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大切な人
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(……そろそろ行かなきゃ)
重い身体を叱咤しながら起き上がると、鈍い痛みに小さな呻き声が漏れる。昨日さんざん走り回ったせいで、怪我の上に筋肉痛まで加わったようだ。
身体を伸ばすことも出来ない小さな洞穴は身を潜めるのには最適だったが、決して居心地の良い場所ではない。魔物に襲われる危険性はゼロではないものの、日が傾く前に休息を取れる場所を見つけられたのは幸いだった。
緊張と不安から浅い眠りを繰り返しているうちに、暗闇が薄れて周囲が見通せるようになったので夜が明けたのだろう。十分な休息ではなかったが、魔力も体力も少しは回復しているはずだ。
直近で切実な問題としては食料がないことである。
(少なくとも朝になればジョナス先生が部屋に来てくれるから)
ジョナスが気づけばフィーに伝わるし、透花を助けようとしてくれるだろう。とはいえそれがいつになるのか見当もつかないし、何か食べるものがなければ命が危うい。
自力で森を抜けられれば一番良いのだが、魔物から逃げ回ったおかげでどちらからやってきたのか見当もつかないのだ。
食料を探しつつ出口を目指すことを透花は昨晩のうちに決めていた。
だが少し歩いただけでそれが簡単なことではないと思い知ることになった。目が届かない場所に魔物がいるのではないかと思うと何度も振り返り周囲を見渡し、僅かな物音にも反応してなかなか先へと進めない。
(浄化を行いながら歩くのは、魔力が足りなくなりそうで怖い。でもこのままという訳にもいかないわ……あ、そうだ!)
この世界にはないようだが、魔法を他の物に付与することが出来る物語があった。ずっと浄化の力を使い続けることは集中力がいるが、服に浄化を付与すれば背後から魔物に襲われても大丈夫かもしれない
近くに落ちていた石を拾って浄化の力を込めた透花は、毒々しい色をした花のほうに投げてみる。すると微かに光ったかと思うと、毒々しさがすっかり抜け落ちた可憐な花へと変わっていた。
「……やってみるもんだね」
服に魔法を付与した透花は先ほどよりも早い足取りで森の中を歩き始めた。
ようやく見つけた小川の水を掬い、喉を潤すと身体中に染み渡るようだ。空腹感が募るが、まだ我慢できないほどではない。途中でいくつかの果物を見かけたが、毒がありそうで手に取ることを躊躇ってしまった。
水さえ飲めれば何とか生き延びられるはずだから、安全を優先させたほうがいいだろう。
視線を感じて顔を上げると、少し離れた暗がりから一対の赤い瞳がこちらを見つめている。大部分は草陰に隠れているが、瞳の大きさから考えると大型犬ぐらいはあるのではないだろうか。
流石に怖くなって用心しながらも少しずつ離れてみると、同じ場所にずっと身を潜めている。ほっとしつつも熱心にこちらの様子を窺っているようで、透花は足早にその場を離れた。
ずっと変わらない景色にまるで同じ場所をぐるぐると回っているような気がしてくる。目印になるよう特徴のある植物に浄化を施しているので、恐らくそんなことはないのだが、疲労と不安からそんなことを考えてしまう。
(あ、浄化を掛けておかなきゃ)
目印に良さそうな木をうっかり通り過ぎそうになったため、向きを変えたところ視界の端に赤い瞳が映った。すぐに木々の間へと消えてしまったが、見間違いではないはずだ。
(もしかして……付いてきてる?)
ぞわっと恐怖がせり上がってくる。透花が気づかずに昨晩のように休息を取っている時に忍び寄って来られればひとたまりもないだろう。見つからないように身を隠したことといい、距離を開けて追跡していることといい、知能が高い魔物のようだ。
(もしも魔力が足りなくなってしまったら……)
そう考えると透花の足は自然と早くなる。浄化の力を使ったとしても暗闇の中で襲われれば夜目の利かない透花は圧倒的に不利な立場となるだろう。夜になる前に安全な場所を探さなければと考えながらも、逃げ切れる気がしない。
走れば相手を刺激する気がして、透花は萎えそうになる足を必死に動かす。
(っ、増えてる!!)
少なくとも三匹はおり、群れで行動する魔物なのか互いに争う様子もない。立ち止まった途端に襲い掛かってくるような気がして、透花は泣きそうになるのを堪えながら、荒い息を吐いた。
(まだ死ねない……。フィーが一緒に出掛けようと誘ってくれたし、私はまだフィーに好きだって伝えてないもの)
フィルのことを思い浮かべて、透花は自分を奮い立たせる。だが疲労は確実に溜まっており、透花は張り出した木の根に足を取られて転んでしまった。
「――痛っ!」
痛みに気を取られたのは一瞬で、ガサガサと茂みを掻きわける音に透花は身体を横に倒して仰向けになると、視界いっぱいに大きな影が広がっていた。
両手をかざし祈るような気持ちで浄化を行うと、苦しそうな唸り声とともに魔物が透花の身体ぎりぎりの位置に倒れ込んでくる。
「あ……」
ぴくりとも動かず既に事切れているようだったが、魔物とは言え自分の魔法で生き物を殺してしまったことへの罪悪感が押し寄せて来た。
そんな透花の怯えを感じ取ったのか、遠巻きに様子を窺っていた魔物が慎重に、だが確実に距離を詰めてきた。
どれだけ罪悪感があっても、みすみす殺されるわけにはいかない。だが近づいてくる魔物以外にも何体か魔物の影があり、魔力が保つだろうか。
(でも、今は浄化するしか方法がない……)
覚悟を決めて魔物へ向き直った透花は襲い掛かってくる魔物に浄化を続けた。
どれほど時間が経ったのか、もう何体の魔物を浄化したかなんて覚えていない。息が上がり立っているのもやっとの状態の透花は、浄化を付与した小石を周囲に置いて座り込んでしまった。それほど長い効果は期待できないが、息を整える時間ぐらいは大丈夫だろう。
(夜まで持たないかも……)
本来なら騎士たちとともに少しずつ瘴気や魔物の浄化を行うのだ。今の透花がどれだけ頑張っても焼け石に水なのかもしれない。その証拠に浄化してもどんどんと魔物が集まってくる。
「フィーに会いたかったな……」
弱音とともに零れた涙を乱暴に拭って、透花は小さく微笑んだ。こうなったら一体でも多くの魔物を浄化しようと心に決めた。それがフィルをはじめ透花に優しくしてくれた人たちへの恩返しなのだから。
「トーカ!」
弾かれたように顔を上げた透花の目には大切な人の姿が飛び込んできた。だがこちらに向かって駆けつけようとするフィルに魔物は容赦なく襲い掛かろうとしている。
「っ、フィー!」
「トーカ、すぐに行くから!」
怪我を負っているのか所々に血が付着しており、満身創痍の状態でフィルは必死に応戦している。周囲を見渡すがフィルの他に騎士の姿はなく、一気に血の気が引いた。
透花を助けるためにフィルは単独で駆けつけてくれたのだろう。透花も浄化を行うものの、フィルの側に行くためには、魔物を全て浄化しなければならない。
視界がぐらりと揺れて気づけば透花は地面に倒れていた。
「トーカ!くそっ、邪魔だ!!」
焦った様子のフィルの声が遠くから聞こえてくる。
(これ、魔力切れだ)
初めて体験することだが、ずっと浄化を続けていたのだから納得する半面、どうして今なのかとやるせない思いが込み上げてくる。
フィルを助けなければならないのに、このままでは足手まといにしかならない。足りない魔力を搔き集めるように手を重ねて願う。
(どうかもう少しだけ力を使わせてください、女神様。私の大切な人を護りたいんです)
『これ以上魔力を使ったら命に関わるわ』
宥めるような声に透花は思わず笑みを浮かべた。
(フィーの命を救えるのなら私の命なんていらないから。どうかフィーを助けて)
祈りを込めると温かい光が弾けて、辺り一帯を照らしていく。幻想的なその光景を最後に目の前が真っ暗になり透花の意識は闇へと落ちた。
重い身体を叱咤しながら起き上がると、鈍い痛みに小さな呻き声が漏れる。昨日さんざん走り回ったせいで、怪我の上に筋肉痛まで加わったようだ。
身体を伸ばすことも出来ない小さな洞穴は身を潜めるのには最適だったが、決して居心地の良い場所ではない。魔物に襲われる危険性はゼロではないものの、日が傾く前に休息を取れる場所を見つけられたのは幸いだった。
緊張と不安から浅い眠りを繰り返しているうちに、暗闇が薄れて周囲が見通せるようになったので夜が明けたのだろう。十分な休息ではなかったが、魔力も体力も少しは回復しているはずだ。
直近で切実な問題としては食料がないことである。
(少なくとも朝になればジョナス先生が部屋に来てくれるから)
ジョナスが気づけばフィーに伝わるし、透花を助けようとしてくれるだろう。とはいえそれがいつになるのか見当もつかないし、何か食べるものがなければ命が危うい。
自力で森を抜けられれば一番良いのだが、魔物から逃げ回ったおかげでどちらからやってきたのか見当もつかないのだ。
食料を探しつつ出口を目指すことを透花は昨晩のうちに決めていた。
だが少し歩いただけでそれが簡単なことではないと思い知ることになった。目が届かない場所に魔物がいるのではないかと思うと何度も振り返り周囲を見渡し、僅かな物音にも反応してなかなか先へと進めない。
(浄化を行いながら歩くのは、魔力が足りなくなりそうで怖い。でもこのままという訳にもいかないわ……あ、そうだ!)
この世界にはないようだが、魔法を他の物に付与することが出来る物語があった。ずっと浄化の力を使い続けることは集中力がいるが、服に浄化を付与すれば背後から魔物に襲われても大丈夫かもしれない
近くに落ちていた石を拾って浄化の力を込めた透花は、毒々しい色をした花のほうに投げてみる。すると微かに光ったかと思うと、毒々しさがすっかり抜け落ちた可憐な花へと変わっていた。
「……やってみるもんだね」
服に魔法を付与した透花は先ほどよりも早い足取りで森の中を歩き始めた。
ようやく見つけた小川の水を掬い、喉を潤すと身体中に染み渡るようだ。空腹感が募るが、まだ我慢できないほどではない。途中でいくつかの果物を見かけたが、毒がありそうで手に取ることを躊躇ってしまった。
水さえ飲めれば何とか生き延びられるはずだから、安全を優先させたほうがいいだろう。
視線を感じて顔を上げると、少し離れた暗がりから一対の赤い瞳がこちらを見つめている。大部分は草陰に隠れているが、瞳の大きさから考えると大型犬ぐらいはあるのではないだろうか。
流石に怖くなって用心しながらも少しずつ離れてみると、同じ場所にずっと身を潜めている。ほっとしつつも熱心にこちらの様子を窺っているようで、透花は足早にその場を離れた。
ずっと変わらない景色にまるで同じ場所をぐるぐると回っているような気がしてくる。目印になるよう特徴のある植物に浄化を施しているので、恐らくそんなことはないのだが、疲労と不安からそんなことを考えてしまう。
(あ、浄化を掛けておかなきゃ)
目印に良さそうな木をうっかり通り過ぎそうになったため、向きを変えたところ視界の端に赤い瞳が映った。すぐに木々の間へと消えてしまったが、見間違いではないはずだ。
(もしかして……付いてきてる?)
ぞわっと恐怖がせり上がってくる。透花が気づかずに昨晩のように休息を取っている時に忍び寄って来られればひとたまりもないだろう。見つからないように身を隠したことといい、距離を開けて追跡していることといい、知能が高い魔物のようだ。
(もしも魔力が足りなくなってしまったら……)
そう考えると透花の足は自然と早くなる。浄化の力を使ったとしても暗闇の中で襲われれば夜目の利かない透花は圧倒的に不利な立場となるだろう。夜になる前に安全な場所を探さなければと考えながらも、逃げ切れる気がしない。
走れば相手を刺激する気がして、透花は萎えそうになる足を必死に動かす。
(っ、増えてる!!)
少なくとも三匹はおり、群れで行動する魔物なのか互いに争う様子もない。立ち止まった途端に襲い掛かってくるような気がして、透花は泣きそうになるのを堪えながら、荒い息を吐いた。
(まだ死ねない……。フィーが一緒に出掛けようと誘ってくれたし、私はまだフィーに好きだって伝えてないもの)
フィルのことを思い浮かべて、透花は自分を奮い立たせる。だが疲労は確実に溜まっており、透花は張り出した木の根に足を取られて転んでしまった。
「――痛っ!」
痛みに気を取られたのは一瞬で、ガサガサと茂みを掻きわける音に透花は身体を横に倒して仰向けになると、視界いっぱいに大きな影が広がっていた。
両手をかざし祈るような気持ちで浄化を行うと、苦しそうな唸り声とともに魔物が透花の身体ぎりぎりの位置に倒れ込んでくる。
「あ……」
ぴくりとも動かず既に事切れているようだったが、魔物とは言え自分の魔法で生き物を殺してしまったことへの罪悪感が押し寄せて来た。
そんな透花の怯えを感じ取ったのか、遠巻きに様子を窺っていた魔物が慎重に、だが確実に距離を詰めてきた。
どれだけ罪悪感があっても、みすみす殺されるわけにはいかない。だが近づいてくる魔物以外にも何体か魔物の影があり、魔力が保つだろうか。
(でも、今は浄化するしか方法がない……)
覚悟を決めて魔物へ向き直った透花は襲い掛かってくる魔物に浄化を続けた。
どれほど時間が経ったのか、もう何体の魔物を浄化したかなんて覚えていない。息が上がり立っているのもやっとの状態の透花は、浄化を付与した小石を周囲に置いて座り込んでしまった。それほど長い効果は期待できないが、息を整える時間ぐらいは大丈夫だろう。
(夜まで持たないかも……)
本来なら騎士たちとともに少しずつ瘴気や魔物の浄化を行うのだ。今の透花がどれだけ頑張っても焼け石に水なのかもしれない。その証拠に浄化してもどんどんと魔物が集まってくる。
「フィーに会いたかったな……」
弱音とともに零れた涙を乱暴に拭って、透花は小さく微笑んだ。こうなったら一体でも多くの魔物を浄化しようと心に決めた。それがフィルをはじめ透花に優しくしてくれた人たちへの恩返しなのだから。
「トーカ!」
弾かれたように顔を上げた透花の目には大切な人の姿が飛び込んできた。だがこちらに向かって駆けつけようとするフィルに魔物は容赦なく襲い掛かろうとしている。
「っ、フィー!」
「トーカ、すぐに行くから!」
怪我を負っているのか所々に血が付着しており、満身創痍の状態でフィルは必死に応戦している。周囲を見渡すがフィルの他に騎士の姿はなく、一気に血の気が引いた。
透花を助けるためにフィルは単独で駆けつけてくれたのだろう。透花も浄化を行うものの、フィルの側に行くためには、魔物を全て浄化しなければならない。
視界がぐらりと揺れて気づけば透花は地面に倒れていた。
「トーカ!くそっ、邪魔だ!!」
焦った様子のフィルの声が遠くから聞こえてくる。
(これ、魔力切れだ)
初めて体験することだが、ずっと浄化を続けていたのだから納得する半面、どうして今なのかとやるせない思いが込み上げてくる。
フィルを助けなければならないのに、このままでは足手まといにしかならない。足りない魔力を搔き集めるように手を重ねて願う。
(どうかもう少しだけ力を使わせてください、女神様。私の大切な人を護りたいんです)
『これ以上魔力を使ったら命に関わるわ』
宥めるような声に透花は思わず笑みを浮かべた。
(フィーの命を救えるのなら私の命なんていらないから。どうかフィーを助けて)
祈りを込めると温かい光が弾けて、辺り一帯を照らしていく。幻想的なその光景を最後に目の前が真っ暗になり透花の意識は闇へと落ちた。
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