8 / 47
第1章
問題の先送りを図ります
しおりを挟む
女性なら一度は憧れるプロポーズの言葉だが、それは意中の男性から伝えられた場合のみだ。
しかしさっきこちらの願いを叶えてもらったばかりで、嫌だと即効拒絶するわけにもいかない。せっかく魔物の侵入を防ぐことができたのに、取り消される恐れがある。
(それに拒絶を侵攻の理由をされたらどうしよう……)
悪い方向ばかりに考えが進む。願いを叶えてもらいつつ、相手の願いを拒否するのはどうしたらよいか。自分勝手は百も承知だが、好きでもない男性(しかも魔王!)と結婚するのは嫌だった。
(大体何で急に結婚したいとか言い出すの!?)
「姫」
促すような魔王の声に、佑那は必死で頭を働かせる。即答できないなら時間稼ぎをするしかない。そうして佑那は思いつくままに逃げ道を告げた。
「……通常、結婚とは好きな相手とするものですし、見ず知らずの方と結婚など考えられません。まずはお互いのことを知ってからお返事させていただきたいのですが……」
徐々に声が小さくなっていくのは、間違えたと思ったからだ。この世界のルールは知らないが、グレイスは王女なのだ。国同士の繋がりや政治的な判断など、身分の高い者が自由恋愛できることは稀だろう。
拒否されるのを覚悟で魔王を見上げると、相変わらずの無表情で一言答えた。
「分かった」
無理やりな理屈にも関わらず何とか承諾を得て、ほっと胸を撫でおろしかけたが、佑那はまだ魔王に抱きしめられているのだ。加えてどうも頭の天辺や髪に触れられているような感触がある。
(両手は塞がっているはずなのに、一体何を……?)
「あの、少し苦しいのですが」
「離せ」の婉曲な表現を思いついて要求すると、背中にまわされた腕の力が少しゆるんだ。そのまま離れようとしたが、額に何やら柔らかいものが触れた。驚いて顔を上げると右頬にも同じ感触があり、キスされていることに気づく。
(お互いを知るって、そういうことじゃないだろう!)
「ちょっと、待ってください!」
貞操の危機を感じ必死に押しとどめると、魔王の瞳に自分が映っているのがはっきりと分かるぐらい顔が接近していた。目線の位置が同じだということはやっぱり次は唇にキスされるところだったようだ。
(あ、危ないところだった!)
声を出した自分を褒めてやりたいと思ったが、近くにある魔王の顔がある。嫌でも視界に入るその顔をついまじまじと見つめてしまった。瞳には何の感情も映し出しておらず、動かない表情を見ているとまるで人形のようだと思う。
(本当に何を考えているのだろう?)
「もうよいか?」
そのまま黙りこんでしまった佑那に魔王が声をかける。
(そういう時間的な意味の、ちょっとじゃない! )
心の中で絶叫しながらも、自分は王女だと言い聞かせて言葉を選ぶ。
「あの、まだお返事していないのに、こういうことはできません」
仮にも一国の王女相手に婚前交渉はありえないだろう。先ほどの保留の返事と自分がグレイスとして振舞っている以上、この申し出は有効なはずだ。魔物の間ではどうだか知らないが――。
束の間考えていた様子の魔王だったが、ふと納得したように頷くと素直に佑那を解放した。
「何が知りたい?」
「えっ…」
助かったと安堵しかけた途端に問われた質問の意味を、佑那は咄嗟に理解できなかった。
「お互いのことを知り合うと言ったが、そなたが知りたいことは何だ?」
(えー、そこまで考えていなかったよ!)
知りたいことなんて特にない、なんて言えない。自分から提案したことだ。何を聞けばよいのだろう。迂闊に質問して異世界の人間だとばれてしまうことも避けなければならないし、佑那は再び頭をフル回転して無難な質問を探す。
「そう、ですね。えっと、あなたはどうして魔王になったのですか?」
魔王が僅かに眉をひそめる。触れてはいけない質問だったのだろうか。もしくは一般常識なのか。
「気づいたらそう呼ばれていた」
「世襲制ではないのですね」
「違う。だが父上は先代魔王だった」
つまりは実力次第なのか。そういえばウィルがそんな話をしていた気がする。考えてみれば当たり前だが、この人にも父親がいたのかと思うと少し興味が湧いた。
「他にご家族はいらっしゃるのですか?」
「……もう、おらぬ」
他にはというように、ユーリを目線で催促する。父親という単語が出たところから何の気なしに聞いた質問だったが、避けるべき話題だったようだ。空気が重くなったように感じる。家族の話とかプライベートに踏み込みすぎた内容だったかもしれない。
「……陛下も本がお好きなのですか?」
当たり障りのない質問に変えようと目についた本棚を見ながら尋ねる。
「特に好きというわけではない」
(はい、会話終了―。何これ、一問一答方式なの?)
更に言葉を紡ごうとした佑那だが、一冊の本が目に入ったことで口を閉じる。どこか見覚えのあるその文字は分厚い本が立ち並ぶ中で妙に目を引いた。
薄い冊子の茶色の本で、背表紙の文字がかすれていてよく見えないのだが、綴りがアルファベットのように見えた。随分と読みこまれているのか、変色し角が擦れている。
「……私は本が好きなのですが、拝見してもよいですか?」
「駄目だ」
まさか断られるとは思わなかった。貴重な本なのか、人間に見られていけないことでも書いてあるのか。とても気になったが、勝手なことをして機嫌を損ねればあっというまに命がなくなるかもしれない。
(本に熱中するふりをして会話を終了できれば一石二鳥だったのに……)
「……好きな食べ物はありますか?」
「特にない」
返ってくる答えが簡潔すぎて、会話が絶望的なほど続かない。
せめて逆に質問してくれるとか、もしくはもう少し言葉を付け加えてくれれば良いのだが、魔王にそれを求めるのも非常にハードルが高い。
これ以上何の質問をすればいいかと決めあぐねていると、ドアをノックする音が聞こえて赤毛の小柄な少女がお茶を運んできた。
(グッドタイミング!ありがとう!)
佑那は心の中で少女に感謝を告げる。
先ほどから距離を保つべく立ったまま会話を続けていたが、それを機にソファーに腰を下ろすことになった。佑那が対面に腰かけようとしても先ほどと同じように引き留められ、魔王の隣に座ることになったため、状況的にはさほど変わったわけではないのが残念だったが――。
果実のような甘い香りに少し酸味のあるお茶が体に染み渡るようだ。
(グレイス様といただいたお茶も美味しかったなあ)
半ば現実逃避のように僅か1日前のことをぼんやりと思い出していると、魔王に呼びかけられた。今度は何だろうと返事をしながら顔を向けると、口の中に何かを放り込まれる。
「んんっ……」
びっくりしたが、吐き出すわけにはいかない。それはさすがにマナー違反だと思っていると、じんわりと甘いカラメルの味がして、添えられたお菓子を放り込まれたのだと気づく。
恐る恐る歯を立てるとさくりとした軽い歯ごたえでナッツの味が広がる。どうやらプラリネに似たお菓子のようだ。何種類かのナッツが合わせて作っているらしく、食感も味も素晴らしい。
「……美味しい」
甘いお菓子は癒し効果抜群だ。しみじみと幸せを噛みしめていると、強い視線を感じて隣を向く。すると魔王が無言でこちらを凝視しているではないか。
(に、睨まれている?)
固まった佑那からふいと顔をそらすと、魔王はそのまま部屋から出て行った。魔王の行動が謎すぎて辛い。
しかしさっきこちらの願いを叶えてもらったばかりで、嫌だと即効拒絶するわけにもいかない。せっかく魔物の侵入を防ぐことができたのに、取り消される恐れがある。
(それに拒絶を侵攻の理由をされたらどうしよう……)
悪い方向ばかりに考えが進む。願いを叶えてもらいつつ、相手の願いを拒否するのはどうしたらよいか。自分勝手は百も承知だが、好きでもない男性(しかも魔王!)と結婚するのは嫌だった。
(大体何で急に結婚したいとか言い出すの!?)
「姫」
促すような魔王の声に、佑那は必死で頭を働かせる。即答できないなら時間稼ぎをするしかない。そうして佑那は思いつくままに逃げ道を告げた。
「……通常、結婚とは好きな相手とするものですし、見ず知らずの方と結婚など考えられません。まずはお互いのことを知ってからお返事させていただきたいのですが……」
徐々に声が小さくなっていくのは、間違えたと思ったからだ。この世界のルールは知らないが、グレイスは王女なのだ。国同士の繋がりや政治的な判断など、身分の高い者が自由恋愛できることは稀だろう。
拒否されるのを覚悟で魔王を見上げると、相変わらずの無表情で一言答えた。
「分かった」
無理やりな理屈にも関わらず何とか承諾を得て、ほっと胸を撫でおろしかけたが、佑那はまだ魔王に抱きしめられているのだ。加えてどうも頭の天辺や髪に触れられているような感触がある。
(両手は塞がっているはずなのに、一体何を……?)
「あの、少し苦しいのですが」
「離せ」の婉曲な表現を思いついて要求すると、背中にまわされた腕の力が少しゆるんだ。そのまま離れようとしたが、額に何やら柔らかいものが触れた。驚いて顔を上げると右頬にも同じ感触があり、キスされていることに気づく。
(お互いを知るって、そういうことじゃないだろう!)
「ちょっと、待ってください!」
貞操の危機を感じ必死に押しとどめると、魔王の瞳に自分が映っているのがはっきりと分かるぐらい顔が接近していた。目線の位置が同じだということはやっぱり次は唇にキスされるところだったようだ。
(あ、危ないところだった!)
声を出した自分を褒めてやりたいと思ったが、近くにある魔王の顔がある。嫌でも視界に入るその顔をついまじまじと見つめてしまった。瞳には何の感情も映し出しておらず、動かない表情を見ているとまるで人形のようだと思う。
(本当に何を考えているのだろう?)
「もうよいか?」
そのまま黙りこんでしまった佑那に魔王が声をかける。
(そういう時間的な意味の、ちょっとじゃない! )
心の中で絶叫しながらも、自分は王女だと言い聞かせて言葉を選ぶ。
「あの、まだお返事していないのに、こういうことはできません」
仮にも一国の王女相手に婚前交渉はありえないだろう。先ほどの保留の返事と自分がグレイスとして振舞っている以上、この申し出は有効なはずだ。魔物の間ではどうだか知らないが――。
束の間考えていた様子の魔王だったが、ふと納得したように頷くと素直に佑那を解放した。
「何が知りたい?」
「えっ…」
助かったと安堵しかけた途端に問われた質問の意味を、佑那は咄嗟に理解できなかった。
「お互いのことを知り合うと言ったが、そなたが知りたいことは何だ?」
(えー、そこまで考えていなかったよ!)
知りたいことなんて特にない、なんて言えない。自分から提案したことだ。何を聞けばよいのだろう。迂闊に質問して異世界の人間だとばれてしまうことも避けなければならないし、佑那は再び頭をフル回転して無難な質問を探す。
「そう、ですね。えっと、あなたはどうして魔王になったのですか?」
魔王が僅かに眉をひそめる。触れてはいけない質問だったのだろうか。もしくは一般常識なのか。
「気づいたらそう呼ばれていた」
「世襲制ではないのですね」
「違う。だが父上は先代魔王だった」
つまりは実力次第なのか。そういえばウィルがそんな話をしていた気がする。考えてみれば当たり前だが、この人にも父親がいたのかと思うと少し興味が湧いた。
「他にご家族はいらっしゃるのですか?」
「……もう、おらぬ」
他にはというように、ユーリを目線で催促する。父親という単語が出たところから何の気なしに聞いた質問だったが、避けるべき話題だったようだ。空気が重くなったように感じる。家族の話とかプライベートに踏み込みすぎた内容だったかもしれない。
「……陛下も本がお好きなのですか?」
当たり障りのない質問に変えようと目についた本棚を見ながら尋ねる。
「特に好きというわけではない」
(はい、会話終了―。何これ、一問一答方式なの?)
更に言葉を紡ごうとした佑那だが、一冊の本が目に入ったことで口を閉じる。どこか見覚えのあるその文字は分厚い本が立ち並ぶ中で妙に目を引いた。
薄い冊子の茶色の本で、背表紙の文字がかすれていてよく見えないのだが、綴りがアルファベットのように見えた。随分と読みこまれているのか、変色し角が擦れている。
「……私は本が好きなのですが、拝見してもよいですか?」
「駄目だ」
まさか断られるとは思わなかった。貴重な本なのか、人間に見られていけないことでも書いてあるのか。とても気になったが、勝手なことをして機嫌を損ねればあっというまに命がなくなるかもしれない。
(本に熱中するふりをして会話を終了できれば一石二鳥だったのに……)
「……好きな食べ物はありますか?」
「特にない」
返ってくる答えが簡潔すぎて、会話が絶望的なほど続かない。
せめて逆に質問してくれるとか、もしくはもう少し言葉を付け加えてくれれば良いのだが、魔王にそれを求めるのも非常にハードルが高い。
これ以上何の質問をすればいいかと決めあぐねていると、ドアをノックする音が聞こえて赤毛の小柄な少女がお茶を運んできた。
(グッドタイミング!ありがとう!)
佑那は心の中で少女に感謝を告げる。
先ほどから距離を保つべく立ったまま会話を続けていたが、それを機にソファーに腰を下ろすことになった。佑那が対面に腰かけようとしても先ほどと同じように引き留められ、魔王の隣に座ることになったため、状況的にはさほど変わったわけではないのが残念だったが――。
果実のような甘い香りに少し酸味のあるお茶が体に染み渡るようだ。
(グレイス様といただいたお茶も美味しかったなあ)
半ば現実逃避のように僅か1日前のことをぼんやりと思い出していると、魔王に呼びかけられた。今度は何だろうと返事をしながら顔を向けると、口の中に何かを放り込まれる。
「んんっ……」
びっくりしたが、吐き出すわけにはいかない。それはさすがにマナー違反だと思っていると、じんわりと甘いカラメルの味がして、添えられたお菓子を放り込まれたのだと気づく。
恐る恐る歯を立てるとさくりとした軽い歯ごたえでナッツの味が広がる。どうやらプラリネに似たお菓子のようだ。何種類かのナッツが合わせて作っているらしく、食感も味も素晴らしい。
「……美味しい」
甘いお菓子は癒し効果抜群だ。しみじみと幸せを噛みしめていると、強い視線を感じて隣を向く。すると魔王が無言でこちらを凝視しているではないか。
(に、睨まれている?)
固まった佑那からふいと顔をそらすと、魔王はそのまま部屋から出て行った。魔王の行動が謎すぎて辛い。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】異世界転移した私、なぜか全員に溺愛されています!?
きゅちゃん
恋愛
残業続きのOL・佐藤美月(22歳)が突然異世界アルカディア王国に転移。彼女が持つ稀少な「癒しの魔力」により「聖女」として迎えられる。優しく知的な宮廷魔術師アルト、粗野だが誠実な護衛騎士カイル、クールな王子レオン、最初は敵視する女騎士エリアらが、美月の純粋さと癒しの力に次々と心を奪われていく。王国の危機を救いながら、美月は想像を絶する溺愛を受けることに。果たして美月は元の世界に帰るのか、それとも新たな愛を見つけるのか――。
『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』
透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。
「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」
そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが!
突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!?
気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態!
けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で――
「なんて可憐な子なんだ……!」
……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!?
これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!?
ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆
転生したら地味ダサ令嬢でしたが王子様に助けられて何故か執着されました
古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄され
恋愛
皆様の応援のおかげでHOT女性向けランキング第7位獲得しました。
前世病弱だったニーナは転生したら周りから地味でダサいとバカにされる令嬢(もっとも平民)になっていた。「王女様とか公爵令嬢に転生したかった」と祖母に愚痴ったら叱られた。そんなニーナが祖母が死んで冒険者崩れに襲われた時に助けてくれたのが、ウィルと呼ばれる貴公子だった。
恋に落ちたニーナだが、平民の自分が二度と会うことはないだろうと思ったのも、束の間。魔法が使えることがバレて、晴れて貴族がいっぱいいる王立学園に入ることに!
しかし、そこにはウィルはいなかったけれど、何故か生徒会長ら高位貴族に絡まれて学園生活を送ることに……
見た目は地味ダサ、でも、行動力はピカ一の地味ダサ令嬢の巻き起こす波乱万丈学園恋愛物語の始まりです!?
小説家になろうでも公開しています。
第9回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作品
【完結】神から貰ったスキルが強すぎなので、異世界で楽しく生活します!
桜もふ
恋愛
神の『ある行動』のせいで死んだらしい。私の人生を奪った神様に便利なスキルを貰い、転生した異世界で使えるチートの魔法が強すぎて楽しくて便利なの。でもね、ここは異世界。地球のように安全で自由な世界ではない、魔物やモンスターが襲って来る危険な世界……。
「生きたければ魔物やモンスターを倒せ!!」倒さなければ自分が死ぬ世界だからだ。
異世界で過ごす中で仲間ができ、時には可愛がられながら魔物を倒し、食料確保をし、この世界での生活を楽しく生き抜いて行こうと思います。
初めはファンタジー要素が多いが、中盤あたりから恋愛に入ります!!
【完結】異世界転移したら騎士団長と相思相愛になりました〜私の恋を父と兄が邪魔してくる〜
伽羅
恋愛
愛莉鈴(アリス)は幼馴染の健斗に片想いをしている。
ある朝、通学中の事故で道が塞がれた。
健斗はサボる口実が出来たと言って愛莉鈴を先に行かせる。
事故車で塞がれた道を電柱と塀の隙間から抜けようとすると妙な違和感が…。
気付いたら、まったく別の世界に佇んでいた。
そんな愛莉鈴を救ってくれた騎士団長を徐々に好きになっていくが、彼には想い人がいた。
やがて愛莉鈴には重大な秘密が判明して…。
治療係ですが、公爵令息様がものすごく懐いて困る~私、男装しているだけで、女性です!~
百門一新
恋愛
男装姿で旅をしていたエリザは、長期滞在してしまった異国の王都で【赤い魔法使い(男)】と呼ばれることに。職業は完全に誤解なのだが、そのせいで女性恐怖症の公爵令息の治療係に……!?「待って。私、女なんですけども」しかも公爵令息の騎士様、なぜかものすごい懐いてきて…!?
男装の魔法使い(職業誤解)×女性が大の苦手のはずなのに、ロックオンして攻めに転じたらぐいぐいいく騎士様!?
※小説家になろう様、ベリーズカフェ様、カクヨム様にも掲載しています。
転生したので推し活をしていたら、推しに溺愛されました。
ラム猫
恋愛
異世界に転生した|天音《あまね》ことアメリーは、ある日、この世界が前世で熱狂的に遊んでいた乙女ゲームの世界であることに気が付く。
『煌めく騎士と甘い夜』の攻略対象の一人、騎士団長シオン・アルカス。アメリーは、彼の大ファンだった。彼女は喜びで飛び上がり、推し活と称してこっそりと彼に贈り物をするようになる。
しかしその行為は推しの目につき、彼に興味と執着を抱かれるようになったのだった。正体がばれてからは、あろうことか美しい彼の側でお世話係のような役割を担うことになる。
彼女は推しのためならばと奮闘するが、なぜか彼は彼女に甘い言葉を囁いてくるようになり……。
※この作品は、『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる