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第47話
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ここは、900年ほど前のエルフの里。
ハンスとフィーネは、前にも増して一緒に過ごす事が多くなった。
二人は毎日のように里の中心の大木に通い、愛を育んだ。
そんなある日のことだった。
「怪我人だ!道を開けてくれ!誰か処置を頼む!」
狩りに出ていたエルフの一人が大怪我を負って帰ってきた。
狩りをしている最中に、巨大な魔物に襲われたらしい。恐らくグリズリーだろう。
魔神ザハークが倒されてから、強力な魔物は出なくなったはずだが......
「恐らくグリズリーだろう。何でこんなところに。」
里の大人たちは、緊急事態ということで、里の長の家に集まって話し合った。
「ハンス、里は大丈夫かな?」
フィーネが不安げに話す。
「きっと大人たちが何とかしてくれるよ。」
ハンスも不安そうだ。
大人たちの話し合いは、明け方まで続いた。
取り敢えずは、里の守りを固めることになった。周囲を木の壁で囲む。女子供は、当面外出禁止。弓や矢をたくさん作って、敵襲に備えた。
捜索隊が結成され、里の周りの魔物を調べた結果、グリズリーやウェアウルフ、ゴーレムにサイクロップスなど大型の魔物の群れが、里の周囲を取り囲んでいる事がわかった。
逃げ場は無い。絶望的な状況だった。
ハンスの家族とフィーネの家族は1ヶ所に固まって隠れていた。父親は魔物との戦いに駆り出されている。
里の周囲には松明が配置され、弓を構えた男たちが、周りを窺う。
「フィーネ、離れるなよ。」
ハンスが周りを警戒しながら言う。
「怖いよ、ハンス。」
フィーネはハンスの腕をしっかりと握っている。
「魔物が来たぞー!」
暗闇を裂くような声が響いた。
急に大人たちが慌ただしく動き出す。
暗闇の置くから魔物の群れが現れた。
怪しく蠢く黒い塊は次第にハッキリとしてくる。
「射てー!」
一斉に矢が魔物に向けて放たれる。
ギャー!グワーッ!
魔物が次々に倒れていく。
「休むな!射ちまくれ!」
巨大な魔物が木で作った防御壁に迫ってくる。
そして、ついに壁が破られてしまった。
「逃げろ!撤退だ!」
大人たちが次々と持ち場を離れて逃げていく。
「フィーネ、この里はもうダメだ。一緒に逃げよう。」
「お父さんはどこ?一緒に探して!ハンス。」
「分かった。一緒に探そう。」
ハンスはフィーネの手を引き、大人たちが逃げる方向と逆に向かって走り出した。
「お父さん!」「父さんどこだ!」
「ハンス!」
ハンスの父親の声がした。
「父さん!」
ハンスは父親の方が気になって、フィーネの手を離してしまった。
「ハンス!」
フィーネは、逃げる大人たちの波に押されてハンスとはぐれてしまった。
「お父さんを探さなきゃ。」
フィーネは、ハンスと逆の方向に歩き出した。
「お父さん!どこにいるの!」
フィーネが叫ぶが返事はない。
その時、
「フィーネ!」
フィーネが声に振り返ると、崩れた家の下敷きになった母親がいた。
「お母さん!」
フィーネが駆け寄る。
「フィーネ...逃げなさい...」
「お母さん!今、助けるから!」
フィーネは母親の手を引いて助けようとするがピクリとも動かない。
「お母さん、今助けを呼んでくるから、待ってて!」
フィーネは助けを求めて走り出した。
「誰か!助けて!」
フィーネが必死になって呼び掛けるが、誰も助けてくれない。
「誰か!誰か!お願い!助けて!」
フィーネの叫びが虚しく響く。
ウガーッ!
フィーネの背後に巨大な影が迫っていた。
フィーネが振り返るとそこにはゴーレムがいた。
「ヒィッ!イヤッ!」
フィーネが逃げようとした時、ゴーレムが人を掴んでいるのが見えた。
それは、フィーネの父親だった。
「お、お父さん!」
フィーネが叫ぶが反応がない。
ゴーレムは腕を振り上げ、掴んでいたフィーネの父親の身体を投げた。
その身体はまるで小石のように遠くに飛んで行った。
「やめて!お父さんが!」
フィーネの声を聞いて、ゴーレムが向かって来る。
フィーネは必死に逃げた。
美しかったエルフの里は炎に包まれている。魔物たちは、エルフを踏み潰し、握り潰し、噛み殺し、喰い殺していた。
その悪夢のような光景の中を
フィーネは必死に走り抜けた。
ドカーンッ!ドーン!
あちらこちらで爆発が起こる。
エルフの里の外れまでフィーネがたどり着いた時、巨大な一つ目の魔物が目の前に立ち塞がった。サイクロップスだ。
フィーネは、サイクロップスを、かわして逃げようとした。が、信じられない光景が目に飛び込んできた。
サイクロップスが大きな口を開けている。
そこには、下半身まで飲み込まれたハンスがいた。
「ハンス!」
フィーネが叫ぶ。
ハンスが苦悶の表情を浮かべながら、フィーネの方を向いた。
ハンスは微笑みながら言った。
「フィーネ、ありがとう。大好きだよ。」
次の瞬間、サイクロップスはハンスを一飲みにした。
「ハンス!イヤーッ!!!!」
フィーネは叫んだ。涙が溢れて止まらない。しかし、今は泣いている時ではない。
フィーネは涙を拭い、里の外に向かって走り出した。
無我夢中で走り続け、気がつくと夜が明けていた。
フィーネは何日も森の中を彷徨った。
何日経っただろうか?
目の前が開け、ボロボロの丸太小屋が現れた。
フィーネは、ヨロヨロと玄関まで歩き扉を開けて、そのまま倒れ込み気を失った。
今から900年ほど前のことである。
ハンスとフィーネは、前にも増して一緒に過ごす事が多くなった。
二人は毎日のように里の中心の大木に通い、愛を育んだ。
そんなある日のことだった。
「怪我人だ!道を開けてくれ!誰か処置を頼む!」
狩りに出ていたエルフの一人が大怪我を負って帰ってきた。
狩りをしている最中に、巨大な魔物に襲われたらしい。恐らくグリズリーだろう。
魔神ザハークが倒されてから、強力な魔物は出なくなったはずだが......
「恐らくグリズリーだろう。何でこんなところに。」
里の大人たちは、緊急事態ということで、里の長の家に集まって話し合った。
「ハンス、里は大丈夫かな?」
フィーネが不安げに話す。
「きっと大人たちが何とかしてくれるよ。」
ハンスも不安そうだ。
大人たちの話し合いは、明け方まで続いた。
取り敢えずは、里の守りを固めることになった。周囲を木の壁で囲む。女子供は、当面外出禁止。弓や矢をたくさん作って、敵襲に備えた。
捜索隊が結成され、里の周りの魔物を調べた結果、グリズリーやウェアウルフ、ゴーレムにサイクロップスなど大型の魔物の群れが、里の周囲を取り囲んでいる事がわかった。
逃げ場は無い。絶望的な状況だった。
ハンスの家族とフィーネの家族は1ヶ所に固まって隠れていた。父親は魔物との戦いに駆り出されている。
里の周囲には松明が配置され、弓を構えた男たちが、周りを窺う。
「フィーネ、離れるなよ。」
ハンスが周りを警戒しながら言う。
「怖いよ、ハンス。」
フィーネはハンスの腕をしっかりと握っている。
「魔物が来たぞー!」
暗闇を裂くような声が響いた。
急に大人たちが慌ただしく動き出す。
暗闇の置くから魔物の群れが現れた。
怪しく蠢く黒い塊は次第にハッキリとしてくる。
「射てー!」
一斉に矢が魔物に向けて放たれる。
ギャー!グワーッ!
魔物が次々に倒れていく。
「休むな!射ちまくれ!」
巨大な魔物が木で作った防御壁に迫ってくる。
そして、ついに壁が破られてしまった。
「逃げろ!撤退だ!」
大人たちが次々と持ち場を離れて逃げていく。
「フィーネ、この里はもうダメだ。一緒に逃げよう。」
「お父さんはどこ?一緒に探して!ハンス。」
「分かった。一緒に探そう。」
ハンスはフィーネの手を引き、大人たちが逃げる方向と逆に向かって走り出した。
「お父さん!」「父さんどこだ!」
「ハンス!」
ハンスの父親の声がした。
「父さん!」
ハンスは父親の方が気になって、フィーネの手を離してしまった。
「ハンス!」
フィーネは、逃げる大人たちの波に押されてハンスとはぐれてしまった。
「お父さんを探さなきゃ。」
フィーネは、ハンスと逆の方向に歩き出した。
「お父さん!どこにいるの!」
フィーネが叫ぶが返事はない。
その時、
「フィーネ!」
フィーネが声に振り返ると、崩れた家の下敷きになった母親がいた。
「お母さん!」
フィーネが駆け寄る。
「フィーネ...逃げなさい...」
「お母さん!今、助けるから!」
フィーネは母親の手を引いて助けようとするがピクリとも動かない。
「お母さん、今助けを呼んでくるから、待ってて!」
フィーネは助けを求めて走り出した。
「誰か!助けて!」
フィーネが必死になって呼び掛けるが、誰も助けてくれない。
「誰か!誰か!お願い!助けて!」
フィーネの叫びが虚しく響く。
ウガーッ!
フィーネの背後に巨大な影が迫っていた。
フィーネが振り返るとそこにはゴーレムがいた。
「ヒィッ!イヤッ!」
フィーネが逃げようとした時、ゴーレムが人を掴んでいるのが見えた。
それは、フィーネの父親だった。
「お、お父さん!」
フィーネが叫ぶが反応がない。
ゴーレムは腕を振り上げ、掴んでいたフィーネの父親の身体を投げた。
その身体はまるで小石のように遠くに飛んで行った。
「やめて!お父さんが!」
フィーネの声を聞いて、ゴーレムが向かって来る。
フィーネは必死に逃げた。
美しかったエルフの里は炎に包まれている。魔物たちは、エルフを踏み潰し、握り潰し、噛み殺し、喰い殺していた。
その悪夢のような光景の中を
フィーネは必死に走り抜けた。
ドカーンッ!ドーン!
あちらこちらで爆発が起こる。
エルフの里の外れまでフィーネがたどり着いた時、巨大な一つ目の魔物が目の前に立ち塞がった。サイクロップスだ。
フィーネは、サイクロップスを、かわして逃げようとした。が、信じられない光景が目に飛び込んできた。
サイクロップスが大きな口を開けている。
そこには、下半身まで飲み込まれたハンスがいた。
「ハンス!」
フィーネが叫ぶ。
ハンスが苦悶の表情を浮かべながら、フィーネの方を向いた。
ハンスは微笑みながら言った。
「フィーネ、ありがとう。大好きだよ。」
次の瞬間、サイクロップスはハンスを一飲みにした。
「ハンス!イヤーッ!!!!」
フィーネは叫んだ。涙が溢れて止まらない。しかし、今は泣いている時ではない。
フィーネは涙を拭い、里の外に向かって走り出した。
無我夢中で走り続け、気がつくと夜が明けていた。
フィーネは何日も森の中を彷徨った。
何日経っただろうか?
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今から900年ほど前のことである。
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