くないから出来る遊びだ。
ラズの心労が増えるが。
サチ様は大丈夫だろうか? と。
そんな事はお構いなしに一行は草原に出た。
管理されてないから草がぼーぼーだ。
太陽が何かに遮られて影になり、何かの影が草原にうつった。
みんな顔を上げて原因を見る。
大きな何かが飛んでいる。
大きなナニカは、サチ達に急降下してきた!
カイザーとエレナ、そしてサチが構える。
顔が見えた! 爬虫類のようだ!
サチが爬虫類の顔にミサイルをお見舞いすると顔が吹っ飛び、慣性の法則によりサチ達に突っ込んでくる! サチは急いで収納にしまった。
危険は去った。
あの爬虫類の正体は何だったのか?
答えはカイザーが持っていた。
「ふーっ! こんな所でワイバーンに出会うとはついてねぇ。まっ! さすが、サチ様だな!」
ワイバーンとはラズの靴の素材の名前だ。
そうか、靴になるのか。
うん、とサチは頷いた。
皮は取っておいた方がいいかもしれない。
ちょっと検討はずれな事を考えて、サチ達は町に戻る。
いい散歩だった。
ワイバーンに襲われても、サチの中では平和だったのだ。
帰りはラズの背中に子泣き爺のように張り付く。
真夏だから、みんなの周囲を涼しくして。
サチが小さいから、おんぶとはいかないが、ラズがサチのパンツで膨らんだお尻を支えて歩く。
門を潜って町に入る。
今夜の宿を決めないと。
カイザーが門番に聞いて、そこの宿に行くことにする。
『あしたが来る』と、まさにそのままの意味の宿屋だ。
泊まれば明日が来る。
カイザーが中に入ったので、みんなも続いて入る。
「すまん! 誰かいるか!?」
「はいはーい。お待ちどう様。宿泊ですか? 食事は夕飯と朝食が出ますが、無しにもできますよ? どうしますか?」
「宿泊4人だ。食事も頼む」
「4人て、そこの赤ちゃんも含めてですよね? 赤ちゃんの分はタダにしておきます。おねしょに注意してくださいね。洗濯は別料金です。銀貨1枚と大銅貨8枚です」
赤ちゃんじゃないぞと思いつつ、タダにしてくれたからサチは文句は言わない。
お金を出すとラズが代わりに宿泊費を払ってくれる。
「えっ! 赤ちゃんが!?」
サチがお金を出したのに驚かれた。
「驚いている所悪いが、精算を頼む」
「あ、はい! お返しは大銅貨2枚です! お部屋にご案内します!」
若奥さんだろうか? 元気のいい娘さんだ。
部屋は2階だった。
ちゃんと4人部屋だ。
いや、男女別じゃ無いけど、いいのか? これは?
「ありがとうごじゃいましゅ」
「まあ! しゃべるなんて! 可愛い赤ちゃんでしゅねー」
思いっきり子供扱いされた。
最近、聖騎士の仮面が剥がれてきたカイザーが噴き出しそうだ。
サチは飛んで、ぽこんとカイザーの頭を叩く。
「えっ! 飛んだ! 凄い!」
そんな問題だろうか? この奥さん? お姉さん? 天然かもしれない。
「それでは、ごゆっくりー」
なんとも、さらりと受け流された。
強し! 奥さん! いろんな客を見ているんだろう。
ふよふよと下りてベッドに座る。
うん、硬い。
おうちに泊まるのが決定したな。
「良い宿じゃねぇか。サチ様の料金がいらねぇなんて」
「兵士が紹介してくれた訳よね! これで食事も美味しかったらいいんだけど」
「しょくじまで、じゆうじかんでしゅ。しゅきにしてくだしゃい」
おうちを部屋の真ん中に出すと、みんな中に入って行った。
私もね!
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