40 / 47
第3章
会議の条件
しおりを挟む
「すまぬ。怖がらせたか」
身体を強張らせた佑那を気遣うようにそっと背中を撫でるシュルツに、佑那はようやく力を抜いた。
「ううん、ちょっと驚いただけ。守ってくれてありがとう」
「あれが侵入してまでユナに手を出すなど思いもよらなかった。もう二度と危険な目に遭わせぬ。本当にすまなかった」
襲われた佑那よりも悲痛な表情を浮かべるシュルツを見て、申し訳ないという気持ちすら覚えてくる。佑那が魔物であれば自分の身ぐらい守れたかもしれないと。
「シュルツのせいじゃないよ。…それより、会議はまだ終わっていないんでしょう?私はもう大丈夫だからシュルツは戻って」
「此度の会議は中止だ。このような騒ぎを起こすような輩をこの城に留めておくわけにはいかぬ。それにユナが心配で離れたくない」
ストレートな表現に嬉しく思う気持ちもあったが、アーベルの言葉が気にかかった。魔王であるシュルツの発言が最も重いものだとしても、各地に権限を与えている大公たちを軽んじるような真似をすれば魔王への反発に繋がらないだろうか。
「でも大事な会議なんだよね?」
「我にとってユナよりも大事なものなど有り得ぬ。魔王の地位とて望んだものではないし、捨ててしまってもよい」
本気で言っているのが分かるからこそ、嬉しいと思うよりも申し訳なさが先に立つ。佑那の知っている限りシュルツは立派に魔王としての責務を果たしているのに、何も出来ない自分のために本当に魔王の座を降りる選択をさせてしまうことになれば、罪悪感に苛まされるだろう。
そんな佑那の表情に気づいたシュルツが口にしたのは別のことだった。
「ユナ、心配するな。もし辞してもフィラルドに戦を仕掛けるような真似はさせぬ」
確かに魔王であるシュルツの命令でフィラルド国への侵入は禁じられていたが、ユナが心配していたのはそこではない。佑那が自分のことばかり考えていると思われているようで、少し苛立ってしまった。
「シュルツ、そういうことじゃなくて。私のせいで評価を落とされてしまうのが嫌なの」
「そんなこと露ほども気にならぬ。ミアに菓子でも用意させよう」
あっさりと告げるシュルツは本当に気にしていないように見える。だが一方で本当にどうでもいいことならずっと魔王の地位に留まっていなかっただろう。他人に興味が薄いのにそれでも魔王でいたのはこの場所を、同族を守るために努力して結果なのだと佑那は思っている。
正直、大公に対して不安もあるし、ただのワガママなのかもしれないが大切な人が頑張ってきた結果を無かったことにしたくない。
「ねえ、やっぱり会議に出て欲しい、です」
何も出来ないからこそシュルツの足を引っ張るようなことはしたくなかった。
食い下がる佑那を見てシュルツは束の間思案した後、ぽつりと告げた。
「わかった。ならば条件を出そう」
「陛下、この度はレイヴンの非礼をお許しいただきありがとうございます」
慇懃な態度で口火を切ったメルヒの瞳には何の感情も含まれていない。見た目は成人前の少年だがこの中で最年長であるというメルヒの言葉には重みがあった。
「しかしながら姫君であってもお聞かせできる内容ではないことを、ご理解いただけないでしょうか?」
シュルツの膝の上で俯いている佑那に全員の視線が注目する。
(うう、だから言ったのに…)
隣に椅子が準備されているにもかかわらず、当然のように膝の上に座らされた。他の人がいる手前、強く抵抗できず目で訴えたが、さらりとかわされてしまったのだ。
シュルツの提示した条件は佑那も会議の場に同席することだった。また同じようなことが起きないとも限らず、心配で会議に身が入らないと言われれば反対していたアーベルもそれを呑むしかなかった。
「それについては問題ない」
そんな反論を予想していたシュルツに、防音魔法を施したイヤーマフを準備すると告げられていた。フワフワの感触が耳に添えられて、顔を上げるとメルヒの口が動いているが何も聞こえない。しかし何故か他の大公たちの様子がおかしい。唖然とした表情を浮かべていて、隣に控えているアーベルに顔を向けると、視線を逸らされた。
僅かに首を傾げると、肩を二度優しく叩かれた。
(これは、大丈夫、の合図だから、気にしなくていいのかな?)
だから佑那は暇つぶし用に持ってきた本を広げて、読書に集中することにした。
姫が陛下に熱心に会議を行うよう進言されたと聞き、アーベルはほっと胸を撫でおろしていた。
御前会議そのものが重要であることは間違いないが、今回は少々事情が異なっている。一部の魔物から陛下に対する不信の声が上がっているとの報告があったからだ。
『人間の娘を寵愛するあまり自分たち魔物を蔑ろにしている』
確かに陛下は姫を寵愛しているが、結界を張り魔物を護っていることに変わりはない。フィラルドへの侵入を禁じた以外に特別な計らいをしておらず、魔物を排除するようなこともない。
それゆえに三大公にそれを知らしめる必要があり、愚かな噂を一蹴するためにも重要な会議だったのだ。
(――それなのに、レイヴン殿が先走った真似をするとは……)
姫が怖がるからその場で始末されなかっただけのこと。恐らく陛下は絶対に許していないだろう。姫の不安を取り除くために、とりあえず追い出すよう命じただけなのだ。
レイヴンは自分と似た部分もあり、今回のことも陛下を思っての行動だとは分かっている。問題なのは残りの大公だった。メルヒは少年のような見た目だが、先代魔王にも仕えていた過去がある。常に柔らかい笑みを浮かべているが、誰よりも冷静で物事を俯瞰しており公正かつ誇り高いメルヒが人間の娘に傾倒する陛下に対してどういう反応するか分からない。
またフォルミラは大公唯一の紅一点であり、物静かだが内には激しい攻撃性を秘めている。フィラルドへの侵入を禁じられた区域は彼女の領域であり、そのことに関して姫に良い印象を抱いていない可能性が高い。
(明日は間違いなく荒れるでしょうね……)
そんなアーベルの予想は半分当たって、半分外れることになった。
姫を抱きかかえて現れた陛下に三大公の間に動揺が走った。さらには自分の膝の上に姫を載せるほどの寵愛ぶりを目の当たりにしてレイヴンは目を丸くして、メルヒは面白そうに眼を細め、フォルミラは無表情を貫いていた。
さらには陛下が姫に付けさせたイヤーマフに全員の目が釘付けになった。
フワフワの桃色の耳当て部分はともかく、その頭上には兎のような耳が追加されている。
「うん、可愛い」
満足そうな一言に室内に再び衝撃が走る。
(陛下にそんな趣味が……!?)
アーベルには全員の心の声が聞こえた気がした。
しばらくしてやや毒気の抜けた声でメルヒが議題について、発言したことでようやく会議は再開されたのだった。
身体を強張らせた佑那を気遣うようにそっと背中を撫でるシュルツに、佑那はようやく力を抜いた。
「ううん、ちょっと驚いただけ。守ってくれてありがとう」
「あれが侵入してまでユナに手を出すなど思いもよらなかった。もう二度と危険な目に遭わせぬ。本当にすまなかった」
襲われた佑那よりも悲痛な表情を浮かべるシュルツを見て、申し訳ないという気持ちすら覚えてくる。佑那が魔物であれば自分の身ぐらい守れたかもしれないと。
「シュルツのせいじゃないよ。…それより、会議はまだ終わっていないんでしょう?私はもう大丈夫だからシュルツは戻って」
「此度の会議は中止だ。このような騒ぎを起こすような輩をこの城に留めておくわけにはいかぬ。それにユナが心配で離れたくない」
ストレートな表現に嬉しく思う気持ちもあったが、アーベルの言葉が気にかかった。魔王であるシュルツの発言が最も重いものだとしても、各地に権限を与えている大公たちを軽んじるような真似をすれば魔王への反発に繋がらないだろうか。
「でも大事な会議なんだよね?」
「我にとってユナよりも大事なものなど有り得ぬ。魔王の地位とて望んだものではないし、捨ててしまってもよい」
本気で言っているのが分かるからこそ、嬉しいと思うよりも申し訳なさが先に立つ。佑那の知っている限りシュルツは立派に魔王としての責務を果たしているのに、何も出来ない自分のために本当に魔王の座を降りる選択をさせてしまうことになれば、罪悪感に苛まされるだろう。
そんな佑那の表情に気づいたシュルツが口にしたのは別のことだった。
「ユナ、心配するな。もし辞してもフィラルドに戦を仕掛けるような真似はさせぬ」
確かに魔王であるシュルツの命令でフィラルド国への侵入は禁じられていたが、ユナが心配していたのはそこではない。佑那が自分のことばかり考えていると思われているようで、少し苛立ってしまった。
「シュルツ、そういうことじゃなくて。私のせいで評価を落とされてしまうのが嫌なの」
「そんなこと露ほども気にならぬ。ミアに菓子でも用意させよう」
あっさりと告げるシュルツは本当に気にしていないように見える。だが一方で本当にどうでもいいことならずっと魔王の地位に留まっていなかっただろう。他人に興味が薄いのにそれでも魔王でいたのはこの場所を、同族を守るために努力して結果なのだと佑那は思っている。
正直、大公に対して不安もあるし、ただのワガママなのかもしれないが大切な人が頑張ってきた結果を無かったことにしたくない。
「ねえ、やっぱり会議に出て欲しい、です」
何も出来ないからこそシュルツの足を引っ張るようなことはしたくなかった。
食い下がる佑那を見てシュルツは束の間思案した後、ぽつりと告げた。
「わかった。ならば条件を出そう」
「陛下、この度はレイヴンの非礼をお許しいただきありがとうございます」
慇懃な態度で口火を切ったメルヒの瞳には何の感情も含まれていない。見た目は成人前の少年だがこの中で最年長であるというメルヒの言葉には重みがあった。
「しかしながら姫君であってもお聞かせできる内容ではないことを、ご理解いただけないでしょうか?」
シュルツの膝の上で俯いている佑那に全員の視線が注目する。
(うう、だから言ったのに…)
隣に椅子が準備されているにもかかわらず、当然のように膝の上に座らされた。他の人がいる手前、強く抵抗できず目で訴えたが、さらりとかわされてしまったのだ。
シュルツの提示した条件は佑那も会議の場に同席することだった。また同じようなことが起きないとも限らず、心配で会議に身が入らないと言われれば反対していたアーベルもそれを呑むしかなかった。
「それについては問題ない」
そんな反論を予想していたシュルツに、防音魔法を施したイヤーマフを準備すると告げられていた。フワフワの感触が耳に添えられて、顔を上げるとメルヒの口が動いているが何も聞こえない。しかし何故か他の大公たちの様子がおかしい。唖然とした表情を浮かべていて、隣に控えているアーベルに顔を向けると、視線を逸らされた。
僅かに首を傾げると、肩を二度優しく叩かれた。
(これは、大丈夫、の合図だから、気にしなくていいのかな?)
だから佑那は暇つぶし用に持ってきた本を広げて、読書に集中することにした。
姫が陛下に熱心に会議を行うよう進言されたと聞き、アーベルはほっと胸を撫でおろしていた。
御前会議そのものが重要であることは間違いないが、今回は少々事情が異なっている。一部の魔物から陛下に対する不信の声が上がっているとの報告があったからだ。
『人間の娘を寵愛するあまり自分たち魔物を蔑ろにしている』
確かに陛下は姫を寵愛しているが、結界を張り魔物を護っていることに変わりはない。フィラルドへの侵入を禁じた以外に特別な計らいをしておらず、魔物を排除するようなこともない。
それゆえに三大公にそれを知らしめる必要があり、愚かな噂を一蹴するためにも重要な会議だったのだ。
(――それなのに、レイヴン殿が先走った真似をするとは……)
姫が怖がるからその場で始末されなかっただけのこと。恐らく陛下は絶対に許していないだろう。姫の不安を取り除くために、とりあえず追い出すよう命じただけなのだ。
レイヴンは自分と似た部分もあり、今回のことも陛下を思っての行動だとは分かっている。問題なのは残りの大公だった。メルヒは少年のような見た目だが、先代魔王にも仕えていた過去がある。常に柔らかい笑みを浮かべているが、誰よりも冷静で物事を俯瞰しており公正かつ誇り高いメルヒが人間の娘に傾倒する陛下に対してどういう反応するか分からない。
またフォルミラは大公唯一の紅一点であり、物静かだが内には激しい攻撃性を秘めている。フィラルドへの侵入を禁じられた区域は彼女の領域であり、そのことに関して姫に良い印象を抱いていない可能性が高い。
(明日は間違いなく荒れるでしょうね……)
そんなアーベルの予想は半分当たって、半分外れることになった。
姫を抱きかかえて現れた陛下に三大公の間に動揺が走った。さらには自分の膝の上に姫を載せるほどの寵愛ぶりを目の当たりにしてレイヴンは目を丸くして、メルヒは面白そうに眼を細め、フォルミラは無表情を貫いていた。
さらには陛下が姫に付けさせたイヤーマフに全員の目が釘付けになった。
フワフワの桃色の耳当て部分はともかく、その頭上には兎のような耳が追加されている。
「うん、可愛い」
満足そうな一言に室内に再び衝撃が走る。
(陛下にそんな趣味が……!?)
アーベルには全員の心の声が聞こえた気がした。
しばらくしてやや毒気の抜けた声でメルヒが議題について、発言したことでようやく会議は再開されたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】異世界転移した私、なぜか全員に溺愛されています!?
きゅちゃん
恋愛
残業続きのOL・佐藤美月(22歳)が突然異世界アルカディア王国に転移。彼女が持つ稀少な「癒しの魔力」により「聖女」として迎えられる。優しく知的な宮廷魔術師アルト、粗野だが誠実な護衛騎士カイル、クールな王子レオン、最初は敵視する女騎士エリアらが、美月の純粋さと癒しの力に次々と心を奪われていく。王国の危機を救いながら、美月は想像を絶する溺愛を受けることに。果たして美月は元の世界に帰るのか、それとも新たな愛を見つけるのか――。
『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』
透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。
「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」
そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが!
突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!?
気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態!
けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で――
「なんて可憐な子なんだ……!」
……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!?
これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!?
ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆
転生したら地味ダサ令嬢でしたが王子様に助けられて何故か執着されました
古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄され
恋愛
皆様の応援のおかげでHOT女性向けランキング第7位獲得しました。
前世病弱だったニーナは転生したら周りから地味でダサいとバカにされる令嬢(もっとも平民)になっていた。「王女様とか公爵令嬢に転生したかった」と祖母に愚痴ったら叱られた。そんなニーナが祖母が死んで冒険者崩れに襲われた時に助けてくれたのが、ウィルと呼ばれる貴公子だった。
恋に落ちたニーナだが、平民の自分が二度と会うことはないだろうと思ったのも、束の間。魔法が使えることがバレて、晴れて貴族がいっぱいいる王立学園に入ることに!
しかし、そこにはウィルはいなかったけれど、何故か生徒会長ら高位貴族に絡まれて学園生活を送ることに……
見た目は地味ダサ、でも、行動力はピカ一の地味ダサ令嬢の巻き起こす波乱万丈学園恋愛物語の始まりです!?
小説家になろうでも公開しています。
第9回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作品
【完結】神から貰ったスキルが強すぎなので、異世界で楽しく生活します!
桜もふ
恋愛
神の『ある行動』のせいで死んだらしい。私の人生を奪った神様に便利なスキルを貰い、転生した異世界で使えるチートの魔法が強すぎて楽しくて便利なの。でもね、ここは異世界。地球のように安全で自由な世界ではない、魔物やモンスターが襲って来る危険な世界……。
「生きたければ魔物やモンスターを倒せ!!」倒さなければ自分が死ぬ世界だからだ。
異世界で過ごす中で仲間ができ、時には可愛がられながら魔物を倒し、食料確保をし、この世界での生活を楽しく生き抜いて行こうと思います。
初めはファンタジー要素が多いが、中盤あたりから恋愛に入ります!!
【完結】異世界転移したら騎士団長と相思相愛になりました〜私の恋を父と兄が邪魔してくる〜
伽羅
恋愛
愛莉鈴(アリス)は幼馴染の健斗に片想いをしている。
ある朝、通学中の事故で道が塞がれた。
健斗はサボる口実が出来たと言って愛莉鈴を先に行かせる。
事故車で塞がれた道を電柱と塀の隙間から抜けようとすると妙な違和感が…。
気付いたら、まったく別の世界に佇んでいた。
そんな愛莉鈴を救ってくれた騎士団長を徐々に好きになっていくが、彼には想い人がいた。
やがて愛莉鈴には重大な秘密が判明して…。
治療係ですが、公爵令息様がものすごく懐いて困る~私、男装しているだけで、女性です!~
百門一新
恋愛
男装姿で旅をしていたエリザは、長期滞在してしまった異国の王都で【赤い魔法使い(男)】と呼ばれることに。職業は完全に誤解なのだが、そのせいで女性恐怖症の公爵令息の治療係に……!?「待って。私、女なんですけども」しかも公爵令息の騎士様、なぜかものすごい懐いてきて…!?
男装の魔法使い(職業誤解)×女性が大の苦手のはずなのに、ロックオンして攻めに転じたらぐいぐいいく騎士様!?
※小説家になろう様、ベリーズカフェ様、カクヨム様にも掲載しています。
転生したので推し活をしていたら、推しに溺愛されました。
ラム猫
恋愛
異世界に転生した|天音《あまね》ことアメリーは、ある日、この世界が前世で熱狂的に遊んでいた乙女ゲームの世界であることに気が付く。
『煌めく騎士と甘い夜』の攻略対象の一人、騎士団長シオン・アルカス。アメリーは、彼の大ファンだった。彼女は喜びで飛び上がり、推し活と称してこっそりと彼に贈り物をするようになる。
しかしその行為は推しの目につき、彼に興味と執着を抱かれるようになったのだった。正体がばれてからは、あろうことか美しい彼の側でお世話係のような役割を担うことになる。
彼女は推しのためならばと奮闘するが、なぜか彼は彼女に甘い言葉を囁いてくるようになり……。
※この作品は、『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる