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【第五章:エデン第五区画/特殊物理学研究ラボ】
【第83話】
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エデン第五区画、白と黒の染みだらけになった特殊物理学研究施設内。
『パンツ!!』
『あだっ!?』
BB弾を後頭部に当てられ、後ろを振り向くモンキーマン。
『そこかブウ!!』
壁の白染み突き出すからモデルガンを持った細腕に気付いたピッグマンは肩に力を入れ、ボディスラムを食らわせる。
『ピッグマン君、左ですぞ!!』
『あだっ!!』
壁にショルダータックルをぶちかました直後、その背後の床白染から飛び出してきたキンカクに気が付いたカッパマン。
『ハリセン!!』
『あだあ!!』
マンガみたいな巨大ハリセンを上段に構えて飛び出してきた上位管理者ブンドロイド・キンカクは豚頭に振り下ろし攻撃。
ピッグマンを怯ませるや否やヒット&アウェイで近くの黒染みに飛び込んで姿を消す。
「くっ……」
壁に固着したホワイトホールとブラックホールを出入りし、神出鬼没の奇襲を繰り返す上位管理者アンドロイド・キンカク&ギンカク、そしてその策に踊らされるばかりのサン博士と3体の人型戦闘用アンドロイド達。
原理は全くわからないが、生身&アンドロイドボディの自分たちにとっては逃げ場のないこの金ぴかドラム缶内のような実験施設空間は奴らのホームグラウンド。
そしてBB弾しか使えないモデルガンやハリセンのような殺傷力皆無のオモチャを用いているのは生け捕りを命じられている生身の人間である自分を傷つけないようにしつつ戦闘用人型アンドロイド達の人工知能を過剰処理に追い込んで機能阻害するための挑発行為。
『美尻ゲッツ!!』
「ぴゃあん!?」
チーム・サンのリーダーとして冷静に戦況分析と情報収集をしつつもキンカク&ギンカクに捕まらないように黒染みの上を跳ね駆け続けていたサン博士は不意に臀部を叩かれ、ありえない声と共に転倒。
『せいっ!!』
「うおっ!?」
床に倒れた所で白染みから突き出してきた手をかろうじて回避する。
『そこかあっ!!』
サン博士の危機を前にすぐさまキンカクorギンカクの腕に超振動ブレイドを投郷するカッパマン。
そのニンジャアタックはサン博士の腕から数センチと離れていない床に突き刺さったものの、敵の細腕は雲散霧消してしまう。
『ここは危険だ……俺らはとにかく生身の博士だけでもどこか安全な場所に!!』
地面に倒れた博士を助け起こしつつカッパマンとピッグマンに提案するモンキーマン。
『そんなとこあるわけないブウ!?』
『そうですぞ、モンキーマン殿!!』
「2人の言う通りだわ、モンキーマン……ここを出るには奴らを倒すしかないわ」
『……あっ、ああ。そうだな博士』
目をビキビキにブチぎれさせ、鬼人の圧を纏ったサン博士に気圧されて引いてしまうモンキーマン。
「あのクソガキ共、私のお尻を二回も触るなんて……将来困らないようにお姉さんとしてかなりきつめのお灸を据えてやらないと。 そう思うでしょ、カッパマン?」
『はっ、はい!! その通りでございますな博士!! 私、紳士として申し上げますが……お胸は幾分か控えめでも魅惑の美スタイルな博士殿の美しき誉部をおさわりチカンするなど言語道断!!
上位管理者アンドロイドでも問答無用で悪・即・斬!! SHIKEIに処すべき罪でございます!!』
(おい、バカ!! そこは触れて差し上げるな!!)
(おめえ、死にてえのか!! バカカッパ!!)
一触即発の状況下、サン博士の逆鱗TNT地雷を甲高い声で踏み抜いたカッパマンに人工知能通信でアンドロイド達。
「うふふ、カッパマンありがとう……事実を言ってくれて。そろそろ潮時だし本命のモグラ退治と行きましょうか?」
キンカク orギンカクに引っばたかれたお尻を黒ボディースーツ上からさすりつつ、ゆらりと二丁電撃銃を抜いたサン博士。
『……博士を援護するぞ!!』
『イェス・サー!!』
その意図を察したモンキーマンとカッパマン、ピッグマンはサン博士を囲うように距離を取り、背中合わせに円の構えを取る。
【MMS 第84話につづく】
『パンツ!!』
『あだっ!?』
BB弾を後頭部に当てられ、後ろを振り向くモンキーマン。
『そこかブウ!!』
壁の白染み突き出すからモデルガンを持った細腕に気付いたピッグマンは肩に力を入れ、ボディスラムを食らわせる。
『ピッグマン君、左ですぞ!!』
『あだっ!!』
壁にショルダータックルをぶちかました直後、その背後の床白染から飛び出してきたキンカクに気が付いたカッパマン。
『ハリセン!!』
『あだあ!!』
マンガみたいな巨大ハリセンを上段に構えて飛び出してきた上位管理者ブンドロイド・キンカクは豚頭に振り下ろし攻撃。
ピッグマンを怯ませるや否やヒット&アウェイで近くの黒染みに飛び込んで姿を消す。
「くっ……」
壁に固着したホワイトホールとブラックホールを出入りし、神出鬼没の奇襲を繰り返す上位管理者アンドロイド・キンカク&ギンカク、そしてその策に踊らされるばかりのサン博士と3体の人型戦闘用アンドロイド達。
原理は全くわからないが、生身&アンドロイドボディの自分たちにとっては逃げ場のないこの金ぴかドラム缶内のような実験施設空間は奴らのホームグラウンド。
そしてBB弾しか使えないモデルガンやハリセンのような殺傷力皆無のオモチャを用いているのは生け捕りを命じられている生身の人間である自分を傷つけないようにしつつ戦闘用人型アンドロイド達の人工知能を過剰処理に追い込んで機能阻害するための挑発行為。
『美尻ゲッツ!!』
「ぴゃあん!?」
チーム・サンのリーダーとして冷静に戦況分析と情報収集をしつつもキンカク&ギンカクに捕まらないように黒染みの上を跳ね駆け続けていたサン博士は不意に臀部を叩かれ、ありえない声と共に転倒。
『せいっ!!』
「うおっ!?」
床に倒れた所で白染みから突き出してきた手をかろうじて回避する。
『そこかあっ!!』
サン博士の危機を前にすぐさまキンカクorギンカクの腕に超振動ブレイドを投郷するカッパマン。
そのニンジャアタックはサン博士の腕から数センチと離れていない床に突き刺さったものの、敵の細腕は雲散霧消してしまう。
『ここは危険だ……俺らはとにかく生身の博士だけでもどこか安全な場所に!!』
地面に倒れた博士を助け起こしつつカッパマンとピッグマンに提案するモンキーマン。
『そんなとこあるわけないブウ!?』
『そうですぞ、モンキーマン殿!!』
「2人の言う通りだわ、モンキーマン……ここを出るには奴らを倒すしかないわ」
『……あっ、ああ。そうだな博士』
目をビキビキにブチぎれさせ、鬼人の圧を纏ったサン博士に気圧されて引いてしまうモンキーマン。
「あのクソガキ共、私のお尻を二回も触るなんて……将来困らないようにお姉さんとしてかなりきつめのお灸を据えてやらないと。 そう思うでしょ、カッパマン?」
『はっ、はい!! その通りでございますな博士!! 私、紳士として申し上げますが……お胸は幾分か控えめでも魅惑の美スタイルな博士殿の美しき誉部をおさわりチカンするなど言語道断!!
上位管理者アンドロイドでも問答無用で悪・即・斬!! SHIKEIに処すべき罪でございます!!』
(おい、バカ!! そこは触れて差し上げるな!!)
(おめえ、死にてえのか!! バカカッパ!!)
一触即発の状況下、サン博士の逆鱗TNT地雷を甲高い声で踏み抜いたカッパマンに人工知能通信でアンドロイド達。
「うふふ、カッパマンありがとう……事実を言ってくれて。そろそろ潮時だし本命のモグラ退治と行きましょうか?」
キンカク orギンカクに引っばたかれたお尻を黒ボディースーツ上からさすりつつ、ゆらりと二丁電撃銃を抜いたサン博士。
『……博士を援護するぞ!!』
『イェス・サー!!』
その意図を察したモンキーマンとカッパマン、ピッグマンはサン博士を囲うように距離を取り、背中合わせに円の構えを取る。
【MMS 第84話につづく】
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